<日銀取引編(フェーズ1)> 【9.担保<(9-4) 時価変更等に伴う担保価額の増減>】 <利用先用> RT(フェーズ1)第2回、第3回用 (実施時間帯:8:30~8:45) (留意点) 1.本手順書は、 「(9-4)時価変更等に伴う担保価額の増減」のテストで使用する手順書です。 2.「(9-4)時価変更等に伴う担保価額の増減」では、時価変更に伴う担保価額の増減および国債現先オペの純与信額の発生 に伴う担保余裕額の増減に関する事務を行います。本手順書は、RT(フェーズ1)第2回または第3回で使用します。 3.「日本銀行金融ネットワークシステム利用細則(担保関係事務)」の暫定版(以下「利用細則(担保関係事務) 」といいま す。)をご覧いただきながら、テストを行ってください。 4.本テストでは、照会データファイル取得機能を利用して、時価・掛目一覧、所要担保価額を、CSVファイルで取得しま す。当該CSVファイルを Excel に展開するツールとして、 「照会データ Excel 変換ツール」を用意し、日本銀行ホーム ページに掲載しておりますので、必要に応じてご利用ください。 5.照会データファイル取得機能を利用してCSVファイルを取得する際に、USBメモリ等の外部記憶媒体を使用する場合 には、RT開始までにご準備いただき、必ずウイルスチェックを行ってください。 <ヘルプデスク(RT当日の照会先)> ① 日銀ネット端末の基本操作およびCPU接続に関する照会先: 042-351-1127(直通) ── 端末認証・入出力グループの設定・電文送受信方法等に関する問合わせなど。 ② 上記①以外に関する照会先: 042-351-1207(直通) ── 業務の内容、日本銀行作成のRT実施手順書・参考資料の記載内容等に関する問合わせなど。 1 (9-4) 時価変更等に伴う担保価額の増減(8:30~8:45) テスト回 時刻 項番 対象 第2回 8:30 ∫ 8:45 9-4-1 担保出力 指定店舗 テスト実施手順 確認事項 1日目を時価変更日、3日目を時価適用日として、日本銀行において 時価変更が実施されることを想定して、2日目(時価変更日の翌営業日 ・次の電文を受信したこと。 の業務開始時に)に「担保不足・余裕等通知」を受信します。 ── 時価変更の対象となる担保は、担保差入金融機関等が第1回の <EX一方通知電文> テスト終了時点で日本銀行に差入れているすべての債券(外貨建 帳票コード 受信電文 外国債券を除きます)です。 5250-00500 担保不足・余裕等通知 チェック ● □ ▼ 稼動開始後に実際に行う事務においては、時価変更日の4営業日後を 時価適用日として、毎営業日時価変更が行われます。RTとはスケジュ ールが異なりますので、注意してください。 【重要】「担保不足・余裕等通知」を利用する際の留意点 現行日銀ネットにおける取扱いと同様、 「担保不足・余裕等通知」 には、時価変更日の翌営業日の業務開始時から時価適用日までに 予定されている担保受払(期日担保返戻を含みます。)や共通担 保資金供給オペレーション等の与信取引の実行・終了に伴う担保 余裕額の増減は反映されません。稼動開始後に実際に事務を行う 際には、担保出力指定店舗は、担保差入金融機関等に属するすべ ての店舗における、これらの取引予定やそれに伴う担保余裕額の 増減を考慮し、時価適用日の稼動開始時点で担保不足が生じない よう適切に担保残高の管理を行ってください。 【利用細則(担保関係事務)第1編Ⅳ.参照】 適宜 9-4-2 担保出力 指定店舗 ● 必要に応じて「時価・掛目一覧」により変更後の時価を確認します。 ・表示された処理結果画面にエラーメッセージが表示されないこと。 <入力電文>時価・掛目一覧:業務処理区分コード 514201 出力区分 「X」(注 1) 対象日 「270220」 銘柄 任意の銘柄(注2)を入力 ・「 フ ァ イ ル の ダ ウ ン ロ ー ド 」 ダ イ ア ロ グ が 表 示 さ れ 、 フ ァ イ ル 名 が 「514201.csv」となっていること。 (注 1)国債等(国債、政府保証付債券および地方債)の場合には「1」、 ・ダウンロードするCSVファイルを適宜の記憶装置(端末装置のハードデ ィスク、USBメモリ等の外部記憶媒体)に保存できること。 それ以外の債券の場合には「2」を入力します。 (注)ファイル名は、 「業務処理区分コード」+「.csv」で作成されます。 (注 2)任意の銘柄コードを入力します。 このため、保存先のフォルダに既に同じファイル名が存在するときは 上書き保存されますので、ご注意ください。 また、外部記憶媒体を使用する場合には、利用する都度、ウイルス 2 □ テスト回 時刻 項番 対象 テスト実施手順 確認事項 チェック チェックを行う必要があります。 <照会データ Excel 変換ツールを使用する場合> ・ダウンロードしたCSVファイルを照会データ Excel 変換ツールにより Excel に展開できること。 【利用細則(担保関係事務)第2編参照】 9-4-3 国債 条件付 ● 国債条件付売買先は、国債条件付売買において日本銀行が売買先に対 し有する純与信額を「所要担保価額」により確認します。(注1)(注2) ・表示された処理結果画面にエラーメッセージが表示されないこと。 □ 売買先 <入力電文>所要担保価額:業務処理区分コード 534201 ダウンロード区分 当日分を選択 対象日 入力しません ・「 フ ァ イ ル の ダ ウ ン ロ ー ド 」 ダ イ ア ロ グ が 表 示 さ れ 、 フ ァ イ ル 名 が 「534201.csv」となっていること。 ・ダウンロードするCSVファイルを適宜の記憶装置(端末装置のハードデ ィスク、USBメモリ等の外部記憶媒体)に保存できること。 与信種類 入力しません (注)ファイル名は、 「業務処理区分コード」+「.csv」で作成されます。 このため、保存先のフォルダに既に同じファイル名が存在するときは (注1)1日目の業務開始時点に、国債条件付売買において日本銀行が売 上書き保存されますので、ご注意ください。 買先に対し有する純与信額の値を確認することができます。 また、外部記憶媒体を使用する場合には、利用する都度、ウイルス (注2)日本銀行が売買先に対して純与信を有しない場合には、「0」と表 チェックを行う必要があります。 示されます。 取引店 「400」 <照会データ Excel 変換ツールを使用する場合> ・ダウンロードしたCSVファイルを照会データ Excel 変換ツールにより Excel に展開できること。 【利用細則(担保関係事務)第2編参照】 第3回 8:30 ∫ 8:45 9-4-4 担保出力 指定店舗 ● 3日目を時価適用日として、9-4-1 で通知を受けた時価等が業務開始 時に適用され、担保価額合計額および担保余裕額が更新されたことを、 ・次の電文を受信していること。 □ 「担保余裕状況」により確認します。 <RES電文> <入力電文>担保余裕状況:業務処理区分コード 524101 帳票コード 入力項目はありません 5241-00100 周辺機能電文 担保余裕状況表 【利用細則(担保関係事務)第2編参照】 上記のほか、利用細則(担保関係事務)をご参照のうえ、照会および照会データファイル取得の機能確認も、適宜、行ってください。 以 上 で 、 本 手 順 3 書 は 終 了 で す
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