平成 27 年度 事業計画 公 益 社 団 法人 日本 カ ヌー 連盟( 以下「 本 連盟」 とい う。) は 、我が 国に おけ る カヌースポーツの統轄団体として、その社会的役割と責任を果たすため、定款 に基 づ い て 下 記の 公 益目 的事 業 を 遂行 す るも のと する 。 ま た 2020 年東 京オ リン ピッ ク・パ ラリ ンピ ック に向 け 、JOC、JSC(日 本 ス ポーツ振興センター)をはじめ、東京都オリンピック・パラリンピック準備局 (以 下 「 東 京都 」と いう)、東京 オリ ン ピッ ク・パ ラリ ンピ ック 競技 大会 組織 委 員会 ( 以 下 「 組織 委 員会 」とい う)、併 せて 本年 秋に 設立 が 予定 され てい るス ポ ーツ庁との緊密な連携が、本年度以降最大の事業案件として位置づけられなけ れば なら ない 。そ の 為の 組織 ・体 制や 事 業計 画・ 事業 予算 に 関し ては 、平成 27 年度途中で極めて大きな修正を要するものと想定される。その場合本連盟には 適切 かつ 迅速 な対 応 が求 めら れる 。 先 行 し て いる カヌ ー 競技 会場 計画 の諸 課 題に つい ては 、 「2020 オリン ピッ ク ・ パ ラ リン ピッ クプ ロ ジェ クト」の『 施設 関係 プロ ジ ェ ク ト 』で 継 続 し て 東 京 都 ・ 組織委員会と協議するものとする。スラローム競技に関しては葛西臨海公園隣 接の 予 定 地 に 恒久 施 設と して 設立 が決 定 され てお り 、2017 年の コー ス完 成を 目 指すものとする。またスプリントコースについては、カヌー競技のオリンピッ ク 会 場 に 相応 しい 会 場候 補地 の決 定を 東 京都・組織 委員 会に 求め るも のと す る 。 1.公 益 事 業の 柱の ひと つで ある 競技 会 の運 営を これ まで 通 り 円 滑に 実施 す る 。 2.2016 年 リオ デ ジャ ネイ ロ、2020 年東 京オ リン ピッ ク・パ ラリ ンピ ッ クで の メダル獲得に向けて、オリンピック・パラリンピック種目の飛躍的な国際競 技力向上を期するものとし、トップアスリートの更なる競技力強化を図り、 と り わ け 2020 年に 向け ては ジュ ニア 育 成・強 化、パ ラ リン ピ ッ クの 体制 確 立 が 急 務 で あり 喫緊 の 課題 とす る。 3.オリンピック種目以外のカヌー競技においても、国内での更なる普及・振 興を図る一方、各競技とも世界選手権等へ選手を派遣する。またレクリエー ションカヌーの振興を旨としカヌー人口の裾野拡大を図るとともに、誰もが 1 享 受 で き る生 涯ス ポ ーツ とし て 心 身の 育 成や 健康 の増 進に 寄 与す る。 4.アジア地域会長国である唯一の中央競技団体として、引き続き日本がアジ ア カ ヌ ー 連盟 のみ な らず 国際 カヌ ー連 盟( ICF)に おい て 中 心的 な役 割を 担う こ と と す る。2020 年 東京 オリ ンピ ック・パラ リン ピッ クに 向 けて 国際 競技 会、 国 際 会 議 とそ れら に 関連 する ITO 試験 の実 施な ど、 オリ ン ピッ ク開 催の た め の体 制作 りに 万全 を 期す もの と し 、 2020 年オ リ ンピ ック カ ヌー 競技 を成 功裡 に 導 く 確 かな 布石 と する 5 .上 記 の 公 益 目的 諸 事 業を 達成 する た め 、円滑 な事 業 運用 を図 るも のと する 。 以 上 の 目 標を 達成 す るた め 、下 記の 通り 平成 27 年度 の 事 業 計画 を立 案し て 会 員 、 加 盟 団体 、 及 び 関係 機関 ・団 体と の 連携 のも とに 事業 運 営を 行な う 。 Ⅰ.競 技 会 運 営 事 業 〔47,563 千円 〕 本連 盟は 、国 内外 の カヌ ース ポー ツの 動 向を 見極 めつ つ、審 判員 制度 の確 立、 指導者の育成、ドーピング防止、危機管理の徹底など競技運営に関わる諸施策 を 遂 行 す る。特に 2020 年に向 けて 国際 審判 員の 育成 を重 要 課題 と位 置付 ける 。 国内の競技運営については、最高権威である日本選手権大会を始め、従来行わ れ て い る 各種 競技 会 を円 滑に 実施 する も のと し、 か つ 2016 年以 降に 予定 さ れ てい る国 際大 会の 競 技運 営を 可能 にす る 人的 整備 やノ ウハ ウ の蓄 積を 行う 。 1) 本 年 度の カヌ ー スプ リン トナ ショ ナ ルチ ーム 編成 のた め 、 2015 カヌー スプ リン ト海 外派 遣選 手 選考 会 、及び 2015 カヌ ース プリ ント ジ ュニ ア海 外派 遣 選手 選考 会( 香川 県 坂出 市) を開 催す る 。 同 時に パラ カヌ ー スプ リン ト 海 外 派 遣選 手選 考会 を 開催 する 。加え て本 年 5 月、2015 カヌ ース プリ ント 海 外 派 遣選 手最 終選 考 記録 会( 石川 県小 松 市) を行 う。 2 ) 第 38 回 NHK 杯全 日本 カヌ ース ラ ロー ム競 技大 会( 富 山県 富山 市 ) を開 催 し 、本 大 会を 平成 27 年度日 本 カ ヌー ス ラロ ーム 選手 権大 会 、並 びに 本年 度 のカ ヌー スラ ロー ム ナシ ョナ ルチ ーム 最 終選 考 会 とす る。 ま たこ の期 に 併 せ て 2016 年の アジ ア地 区最 終予 選会 、 引い ては 2020 東京 オリ ンピ ック の ITO 育 成に 資す るた め ITO 試験を 実 施 する 。 3 ) 国民 体育 大会 の カヌ ー競 技は 、全 国 のト ップ アス リー ト が参 加し 、我 が 国 2 のカヌースポーツの普及・振興の原動力であり、最も重要な国内競技会と して位置付けられる。本年度も日本体育協会、地元開催地、県協会、関係 諸 団 体と の充 分な 協 力体 制の もと 、第 70 回国民 体育 大会 の スプ リン ト競 技 (和 歌山 県日 高川 町 )、及 びス ラロ ーム・ワイ ルド ウォ ータ ー 競技( 北山 村 ) を開催する。開催に当たっては参加資格の確認に留意し国体の充実・活性 化 を 図る 。国 体の 競 技種 目に つい ては 、 引続 き早 期に 女 子 C-1 の 導入 を 目 指すものとし、オリンピック種目と連動することによりオリンピックに向 けた 選手 強化 に資 す る も のと する 。 4 )平 成 27 年 度 日 本 カヌ ース プリ ント 選 手権 大会( 石川 県 小 松市)を開 催す る 。 5)文 部科 学大 臣 杯 、平成 27 年度 日本 カ ヌー スプ リン トジ ュ ニア 選手 権大 会( 山 梨県 富士 河口 湖町 ) を開 催 す る。 6 )平 成 27 年 度 日 本カ ヌー ワイ ルド ウ ォー ター 選手 権 大 会( 東京 都青 梅市 )を 開催する 7 ) 2015 カヌ ース ラロ ーム ジャ パン カ ップ (全国 7 会 場 )、2015 カヌー ワイ ル ド ウ ォ ー ター ジャ パ ンカ ップ (全国 6 会 場) を開 催す る。 8 )平成 27 年 度日 本カ ヌー ポロ 選手 権 大会( 山梨 県身 延町 )、並び に平 成 27 年 度日 本 カ ヌー ポロ ジ ュニ ア選 手権 大会 ( 福井 県あ わら 町) を 開催 する 。 9)平 成 27 年 度 日 本カ ヌー フリ ース タ イル 選手 権大 会(山 形県 朝日 町)を 開 催 する。 10)平 成 27 年 度 日 本 ド ラ ゴ ン カ ヌ ー 選 手 権 大 会 ( 埼 玉 県 幸 手 市 ) を 共 催 す る 。 11)JOC ジュ ニア オ リン ピッ ク杯 、平成 26 年度全 国中 学生 カヌ ー大 会( 石 川県 小 松 市) を開 催す る 。 12)カ ヌ ー 艇及 び用 器具 の安 全管 理を 徹 底す るた め、 登録 業 者を 認定 し、 用 器 具の 公認 検定 ・登 録 証の 貼付 を実 施す る 。大 会時 にお ける 点 検を ルー ル に 基 づ き厳 正に 実施 す る。 13)「 審 判 員 制 度」を遵 守し、競技 会 の 正常 化や 各種 検定 業 務・審 判講 習会 な ど の 充 実を 図る 。 3 Ⅱ.競技力向上事業 〔314,371 千円 〕 一 昨 年 9 月 、2020 年東 京オ リン ピッ ク・パ ラリ ンピ ック 開 催が 決ま り、選 手 の競 技 力 向 上 が大 命 題と して 、 中 長期 的 な施 策の 確立 が求 め られ てい た 。 具体 的に は新 たに 発足 さ せた 「 2020 東 京オ リン ピッ ク・ パラ リ ンピ ック プロ ジェ ク ト」 の 『 選手 強化 プ ロジ ェク ト』 を核 に 、強 化部 長を 中心 と して スプ リ ン ト 強 化委 員会 、ス ラロ ー ム強 化委 員会 、コ ー チ陣 が 総 力を 結集 し て選 手強 化体 制を 点検 し、 大命 題に 向 かう 活動 プロ セス の 設定 とそ の成 果が 具 体的 に 求 めら れ て いる 。し か し第 17 回ア ジア 大会( 仁 川 )では、前回 の 広州 アジ ア大 会を 若干 下 回 る メダ ル数 に留 ま った 。 2016 年リオ デジ ャネ イロ オリ ン ピッ クで のメ ダル 獲 得、そ の先 にあ る 2020 年東京 オリ ンピ ック・パラ リン ピッ クで は悲 願で ある メ ダル 獲 得 に 至 る、 よ り確 かな プロ セス を 明ら かに しな けれ ば なら ない 。 その 一環 とし て今 年 度は 、国際 カヌ ー連 盟(ICF)が 主催 す る各 競技 種目 の世 界選 手権 大会 等に 選 手団 を派 遣し 十全 な 成果 を期 する もの と する 。 ま た ジュ ニア ・ジ ュ ニア ユー ス等 、 2020 年 に向 けた 次世 代 選手 の育 成 を 強 力 に推 進 す るた め 、日 本ス ポー ツ振 興セ ン ター( JSC)に よる「タ レ ント 発掘・育 成 コ ンソ ーシ アム と の連 携」 「女 子種 目 の拡 大へ の適 切な 対 策」 「そ して 一 貫 した 指導 体制 」等 々 解決 すべ き多 くの 課 題に 取組 むも のと す る 。 一 方 、 パ ラカ ヌー に つい ては 、 パ ラリ ン ピッ ク選 手の 育成 と 強化 体制 の抜 本 的な 対 策 を 別 途構 築 する 必要 に迫 られ て おり 、体 制整 備に 具 体的 な方 向性 を 確 立す る も の と する 。 上 記 、 選 手の 発掘 ・ 育成 ・強 化を 実現 す るた め に 、ナ ショ ナ ルト レー ニン グ セン タ ー ( NTC)及 び強 化拠 点を 活用 す ると とも に、 綿密 か つ科 学的 なト レー ニン グプ ラン に基 づ いた 強化 策を 実施 す るた め、 国立 スポ ー ツ科 学セ ンタ ー (JISS)の サポ ート スタ ッフ を含 めた 強 力な 現場 体制 の 整 備 を行 うも のと す る 。 1) カヌ ース プリ ン ト世 界選 手権 大会 、 リオ デジ ャネ イロ オ リン ピッ クカ ヌー スプ リン ト第 一次 予 選会 (イ タリ ア・ ミ ラノ )、 同リ オデ ジ ャネ イロ オリ ン ピッ クカ ヌー スプ リ ント アジ ア地 区最 終 予選 会( イン ドネ シ ア・バ レ ンパ ン ) に 選 手 団 を派 遣す る 。ま た、 リ オ デジ ャ ネイ ロオ リン ピッ ク テス トイ ベン ト ( ブ ラ ジ ル・ リオ デ ジャ ネイ ロ ) に選 手 団を 派遣 する 。 4 2) カ ヌ ー ス プリ ン ト、 ワー ルド カッ プ 第 1 戦(ポ ルト ガ ル ・モ ンテ モル )に 選 手 団 を 派遣 する 。 3 ) カ ヌ ー ス プリ ン トジ ュニ ア・U-23 世界 選手 権大 会( ポ ルト ガル ・モ ンテ モ ル) に選 手団 を派 遣 する 。 4) カヌ ース ラロ ー ム世 界選 手権 大会 、 リオ デジ ャネ イロ オ リン ピッ クカ ヌー ス ラ ロ ー ム第 1 次 予 選会 (イ ギ リ ス・ ロ ンド ン) に選 手団 を 派遣 する 。 ま た、 リオ デジ ャ ネイ ロオ リン ピッ ク テス トイ ベン ト( ブ ラジ ル・ リオ デジ ャ ネ イ ロ )に 選手 団 を派 遣す る。 5)カ ヌ ー ス ラ ロー ム、ワー ルド カ ップ 第 1 戦( チェ コ・プ ラハ )、第 2 戦( ポ ー ラ ン ド ・プ ラコ ー )、第 3 戦 (ス ロ バ キア ・ミ クラ シュ ) 、第 4 戦( ス ペ イ ン ・ セ ウ) 、第 5 戦( フラ ンス ・ポ ー )に 選手 団を 派遣 す る。 6 ) カヌ ース ラロ ー ム、 ジュ ニア ・ U-23 世界選 手権 (ブ ラ ジル ・イ グア ス) 7) カヌ ーワ イル ド ウォ ータ ー世 界選 手 権大 会( オー スト リ ア・ ウイ ーン ) に 選 手 団 を 派遣 する 。 8) カヌ ーフ リー ス タイ ル世 界選 手権 大 会( カナ ダ・ オタ ワ )に 選手 団を 派 遣 する。 9 ) 第 16 回 ア ジ ア カ ヌ ー ポ ロ 選 手 権 大 会 ( 中 国 ・ 香 港 ) に 選 手 団 を 派 遣 す る 。 Ⅲ.普及活動 〔7,247 千円 〕 近年のカヌースポーツは、競技種目が多様化し、この為カヌースポーツの普 及・振興に関わる活動は、指導者の育成、安全対策、危機管理、広報・情報活 動等々多岐にわたっている。しかし一方でオリンピック種目を中心にした競技 者人口はここ数年横ばい状況にある。これらの要素を十分踏まえつつ、広報活 動、メディア、マーケティングに軸足を置いた事業運営が求められる。従って 普及 活動 にお いて も 、 2020 東 京オ リン ピッ ク対 応と して の 変革 を開 始し なけ れ ばならない。 1 ) ホー ムペ ージ 再 構築 プロ ジェ クト の 立上 げ 本連 盟の 公式 ホ ーム ペー ジの 更な る 充実 を図 るた め 、平 成 26 年度か ら開 始 した連盟の自主制作による新会員登録システムが、ほぼ初期の目的を達成し 5 たこ と によ り 、 更な る目 標 とし て 、 Web 上 での 会 員登 録 ・ 変更 を 可能 に し 、 懸案の重要課題であるカヌー競技の普及・強化・競技運営等に資するシステ ム開 発に 取組 むた め 、「 ホー ムペ ージ 再 構築 プロ ジェ クト 」を立 ち上 げる 。こ れにより情報発信の更なる即時性と連盟各事業部門の活動支援を目指すもの とする。 2) 機 関 誌 「 Canoe」第 41 号 、 及 び「 平成 27 年 度主 要競 技大 会記 録」 を発 行 する。 3)メディア対応については、新規に大手代理店機能を導入するなかで、具体 的 な 各メ ディ アと の 協力 体制 の構 築に 向 け活 動を 開始 する と とも に、「 ホー ム ペ ー ジ再 構築 プロ ジ ェク ト」 との 連動 を 図る もの とす る。 4 ) キ ャ リア アカ デ ミー 事業 への 参加 JOC ゴ ー ルド プラ ン 委員 会に よる「 現役 続行 のた めの 就職 支 援 」に積 極的 に 取組 み強 化指 定選 手 の競 技活 動継 続の た めの 支援 に留 意す る 。 5)安全対策 カ ヌ ー 愛 好者 に 対す る安 全管 理の 周 知徹 底と 、 ス ポー ツ 安全 保険 への 積 極 的 加 入 の 推進 に努 め る。 6)危機管理マニュアルに基づいて、危機の発生に迅速かつ的確に対応し、関 係者の生命や身体の保護・安全、引いてはカヌースポーツの信頼性の確保 に 努 める 。 7 ) ラ フ ティ ング 、 カヌ ーマ ラソ ン 、 シ ーカ ヤッ ク・ オー シ ャン カヌ ー 、 ス タ ン ド ア ッ プの 各 委 員 会に おい て 競 技の 普 及 を 推進 する 。 8) 平 成 27 年 度 B&G 杯全 国少 年 少女 カヌ ー大 会( 山梨 県 富士 河口 湖町 )を 一 部( 公 財 ) ス ポー ツ 安全 協会 の助 成を 得 て開 催す る。 Ⅳ.国際貢献 〔8,326 千円 〕 本 連 盟 は 国 際 カ ヌ ー 連 盟 ( ICF) 及 び ア ジ ア カ ヌ ー 連 盟 ( ACC)に お い て 、 近 年そ の存 在感 を高 め て き た。 アテ ネオ リ ンピ ック 以降 ICF・ ACC との 交流 に よ り、数々のルール改正やオリンピックのクウォリフィケーション改革などの推 進は、総べて日本の国際競技力向上に向けた施策である。その結果日本のみな 6 らずアジア全域のレベルアップと参加意識の高揚を醸成できたことは特筆すべ き成 果 と い え る。 ア ジ ア カ ヌー 連盟 ( ACC) の会 長国 とし て本 年度 以降 も ICF・ACC の あ ら ゆ る機 会 を 捉 え て日 本 が中 心的 な役 割を 果 たす もの とす る。特 に 2020 東京オ リン ピック・パラリンピックを成功裡に導くため、必要に応じてプロジェクトチー ムを編成し国際競技会の開催や国際会議の誘致を初め、あらゆる課題に積極的 に取 組 む も の とす る 。 1)ACC の 会 長国 と して、ICF と ACC の連 携を 促進 し、引 き続 き カ ヌー 界の 発 展 に 寄与 する もの と する 。 2 ) ACC 理 事会 ( 3 月、 ネパ ール )、ICF 理事 会(3 月、 モ ロッ コ )、 ACC 理 事 会・ 総 会 (11 月 、 イン ドネ シア )、 ICF 理事会 (11 月 、 カナ ダ) に参 加す る。 3 ) カヌ ース プリ ン ト世 界選 手権 大会 ( 8 月 、 イタ リア )、 カヌ ース ラロ ーム 世 界 選 手権 大会(9 月 、ロ ンド ン)、カ ヌ ーポ ロア ジア 選手 権 大会( 10 月、香 港) アジ アス プリ ン ト選 手権 大会 ( 11 月、 イン ドネ シア ) にジ ュリ ーと し て 参 加す る。 4)上記の国際競技会、国際会議に加え、アジアパラカヌークラシフィケーシ ョ ン 及び パラ カヌ ー 選手 権大 会(5 月、 マレ ーシ ア)、第 28 回 SEA ゲ ーム ズ ( 6 月 、シ ンガ ポ ール )に 参加 する 。 5)スプリント競技、及びスラローム競技の世界選手権、アジア選手権、ワー ルド カッ プ等 の国 際 競技 会に 競技 役員 を 派遣 する 。 6 ) 別 途 、個 別に ア ジア 各 NF との 交流 を深 めて 、各 国で の カヌ ーの 現状 視察 、 支 援 の あ り方 など に つい て、 NF や NOC 会長 、事 務局 長な どと 適宜 会議 を 行う。 7 ) 日韓 スポ ーツ 交 流事 業を 推進 する た め、 両国 の友 好と 競 技力 の向 上を 図 る 観点 から 派遣 事業 ・ 受入 れ事 業を 継続 し て実 施す る。 Ⅴ .財 政 等 、連 盟 基 盤 の 整 備 〔10,696 千円 〕 本 連 盟 は 、公益 社 団法 人と して 定款 に 定め る 公 益目 的事 業 を達 成す るた め 、そ 7 の裏付けとなる財源の確保を目指し、中長期的な視野に立って健全で円滑な事 業運 営 を 目 指 すも の とす る 。 平 成 26 年 度よ り 自主 制作 を開 始し た 新会 員情 報シ ステ ム によ り 、会 員登 録 の 正 確 な 基 礎デ ータ が ほぼ 確立 され た。 こ れに より 会員 登録 の 事務 局業 務の 省 力 化を 実 現 し 、 円滑 で 迅速 な登 録業 務の 実 現と 会員 登録 に要 す る全 体経 費の 削 減 が可 能 と な っ た。 ま た、 会員 登録 の基 礎 デー タの 信頼 性を 更 に 高 める こと に よ り、 新 た に立 ち上 げ る「 ホー ムペ ージ 再 構築 プロ ジェ クト 」 で 強 化・ 競技 運 営 等、 各 事 業現 場へ の 各種 情報 提供 を目 指 し、 この 事に より 連 盟の 公益 目的 事 業 の更 な る 充 実 を図 る もの とす る。 上 記 「 ホー ムペ ー ジ再 構築 プロ ジェ ク ト 」 と同 時に 立上 げ た 、 新た な「 マ ー ケテ ィ ン グ プ ロジ ェ クト 」に つい ては 、 JOC の「Nippon Athletes マー ケテ ィ ング プロ グラ ム」 始 め、 協力 関係 にあ る 外部 団体 ・企 業、 並 びに 大手 広告 代 理 店等 と の 提 携 を図 る もの とす る。 一方、従来からの懸案である以下の諸施策は本年度も継続し実効ある成果を 期す る も の と する 。 1)賛助会員登録(選手登録、各都道府県協会役員登録、審判登録)の早期登 録 を 促 進 し、 各都 道 府県 登録 会員 倍増 に 向け た活 動を 図る も のと する 。 2) 特別 賛助 会員 へ の参 加要 請 3) 企 業 協 賛 金の 掘 起し 4 )日 本選 手権 初め 競技 会で の会 場内 施 設・プ ロ グ ラ ム・ゼ ッ ケ ン・ポ ス タ ー ・ ナショナルチームユニフォーム・用艇・用器具などを媒体とし広告掲載の可 能 性 を 検 討す る。 5) 公認 登録 業者 認 定制 度の 拡大 を図 り 、更 なる 認定 の拡 大 を目 指す 。 6)普及活動の一環として、連盟公認グッズ(クラブタイ、エンブレム、カフ ス 等 ) の 販売 を行 な う。 Ⅵ . 平 成 27 年 度 主要 競 技 会 Ⅶ . 平 成 27 年 度 国際 大 会 日 程 表 Ⅷ . 平 成 27 年 度 主要 会 議 等 ( 予 定 ) 8
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