満渕俊樹教授 退職記念 小研究会 プログラム ²アブストラクト

満渕俊樹教授 退職記念 小研究会
プログラム アブストラクト
開催日: 平成 年 月 日(木)∼ 日(金)
場所:
大阪大学 理学部 世話人: 後藤竜司 大阪大学,新田貴士 三重大学,中川泰宏 金沢大学 野田知宣 大阪歯科大学,新田泰文 大阪大学
プログラム :
月 日(木)
二木昭人(東大)
小林亮一(名大)
ケーラーポテンシャルの空間上の満渕汎関数
中川泰宏 佐賀大
・!"# の例の一般化について
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後藤竜司(阪大)
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野田知宣(明薬大)
双対平坦空間に付随する正準構造の応用について
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新田泰文(東工大)
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月 日(金)
大沢健夫(名大)
擬凸多様体上の ¾ 評価をめぐる最近の二三の話題
宮岡礼子(東北大)
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満渕俊樹 阪大
「私の数学者人生」
アブストラクト:
講演者:二木昭人(東大)
タイトル:. /
アブストラクト:0 は実多様体でも複素多様体でもそれぞれに自然に現れる.
両者はコンパクト多様体の場合は違いが明確でないが,非コンパクト多様体の場合は著しい違い
が生ずることを見る.
講演者:小林亮一(名大)
タイトル:.ケーラーポテンシャルの空間上の満渕汎関数/
アブストラクト:ケーラー幾何の一時代を築いている満渕汎関数たちの最近の発展について複数
の観点からサーベイする。汎関数的方法から自然に発生するいくつかの問題を提起 したい。
講演者:中川泰宏 佐賀大
タイトル:. ・!"# の例の一般化について/
アブストラクト:本講演では、 ・!"# により構成された および * 次元の非対称な
1・,2
トーリック 3 多様体の例は、より高次元のものへと一般化できることを紹
介する。
講演者:後藤竜司(阪大)
タイトル:.%& ' ' # &( ( ! /
アブストラクト:対数的シンプレクティック構造、対数的ポアソン構造から導入された一般化され
た複素構造の変形は非障害的であり、その倉西空間は ( の補集合の第二コホモ
ロジー群で与えられるという著しい特徴をもつ4 !## 曲面、5#& 曲面など、反標準
因子(楕円曲線)の補集合を用いて、一般化された複素構造の変形が位相的に記述される4 また、
複素構造もシンプレクッティック構造も入らないある実4次元多様体上にはこのような対数的シン
プレクティック構造から導入された一般化された複素構造が存在し、それらの変形も非障害的であ
り、その変形の次元を求める事が出来ることを示す4
講演者:野田知宣 明薬大
タイトル:.双対平坦空間に付随する正準構造の応用について/
アブストラクト:双対平坦空間上の統計構造はダイバージェンスから導かれるが、自然に正準シン
プレクティック構造も誘導される。この正準構造の双対平坦空間の幾何学への応用を紹介したい。
講演者:新田泰文 東工大
タイトル:.+ ,&( ' # & '/
アブストラクト:本講演は満渕俊樹氏(大阪大学)との共同研究に基づく4 ケーラー・アインシュタイ
ン計量の存在問題に関する所謂 67 予想は
近年 6 および 8
- によって解決された4 その一般化である定スカラー曲率ケーラー計量や端的ケーラー計量の
場合は
この予想がどのように拡張されるかということも込めて未解決である4 そこで
この問題
について従来よりも強い意味での ,安定性を考え
その観点から最近得られた進展を述べる4
講演者:大沢健夫(名大
タイトル:.擬凸多様体上の ¾ 評価をめぐる最近の二三の話題/
アブストラクト:ケーラー多様体上の中野の等式とグリフィスの曲率公式を組み合わせて、ベル
ントソンはベルグマン核の変動についての著しい結果を得た。この視点から ¾ 拡張定理を最良
評価つきで示したベルントソン・レンペルトの驚くべき方法と、それとは独立の直接的手法 9: について述べ、さらに関連する ¾ コホモロジーについての結果を紹介したい。
講演者:宮岡礼子(東北大)
タイトル:.-&( ' &'/
アブストラクト:ケーラー多様体の完備非コンパクトな極小ラグランジュ部分多様体の安定性に
ついて,¾ 調和形式の消滅を通して,位相的性質,エンドの様子などを論じる.