平成27年4月1日改正後の経営事項審査の運用に関するQ&A

平成27年4月1日改正後の経営事項審査の運用に関するQ&A
1.若年の技術者及び技能労働者の育成及び確保の状況
Q1-1
若年者とはどのような方ですか?
A1-1
審査基準日において満35歳未満の者をいいます。なお、満年齢が上がるのは誕生日
の前日であるため、審査基準日の翌日が35歳の誕生日である者は若年者の対象外とな
ります。
Q1-2
技術職員名簿には記載していませんが、若年者を雇用しています。加点対象となるの
でしょうか?
A1-2
なりません。あくまで対象となるのは技術職員名簿に記載がある方で満35歳未満の
方のみです。
Q1-3
新規若年技術職員とはどのような方ですか?
A1-3
審査対象年度内(当期事業年度開始の日の直前1年以内)に技術職員(=技術職員名
簿に掲載可能)となった者です(役員・事業主等を含む)。具体的には下記の2通りがあ
ります。
・審査基準日以前に6ヵ月を超える恒常的な雇用関係があり、審査対象年度内に新た
に資格を有するに至った若年者
・審査対象年度より前から資格を有しており、審査対象年度内に6ヵ月を超える恒常
的な雇用関係を有するに至った若年者
Q1-4
どのくらい加点になりますか?
A1-4
その他の審査項目はWの評点となりますが、その基礎点として最大2点(1項目1
点)となります。しかし総合評点(通称P点)を算出するときは、以下の方法で行いま
す。
2点(最大)×10×190÷200×0.15=2.85点
よって、他の項目によっては、最大3点加点となります。実質1~3点の間で加点
となります。
2.建設機械の保有状況
Q2-1
対象が拡充された機種は何ですか?また、どのようなものが必要になりますか?
A2-1
拡充されたのは移動式クレーン、大型ダンプ車及びモーターグレーダーです。必要な
書類に関しては県建築指導課HP上の「平成27年度経営事項審査について」の中に添
付がある「平成27年度経営規模等評価申請書・確認書類一覧表」の26及び表1を参
照してください。
Q2-2
どのくらい加点になりますか?
A2-2
その他の審査項目はWの評点となりますが、その基礎点として最大15点加点(1台
1点、最大15台まで計上可能)となります。しかし、総合評点(通称P点)を算出す
るときは、以下の方法で行います。
15点(最大)×10×190÷200×0.15=21.375点
よって、他の項目によっては、最大22点加点となります。実質1~22点の間で加
点となります。
3.旧基準から新基準への移行スケジュール
Q3-1
旧基準で平成27年度も審査を受けることが可能ですか?
A3-1
できません。平成27年4月1日からは新基準でのみでの審査となります。
旧基準での申請書で既に作成されている方は、変更がある様式を県建築指導課HP上の
「平成27年度経営事項審査について」の中に添付がある申請書様式(技術職員名簿、
その他の審査項目(社会性等))を使用してください。
Q3-2
新基準で平成27年3月末までの間に受けることはできますか?
A3-2
できません。平成27年3月末までは旧様式でのみの受付となります。
4.制度改正に伴う再審査
Q4-1
制度改正に伴う再審査はいつまで行いますか。
A4-1
今回の改正に係る事項に限って120日間の再審査申し立て期間を設けます。具体的
には平成27年7月29日までです。この期間に受審した場合、手数料は無料となりま
す。ただし、この期間以外でも必要があれば受付はしますが、手数料は有料となります。
Q4-2
平成27年7月29日までに制度改正に伴う再審査を受審したいが、いつまでに申込
みを行えばいいですか?
A4-2
平成27年7月6日(必着)までに申込みを行っていただければ、無料で行います。
Q4-3
制度改正に伴う再審査は受けなければならないのでしょうか?
A4-3
受審は任意です。受審が必要な方は、入札参加申請を行っている各市町村等が新しい
結果通知書を必要としている場合のみです。入札参加申請を行っている各市町村等に新
しい結果通知書が必要か確認してください。(福岡県平成27年度入札参加資格者名簿は
一律旧基準で評価するので、新しい結果通知書は不要です。)