『はじめての海外人材雇用&活用セミナー』

セミナーレビュー
『はじめての海外人材雇用&活用セミナー』
海外人材の雇用をお考えの企業様向けに、雇用の流れや留意事項とマンパワーの事例を中心にご紹介
2月12日(大阪)、13日(福岡)の2ヶ所で当社海外人材
雇用&活用セミナーを開催しました。
昨今、企業のグローバル化や、少子高齢化を背景に、外国
人労働者の活用についての議論が活発になってきておりま
す。主にこれから海外人材の雇用と活用をご検討されてい
る企業様を対象に、雇用にあたっての流れや留意点を当社
の経験を交えながらご紹介させていただきました。
第一部 海外人材採用の実際
第一部『海外人材採用の実際』では当社の松永(専務執行役
員 営業企画・推進本部本部長)が登壇し、海外人材雇用の
流れとマンパワーの事例をご紹介させていただきました。
これから海外人材の雇用や活用をご検討の企業様への基礎情
報として日本における外国人労働者受け入れの現状を説明し、
外国人が就労可能な「在留資格」の考え方についてお伝えし
ました。また、松永が当社でシステム運用を中心とした各種
ITサービス事業を率いてきた経験を元に、当時の事業環境の
中で海外人材の活用を検討するに至った経緯について実例を
交えてお話させていただきました。
続いて、当社のユニークな取り組みとして、インドや韓国において、現地の教育機関との提携
による人材育成の例をご紹介。また、実務的なお話として、雇用にかかる費用項目のうち、海
外人材雇用に特有なものを挙げてお話しました。さらに、習慣や社会システムの違う国からの
人材と交わす雇用契約にふれ、契約に含めるべき項目をお伝えし、最後にマンパワーが企業様
へ提供できるサービス、企画についてご紹介し、第一部を締めくくりました。
第二部 海外人材の安定就業のために
第二部『海外人材の安定就業のために』ではタレント・ディ
ベロップメント部の南が登壇し、海外人材のサポート体制と
留意点をご紹介させていただきました。タレント・ディベ
ロップメント部の役割は、主にエンジニアの採用と人材開発
の企画です。海外人材の受入・サポートのノウハウ、考え方
をお伝えし、様々なきっかけでそれぞれの夢を持って来日し
た人材の活用・定着のためにどのような施策が必要かなどを
お話させていただきました。また、具体的に外国人メンバー
からの要望や依頼・質問を例に挙げ、受入れる側のマインドも異文化の人材に接するにあたり
柔軟な対応が求められることを指摘し、一緒に働く社員、人事や上司という切り口から事例を
共有させていただきました。
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セミナーレビュー
『はじめての海外人材雇用&活用セミナー』
セミナー参加者様からのアンケートより
セミナー終了後のアンケートでも、特定分野の人材不足の解消を目的として、海外人材の雇用を
お考えの企業様が多い結果となりました。一方で雇用後のサポート、評価方法やモチベーション
維持を課題として感じられていることが分かりました。
関心の高かったコンテンツ Top 5
1.海外の教育機関と提携した育成プログラム(第一部)
2.サポート体制と内容について(第二部)
3.受入側のマインドチェンジのポイント(第二部)
4.雇用にかかる費用項目(第一部)
5.誤解のない雇用契約について(第一部)
海外人材を既に活用されている企業様が増えている一方で、まだまだこれからという企業様も多
いかと存じます。具体的にどのような流れで雇用するのか?制約や課題は何か?ご検討の一助と
なっていれば幸いです。
マンパワーのグローバル人材採用支援サービス
マンパワーグループでは、世界80カ国・3,500の地域にネットワークを活かしたグローバル人材
の採用支援を行っております。最後にこちらのご紹介をさせていただきます。
提供サービス
1.海外からの優秀な人材の採用をご支援します。
高度なスキルを持つ海外人材の採用・活用を現地とのコラボレーションにより支援致します。
人材紹介、紹介予定派遣、派遣、採用コンサルティングなど、企業様に合わせたサービスを提供しています。
2.海外での人材採用を現地でサポートします。
海外に自社の拠点、工場などをお持ちの企業様、これから海外へ進出しようとなさっている企業様に対して、
現地での人材採用をお手伝いします。
活用事例
1.日本国内にて短期間で優秀な外国籍ITエンジニアを採用することができました。
グローバル企業の当社では急速なビジネス拡大に合わせシステムの開発が急務となっていました。このため高い
ITスキルと英語力を持つITエンジニアの採用が必要となっていました。一方で国内でそうした人材を採用するこ
とに苦心していました。マンパワーグループから外国籍ITエンジニア採用のソリューションを提案頂き、短期間
で当社の希望にマッチした優秀な外国籍IT人材の採用が決まりました。(日本:製造業S社)
2.専門性と、リーダーとしての資質。難しい注文に応えてくれました。
経費削減の一環として、海外拠点に出向していた経理責任者を本社へ戻すことになり、後任の人選をマンパワー
グループに依頼しました。本社との調整、現地スタッフへの指導などが必要なので、日本語・英語がネイティブ
レベルであることも必須条件。細かい条件を出しましたが、日本から経験豊かな方を紹介いただきました。日本
本社と日本語でやり取りできたのも助かりました。(中国:大手メーカーH社)
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◆インフォメーション◆
セミナー事務局
深津・喜藤
TEL: 03-6860-6022
Email: [email protected]