(別添2) 平成27年度環境省ホームページの運用 及びシステム保守等業務 仕様書 環 境 省 第1章 総論 1. 業務の目的 本業務は、環境省が運用している環境省ホームページ及び地方環境事務所ホームページ並 びに環境調査研修所ホームページ(以下、「環境省ホームページ」と言う。)について、シ ステムの安定的な運用等を目的に外部の専門業者へ請け負わせるものである。 2. 請負業務概要 本仕様書に基づいて請負する業務の概要は、以下のとおりである。 (1) 環境省ホームページの運用 環境省ホームページに関するホームページコンテンツの整備等の運用を実施する。 (2) ウェブアプリケーションの保守・運用支援 環境省ホームページで運用しているウェブアプリケーションについて保守・運用 支援を行う。 また、ウェブアプリケーションについて検証し、既存マニュアルの見直し等を行 う。 (3) サポート業務 環境省ホームページの運用において必要なサポートを実施する。 (4) 業務報告 本仕様書に定める環境省ホームページ等運用に関する業務報告を実施する。 上記業務の実施にあたっては、「政府情報システムの整備及び管理に関する標準ガ イドライン」(以下、「標準ガイドライン」という)(平成 26 年 12 月 3 日第 58 回 各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議決定)に基づき、作業を実施すること。 <参考>政府情報システムの整備及び管理に関する標準ガイドライン http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/cio/dai58/honbun.pdf 3. 業務実施期間 契約締結日 ~平成 28 年 3 月 31 日 4. 成果物 (1)「標準ガイドライン」に基づくODB登録用シート 環境省担当官の依頼に基づき適時提出すること。 (2)年間業務報告書(A4、両面印刷、500 頁程度) なお、報告書には以下の資料等一式を含むものとする。 ・年間評価会議及び定例運用会議報告資料等一式 ・ウェブアプリケーション関連ドキュメント資料等一式 ・ODB登録用シート一式 ・その他提出資料一式報告書及びその電子データの仕様及び記載事項は、別添によ ること。 提出場所:環境省大臣官房総務課環境情報室 提出期限:平成 28 年 3 月 31 日 提出媒体:書式 2部 報告書等の電子データを収納した電子媒体(DVD-R等) 2式 5. 著作権等の扱い (1) 成果物に関する著作権、著作隣接権、商標権、商品化権、意匠権及び所有権(以下 「著作権等」という。)は、環境省が保有するものとする。 (2) 受託者は自ら制作・作成した著作物に対し、いかなる場合も著作者人格権を行使し ないものとする。 (3) 成果物に含まれる請負者又は第三者が権利を有する著作物等(以下、「既存著作 物」という。)の著作権等は、個々の著作者等に帰属するものとする。 (4) 納入される成果物に既存著作物等が含まれる場合は、請負者が当該既存著作物の使 用に必要な費用の負担及び使用許諾契約等に係る一切の手続を行うものとする。 6. セキュリティ 請負者は、下記の点に留意して、情報セキュリティを確保するものとする。 (1) 請負者は、請負業務の開始時に、請負業務に係る情報セキュリティ対策とその実施 方法及び管理体制について環境省担当官に書面で提出すること。 (2) 請負者は、環境省担当官から要機密情報を提供された場合には、当該情報の機密性 の格付けに応じて適切に取り扱うための措置を講ずること。 (3) また、請負業務において請負者が作成する情報については、環境省担当官からの指 示に応じて適切に取り扱うこと。 (4) 請負者は、環境省情報セキュリティポリシーに準拠した情報セキュリティ対策の履 行が不十分と見なされるとき又は請負者において請負業務に係る情報セキュリティ事 故が発生したときは、必要に応じて環境省担当官の行う情報セキュリティ対策に関す る監査を受け入れること。 (5) 請負者は、環境省担当官から提供された要機密情報が業務終了等により不要になっ た場合には、確実に返却し又は廃棄すること。また、請負業務において請負者が作成 した情報についても、環境省担当官からの指示に応じて適切に廃棄すること。 (6) 情報システムを構築・改良する業務にあっては、請負者は、環境省情報セキュリテ ィポリシーに準拠したシステムを構築すること。 (7) ホームページの構築・運営等を含む業務(イベント等の周知のためのホームページ を含む)にあっては、環境省 Web サーバ(www.env.go.jp)内での運用を原則とし、利 用するアプリケーション等の都合により別途のサーバ環境を利用する場合であっても、 ドメイン名は政府機関の属性型ドメインとなる「*.go.jp」を利用すること。 (8)請負者は、請負業務の終了時に、本業務で実施した情報セキュリティ対策を報告す ること。 (参考)環境省情報セキュリティポリシー http://www.env.go.jp/other/gyosei-johoka/sec-policy/full.pdf 7. その他 (1) 請負者は、本仕様書に疑義が生じたとき、本仕様書により難い事由が生じたとき、 あるいは本仕様書に記載のない事項については、環境省担当官と速やかに協議し、 その指示に従うこと。 (2) 請負者は、本業務開始前までに作業担当者に対し手順等を習得させ、作業環境やデー タ受け渡し方法についても環境省担当官と調整の上、業務が滞りなく実施されるよう に充分な事前準備を行うこと。また、業務開始時までに実施体制、連絡方法について 書面で環境省担当官に提出すること。なお、業務開始前の事前準備等に要する費用の 一切は請負者において負担するものとする。 (3) 本業務において請負者に受け渡しする関係ドキュメント(資料1 環境省ホームペ ージ掲載マニュアル等)は本業務の入札公示期間中において応札予定者に対し、大臣 官房総務課環境情報室への事前連絡の上で閲覧に供する。その他の閲覧可能資料(資 料2~8)については、CDで貸与する。入札公示期間終了後速やかに返却すること。 ただし、コピーや写真撮影等の行為は禁止する。また、閲覧を希望する資料であって も、本業務における情報セキュリティ保護等の観点から、提示できない場合がある。 (連絡先) 大臣官房総務課環境情報室 電話 03(5521)8212 FAX 03(3593)3070 受付時間:平日の9時45分から17時まで(12時~13時は除く) (閲覧可能資料(環境情報室内閲覧可能)) 資料1 環境省ホームページ掲載マニュアル等 (閲覧可能資料(CD貸与)) 資料2 ホームページ及びウェブアプリケーション・情報共有等システム一覧 資料3 環境省ホームページの運用体制及びシステム概要 資料4 環境省ホームページのアクセス件数 資料5 主要作業項目についての作業実績(平成26年1月~平成26年12月) 資料6 環境省ホームページ運用作業等の頻度の目安 資料7 ウェブアプリケーション・情報共有等システムに係る保守等作業一覧 資料8 環境省ホームページ等の運用業務 定例運用会議月次作業報告書 様式1 環境省ホームページ運用実績報告 様式2-1 作業日報(本省) 様式2-2 作業日報(地方環境事務所) 様式3-1 アクセシビリティチェック(本省) 様式3-2 アクセシビリティチェック(地方環境事務所) 様式4 アクセス統計 様式5 ウェブアプリケーション等保守・運用支援報告 様式6 サポート対応 様式7 定例運営会議(前回○月)議事録 第2章 前提事項 1. 業務実施体制及び作業環境 1.1. 業務実施に係る体制について (1) 請負者は、環境省ホームページの安定的な運用のために、第 3 章1.の「環境 省ホームページの運用」に規定する業務の実施にあたっては、運用手順を習得し た作業要員を 2 名以上従事させるとともに、うち 1 名以上は、常時、全ての期間 を通じて従事させることができること。また、作業要員のうち 1 名以上は過去 5 年間で 3 年以上ホームページ運用業務に従事した実績を有すること。 なお、第 3 章1.の「環境省ホームページの運用」以外の業務についても、業 務量等に応じて必要な作業要員を配置できること。 (2) 請負者は、環境省ホームページで採用しているプログラム「PHP」及び RDBMS「MySQL」についての専門的知識及び構築・保守の経験を十分に有す る作業要員を従事させることができること。 1.2. 作業環境について 請負者は、本業務を実施するにあたり必要な作業環境を請負者の責任において 整備できること。特に、第 3 章1(2)において規定する「作業要件」を満たすこと ができること。 2. システム概要 2.1. 運用対象システムの概要 本仕様書にて運用等業務を発注するホームページ及びその運用に利用する情報シ ステム等の概要は、下記のとおりである。 (1) 環境省ホームページ 環境省は環境省の組織情報及び環境行政に関する資料等を広く一般に公開する ため、平成 13 年より環境省ホームページを運用している。 環境省ホームページのコンテンツ更新作業にあたっては、環境省にて整理した HTML ファイル等を請負者に引き渡し、請負者においてアクセシビリティチェック、 リンク設定等を施した上で公開用サーバにアップロードする場合と、環境省が電 子ファイルで受け渡す情報を請負者が HTML ファイル化し、アクセシビリティチェ ック、リンク設定等を施した上でアップロードする場合がある。 なお、平成 25 年度から CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)機能の導 入を含むホームページリニューアルを行った。一部のコンテンツについては CMS による運用を行っているため、請負者が CMS を使用してコンテンツ更新を行う場 合がある。 (2) ウェブアプリケーション 環境省は、環境省ホームページにデータベース等の検索システムなどのウェブ アプリケーションを構築している。 (3) 情報共有等システム ① メーリングリスト管理配信システム 環境省は、環境省ホームページの更新状況を予め登録されたアドレスにメール 配信するシステムを構築している。 ② 国会連絡システム 環境省は、環境省内において国会情報の共有を行うシステムを構築している。 (4) CMS(コンテンツ・マネジメント・システム) 環境省は、平成 26 年度から一部コンテンツを CMS による運用に移行している。 請負者においては、当該システムを環境省が提供する SSL-VPN 基盤を通して利用 可能とする。 これらの環境省ホームページの運用に関わるシステムについては、「別紙 1 ホ ームページ及びウェブアプリケーション・情報共有等システム一覧」を参照のこと。 2.2. システム運用体制及びシステム概要 環境省ホームページに係る運用体制及びシステム概要は「別紙 2 環境省ホーム ページの運用体制及びシステム概要」のとおりである。システムに関する詳細な資 料については、業務受注後に請負者に貸出可能である。 2.3. 環境省ホームページ利用・運用実績 環境省ホームページの主な利用・運用実績、作業実績の概略は、「別紙 3 環境 省ホームページの主な利用・運用実績」「別紙 4 主要作業項目についての作業実 績(平成 26 年 1 月~平成 26 年 12 月)」のとおりである。 第3章 業務内容 1. 環境省ホームページの運用 請負者は、環境省ホームページに係る以下の作業を行う。また、実施した作業内容につい ては作業報告として記録し環境省に提出すること。作業報告の詳細は第 5 章 SLM 委員会 1.1.1.(3) 報告内容 にて規定する。 (1) 業務内容 以下に示すホームページコンテンツ等の整備作業を実施すること。 【ページ作成更新作業】 項目 ホームページ等掲載内容の作 成 内容 環境省が提示する文字及び図表情報を php 及び HTML 等で作 成、あるいは CMS を使用してページを作成すること。 (作成更新対象ページ) ・環境省及び部局トップページ ・トピックス ・新着・更新情報 ・審議会資料・答申情報 ・パブリックコメント募集・結果公表情報 ・公募情報 ・調達情報 ・参加募集 ・行事予定情報 ・大臣談話、大臣記者会見要旨等・採用情報 ・ビデオ・写真ライブラリ ・管理者からのお知らせ ・地方環境事務所 ・国立公園 ・国民公園 ・環境調査研修所 ・環境影響評価ネットワーク ・環境技術実証モデル事業 ・中韓仏ページ ・申請・届出等手続案内サイト ・東日本大震災への対応(関連ページを含む) ・上記以外のページで軽微な更新が必要なページ 【アクセシビリティ等確認作業】 項目 HTML 文法チェック PDF ファイルの Web 最適化 アクセシビリティチェック 内容 請負者で作成したコンテンツ、もしくは環境省からアップロ ードを依頼されたコンテンツについて、HTML 文法チェックを 実施すること。 請負者で作成した PDF ファイル、もしくは環境省からアップ ロードを依頼された PDF ファイルについて、ウェブ最適化 (リニアライゼーション)処理を実施すること。 請負者で作成したコンテンツ、もしくは環境省からアップロ ードを依頼されたコンテンツについて、アクセシビリティ測 定ソフトを用いてその音声モードおよびロービジョンモード における対応状況を確認すること。 【コンテンツアップロード・削除準備作業】 項目 リンク設定・解除 コンテンツ事前確認 内容 追加・削除するコンテンツについて、既存コンテンツを含め て必要なリンクを設定すること。 追加・削除するコンテンツについて、その記載内容やリンク の遷移先及び遷移元への移動等のアクションについて、試験 環境等で事前に確認すること。 【アップロード作業】 項目 コンテンツアップロード 内容 必要なコンテンツについて、指定時刻に環境省ホームページ へアップロードすること。 【削除作業】 項目 コンテンツ削除 内容 指定するコンテンツについて、指定時刻に環境省ホームペー ジから削除すること。 【ネイティブチェック等作業】 項目 ネイティブチェック 内容 環境省職員より依頼があった場合は、ネイティブチェックを 実施すること。その際には、日本語の原文を確認の上、環境 省が受け渡す日英対訳環境用語集に沿って用語の統一を図る こと。 日英対訳環境用語集の管理 環境省が受け渡す日英対訳環境用語集(表計算ソフト Microsoft 社 Excel)について、環境省が指示する用語の修正 及び追加を行うこと。また、日英対訳環境用語集は、常時最 新版を管理し、環境省の求めに応じ、随時、提出できるこ と。 【データベース運用作業】 項目 データベース更新 内容 ホームページ上に構築されているデータベースについて、環 境省が提供する情報に基づいて随時追加または修正、更新す るとともに、掲載先のページの整理・修正を行うこと。 【環境法令データベース整備作業】 項目 データベース更新 内容 環境法令データベースについて、環境省より受け渡す通知等 の HTML 化等のデータベース整備作業を行う。作業は、別途受 け渡す「環境省ホームページ公開用法令データ仕様書」によ るものとし、整備する法令等については、環境省より指示す る。 【サイトマップ作成等作業】 項目 サイトマップ作成 内容 トップページからのリンク経路に基づく第5階層程度までの サイトマップを作成すること。その際には、以下の点に留意 し作業を行うこと。 ・画像ファイル及び PDF ファイルについては除く。 ・報道発表資料、調達情報、記者会見、トピックス等の配下 に多数の個別案件のページを有すページについては、当該 個別案件のページについては除く。 項目 ディレクトリマップ作成 リンク調査 内容 ・複数のリンク経路がある場合は、ディレクトリ、パンく ず、ページ内容等により一の主要な位置にマッピングす る。 ・ページごとに担当課室名を付すこと。 環境省から指示された日付時点のディレクトリマップ(ディ レクトリ構成)を作成すること。 環境省ホームページの既存コンテンツの中から、他のファイ ルからのリンク参照がされていないページの有無について調 査し、ページ、URL、最終更新日等の情報を含め報告する こと。さらに、環境省担当官の指示に基づき、他のページか らのリンク付け、削除等の対応を行うこと。 【新着情報メール配信等作業】 項目 新着メール配信希望者等の管 理 新着情報メール配信(日本語) 新着情報メール配信 (E-mail News Service) 内容 環境省ホームページから登録される新着メール配信希望者 (日本語)からの登録情報を管理すること。 新着メール配信(E-mail News Service)の登録者の追加、削 除等の登録情報の管理を実施する。 以下の部局が使用するメーリングリストについて、登録者の 追加、削除等の登録情報の管理を実施する。 ・国際研究メーリングリスト(環境調査研修所) ホームページ更新内容についてメール文面を作成し、新着情 報配信システムを利用してメールを配信する。 英語ホームページの更新内容について英語で文面を作成し、 メーリングリストによりメールを配信する。 (2)作業要件 ① ホームページ運用・管理作業時間 【対応時間】:午前9時30分 から 午後6時15分 (閉庁日(土曜日、日曜日及び祝祭日)を除く) なお、東日本大震災への対応に関しては毎月 10 時間程度ホ ームページ運用・管理作業時間で定めた時間帯を超えて作業 依頼を行うので対応すること。 また、環境省として緊急性の高い事項についてはホームペ ージ運用・管理作業時間で定めた時間帯を超えて作業依頼を 行う場合があるので、環境省担当官と事前協議の上、対応す ること。 【作業場所】: 請負者事務所にてインターネットによりリモートアクセスし て作業を行う。なお、リモートアクセスは環境省が保有する SSL-VPN 環境を利用するため、請負者が用意して作業に使用す るパソコンは以下の環境が必要である。 ・OS: Windows Vista 又は Windows 7 ・ウイルス対策ソフト:Trend Micro 社製最新版の「ウイルス バスターコーポレートエディション」、「ウイルスバスター クラウド」のいずれか又はこれと同等のウイルス対策ソフ トがインストールされており、パターンファイルが最新のも のであること。 なお、最新版の「ウイルスバスターコーポレートエディシ ョン」、「ウイルスバスタークラウド」以外を利用する場合 には、事前に協議の上、環境省担当官の指示に従うこと。 ② 作業手順等 ホームページ更新作業手順の詳細については、別途受け渡す「環境省ネッ トワークシステムホームページコンテンツ掲載手順書」等の関係ドキュメン ト(「別紙 5 環境省ホームページ掲載マニュアル等一覧」)を参照し、請負 者の専門的技術等により作業を実施すること。なお、手順については変更さ れる場合がある。 また、ホームページコンテンツの掲載頻度の目安は「別紙 6 環境省ホーム ページ運用作業等の頻度の目安」を参照のこと。 ③ アクセシビリティ等確認作業 【作業対象】 アクセシビリティ等確認作業については、請負者が作成したコンテンツにつ いて全て実施すること。環境省から請負者に受け渡されたコンテンツについて は、その更新ボリュームが3ページまでのものは全て確認作業を実施し、それ を超えるものについては3ページを無作為に抽出して実施すること。 なお、以下に該当する場合は作業を免除する。 1) アクセシビリティに影響のない変更のとき(軽微な変更) <例>・審議会の開催情報や議事録一覧のリンク追加 ・サイトトップページのトピックス、トピックス一覧(アイコン画像 を追加したときを除く) ・部局トップページに行政資料のリンク追加 ・参加募集の追加 2) ツールやプログラム等で書き出された定型的なページ <例>・入札公告の詳細ページ ・行事予定 ・新着情報一覧や報道発表資料一覧 3) 白黒のテキストのみのページはロービジョンモードでのチェックのみ免 除 ※共通テンプレート部分以外が白黒のテキストのみのページも含む <例>・報道発表資料の本文 ・審議会議事要旨・議事録 ・大臣記者会見 【作業方法】 これらの HTML 文法チェックおよびアクセシビリティチェックについては、 以下のツールを利用すること。 ・HTML 文法チェック:Another HTML-lint gateway http://openlab.jp/k16/htmllint/htmllinte.html ・アクセシビリティチェック:aDesigner http://www.trl.ibm.com/projects/acc_tech/adesigner.htm なお、環境省から受け渡しされたコンテンツで、確認結果について著しく思 わしくないと判断できるものについては、環境省担当官に連絡の上、差し戻し 等の対応を協議する。 ④ データベース運用作業 構築されているデータベースについて仕様変更が発生した場合や、新規に発 生した事案については別途協議とする。 また、一部データベースはデータベース管理運用ソフト(PremiumSoft™ CyberTech 社製 Navicat for MySQL Windows 。環境省より 1 ライセンス のみ貸与可能)を使用して作業を行うため、請負者においては、当該ソフトを 使用できる作業環境が必要である。 ⑤ ネイティブチェックについて ネイティブチェックを行う者は、英語を母国語とし、標準的な英語構文を使 用できる者が実施すること。ただし、日英対訳環境用語集による用語の統一を 行う作業についてはネイティブチェックを行う者が実施する必要はない。 ⑥ 新着情報メール配信作業について 新着情報メール配信作業については、新着情報のカテゴリーである「報道 発表資料」、「その他の新着情報」の両方ともに新着情報がない場合は、新 着情報メール配信は行わない。「報道発表資料」、「その他の新着情報」の 一方のカテゴリーのみ新着情報がない場合は、当該カテゴリーの新着情報が ない旨を明記して配信する。 (3)留意事項 ① 作業の依頼体制 環境省から請負者への作業の依頼は、原則、環境情報室の職員から行われ る。ただし、地方環境事務所ホームページ及び国立公園ホームページについ ては、地方環境事務所及び地方環境室の職員から行われる。 ② ページ上のリンクについて内部リンクを設定する場合は、相対リンクで設定 すること。 ③ バックアップ作業について コンテンツ等に関するバックアップについては、作業は別途調達する環境 省ネットワーク運用業務請負業者がアウトソーシングセンタに設置される環 境省ネットワーク全体に関するシステム運用業務の一環として実施している ことから、請負者において特段の作業が発生することは想定していない。 2. ウェブアプリケーション等の保守・運用支援 請負者は、環境省ホームページで運用するウェブアプリケーション及び情報共有等 システム(以下、「ウェブアプリケーション等」と言う。)について、以下の作業を 実施すること。その際には、環境省ウェブ作成ガイドライン、環境省情報セキュリテ ィポリシー、動的コンテンツ作成ガイドライン等の規定について十分に留意すること。 平成26年度における照会等の事例は、「別紙7 ウェブアプリケーション・情報共有 等システムに係る保守等作業一覧」のとおりである。作業頻度の目安は「別紙6 環境 省ホームページ運用作業等の頻度の目安」を参照のこと。 なお、障害対応などのためのプログラム改修や新たな機能追加は本業務の範囲外で ある。 (1)障害対応作業 環境省ホームページのウェブアプリケーション等に関する障害が発生した場合、 障害がウェブアプリケーション等に起因する場合は、その原因を調査し、環境省担 当官に報告すること。また、環境省担当官からの指示に基づき、その対応案を作成 すること。原因が他の事業者等の業務範囲にある場合は、環境省担当官と協議の上、 その指示があれば当該事業者等の障害対応作業に協力すること。 (2)各種調整作業 ホームページ運用手順書等の関係ドキュメントで規定した以外の作業の必要性が 生じた場合の作業手順書を作成すること。 また、環境省ホームページのウェブアプリケーション等の現状調査を行い、ウェ ブアプリケーション関連ドキュメントの見直し整理を行うこと。 (3)新規及び改修するウェブアプリケーション等の導入等に係る審査等 環境省が新たに構築するウェブアプリケーション等、または改修する既存のウェ ブアプリケーション等について、計画時及び導入時において提示する資料等を元に、 動作環境やセキュリティ等の観点より環境省ホームページへの導入を審査し、必要 な修正箇所の明示を含め、環境省担当官に報告すること。その際に、併せて審査報 告書シートを提出すること。 また、審査時に環境情報室が部局及び構築事業者へのヒアリングを環境省におい て実施する際には、環境省担当官の求めに応じてヒアリングに出席すること。さら に、構築事業者がウェブアプリケーション等の開発、ホームページへの導入作業を 行う際には、環境省担当官の指示に基づき、構築事業者に対する必要な支援を行う こと。 (4)ドキュメントの整理 別途受け渡すウェブアプリケーション等のシステム設計書について、上記の作業 等にて内容等に変更があった場合は、環境省の指示に基づき必要な修正を行うこと。 3. サポート業務 円滑な環境省ホームページ運用のため、以下のサポート作業を実施すること。 (1) 業務内容 【サポート作業】 項目 照会対応 内容 ホームページ掲載内容の更新等の作業にあたり、環境省職員等からの 問い合わせに対応すること。また、ホームページに関して障害等が発 生した場合は、環境省ネットワークシステム関係事業者からの問い合 わせに対応すること。 ホームページ関係調 査への対応作業 環境省より特定ページのアクセス数、サーバ上のファイル数等につい ての調査依頼に対応すること。 コンテンツ受け渡し 指定するサーバ上のコンテンツについて、サーバ上よりダウンロード し環境省担当官に受け渡しすること。受け渡し方法については、別 途、環境省担当官と協議すること。 ホームページリニューアル等業務において導入する CMS の運用等に係 わる設定変更等の調整について対応すること。 ホームページリニュ ーアル等業務に係わ る調整作業 (2) 作業要件 サポート時間 【対応時間】:午前9時30分から午後6時15分 (閉庁日(土曜日、日曜日、祝祭日及び年末年始)を除く) 【作業場所】:請負者事務所にて電話、メール等により行う。 作業頻度の目安は「別紙 6 環境省ホームページ運用作業等の頻度の目安」 を参照のこと。 (3) 留意事項 照会は、原則、環境情報室の職員等から行われる。 また、ホームページリニューアル等業務において、移行作業実施のため、コン テンツ受け渡し等が行われるため対応すること。 4. 業務報告 業務内容は、第5章 SLM委員会に規定する。 第4章 運用等業務に関する運用管理指標 1. 管理指標の設定目的 環境省ホームページ等に関する運用等業務について、請負者と環境省双方の役割や責 任を明確化し、継続的かつ安定的なサービスの提供とその利用に資するために必要な管 理項目と保証値を定め、サービスレベルとして合意することとする。 定めた管理指標値については、その達成状況を定期的に監理することで、サービスの 維持とその改善を図るものである。 2. 適用範囲 管理項目及び管理指標の設定とその管理に関する適用範囲は、第3章「業務内容」で 定める環境省ホームページ等に関する運用等業務とする。 また、運用管理指標に関する保証値の計測期間及び計測時間を、営業時間として以下 の通り定める。 ・計測期間:平成27年4月1日から平成28年3月31日まで ・計測時間:計測期間における24時間 3. 運用・管理に向けた実施体制と役割 運用・管理に向けた体制と役割については、第5章「SLM委員会」にて定める。 4. 管理指標及びその保証値 管理指標及びその保証値については、以下のとおりとする。 【ページ作成作業】 管理項目 ホームページ掲載内 容の作成 事項 作成依頼から掲載原稿作成まで ( A4 原 稿 相 当 以 下 。 英 語 翻 訳、図表の作成を除く。) 環境省提供原稿の反映 HTML 構文チェック測定結果 アクセシビリティ測定結果 保証値 3 営業日以内 100% 80 点以上 3 ポイント 【データベース運用作業】 管理項目 データベース更新 事項 更新データの提供から更新準備 完了まで 環境省提供原稿の反映 保証値 5 営業日以内 100% 【コンテンツアップロード・削除準備作業】 管理項目 リンク設定・解除 コンテンツ事前確認 事項 リンク切れ 適切な画面遷移 0件 100% 内容 事項 コンテンツ更新完了 保証値 指定時刻より 1 時間以内 【アップロード作業】 管理項目 コンテンツアップロ ード (環境省がコンテンツを作成する場 合) 1 営業日以上より前の依頼におけ る指定時刻より 1 時間以内 環境省提供原稿の反映 100% 事項 コンテンツ削除完了 環境省提供原稿の反映 保証値 指定時刻より 1 時間以内 100% 【削除作業】 管理項目 コンテンツ削除 【サポート作業】 管理項目 照会対応 事項 照会事項に対する回答 保証値 照会受付から 1 営業日以内の一次回 答 5. 保証値に対する結果対応 前項4で定めた保証値が未達成であった場合には、その保証値の未達成要因となった リソースの増強や代替手段の提供等を無償で実施することにより、サービスレベルの維 持を図ること。 なお、サービスレベルの未達成が頻繁に繰り返される場合には、請負者と環境省の間 で別途協議し、ペナルティを課す場合がある。 6. 免責事項 システム運用に関して、インフラ災害、電源供給の停止や通信障害の場合及び環境省 の都合・事由により請負者が要求水準を満たせない場合、その他双方協議の上で計測の 除外とした場合については免責とする。 7. 管理指標値等の改訂 (1) 改訂の契機 設定した管理項目や管理指標値については、以下に示す必要性等に応じて見直し を行い、改訂する。 ① 双方の合意事項に明確な変更があった場合 ② 双方が改訂の必要を認めた場合 (2) 改訂の手続 改訂にあたっては、以下の手続きを実施する。 ① 改訂する場合には、請負者、環境情報室並びに環境省CIO補佐官を交えて改訂案 を作成する。 ② 作成した改訂案については双方で合意し、保管する。 ③ 改訂する際には改訂履歴を作成し、環境省担当官に提出すること。 第5章 SLM委員会 1. 運用ルール 1.1. SLM委員会の設置 ① 第4章「運用等業務に関する運用管理指標」で定めた管理指標(サービスレベル) を管理し、請負者と環境省との間の円滑化を図り、共通の問題意識をもって課題に 対応していくことを目的にSLM(Service Level Management)委員会を設置する。 ② SLM委員会は、原則として請負者と環境省により構成する。 ③ 請負者はサービスレベルの達成状況や課題に関する情報の提供を行い、環境省はモ ニタリングとサービスレベル低下時の原因追及を行う。 ④ SLM委員会は、定例運用会議と年間評価会議を環境省において行う。 1.1.1. (1) 定例運用会議 開催目的 第4章「運用等業務に関する運用管理指標」によって定めたサービスレベル の維持管理を目的とし、ホームページ運用状況の確認と問題点共有及び解決策 の検討を実施する。 (2) 出席者 環境省におけるホームページの運用及び業務に係る関係者と請負者により構 成する。 (3) 報告内容 「別紙 8 環境省ホームページ等の運用業務定例運用会議月次作業報告書 (資料 1、資料 6~8)」(A4、両面印刷、10 頁程度)及び「別紙 8 環境省ホ ームページ等の運用業務定例運用会議月次作業報告書詳細(資料 2-1~資料 5)」(A4、両面印刷、80 頁程度)により運用実績等について報告すること。 また、ログ情報を基に、環境省が指定した特定ページのアクセス数等について 解析し HTML ファイルで報告すること。あわせて、課題等の報告が必要な場合は、 適宜、必要書類を提出すること。会議における必要部数は、請負者用として報 告書 1 部、環境省用として 4 部、報告書詳細 1 部とする。なお、報告事項及び 業務報告書の様式は、円滑な業務報告と運用の改善を目的に、請負者と環境省 の合意の下、変更される場合がある。 (4)議事録の作成 請負者は、定例運用会議の議事録を作成し、速やかに環境省担当官に提出し、 確認を得ること。 1.1.2. 年間評価会議 (1) 開催目的 年間を通じたサービスの実績や結果対応の状況等を確認するため、当該期間 における実績や対応状況等を総合的に検討し、現在の管理指標要求水準の妥当 性を評価する。また、必要に応じて次契約期間の管理指標等に反映する。 (2) 出席者 環境省におけるホームページの運用及び業務に係る責任者と請負者により構成 する。 (3) 報告内容 年間運用実績、課題等をとりまとめて書面にて報告すること。 (4)議事録の作成 請負者は、年間評価会議の議事録を作成し、速やかに環境省担当官に提出し、 確認を得ること。 1.2. 運用方法 (1) 開催時期 年間を通じた会議時期は下記のとおりである。 【委員会開催時期】 定例 運用会議 年間 評価会議 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ - - - - - - - - - - - ○ (2) 運用方法 ① 会議運用の役割分担 (凡例:○主担当 役割 委員会事務局 開催案内 議事内容・資料作成 議事・資料等印刷 議事進行 議事録作成 データの保管 環境省事務局 ○ ○ △ - ○ - - △:支援) 請負者 ○ △ ○ ○ - ○ ○ ② 運用の流れ 【委員会開催手続き】 事前調整 次回開催の運用会議の開催日時、場所、議事内容について双方 の事務局にて調整し、決定する。 資料の準備 運用会議等で配布する資料について、請負者で必要部数を用意 する。 定例運用会議 年間評価会議 請負者から必要書類の提出及び報告を実施する。 必要に応じ、報告内容について適宜対応を検討する。 議事録の作成 請負者は運用会議等で検討された事項及び決定事項等について 議事録を作成し、環境省の承認により、議事録を確定する。 資料の電子ファイル 提出 請負者は、報告書類一式、議事録の電子ファイルを一元的に管 理し、環境省の求めに応じて提出する。 2. 環境省ネットワークシステム定例会について 環境省ホームページの運用に関するシステムは、環境省ネットワークシステムにおい て他のシステムとともに統合的に運用されており、環境省では環境省ネットワークシス テムの運用に係る中心的役割を担う事業者等とともに定例会を開催している(月 1 回)。 請負者は、環境省ネットワークシステムの円滑な運用のため、環境省ホームページの運 用に係る事項が議題とされる場合などは、環境省担当官の求めに応じて当該定例会へ出 席し、適宜、必要な報告を行う(年2回程度)。 (別添) 1.報告書等の仕様及び記載事項 報告書等の仕様は、「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」(平成 27 年 2 月 3 日閣議決定。以下「基本方針」という。)の「印刷」の判断の基準を満たす こと。 なお、「資材確認票」(基本方針 198 頁、表3参照)及び「オフセット印刷 又はデジタル印刷の工程における環境配慮チェックリスト」(基本方針 199 頁、 表4参照)を提出するとともに、印刷物にリサイクル適性を表示する必要がある 場合は、以下の表示例を参考に、裏表紙等に表示すること。 リサイクル適性の表示:印刷用の紙にリサイクルできます この印刷物は、グリーン購入法に基づく基本方針における「印刷」に係る判 断の基準にしたがい、印刷用の紙へのリサイクルに適した材料[Aランク]の みを用いて作製しています。 なお、リサイクル適性が上記と異なる場合は環境省担当官と協議の上、基本方 針(http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/kihonhoushin.html)を 参考に適切な表示を行うこと。 2.電子データの仕様 (1)Microsoft 社 Windows7 SP1 上で表示可能なものとする。 (2)使用するアプリケーションソフトについては、以下のとおりとする。 ・文章;ワープロソフト Justsystem 社一太郎(2011 以下)、又は Microsoft 社 Word(ファイル形式は Word2010 以下) ・計算表;表計算ソフト Microsoft 社 Excel(ファイル形式は Excel2010 以 下) ・画像;BMP 形式又は JPEG 形式 (3)(2)による成果物に加え、「PDF ファイル形式」による成果物を作成す ること。 (4)以上の成果物の格納媒体は DVD-R とする。事業年度及び事業名称等を収納 ケース及び DVD-R に必ずラベルにより付記すること。 (5)文字ポイント等、統一的な事項に関しては環境省担当官の指示に従うこ と。 3.その他 成果物納入後に請負者側の責めによる不備が発見された場合には、請負者は 無償で速やかに必要な措置を講ずること。
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