2015年2のオーストラリア経済の振り返り

販売用資料
2015年3月
2015年2⽉のオーストラリア経済の振り返り
【先⽉のオーストラリア経済のまとめ】
■フルタイムの雇⽤者数が前⽉から減少に転じたため、失業率は前⽉から上昇しました。
■低⾦利を背景に、住宅建設許可件数は堅調な数字を維持しています。
■オーストラリア準備銀⾏(RBA)による政策⾦利の引き下げや、原油価格の下落、株式市場の
上昇を背景に、消費者信頼感指数は1年ぶりに100ポイント台を回復しました。
■利下げの影響もあり、5年国債の利回りが⼀時1.90%を下回るなど、国債の利回りは低下しました。
■豪ドルは⼀時的には利下げの影響で下落したものの、その後は上昇に転じました。
【フルタイムの雇⽤者数が前⽉から減少】
■2015年2⽉12⽇に発表された1⽉の失業率は
6.4%と前⽉の6.1%から悪化しました。労働参
加率は前⽉の64.8%から変化はなく、パートタ
イムの雇⽤者数も前⽉から1万5,900⼈増加した
ものの、フルタイムの雇⽤者数が前⽉から2万
8,100⼈減少したことが影響しました。フルタ
イムの雇⽤者数が前⽉から減少したのは2014年
9⽉以来、4カ⽉ぶりとなります。
雇⽤関連指標の推移
(万⼈)
50
(%)
8
40
7
30
6
20
5
10
4
0
3
-10
2
2003年
2007年
2011年
2015年
【左軸】雇⽤者数変化(前年⽐・季節調整済)
【右軸】失業率(季節調整済)
出所:ブルームバーグ。期間:2003年1⽉〜2015年1⽉、⽉次。
【低⾦利を背景に堅調な数字を維持】
■ 2015年2⽉3⽇に発表された2014年12⽉の
住宅建設許可件数は前年⽐8.8%増の17,753件
となりました。前⽉⽐で⾒ると集合住宅の建設
許可件数が前⽉⽐で9.7%減少したことが響き、
全体では同3.3%の減少となりましたが、事前
予想は同5.0%の減少であったことを考えると、
それほど悲観すべき内容ではないともいえます。
依然として住宅建設許可件数は⾼⽔準を維持し
ていますが、RBAが緩和姿勢を強める中、今後
も住宅市場は堅調に推移することが期待されま
す。
(件)
19,000
住宅建設許可件数の推移
(%)
50
18,000
40
17,000
30
16,000
20
15,000
10
14,000
0
13,000
-10
12,000
-20
2013年1⽉
2014年1⽉
【左軸】住宅建設許可件数
【右軸】住宅建設許可件数(前年⽐)
出所:ブルームバーグ。期間:2013年1⽉〜2014年12⽉、⽉次。
当資料ご利用の際は、4ページの「当資料のお取扱いにおけるご注意」をお読み下さい。
1/4
販売用資料
2015年3月
2015年2⽉のオーストラリア経済の振り返り
【複数の要因により、消費者信頼感指数は上昇】
■ 2015年2⽉5⽇に発表された2014年12⽉の
名⽬⼩売売上⾼の伸び率は前年⽐4.1%増となり
ました。前⽉から伸び率は鈍化したものの、依
然として前年⽐4.0%以上の伸び率を維持してい
ます。2⽉11⽇に発表された2⽉のウェストパッ
ク消費者信頼感指数は100.7となり、昨年2⽉以
来、1年ぶりに100ポイント台を回復しました。
2⽉3⽇にオーストラリア準備銀⾏(RBA)が利
下げを決定したことや、原油価格の下落、株式
市場の上昇などが消費者信頼感指数を上昇させ
たと考えられます。
(%)
7
名⽬⼩売売上⾼(前年⽐)※と
消費者信頼感指数の推移
(ポイント)
120
115
6
110
5
105
100
4
95
3
90
2
85
80
1
2012年
2013年
2014年
2015年
【左軸】名⽬⼩売売上⾼(前年⽐・季節調整済)
【右軸】ウェストパック消費者信頼感指数
出所:ブルームバーグ。期間:2012年1⽉〜2015年2⽉、⽉次。
※名⽬⼩売売上⾼は2014年12⽉まで。
【上昇基調だった住宅価格指数の伸び率は鈍化】
■2015年2⽉10⽇に発表された住宅価格指数
は前年同期⽐6.8%増となり、前四半期の同
9.0%増から伸び率が鈍化しました。都市別に
みるとダーウィンの住宅価格指数は前年同期
⽐0.8%増、パースは同1.2%増と、それぞれ
前四半期の同2.8%増、同3.8%増から伸び率
が鈍化したことが全体の伸び率の鈍化に影響
を与えています。なかでも、ダーウィンの住
宅価格指数は前四半期⽐では0.6%減となって
おり、2四半期連続でマイナスとなっています。
(%)
住宅価格指数(前年⽐)の推移
20.0
15.0
10.0
5.0
0.0
‐5.0
2007年
2009年
2011年
2013年
出所:ブルームバーグ。期間:2007年第1四半期〜2014年第4四半期。
当資料ご利用の際は、4ページの「当資料のお取扱いにおけるご注意」をお読み下さい。
2/4
販売用資料
2015年3月
2015年2⽉のオーストラリア経済の振り返り
【利下げの影響もあり、国債利回りは低下傾向】
5年国債の利回りの推移
(%)
4.00
■2⽉のオーストラリア5年国債利回りは1⽉末
から0.12%低下しました。2⽉3⽇にRBAが政策
⾦利を引き下げたことにより、⼀時5年国債の利
回りが1.90%を下回る場⾯もありましたが、そ
の後は利下げ前の⽔準を回復しました。しかし、
市場では更なる追加利下げに対する思惑もあり、
⽉末には再び1.90%を下回りました。
3.50
3.00
2.50
2.00
1.50
2013年1月
2014年1月
2015年1月
出所:ブルームバーグ。期間:2013年1⽉1⽇〜2015年2⽉28⽇、⽇次。
【利下げがあったものの豪ドルは上昇基調】
(円)
豪ドルの対円/対⽶ドル相場の推移
(米ドル)
1.10 豪ドル⾼
110
■2⽉の為替市場において、豪ドルは1⽉末か
ら対円で1.2%、対⽶ドルで0.9%上昇しまし
た。 2⽉3⽇にRBAが政策⾦利を引き下げた際
に、豪ドルは対円で1豪ドル=91.58円、対⽶
ドルで1豪ドル=0.77⽶ドルまで下落しまし
たが、その後は上昇に転じ、2⽉末には対円で
1豪ドル=93.17円、対⽶ドルで1豪ドル=
0.78⽶ドルと、両通貨に対して、政策⾦利引
き下げ前の1⽉末の⽔準より豪ドル⾼となりま
した。
【左軸】豪ドル/円
【右軸】豪ドル/米ドル
105
1.05
100
1.00
95
0.95
90
0.90
85
0.85
80
0.80
0.75 豪ドル安
75
2013年1月
2014年1月
2015年1月
出所:ブルームバーグ。期間:2013年1⽉1⽇〜2015年2⽉28⽇、⽇次。
※豪ドルの対円レートはTTMを使⽤。
経済指標
ウェストパック
消費者信頼感指数
2014年
2015年
8⽉
9⽉
10⽉
11⽉
12⽉
1⽉
2⽉
98.47
93.97
94.81
96.57
91.06
93.23
100.73
実質GDP(前年⽐)
2.7%
3⽉4⽇ 発表予定
―
基調インフレ率(前年⽐)
2.50%
2.25%
―
名⽬⼩売売上⾼
5.3%
5.7%
5.7%
5.0%
4.1%
―
―
新⾞販売台数(前年⽐)
-3.5%
0.6%
-0.8%
-3.5%
-1.1%
0.2%
―
住宅建設許可件数(前年⽐)
19.6%
-12.7%
2.7%
10.2%
8.8%
―
―
(前年⽐・季節調整済)
住宅価格指数
(前年⽐・季節調整前)
9.0%
6.8%
―
失業率
6.1%
6.2%
6.3%
6.3%
6.1%
6.4%
―
貿易収⽀(億豪ドル)
-8.69
-19.04
-11.4
-10.16
-4.36
―
―
出所:ブルームバーグ。
当資料ご利用の際は、4ページの「当資料のお取扱いにおけるご注意」をお読み下さい。
3/4
販売用資料
2015年3月
ファンドは、外国の公社債など値動きのある有価証券に投資しますので、金利動向の影響や組入れた公社債などの発行者の信用状況の悪化・倒
産、為替レートの変動の影響などにより、基準価額が下落し損失を被る場合があります。したがって、投資元本が保証されているものではなく、基準
価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。投資信託財産に生じた利益および損失はすべて受益者に帰属します。投資
信託は預貯金とは異なります。購入のお申し込みの際は、投資信託説明書(交付目論見書)をあらかじめ、または同時にお渡ししますので、必ず内
容をご確認いただき、ファンドの内容・リスクを十分ご理解のうえ、ご自身でご判断ください。基準価額の変動要因として、①公社債にかかるリスク
(価格変動リスク・信用リスク)、②デフォルト・リスク、③カントリー・リスク、④為替変動リスク、その他の留意点などがあります。詳しくは、投資信託
説明書(交付目論見書)をご覧ください。
投資信託は、ご購入・ご換金時に直接的にご負担いただく費用と信託財産から間接的にご負担いただく費用の合計額がかかります。
【直接的にご負担いただく費用】
●購入時手数料:購入の申込受付日の翌営業日の基準価額に、販売会社が定める3.24%(税抜3.00%)以内の率を乗じて得た額
●信託財産留保額:ありません。
【信託財産で間接的にご負担いただく費用】
●運用管理費用(信託報酬):投資信託財産の純資産総額に年率1.296%(税抜1.20%)を乗じて得た額とし、毎計算期末または信託終了のとき、投
資信託財産中から支弁します。
●その他の費用・手数料:組入有価証券の売買委託手数料、資産を外国で保管する場合の費用、監査費用などは、実費を投資信託財産中から
支払うものとします。これらの費用のなかには運用状況などによって変動するものもあるため、事前に具体的な料率、金額、計算方法および支払
時期を記載できません。
※お客さまにご負担いただく費用の合計額については、保有期間などに応じて異なりますので、表示することができません。
※詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
委託会社
インベスコ・アセット・マネジメント株式会社
投資信託財産の運用業務などを行います。
受託会社
三井住友信託銀行株式会社(再信託受託会社:日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社)
投資信託財産の保管、管理、計算などの管理業務を行います。
投資顧問会社 インベスコ・香港・リミテッド
マザーファンドの運用の指図(投資判断・発注など)を行います。
販売会社
受益権の募集・販売の取扱い、投資信託説明書(目論見書)の交付、運用報告書の交付代行、分配金・償還金・換金代金の支払
い、分配金の再投資に関する事務などを行います。
2015年2月末現在
金融商品取引業者等の名称
藍澤證券株式会社
あかつき証券株式会社
飯塚中川証券株式会社
岩井コスモ証券株式会社
エース証券株式会社
SMBC日興証券株式会社
(ダイレクトコース)
SMBCフレンド証券株式会社
株式会社SBI証券
極東証券株式会社
株式会社証券ジャパン
髙木証券株式会社
竹松証券株式会社※
東洋証券株式会社
内藤証券株式会社
日産センチュリー証券株式会社
ニュース証券株式会社
フィデリティ証券株式会社
マネックス証券株式会社
三津井証券株式会社
八幡証券株式会社
豊証券株式会社
楽天証券株式会社
リテラ・クレア証券株式会社
設定・運用は
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
登録番号
日本証券業
協会
関東財務局長(金商)第6号
関東財務局長(金商)第67号
福岡財務支局長(金商)第1号
近畿財務局長(金商)第15号
近畿財務局長(金商)第6号
○
○
○
○
○
金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第2251号
○
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第40号
関東財務局長(金商)第44号
関東財務局長(金商)第65号
関東財務局長(金商)第170号
近畿財務局長(金商)第20号
北陸財務局長(金商)第10号
関東財務局長(金商)第121号
近畿財務局長(金商)第24号
関東財務局長(金商)第131号
関東財務局長(金商)第138号
関東財務局長(金商)第152号
関東財務局長(金商)第165号
北陸財務局長(金商)第14号
中国財務局長(金商)第7号
東海財務局長(金商)第21号
関東財務局長(金商)第195号
関東財務局長(金商)第199号
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
一般社団法人
日本投資
顧問業協会
○
一般社団法人
金融先物
取引業協会
一般社団法人
第二種金融
商品取引業協会
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
※は岩井コスモ証券株式会社への取次販売会社です。
商号等 :インベスコ・アセット・マネジメント株式会社
ファンドの照会先:お問い合わせダイヤル 03-6447-3100
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第306号
受付:営業日の午前9時から午後5時まで
加入協会:一般社団法人投資信託協会、 一般社団法人日本投資顧問業協会
ホームページ http://www.invesco.co.jp
〔当資料のお取扱いにおけるご注意〕当資料はインベスコ・アセット・マネジメント株式会社が作成した販売用資料です。当資料は信頼できる公開情
報に基づいて作成されたものですが、その情報の確実性あるいは完結性を表明するものではありません。また、過去の運用実績は、将来の運用成
果を保証するものではありません。当資料で詳述した分析は、一定の仮定に基づくものであり、その結果の確実性を表明するものではありません。
分析の際の仮定は変更されることもあり、それに伴い当初の分析の結果と差異が生じる場合があります。当資料の中で記載されている内容、数値、
図表、意見などは特に記載がない限り当資料作成時点のものであり、今後予告なく変更されることがあります。ファンドの購入のお申し込みの場合
には、投資信託説明書(交付目論見書)を販売会社よりあらかじめまたは同時にお渡ししますので、必ず内容をご確認の上、ご自身でご判断くださ
い。投資信託は預金や保険契約とは異なり、預金保険機構または保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。また、登録金融機関は投資
者保護基金には加入しておりません。ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリングオフ)の適用はありませ
ん。ファンドは、債券など値動きのある有価証券など(外貨建資産には為替リスクもあります。)に投資しますので、基準価額は変動します。したがっ
て、元本が保証されているものではありません。これらの運用による損益は全て受益者の皆様に帰属します。
お申し込みの際は、必ず「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧下さい。 C2015-03-007
4/4