セントラルコンサルタント株式会社の業務紹介 立体横断施設のバリアフリー化 本格的高齢社会の到来を向かえ、バリアフリー新法 が制定されてから数年がたちます。 バリアフリー化に関してはある程度進展したものの、 引き続き着実な取り組みが必要であります。 都市近郊においては、日常生活において頻繁に活用 されている歩道のみならず「横断歩道橋やペデストリ アンデッキ」についてもエレベーター(以下EV)を 設置することによりバリアフリー化がはかられてい ます。 弊社では、周辺地域の特性(地理的条件、交通量等) に配慮してEVの配置選定を行い、設計から施工管理 までを手掛けております。 (左の写真は、EVの施工事例です) 川口駅(埼玉県) 1 計画から設計までのながれ EV 設置の検討フロー 現地調査 歩行者交通量調査 測量調査 現況状況整理 昇降施設設置位置の検討 ・歩行者動線、交通量 ・地形情報、地盤条件 ・埋設物、支障物 ・周辺建物状況 ・基本構造の検討 (規模、昇降方式、基本仕様) ・事例調査(防犯性) ・設置位置検討 ・支障物調整検討 ・周辺建物連携検討 昇降施設の設計 ・昇降施設設計 ・昇降機塔の構造及び基礎設計 ・歩道橋接続部設計 ・設備設計(電気、機械) ・地表面改修(歩道拡幅) ・施工計画 ・概算工事費 ・関係機関協議資料作成 [総合的にコンサルティング] 昇降施設計画図の作成 基本計画→都市構造部 ・昇降施設計画図の作成 ・概算工事費の算出 ・パースの作成 交通量調査→交通運輸 G 連絡通路桁→橋梁 G 歩道拡幅→道路 G 地元協議 パースを基に周辺住民にか たへ説明→同意 必要に応じて 警察、地元、支障物件管理者 消防、建築主事 と協議する 昇降施設構造の検討 設置位置の決定 警察協議 ・平面、断面、縦断検討 ・構造形式の検討 ・設備機器の検討 ・立面の検討 立体横断施設のバリアフリー化2 2 主な施工実績 歩 行 者 交 通 量 調 査を 行 い EV の適正な配置・大 きさ・連絡通路の幅員を 決定しました。 基建築基準法を用いて 設計を行います。協議 結果によって、建築物 となる場合と道路施 通路桁は橋梁の基準を用いて設 計を行います。関係機関協との 議結果や周辺状況によってはE Vと一体として建築物として設 計する行う場合もあります 相模大野駅(神奈川県) ●主な施工実績 適正な配置を検討した結 果、既存の階段を撤去して スペースをつくりEVを 設置しました 歩道を広げて有効幅員 を確保することにより EVの設置が可能とな りました 田端駅ふれあい橋(東京都) 南千住前歩道橋(東京都) 4 関連業務実績 ・田端駅周辺昇降施設整備設計委託(東京都北区) ・八王子駅北口駅前広場歩行空間等改善設計委託 (東京都八王子市) ・新百合ヶ丘駅北口エレベーター設置設計業務委託 (神奈川県川崎市) ・川口駅東口交通広場設計委託(埼玉県川口市) ・交通バリアフリー寄居駅自由通路エレベーター設計業務委託 (埼玉県寄居町) セントラルコンサルタント株式会社 http://www.central-con.co.jp お問い合わせ先: 東京事業本部技術第 3 部
© Copyright 2024 ExpyDoc