カルミアクラブ第6回公演 公演企画書 2015年3月3日版 ご連絡先 [email protected] 公演概要 カルミアクラブ第6回公演 『なつきとオバケくぬぎ』 脚本:加納健詞 KENプロデュースが2014年より開始したプロジェクト「カルミアクラブ」 昨年好評の内に幕を閉じました本作品の2015年度上演となります。 KENプロデュースが贈る心温まる現代ファンタジー。 世の中に背を向けていた少⼥の成⻑を通して、現代⼈が忘れ がちな⼤切な事を、あなたはきっと思い出すでしょう・・。 ◎公演日程:2015年6月9日(火)〜28日(日) 前売り:¥3,900 当日:¥4,200 (ダブルキャスト。1チーム7公演※) タイムテーブル(A、Bチームのダブルキャスト) 6月9日 19:00~A 6月10日 19:00~B 6月11日 14:00~B 19:00~A 6月12日 14:00~A 19:00~B 6月13日 14:00~B 19:00~A 6月14日 13:00~A 18:00~B 6月25日 14:00~A 19:00~B 6月26日 14:00~B 19:00~A 6月28日 17:00~混※ +トークショー ※6月28日のみ、6月7日までの観客投票による混成キャストを予定 ◎劇場: 戸野廣浩司記念劇場 東京都台東区谷中3-19-5 結城ビル地下1階 なつきとオバケくぬぎ Story 夏樹は卒業を控えていたが、生徒数の減少が原因で、学校は廃校となる事が決ま った。バラバラになる同級生達は皆悲しんだが、夏樹はどうでも良かった。 友達も学校もつまらない。卒業しても特にやりたい事があるわけでもない。結局は 毎日同じ事の繰り返し、自分の先にいつまでも続くであろう平和で平凡な人生に、 夏樹は何の楽しみも見つけられない少女であった。 校庭には『おばけクヌギ』と呼ばれる大きなクヌギの木があった。ほとんどが枯れて いて、その様子はまさにおばけの様であった。 学校の跡地には老人ホームが建つ事になっていたが、住民たちはそれに反対。 『おばけクヌギ』を守ろうとしていた。 その反対運動の人達の中に夏樹の祖母もいた。 ある日、夏樹はクラスメートと喧嘩をし、校庭へ飛び出してしまう。 おばけクヌギの元まで来たなつきは、木を蹴りその場にしゃがみ、やがては眠り込 んでしまう・・。 目が覚めた夏樹は違和感を覚える。 景色が違う。 あるはずのバスケットゴールもないし、校舎の色も違う。自分の知っている学校では なかった。 混乱する夏樹は、学校を出て、信じられない物を目にする。売られている新聞の日 付が「1985年」となっていた。 夏樹は25年前にタイムスリップしてしまったのだ。 そして、運命はまわり、夏樹は、更に65年前へとタイムスリップしていく・・。 なつきとオバケくぬぎ 登場人物 ○⻄⾕夏樹(にしたになつき) 丸⼭⼥⼦⾼校三年⽣ ⾃分の⼈⽣に⽣きがいや夢を⾒つけられない少⼥。家族やそれまで仲良かっ た友⼈とも距離を置いている。 “人生はつまらない。日本ほどつまらない国はない”と思っている。 今回の旅を通じて、傷つき、⼤きく成⻑する主⼈公。 ○咲子(65年前の世界の住⼈) 丸⼭⾼等⼥学校の⽣徒 夏樹と一番の友達になる 夏樹がタイムスリップしてきた人間であると信じようとしているが、日本が 戦争に負けるという事実を受け入れられない。 ○神崎隆志(かんざきたかし) (65年前の世界の住⼈) 陸軍の⼯場で働く⾼等学校の男⼦学⽣ 正義感の強い男子 ⼯場内で起こった喧嘩を仲裁に⼊ることがきっかけで夏樹と仲良くなる。 不思議な事ばかり⾔う夏樹に次第に引かれていく。 ○和江 (現代) 夏樹の祖⺟ おばけクヌギ伐採の反対運動に参加している。 反対運動の中でリーダー的存在。25年前の世界では、まゆみの⺟として登場 する。 ○真由美 (現代) 夏樹の⺟親 和江の実の娘 おばけクヌギ伐採の反対運動に参加している。 25年前の世界では、⼥⼦⾼校⽣として登場する。 ○上⽥三郎(うえださぶろう) (65年前の世界の住⼈) 陸軍の⼯場で働く⾼等学校の男⼦学⽣。隆志の親友。 兄を二人戦争で失っている為、出撃する事に怯えている。それが元で田口と ぶつかる。 ○田口光明(たぐちみつあき) (65年前の世界の住⼈) 陸軍の⼯場で働く⾼等学校の男⼦学⽣。隆志の親友。 咲子の事が好きだが、言い出せないでいる。 ○美智子(65年前の世界の住⼈) 丸⼭⾼等⼥学校の⽣徒 おしゃべりでおしゃまな子。夏樹のタイムスリップを信じていない。菊と対 ⽴する。 ○菊(65年前の世界の住⼈) 丸⼭⾼等⼥学校の⽣徒 当時としては珍しい男の子っぽい子。夏樹がタイムスリップしてきた人間で あると信じていない。日本が戦争に負けると口にする夏樹を目の仇にしてい る。 ○⻄⽥(65年前の世界の住⼈) 丸⼭⾼等⼥学校の⽣徒 咲⼦と仲良し。よって夏樹とも親交が深くなる。優しい⼼の持ち主。気が利 く為、喧嘩の仲裁役などになる。 ○花崎 (65年前の世界の住⼈) 丸⼭⾼等⼥学校の教師 心根の優しく生徒からの人望も厚い。 ○山吹教官 (65年前の世界の住⼈) 軍事工場の指導員 威圧的な性格 ○鏡 (25年前の世界の住⼈) 丸⼭⾼等⼥学校の体育教師。 根は優しいが、学⽣に⾺⿅にされているところがある。 お笑い担当。 ○社⻑ (現代) 向⽥不動産社⻑ ⽗の仕事を受け継ぎ、社⻑へ 頭のキレもよく、冷酷だが美⼈ ○笹塚 (現代) 向⽥不動産従業員 元不良で頭がよくない分うだつが上がらない 菊池にあごで使われる ○かずえ(幼少)※子役 (65年前の住⺠)夏樹の祖⺟ おばけクヌギの横に防空壕を作っている。 ※参考過去公演画像 『なつきとオバケくぬぎ』 2011年9月23日~26日 (於てあとるらぽう) カルミアクラブとは 企画趣旨 KENプロデュース、加納健詞主催の派生ユニットとして2014年に 発⾜。名称はカルミアの花⾔葉である「さわやかな笑顔」「⼤き な希望」より決定。 公演実績 2014年3⽉「ビキニも夢⾒る⽩い部屋」於:⼾野廣浩司記念劇場 2014年7月「なつきとオバケくぬぎ」於:⼾野廣浩司記念劇場 2014年11月「学生服をぬがさないで」於:新宿サニーサイドシアター 2015年3月「くじらは虹色の音楽にのって」於:池袋GEKIBA 総動員 約2,500名 ※「くじらは〜」の予想動員含 新企画により加納健詞と、俳優と、作品との新しい化学変 化を生み出し続けています! KENプロデュースとは? 作家・演出家である加納健詞が中心となって結成されたクリエイト 集団。精⼒的に舞台公演を⾏い、数々の受賞歴を持つ。 http://kenproduce.net/ 【 代表プロフィール 】 加納健詞 (作家 ・ 演出家 ・俳優) 愛知県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒。 大学で演技、ダンス、歌唱、演劇教育、ドラマセラピーなどを習う。 ⼤学在学中に有志のユニット集団KENプロデュースを設⽴。 演劇ワークショップ、舞台公演を定期的に⾏い、現在はいくつかの芸能プロ ダクションの演技講師でもある。 ○主な 脚本・演出作品 ・2004年 日本・ベトナム文化交流イベント『バンソン イン トウキョウ』日本ショー演出 ・2004年『ジャンプ~赤井英和物語』@名古屋中電ホール 作・演出 出演:氏神一番、ウガンダ・トラ ・2006年『1824』@彩の国さいたま芸術劇場大ホール 作・演出 ・2009年『ASU』初演 @コア池袋 作・演出 出演:加藤沙耶香(アイドリング1号) ・2009年『GUNS』@シアターグリーンBIG TREE THEATER 演出 出演:松田優主演 ・2009年『真里亜』@シアターグリーンBOX in BOX 演出 出演:吉村紗耶香、野呂佳代(AKB48) ・2009年『海冥の城 白の姫君』@北沢タウンホール 演出 出演:大友さゆり、折井あゆみ、立花彩野 ・2010年『白と黒とその泡と』作・演出 ☆池袋演劇祭・豊島観光協会賞 受賞 ・2010年『なつきとオバケくぬぎ』@アイピット目白 作・演出 出演:増田有華(AKB48) ・2011年『なつきとオバケくぬぎ』作・演出 ☆池袋演劇祭 池袋大明賞 受賞 ・2012年『白と黒とその泡と』作・演出 ☆ルナティックシアター演劇祭 審査員特別賞 受賞 ・2012年『チューボー』作・演出 ☆池袋演劇祭 優秀賞 受賞 ・2013年『学生服を脱がさないで』作・演出 ☆TONOGEKI演劇祭 審査員特別賞 受賞 ・2013年『ASU』再演 @南大塚ホール 作・演出 出演:粟島瑞丸、加藤沙耶香、高橋郁哉、とっきー ・2013年『サムライカウボーイ』@中野テアトルBONBON 演出 出演:矢口空、黒田有彩、山沖勇輝 ・2014年『RED』北沢タウンホール 演出 出演:後上翔太、奈津子、齋藤彩夏 年に6~12本のペースで舞台演出をこなす 過去公演・実績一覧 <<KENプロデュース>> ■KENプロデュース 第20回公演「うどん」 <日程>2015年1月14日〜18日<会場>シアターシャイン ■KENプロデュース 第19回公演「300年の絵画と鉄仮面の姫君」 <日程>2014年9月13日~15日<会場>北沢タウンホール ■KENプロデュース 第18回公演『RED』 <日程>2014年5月9日〜11日 <会場>北沢タウンホール ■KENプロデュース 第17回公演『戦湯物語』 <日程>2013年9月27日〜30日 <会場>シアターKASSAI ■KENプロデュース 第16回公演『チューボー』 <日程>2013年9月6日〜8日 <会場>豊島区民センター 6F文化ホール ■KENプロデュース 第15回公演『学生服を脱がさないで』 <日程>2013年1月31日〜2月4日 <会場>戸野廣浩司記念劇場 ■KENプロデュース 第14回公演『秋のスイカ』 <日程>2012年10月20・21日 <会場>武蔵野芸能劇場 ■KENプロデュース 第13回公演『チューボー』 <日程>2012年9月14~17日 <会場>シアターKASSAI ☆第二十四回池袋演劇祭・優秀賞受賞 ■KENプロデュース第12回公演『嘘つきの姫君と三人の絵師』 <日程>2012年1月21・22日 <会場>北沢タウンホール ■KENプロデュース第11回公演『なつきとオバケくぬぎ』 <日程>2011年9月21~26日 <会場>てあとるらぽう ☆第二十三回池袋演劇祭・池袋たいめい賞受賞 過去公演・実績一覧 ■KENプロデュース第10回公演『学生服を脱がさないで』 <日程>2011年8月5~7日 <会場>アイピット目白 ■KENプロデュース第9回公演『300年の絵画と鉄仮面の姫君』 <日程>2011年1月8・9日 <会場>北沢タウンホール ■KENプロデュース第8回公演『白と黒とその泡と』(再演) <日程>2010年9月16~20日 <会場>池袋小劇場 ☆第二十二回池袋演劇祭・豊島観光協会賞受賞 ■KENプロデュース第7回公演『海冥の城 白の姫君』 <日程>2009年12月25~27日 <会場>北沢タウンホール ■KENプロデュース第6回公演『白と黒とその泡と』 <日程>2009年9月9~13日 <会場>池袋GEKIBA ■KENプロデュース第5回公演『ASU』 <日程>2009年5月23・24日 <会場>コア・いけぶくろ(豊島区立区民センター) ■KENプロデュース第4回公演『ビキニも夢見る白い部屋』 <日程>2008年12月17~23日 <会場>池袋GEKIBA ■KENプロデュース第3回公演『お月さまへようこそ』 <日程>2005年9月22~25日 <会場>スタジオVARIO ■KENプロデュース第2回公演『キカイジカケノ カンタンノ ユメハ』 <日程>2001年9月23日 <会場>豊島区立区民センター ■KENプロデュース第1回公演『太陽が死んだ日』 <日程>2000年9月24日 <会場>南大塚ホール 過去公演・実績一覧 <<カルミアクラブ>> ■カルミアクラブ第4回公演『くじらは虹色の音楽にのって』 <日程>2015年3月24日~29日 <会場>池袋GEKIBA ■カルミアクラブ第3回公演『学生服をぬがさないで』 <日程>2014年11月18日~24日 <会場>新宿サニーサイドシアター ■カルミアクラブ第2回公演『なつきとオバケくぬぎ <日程>2014年7月5日~13日 <会場>⼾野廣浩司記念劇場 ■カルミアクラブ第1回公演『ビキニも夢⾒る⽩い部屋』 <日程>2014年2月18日~24日 <会場>⼾野廣浩司記念劇場 <<番外公演>> ■KENプロデュース番外公演『白と黒とその泡と』 <日程>2012年3月28・31日 <会場>下北沢小劇場 楽園 ☆ルナティックシアター演劇祭・審査員特別賞受賞 ■KENプロデュース番外公演『宇宙の孤児~ソラ ノ コジ~』 <日程>2012年2月19日 <会場>せんがわ劇場 ■KENプロデュースチャリティ公演『ビキニも夢見る白い部屋』 <日程>2011年4月16・17日 <会場>アイピット目白 ■amipro×KENプロデュース presents『なつきとオバケくぬぎ』 <日程>2010年6月22~27日 <会場>アイピット目白 ■amipro×KENプロデュース presents『刻め、我ガ肌ニ君ノ息吹ヲ』 <日程>2009年7月23~27日 <会場>アイピット目白
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