プロポーザル実施要領(釜石市清掃工場解体工事)(212 KB pdfファイル)

釜石市清掃工場解体工事に係るプロボーザル実施要領
(趣旨)
第1条 この要領は、釜石市(以下「市」という。
)が発注する釜石市清掃工場解体工事(以
下「本工事」という。
)にあたり、本工事の工事請負契約締結の実現に向けて、確実な工
事施工に結び付けていくことができる事業者(以下「優先交渉権者」という。)を、簡易
プロポーザル方式により選定するための事務手続き等の取扱いについて必要な事項を定
めるものとする。
(定義)
第2条 この要領において、簡易プロポーザル方式(以下「プロポーザル」という。)とは、
市が釜石市清掃工場解体工事の優先交渉権者を選定する場合において、一定の条件を満
たす参加事業者(以下「参加者」という。)から、本工事に係る工事提案等の提出を受け、
工事提案書の評価を行い、必要に応じてヒアリングを実施し、本工事に最も適した者を選
定する方式をいう。
(参加資格)
第3条 本プロポーザルへの参加に当たり必要な資格要件は、次のとおりとする。
(1) 釜石市市営建設工事の請負契約に係る指名競争入札の参加者の資格及び指名等に
関する要綱(平成 7 年釜石市告示第 4 号)第 6 条の規定に基づき、平成 25・26 年
度釜石市市営建設工事等請負資格者名簿(以下「資格者名簿」という。)の区分が工
事に登録されている者。
(2) 平成 16 年度以降に、地方公共団体が発注した次の①又は②に掲げる工事の実績を
有する者。
①
元請としてガス化溶融炉を有する一般廃棄物処理施設を竣工した実績(施設規
模:50t/日以上)
②
元請として一般廃棄物焼却炉を解体した実績(規模:50t/日以上)
(3) 建設業法第 26 条第 2 項に規定する監理技術者を当該工事に専任で配置できる者。
(4) 建設業法第 3 条に規定する建築一式工事に係る特定建設業の許可を受けている者。
(5) 参加表明書提出期限時点で、以下の要件を満たしていること。
①
地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 第 1 項の規定に該当
しない者であること。
②
釜石市市営建設工事に係る指名停止措置要綱(平成 18 年釜石市告示第 88 号の
2)第 2 の規定に基づく指名停止措置を受けていない者であること。
③
法人税、消費税、地方税を滞納していない者であること。
④
会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)の規定に基づく更生手続開始の申立
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て中又は更生手続中の者でないこと。
⑥
会社法(平成 17 年法律第 86 号)第 511 条の規定による特別清算開始の申立て中
又は破産法(平成 16 年法律第 75 号)の規定に基づく破産手続開始の申立て中の
者でないこと。
⑦
民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づく再生手続開始の申立て中又は再
生手続中の者でないこと。
⑧
釜石市建設工事等暴力団排除措置要綱(平成 14 年釜石市告示第 124 号)別表に
定める措置要件のいずれかに該当する者でないこと。
(提出者の選定)
第4条 市は、工事提案書の提出者として、参加表明書提出者のうちから、前条各号に掲げ
る参加資格要件を満たしている者を選定するものとする。
(手続き)
第5条 本プロポーザルへの参加に必要となる参加表明書及び工事提案書等の様式や手続
きに必要な事項等については、釜石市清掃工場解体工事に係る簡易プロポーザル公募要
領(以下「公募要領」という。
)の定めによるものとする。
(公募要領)
第6条 市は、プロポーザルの公募要領には、次の各号に掲げる項目を明示するものとする。
(1) 目的
(2) 工事場所
(3) 工事期間
(4) 業務概要
(5) プロポーザルの手続き
(6) 参加表明書及び工事提案書の作成要領及び留意事項
(7) 優先交渉権者を選定する基準
(8) 審査委員会及び審査に関する事項
(9) その他必要と認める事項
(委員会の設置)
第7条 市は、第4条に規定する工事提案書提出者を選定するとともに、参加者から提出さ
れた、提案書等の内容を審査し、優先交渉権者を厳正かつ公平に選定するため、釜石市清
掃工場解体工事に係るプロポーザル審査委員会(以下「委員会」という。)を設置する。
(委員会の所掌事務)
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第8条 委員会は、次の各号に掲げる事項を調査審議した上で、優先交渉権者に最も適した
ものを選定するものとする。
(1) 公募要領等の内容に関すること。
(2) 工事提案書提出を要請する者の選定に関すること。
(3) 工事提案書の審査及び優先交渉権者の選定に関すること。
(4) その他、必要な事項に関すること。
(委員)
第9条 委員は、建築専門知識を持つ有識者、学識経験者、庁内関係職員及びその他市長が
必要と認める者をもって組織し、委員数は 5 人以内とする。
2 委員は、市長が委嘱する。
3 委員の任期は、前条に定める任務が終了するまでとする。
(委員長及び副委員長)
第 10 条 委員会に委員長及び副委員長を置き、委員長及び副委員長は委員の互選により定
める。
2 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるとき又は委員長が欠けたときは、そ
の職務を代理する。
(会議)
第 11 条 委員会は、委員長が招集し、委員長が会議の議長となる。
2 委員会は、委員の過半数の出席がなければ、会議を開くことができない。
3 委員会の議事は、出席した委員の過半数をもって決定し、可否同数のときは、委員長の
決定するところによる。
4 前各号に定めるもののほか、委員会の運営に関し必要な事項は、委員会が定める。
(意見の聴取)
第 12 条 委員長は、必要があると認めるときは、随時関係者の出席を求め、意見を聴取す
ることができる。
(事務局)
第 13 条 委員会の事務局は、釜石市市民生活部環境課に置き、庶務を処理する。
(報償費等)
第 14 条 会議に招集された委員及び関係者には、予算の範囲内で報償費等を支払うものと
する。
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2 委員が、会議外に委員会業務に従事した場合は、謝金及び費用弁償額を支払うことがで
きる。
3 前2項の規定について、本市の職員である委員には適用しない。
(秘密の保持及び助言の禁止)
第 15 条 委員は、審査に当たり知り得た秘密を第三者に漏らしてはならない。
2 委員は、参加表明書及び工事提案書を提出しようとする者に対し、一切の助言を行って
はならない。
(評価及び評価審査基準)
第 16 条 委員会は、参加者から提出された参加表明書及び工事提案書について、別に定め
る釜石市清掃工場解体工事に係る優先交渉権者に関する評価審査基準(以下「評価審査基
準」という。
)に基づき評価を行うものとする。
2 委員会は、前項の規定に基づく評価に当たり、必要がある場合は、工事提案書提出者を
参集の上、ヒアリングを実施することができる。
3 委員会は、前2項の規定に基づき実施した評価の結果を市に報告する。
(優先交渉権者の決定)
第 17 条 市長は、委員会の選定結果に基づき、優先交渉権者を決定する。
(参加の辞退)
第 18 条 参加資格審査合格者は、工事提案図書の提出前までは、プロポーザルへの参加を
辞退することができる。
(参加資格等の取消し)
第 19 条 市は、次に定める事由が生じた場合、参加者及び優先交渉権者に対するプロポー
ザルへの参加資格及び優先交渉権者の選定を取り消すことができる。
(1) 参加表明書及び工事提案書の作成に関し、不正行為が認められた場合
(2) 契約開始前に第3条に掲げるプロポーザルへの参加に当たり必要な資格要件を満
たさなくなった場合
(公表)
第 20 条 市は、審査の公平性、透明性、客観性を示すため、審査過程及び結果を公表する
場合がある。
(随意契約に係る見積書の徴取)
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第 21 条 市は、第 15 条により決定した優先交渉権者を、当該工事の見積書の徴取の相手
方とするものとする。
2 当該工事の条件等は、別に定めるものとする。
(補則)
第 22 条 この要領に定めるもののほか必要な事項は、市長が別に定める。
附 則
1 この要領は、平成 27 年 1 月 28 日から施行する。
2 この要領は、当該工事が完了したとき、その効力を失う。
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