別添 千葉市開発審査会付議基準(抄) 第8 幹 線道路等の沿道等における流通業務施設の建築 幹線道路等の沿道等における流通業務施設の建築を目的とした開発行為等で、次 のすべ ての事項に該当するものであること。 1 「大規模流通業務施設」について ( 1 )予 定 建 築 物 は 、次 の い ず れ か に 該 当 し 、か つ 、1 日 に 取 り 扱 う 積 載 重 量 の 合 計 が 平均100トン以上であることについて地方運輸局長により相当と判断される規 模のものであること。 ア 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法( 平 成 元 年 法 律 第 8 3 号 )第 2 条 第 2 項 に 規 定 す る 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業( 同 条 第 6 項 に 規 定 す る 特 別 積 合 わ せ 貨 物 運 送 に 係 る 事 業 を 除 く 。) の 用 に 供 す る 建 築 物 ※ 一般貨物自動車運送事業の用に供する施設であっても、事業用自動車の運 転手等の休憩若しくは睡眠又は車両の点検のための施設である建築物のみ を建築する場合は、許可の対象としないものとする。 イ 倉 庫 業 法( 昭 和 3 1 年 法 律 第 1 2 1 号 )第 2 条 第 1 項 に 規 定 す る 倉 庫 で あ っ て、同条第2項に規定する倉庫業の用に供する建築物 (2)予定建築物は、自己の業務の用に供する建築物であること。 ( 3 )予 定 建 築 物 の 敷 地( 敷 地 内 の 通 路( 幅 員 が 4 メ ー ト ル 以 下 の も の に 限 る 。)を 除 く。)の全部又は一部が次のいずれかに該当する区域内に存すること。 ア 国道16号の道路境界から奥行き25メートル以内の範囲内の区域 イ 次 の 路 線 ご と に 定 め た イ ン タ ー チ ェ ン ジ の 出 入 口 が 一 般 の 道 と 接 す る 地点 か ら半径500メートル以内の範囲内にあるものとして市長が指定した区域 (ア)東関東自動車道市川・潮来線 千葉北 (イ)京葉道路 武石、穴川、貝塚及び蘇我 (ウ)千葉東金道路 千葉東、大宮、高田及び中野 (エ)千葉外房有料道路 鎌取、高田、誉田及び板倉 ※ 予定建築物の敷地がアの区域内に存する場合は、車両の出入口が国道16 号に接するように配置されていること。 ※ 予定建築物の敷地がイの区域内に存する場合は、車両の出入口が有効幅員 6メートル以上の国道、県道又は市道に接するように配置されていること。 1 *「 接 す る よ う に 配 置 さ れ て い る 」と は 、予 定 建 築 物 の 敷 地 前 面 だ け で な く 、当 該 計 画 区域外の接続先となる道路に至るまでの区間について所定の幅員が確保されてい ることをいうものとする。 (4)次の区域を含まないこと。 ア 排水路その他の排水施設について、区域内の下水(下水道法(昭和33年法律 第 7 9 号 ) 第 2 条 第 1 号 に 規 定 す る 下 水 を い う 。) を 有 効 に 排 出 す る と と も に 、 その排出によって当該区域及びその周辺の地域にいっ水等による被害が生じな いような構造及び能力で適当に配置され、又は配置されるように設計を定めるこ とができない区域 イ 急 傾 斜 地 の 崩 壊 に よ る 災 害 の 防 止 に 関 す る 法 律( 昭 和 4 4 年 法 律 第 57 号 )第 3 条第1項の規定により指定された急傾斜地崩壊危険区域 ウ 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(平成12 年法律第57号)第9条第1項の規定により指定された土砂災害特別警戒区域 エ 農業振興地域の整備に関する法律(昭和44年法律第58号)第8条第1項の 規定により定められた農業振興地域整備計画において定められた同条第 2 項第1 号に規定する農用地区域 オ 首都圏近郊緑地保全法(昭和41年法律第101号)第3条第1項の規定によ り指定された近郊緑地保全区域 カ 都市緑地法(昭和48年法律第72号)第12条第1項の規定により定められ た特別緑地保全地区及び第55条第1項の規定により市民緑地契約が締結された 土地の区域 キ 緑化の推進及び樹木等の保全に関する条例(昭和46年千葉市条例第21号) 第4条第1項の規定により指定された保存樹林を保全するため市長が必要と認め る区域 ク 文化財保護法(昭和25年法律第214号)第109条第1項の規定により指 定された史跡名勝天然記念物を保存するため市長が必要と認める区域 ケ 千葉県文化財保護条例(昭和30年千葉県条例第8号)第34条第1項の規定 により指定された指定史跡名勝天然記念物を保存するため市長が必要と認める区 域 コ 千葉市文化財保護条例(昭和33年千葉市条例第18号)第4条第1項の規定 により指定された千葉市指定文化財(同条第2項第4号に規定する千葉市指定記 念 物 に 限 る 。) を 保 存 す る た め 市 長 が 必 要 と 認 め る 区 域 サ 森林法(昭和26年法律第249号)第25条第1項又は第25条の2第1項 若しくは第2項の規定により指定された保安林の区域 シ 千葉市市民の森設置事業実施要綱に基づく市民の森を保全するため市長が必要 と認める区域 ス 千葉市谷津田の自然の保全に関する要綱に基づく谷津田等の保全区域 セ 坂月川における身近な水辺環境事業推進要綱に基づく水辺環境事業区域 (5)当該建築計画は建築基準法施行条例(昭和36年千葉県条例第39号)の規定に適 合していること。 2 (6)予定建築物の規模は、建ぺい率が10分の6以下、容積率が10分の20以下及び 高さ20メートル以下であること。 (7)立地については、周辺住民への計画内容の説明を行い、当該住民の3分の2以上の 同意を得ていること。 ※「周辺住民」とは、申請地の敷地の境界から150メートルの範囲内(国道1 6 号 沿 線 に つ い て は 道 路 を 挟 ん で 反 対 側 の 区 域 を 除 く 。)に 居 住 す る 世 帯 及 び 事 業 者 を い う も の と す る 。な お 、大 規 模 流 通 業 務 施 設 の 車 両 の 出 入 口 が 接 す る 道 路( 国 道 又 は 県 道 で あ る 場 合 を 除 く 。)の 幅 員 が 9 メ ー ト ル 未 満 の 場 合 に お い て は 、 当 該 道路沿線について道路境界から25メートルの範囲内に居住する世帯又は事業者 についても「周辺住民」に含むものとする。 2 「流通業務等の事務所・倉庫」について (1)予定建築物は次のいずれかの業種※1の事務所又は倉庫※2であること。ただし、 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年12月25日法律第137号)第2 条第4項に規定する産業廃棄物(当該事務所又は倉庫内において荷造 り、荷崩し、仕 分け、梱包等の作業を行う際に発生する廃プラスチック類、金属くず、ガラスくず及 び 陶 磁 器 く ず に つ い て は 除 く 。) を 申 請 地 内 に 保 管 す る こ と は で き な い 。 ア 建 設 業 ( D )( は つ り ・ 解 体 工 事 業 ( 0 7 9 6 ) を 除 く ) ※ 3 イ 製造業(E) ウ 電気・ガス・熱供給・水道業(F) エ 運輸業、郵便業(H)※4 オ 卸売業、小売業(I) (自動車卸売業(542)及び自動車小売業(591)を除く) カ 物品賃貸業(70) キ レッカー車業(他に分類されないその他の事業サービス業(9299)のうち、 道 路 上 の 事 故 車 、 故 障 車 等 を 前 輪 又 は 後 輪 を 吊 り 上 げ て 排 除 す る サ ー ビ ス を提 供 する事業)※5 ※1「業種」の名称及び分類方法は、日本標準産業分類(平成25年10月改定)に よるものとする。括弧内の英字又は数字は分類コードを示す。 ※2「倉庫」とは、物品の保管のみを目的とした建築物をいう。ただし、業務上必要 な荷造り、荷崩し、仕分け、梱包を行う場合、建築基準法の運用上は工場に当た るが、これを倉庫として扱うこととする。 ※3 土砂等及びこれに準ずるもの、または廃棄物を混合・再生するなどして生じた 再生砕石や混合再生改良土等については予定建築物及び建築物の存在する申請 地内には保管することはできない。土砂等とは、自然物である土砂及び自然物で ある建設発生土に安定処理を施してその性状を改良した処理土をいい、混合再生 改良土等とは、がれき類など産業廃棄物又は産業廃棄物由来の原料に焼却灰等 (燃え殻、ばいじんなど)や薬剤類を混合し製造したもの、又はこれらと土砂等 を混合したものをいう。 3 ※4 倉庫業(47)は運輸業、郵便業に属する。なお、貸倉庫業(69 11)は上 記のいずれの業種にも属していないことから対象の業種とはならない。 ※5 レッカー車業においては事故故障車両を移動させ、修理業務を行うために必要 最 小 限 度 の 工 場 設 備 を 併 設 す る こ と も 認 め る 。 必 要 最 小 限 度 と は 建 築 物 の 延床 面 積の2分の1未満とする。 (2)予定建築物は、自己の業務の用に供する建築物であること。 ※自己の居住の用に供する建築物、併用住宅、兼用住宅ではないこと。 (3)予定建築物の敷地の全部が、次のすべての要件を満たしていること。 ア 次の路線ごとに定めたインターチェンジの出入口が一般の道と接する地点から 半 径 5 0 0 メ ー ト ル 以 内 の 範 囲 内 に あ る も の と し て 市 長 が 指 定 し た 区 域 内 であ る こと。 イ (ア)東関東自動車道市川・潮来線 千葉北 (イ)京葉道路 武石、蘇我 (ウ)千葉東金道路 大宮 (エ)千葉外房有料道路 誉田 車両の出入口が本付議基準第8-2施行の日において既に有効幅員6メート ル以上の国道、県道又は市道であり、かつ市長が別表1で指定した道路のうち、 別図1-1から別図1-5で示した区間の道路に接するように配置されている こと。 ウ 千葉市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例第4条第1号 の区域を含まないこと。 ※本付議基準第8-2の施行の日は平成27年4月1日である。 ( 4 ) 1 「 大 規 模 流 通 業 務 施 設 」( 4 ) の ア か ら セ の 区 域 を 含 ま な い こ と 。 (5)当該建築計画は建築基準法施行条例の規定に適合していること。 (6)予定建築物の規模は、建ぺい率が10分の6以下、容積率が10分の20以下及び 高さ10メートル以下であること。 (7)立地については、申請地に隣接する地の住民(当該地に居住する世帯及び事業者を いう)への計画内容の説明を行い、当該住民の3分の2以上の同意を得ていること。 (8)敷地の面積は165平方メートル以上3,000平方メートル未満であること。 ( 9 )敷 地 の 外 周 の 7 分 の 1 以 上 が 、( 3 )イ で 市 長 が 示 し た 区 間 の 道 路 に 接 し て い る こ と 。 4 別表1 指定路線一覧 インターチェンジ 指定 名 路 線 番 道 路 名 区 間 号 千葉北 武石 ① 国道16号 別図1-1 ② 市道三角町線 ③ 市道三角町60号線 ④ 市道三角町72号線 ⑤ 市道三角町94号線 ⑥ 市道三角町95号線 ⑦ 市道三角町99号線 ⑧ 市道三角町100号線 ⑨ 市道長沼町2号線 ⑩ 市道長沼原町1号線 ⑪ 市道長沼原町5号線 ⑫ 市道長沼原町6号線 ⑬ 市道長沼原町7号線 ⑭ 市道長沼原町32号線 ⑮ 市道長沼原町35号線 ⑯ 市道長沼原町57号線 ⑰ 市道長沼原町80号線 ① 主要地方道千葉鎌ヶ谷松戸 別図1-2 線 蘇我 ① 市道塩田町誉田町線 ② 主要地方道浜野四街道長沼 別図1-3 線 大宮 誉田 ① 市道磯辺茂呂町線 ② 市道大宮町268号線 ③ 市道大宮町270号線 ④ 市道大宮町275号線 ⑤ 市道仁戸名町平山町線 ⑥ 市道誉田町平山町線 ① 市道高田町206号線 ② 市道高田町209号線 ③ 市道高田町250号線 ④ 主要地方道千葉大網線 5 別図1-4 別図1-5 3 「特定流通業務施設」について (1)流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律(平成17年法律 第85号。以 下 「 物 流 総 合 効 率 化 法 」 と い う 。) 第 4 条 第 2 項 に 規 定 す る 認 定 総 合 効 率 化 計 画 に 記載された同法第2条第3号に規定する特定流通業務施設であって、1(1)ア又 はイに規定する施設に該当する建築物で、かつ、申請者に総合効率化計画の 認定を 受けることが確実である事業者(共同で認定を受ける場合は、少なくともその一の 者)が含まれること。 ( 2 )予 定 建 築 物 の 敷 地 が 、次 の す べ て の 要 件 を 満 た す 道 路 の 区 間 の う ち 、市 長 が 指 定 した区間内の道路に9メートル以上の進入口をもって接する土地であること。 ア 東 関 東 自 動 車 道 市 川・潮 来 線 の 千 葉 北 イ ン タ ー チ ェ ン ジ 又 は 四 街 道 イ ン タ ー チ ェンジの周辺5キロメートルの範囲内に存する道路の区間 イ イ ン タ ー チ ェ ン ジ の 出 入 口 か ら 、車 線 が 2 以 上 、有 効 幅 員 が 9 メ ー ト ル 以 上 で 、 幅 員 1 メ ー ト ル 以 上 の 歩 道 が 整 備 さ れ た 大 型 貨 物 自 動 車 が 通 行 可 能 な 国 道 、県 道 又は主な市道が続く道路の区間 ウ 市道にあっては、インターチェンジの出入口から当該区間に至る間において、 住宅団地内を通過せず、かつ、主として住宅団地への進入路として使用される 区間を通過しない道路の区間 ( 3 ) 1 「 大 規 模 流 通 業 務 施 設 」( 4 ) の ア か ら セ の 区 域 を 含 ま な い こ と 。 (4)当該建築計画は建築基準法施行条例の規定に適合していること。 (5)予定建築物の規模は、建ぺい率が10分の6以下、容積率が10分の20以下及 び高さ20メートル以下であること。 6 7 8 9
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