愛媛県立医療技術大学警備業務仕様書 愛媛県立医療技術大学の警備業務については、この仕様書に基づいて実施 するものとする。 1 警備対象 (1)所在地 (2)対象名 伊予郡砥部町高尾田543番地 愛媛県立医療技術大学本館及び別館 2 警備目的 甲の所有又は管理にかかる上記警備対象内の財産を保護することにより、 甲の業務の円滑なる運営に寄与することを目的とする。 3 警備方法及び警備実施時間 警備員による常駐警備と機械警備の併用とする。 (1)常駐警備(警備員 1名) 勤務時間 平 日 ( た だ し 、 12月 29日 ~ 1月 3日 ま で を 除 く 。) 6: 30~ 8: 30、 18: 15~ 23: 00 た だ し 、 夏 季 休 業 ( 8/13~ 9/30 )、 冬 季 休 業 ( 12/22~ 1/11 )、 春 季 休 業 ( 3/20~ 3/31) 期 間 中 は 、「 18: 15~ 23: 00」 を 「 17: 15~ 23: 00」 と す る 。 土 曜 日 ( た だ し 、 12月 29日 ~ 1月 3日 ま で を 除 く ) 6: 30~ 18: 00 臨 時 警 備 年 12回 以 内 で 時 間 は 甲 の 指 示 す る 7: 00~ 23: 00の 範 囲 内 (入学式、オープンキャンパス、学生祭、入試、 卒業式等) (2)機械警備 詳細要領は本館については別紙1のとおり、別館については別紙 2のとおり。 なお、機械警備設備の敷設及び撤去等の工事等が必要な場合は本 契約に含むこととし、当該工事等に要する費用は乙の負担とする。 4 警備内容 警備員室を警備拠点として次の警備業務を実施するものとする。 (1)来訪者の受付と案内 (2)電話の応対 (3)鍵の確認、保管と授受 (4)甲の指定する講義室、演習室、研究室、体育館等の開錠 (5)機械警備用監視盤の監視と措置 (6)施設管理用総合監視盤の監視と措置(火災受信機等) (7)防火・防犯を主体とした学内巡回点検及び施錠確認(窓の施錠含む) (8)異常事態発生時の措置 (9)正門及び各門の開閉業務 ( 10) 国 旗 、 県 旗 、 大 学 旗 の 掲 揚 、 保 管 ( 11) 機 械 室 内 の 給 油 循 環 ポ ン プ 及 び 温 水 ヒーターコントローラーの 設 定 ( ON・ OFF) ( 年 20回 以 内 ) ( 12) 甲 か ら 要 請 の あ っ た 場 合 、 乙 は 「 休 日 お よ び 夜 間 の 機 械 警 備 使 用 マ ニュアル」を作成し、併せて説明会を実施する。 ( 日 程 、 回 数 は 年 2回 以 内 で 別 途 甲 と 協 議 す る 。) ( 13) そ の 他 協 議 決 定 し た 事 項 5 警備実施要領 勤務は、勤務基準表(別表1)に基づき実施する。 (1)機械警備用監視盤の監視と措置 ア 順次機械警備を開始する箇所の警備設定(ON)及び解除設定(O FF)操作を実施する。 イ 警備対象は監視し、異常事態の警戒にあたる。 ウ 警報盤により警報を確知したとき、又は乙の警備本部から警報の発 生を確知したときは発報場所へ出動して点検する。 (2)施設管理用総合監視盤の監視と措置(火災受信機等) 監視盤を監視する。警報を確知したときは発報場所へ出動して点検 する。 (3)防火・防犯を主体とした学内巡回点検 ア 学内の巡回は、甲の指定するコースを巡回し、火気・施錠の点検、 施設の破損個所の有無、潜伏者、徘徊者の有無の点検を行う。 イ 巡回にあたっては、乙の警備本部と連絡を密にし、効果的に警備を 実施する。 (4)異常事態発生時の措置 警備員は、警備業務中緊急又は異例の事態が発生したときは、直ち に消防署、警察署、事務局総務課長に通報するとともに現場措置を行 うなど臨機の対応を行い事態の拡大防止を図るものとする。 (5)警備本部と連携業務の推進 警備は、乙の警備本部と連絡を密にして効果的に実施する。 (6)その他協議決定した事項 6 警備員の服務心得 警備員は、次に掲げる事項を遵守しなければならない。 (1)業務の実施にあたっては、頭髪、身だしなみを清潔に保ち、他人に 不快感を与えないようにすること。 (2)業務中は、言動に注意し節度ある態度で業務を行い、来訪者の批判 を受けることのないよう留意するとともに、甲の職員との良好なる人 間関係の保持に努めること。 (3)業務中は、乙の制服、制帽等を着用すること。 (4)名札を付け、乙の発行する身分証明書を携帯すること。 (5)火災報知設備、消防設備等の取扱いについて日頃から熟知のうえ、 適切な措置が取れるよう心掛けること。 7 業務報告 警備員は、毎日、業務日誌(様式1)に所要事項を記載し、また、 当学 の鍵受払簿(教員用)に鍵の授受内容を整理のうえ記載して、事務局に提 出するものとする。 8 鍵の預託 警備実施に必要な鍵は、甲から乙に預託し、預託された鍵は厳重に取り 扱い保管する。 (1)平日の鍵の預託 事務局より、上番時に各鍵ボックス及びマスターキーを受領し、 鍵授受に記載する。下番時より翌朝上番時の間は、上記鍵を警備員 室にて保管する。 鍵ボックス内の鍵を確認し、各教職員が返納する鍵は鍵使用簿に 記載し、鍵ボックスに保管する。 (2)土日祝日の鍵の預託 休日前日の下番時より休日開け上番時の間は、上記鍵を警備員室 にて保管する。 教職員休日入館用の鍵及び鍵ボックスを休日前日に事務局より、 受領し、鍵は外部鍵ボックスに、鍵ボックスは警備員室に設置す る。休日開け上番時に当該鍵を回収し鍵ボックスとあわせて、事 務局に返却する。 9 その他 (1)この仕様書は、仕様の概要を示すものであるから警備実施上附帯的 に実施しなければならないものについては、この仕様書に記載してい ないものであっても甲・乙協議のうえ請負代金の範囲内で実施するも のとする。 (2)乙は、警備員名簿(様式2)に健康診断書及び写真を添えて、業務 に従事させる3日前までに甲に提出するものとする。また、警備員を 変更した場合も同様とする。 別表1 勤 務 基 準 表 (月~金) 時間 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 指定扉、窓の開閉 6:30~8:30 勤務(監視、施設内部・外部巡回) 18:15~23:00 (17:15~23:00) 勤 務 基 準 表 (土) 時間 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 指定扉、窓の開閉 6:30~8:30 勤務(監視、施設内部・外部巡回) 8:30~18:00 様式1 主幹 担当係長 係 業 自 至 平成 平成 勤務時間 年 年 月 月 (天候 勤務内容 務 日 日 曜日 曜日 ) 警備員氏名 日 誌 印 ○ 勤 務 警備員 氏 名 印 ○ 報 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 注 勤務内容は、監視、巡回等の区分を記入すること。 告 事 項 様式2 警 職 名 氏 名 備 員 住 名 簿 所 生年月日 別紙 1 機械警備システム(本館) 1 警報装置 (1)警備対象物件に設置された警報装置は、発生した異常事態を警備員 室並びに乙の警備本部へ自動的に通報するシステムとし、NTTの専 用回線を使用する。 (2)警報装置と監視項目は次のとおりとする。 ア 主表示装置 ○ 監視用コンピューター(ディスプレイ、プリンター、無停電電 源 装 置 を 含 む 。) ○ 警備エリアは、150区画以上に分割が可能であって、各区画 毎にON、OFFができること。 ○ イ 各警報を画面に表示し、乙の警備本部に送信できること。 侵入警報機器 マグネットセンサー及び立体センサーを使用すること。 なお、詳細は図1のとおりとする。 ウ 火災警報機器 火災受信機から移報する機器を設置すること。 エ 漏電警報から移報する機器を設置すること。 オ 水位警報から移報する機器を設置すること。 カ ガス警報盤から移報する機器を設置すること。 キ 中央監視室からの警報を移報する機器を設置すること。 ク 図書館からの警報を事務局及び警備員室の移報する機器を設置す ること。 (3)警報装置の保守点検 甲に設置された警報装置の機能を維持するため、乙は適宜保守点検 を行う。 2 警備本部(基地局) 警報受信機器を常時監視するとともに、警備員、警備車両と連携を密に し、警備対象物件に異常が発生したことを確知したときは、必要事項を指 示するものとする。 3 警備車両 (1)警備本部との連絡を保守し、警備本部の指示等に基づき警備対象物 件の異常事態に適確に対処し、警備目的を達成するものとする。 (2)対象物件の重要性及び特殊性を鑑み、警備車両の待機場所は、対象 物件から半径3㎞以内、応援警備車両の待機場所は8㎞以内とする。 ただし、公安委員会に届け出た待機場所とする。 別紙 2 機械警備システム(別館) 1 警備装置 (1)乙の設置するISDN回線を利用綜合ガードシステム機械監視警備 とする。 (2)警報装置は以下の機能を有するものとする。 ○警備対象で発生した異常事態をガードセンターへ自動的に通報する。 ○本件警備に必要な適合機器の配置及び種類・数量は末尾添付の端末 機器設置図面による。 ○火災・盗難・損壊行為のほか特定設備(ガス漏れ・浄化槽・温水ボ イラー・水槽・空調設備)の異常状態の感知。 (3)ガードセンターは以下の機能を有するものとする。 ○警報受信装置を常時監視するとともに、機動隊との連絡を保持する。 ○警備対象物件に異常が発生したことを確知したときは、必要事項を 機動隊へ指示するものとする。 (4)甲に設置された警報装置の機能を維持するため、乙は適宜保守点検 を行う。 2 警備本部(基地局) 警報受信機器を常時監視するとともに、警備員、警備車両と連携を密に し、警備対象物件に異常が発生したことを確知したときは、必要事項を指 示するものとする。 3 警備車両 (1)警備本部との連絡を保守し、警備本部の指示等に基づき警備対象物 件の異常事態に適確に対処し、警備目的を達成するものとする。 (2)対象物件の重要性及び特殊性を鑑み、警備車両の待機場所は、対象 物件から半径3㎞以内、応援警備車両の待機場所は8㎞以内とする。 ただし、公安委員会に届け出た待機場所とする。 業務完了報告書 ( 月) 日付 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 常 駐 警 備 上番時刻 下番時刻 警備員氏名 機 械 警 備 開始時間 解除時間 特 記 事 項
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