平成 27 年 3月 3日(火) 国土交通省 関東地方整備局 関東運輸局 記 者 発 表 資 料 ~京浜港物流高度化推進協議会~ 「第7回 臨海部輸送ワーキンググループ」 を開催しました 京浜港物流高度化推進協議会(委員長:中田信哉神奈川大学名誉教授、事務局:関東地方整 備局、関東運輸局)は、京浜港の競争力強化や背後圏での物流の高度化に向けた課題解決を図 るため、学識経験者や京浜港を利用する各種企業・団体、行政関係者により、平成18年に設立 されました。 同協議会では、京浜港における物流全般に渡って、コストやリードタイムの縮減、サービス水準 の向上等を図るための様々な取組を行っており、その取組の一つとして、平成 18 年度から、総物 流コストの低減に関する取組事項として長大コンテナの国内輸送の実現を検討するため、船社・ ターミナルオペレーター・陸運事業者・行政関係者をメンバーとしたワーキンググループを開催し ています。 去る平成 27 年 2 月 4 日(水)に、通算7回目となるワーキンググループを開催しました(概要は 別紙参照)。本ワーキンググループの開催結果は、平成 27 年 3 月 5 日(木)に開催予定の京浜港 物流高度化推進協議会に報告する予定です。 発表記者クラブ 竹芝記者クラブ・神奈川建設記者会・横浜海事記者クラブ・物流専門紙・その他専門紙 問い合わせ先 関東地方整備局 港湾空港部 港湾物流企画室 室 長 小澤 敬二 (こざわ けいじ) 補 佐 青島 豊一 (あおしま とよかず) 電話 045-211-7437 FAX 045-211-0204 京浜港物流高度化推進協議会 「第7回 臨海部輸送ワーキンググループ」の開催結果 ■開催日時 平成 27 年 2 月 4 日(水) 10:00~11:30 ■開催場所 横浜第二合同庁舎 ■出 席 者 船社、ターミナルオペレーター、陸運事業者、行政関係者 ■ 議 事 (主な意見) (1)仙台特区における45 フィート国際海上コンテナ輸送実証実験について【事務局】 ・横転限界速度、操作性については 40 フィートと大差ないことが確認できた。 ・平成 23 年より構造改革特区として認められ、45 フィートコンテナの内陸輸送が 実用化されている。 (2)車両の大型化に対応した許可基準の見直し等に関する意見募集について 【行政関係者】 ・意見募集は 2/14(土)までで、改正・公布を今年3月に行う予定である。 (3)外航における45 フィート国際海上コンテナ輸送について【船社】 ・アジア-北米航路では45 フィートコンテナがよく使われている。その割合は、 左記航路全体の1割程度。その多くは、片道が空コンテナで課題となっている。 ・45 フィートコンテナのアジアにおける主な仕出地は、中国・香港・ベトナム・ タイである。日本は殆ど無い。積載されている主なものは、衣料品、インテリア・ 雑貨、靴、玩具、家具である。 ・国内において、輸出・輸入の両ニーズがあれば、船社としても対応したい。 (4)45 フィート国際海上コンテナの国内輸送に対する問題点について【陸運事業者】 ・45 フィートコンテナの輸送には協力していきたい。 ・シャーシについて、現在所有している 20・40 フィート別々のシャーシの他に、 さらに 45 フィートのものを調達することは、中小零細企業が多い陸運事業者と しては経営面で非常に厳しい。これらの問題を解決するために、20・40・45 フ ィート全てのコンテナに対応できるマルチシャーシの導入を進めてもらいたい。 欧州では普及している。 ■会議状況 【会議の模様】
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