大東市ブランドおよび PR 戦略策定支援業務プロポーザル募集要項大東市政策推進部企画経営課平成 27 年 2 月【問合せ先】大東市政策推進部企画経営課（担当：北田）所在地〒 574-8555 大阪府大東市谷川 1 丁目 1 番 1 号電話 072-870-0404 FAX 072-872-2291 Mail [email protected] 1 １目的人口減少が大きなテーマとなり、地方創生に向けて国を挙げて対策に乗り出していることは周知の事実である。本市も例外ではなく、 1998 年の 13 万 1000 人をピークに減少に転じ、2012 年以降は毎年 1000 人規模で人口減少が続いている。大阪市の東隣という立地の良さなどから、本市には毎年約 4000 人が転入してくるが、同時に約 5000 人が転出している。転出の約 7 割は 20～40 代の新婚・子育て世代であり、第 2 次産業が多く業界の不振を受けて雇用の場が失われた等「仕事」が転出理由の首位となっており「住宅の都合」や「結婚のため」が続いている。しかし、街頭犯罪率の高さや教育環境への不満等の理由も推測し、それぞれ対策に乗り出している。さらに、本市では合計特殊出生率が全国値を下回っており「収入があっても結婚に踏み切れない女性が多い」と分析し、出産・子育て支援の拡充により、キャリア形成を目指す女性が定住しやすいまちづくりを推し進めている。その他すでに実施している施策等もあり、2014 年度転出者数は 4160 人と転出者と転入者の数は均衡に近づいてきている。一方、本市は大阪都心部に隣接している交通至便の好立地であるとともに、市東部に生駒山系を抱える自然環境豊かなまちであるが、集中豪雨による河川氾濫等自然の猛威と向き合ってきたため、下水道整備や道路・河川・水路の改修を優先して注力してきた反面、魅力あるまちづくりが立ち遅れている状況にあるとともに、昨今は、住みやすさの質の向上が求められている。昨年上記課題解決のための「人口流入アクションプラン」を策定した。このプランは一昨年に策定されたマニュフェストロードマップにおける「人口 13 万人を目指す」に基づくものである。また、このロードマップには「本市がアイデンティティを育み、外部に発信していけるような独自魅力や文化、シンボルを欠いたまま今日にいたっている」、また、「資源の種にしっかりと目を向け、長期的な視野に立って、まちづくりに立ち向かうべき」といったことも問題提起されている。このような環境・状況下、大東市の魅力を整理分析し、市民をはじめとする様々な意見に耳を傾け、大東市ブランドを確立させる業務を実施するとともに、さらに PR を推進する（本業務では PR 戦略策定まで）。また、大東市民のシビックプライドを醸成し、市民の大東市に対する満足度を高め、人口流出を改善、また市外に向け積極的に情報を発信し、人口流入を促し、結果として人口増を果たし、それが大東市の活力と魅力をさらに増していく、その一端を担っていくことを目的とする。 2 ２業務の概要 ⅰ 業務名「大東市ブランドおよび PR 戦略策定支援業務」 ⅱ 業務内容（１）大東市ブランド開発業務 ① 大東市ブランド確立に向け、大東市をとりまく環境を明らかにする。 ② 大東市が実施しているイベントや既存事業等の、現状や課題を明らかにする。 ③ それらの現状や課題に対して、短期的な視点から PR 手法等を助言する。 ④ 長期的な視点からその解決に向けた実効性のある PR 戦略を策定するため、市民や関係機関・団体の考えや意見を抽出する。（例）・大東ブランド検討会議×２回（行政・市民・企業・団体・学識者等約１０～１５名）・市民で、子育て世代（２０～４０代）を中心とした女性のワークショップ ×１回・庁内検討会議×２回 ⑤ それらの結果等をもとに、大東市のブランド価値を視覚化する。具体的にはブランドメッセージやロゴマーク等を作成する。作成プロセスにおいて市民意識の喚起や気運の高まりを促すため、複数の案をもって市民投票等で決定するなど、市民が参加できる形で進めるものとする。 ⑥ 作成したブランドメッセージやロゴマーク等をもとに PR 戦略を立案する。立案する際、戦略的な情報発信手段の開発、大東市への愛着や魅力向上を図る手法の構築、産官学民が一体となり進め、まちの魅力を市民などから打ち出していくことを盛り込む。 ⑦ オール大東体制で大東市ブランドを推進していくための特設 WEB サイトの開設運営についても検討すること。 ⑧ 今後ブランド PR 活動を継続したいと考えており、経年的に大東市イメージ調査を実施していきたい。プラン等の策定前に第一回目の本市へのイメージ調査を行うものとする。（２） PR 戦略策定業務作成したブランドメッセージやロゴマーク等をもとに大東市ブランド PR 戦略策定を行う。PR 業務の実施については、平成 27 年度中から開始し、平成 28 年 4 月以降も継続して実施していきたいと考えている。PR 冊子、ホー 3 ムページ展開、産官学民と連携した PR、メディア活用等も今後検討していきたいと考えている。（ただし、本業務を受託した場合であっても、PR 業務の継続委託を確約するものではない。）平成 27 年 3 月～平成 27 年度中平成 28 年 4 月～ブランドおよび PR 戦略策定 PR 戦略の立上げ実行 PR 戦略の継続実行（３）その他 ① （１）（２）ともに、会議体、ミーティング、ワークショップ等については企画経営課と連携を図り、会議計画立案、協議内容・資料の作成、会議運営や協議結果の取りまとめなど、効率的な運営が図れるよう業務を行う。 ② 上記業務をもとに「大東市ブランド戦略プラン」と「概要版」作成するものとする。 ③ ⅲ 最大限の効果創出のためのその他独自提案も可とする。履行期限平成２７年１１月３０日（月） ⅳ 契約予定価格金６，０００，０００円（消費税および地方消費税を含む。） ⅴ 成果物・各取組の過程および実績を含めた業務報告書１部および電子データ・大東市ブランド戦略プラン・概要版３１００部および電子データ３００部および電子データ事業者選定方法公募型プロポーザル方式４参加資格以下のいずれかに該当する団体は応募することができません。 ① 政治活動、宗教活動を主たる目的としているもの ② 地方自治法施行令第 167 条の 4 の規定に該当するもの ③ 会社更生法、民事再生法等の規定に基づき、更正または再生手続きを開始しているもの 4 ④ 国税および地方税を滞納しているもの ⑤ 大東市競争入札参加資格を有していないもの ⑥ 大東市建設工事等における指名停止に関する要綱に基づく指名停止措置を受けているもの ⑦ 大東市暴力団排除条例第 7 条各号に該当するもの ⑧ 提出された書類の記載事項に虚偽があるもの ⑨ その他、市民の信頼を損なうもの５企画提案者の公募市ホームページに掲載して企画提案者を公募します。６本事業受託者の選定方法企画提案の応募にあたっては、仕様書を踏まえて以下の書類を作成し市企画経営課に提出してください。なお、必要に応じて追加書類の提出を求めることがあります。（１）提出書類 ① 企画提案書等提出届（様式１）必要事項を記入し、代表者印を押印（正本１部に押印し残りはコピーで可） ② 企画提案書（任意様式、原則Ａ４サイズ）以下の項目を含め、１０枚以内にまとめて作成してください。（両面使用可）・定住・交流人口の増加に対する考え方・本業務の企画・立案・実施にあたっての基本的な考え方および実施方針・市民等との連携に対する考え方および検討会議等の運営計画や支援策等・ブランドメッセージやロゴマーク等を作成・活用するための運営計画や支援策・実質的なスタッフとして、統括リーダー・マーケティングリーダー・クリエイティブディレクター・コピーライター・アートディレクター等の人員選定、体制、配置の考え方・ブランド確立に向けた広報ツールとして、ＷＥＢサイト開設についての考え方や提案。（限度額および全体計画等を考慮し、開設するか否かも含めた提案とします。）・イメージ調査の実施計画・ＰＲ戦略策定に係る考え方・ブランドおよびＰＲ戦略策定に係る全体的なスケジュール・その他、本業務に関連する独自提案など ③ 業務実施体制調書（様式２） 5 ④ 管理責任者調書（様式３） ⑤ 担当者調書（様式４） ⑥ 業務工程表（任意様式、Ａ４サイズ） ⑦ 見積書および見積り内訳書（任意様式、Ａ４サイズ） ⑧ 会社概要および実績（２）提出部数等各７部（原本１部、副本６部）「① 企画提案書等提出届」および「 ⑦ 見積書および見積り内訳書」にのみ企画提案者名を記載し、その他には記載しないでください。（３）提出期限平成２７年２月２７日（金）～３月１０日（火）午後５時まで（必着）（４）提出方法提出書類一式を紐またはファイルで綴り、大東市政策推進部企画経営課に持参または書留郵便により提出してください。（５）質問の受付および回答説明会は開催せず、電子メールによる質問の受付および回答を行います。 ① 受付期間平成２７年２月２７日（金）～３月４日（水） ② 提出方法任意様式。質問は簡潔に箇条書きにて行い、電子メールで大東市政策推進部企画経営課へ提出してください。電話および直接来庁による質問には応じません。 ③ 質問に対する回答回答は、質問受付期間終了後すみやかに、市ホームページへ掲載し、その旨を質問のあったアドレス宛て電子メールにて通知します。７契約候補者の選定方法当業務に関連する関係課の市職員が提出書類を審査し、契約候補者を選定します。（１）審査基準契約候補者の選定は、採点者の合計点により決します。合計点が同じ場合は採点者の多数決により決します。ただし採点者の平均点が、 100 点満点換算で 65 点に満たない事業者は、契約候補者に選定しません。 6 〔評価項目および配点（予定）〕評価項目評価基準配点基本姿勢（10）実施方針について 10 事業計画（70） ① 検討会議等について 20 ② ブランドメッセージおよび 20 ロゴマークの作成について ③ ＷＥＢサイトの開設について 10 ④ イメージ調査について 10 ⑤ 計画全体について（特に実施スケジュー 10 ルおよびコスト配分等の妥当性について）業務執行体制（10）執行体制及び人員配置について経営基盤・業務実績（ 10）業務実績について（２） 10 10 結果通知選定結果は、企画提案者全員に選定結果および契約候補者を示した結果通知を郵送します。（平成 27 年 3 月 16 日（月）予定）８契約候補者の公表次に掲げる事項を、市ホームページで公表します。（１）業務名（２）業務概要（３）契約候補者を選定した日（４）契約候補者の名称および所在地（５）その他、必要な事項９契約の手続き契約候補者との協議が整い次第、すみやかに契約の手続きを進めます。なお、提案内容は、協議により必要が生じた場合に修正することがあります。１０ ① その他留意事項企画提案が選定され、業務受託した場合であっても、平成 27 年度中および平成 28 年 4 月以降の PR 業務の実施にあたり継続委託する確約はありません。企画提案業務の内容や取組成果によっては、提案業務を直営で実施する場合、提案業務を別の事業者に替えて実施する場合、提案業務を途中で取りやめて業務内容および事業者ともに替えて実施する場合もあります。 7 ② 応募に関し必要な費用は、すべて応募者の負担とします。 ③ 提出された書類の返却は行いません。 ④ 応募にあたって提出する書類の追加・差替えは原則として認めません。提出時に必要な書類を揃えて提出してください。必要書類が不足していた場合、後日失格として取扱うことがあるので留意ください。 ⑤ 提出された書類は、公文書として取り扱い、情報公開請求があった場合は、情報公開条例に基づき公開します。 ⑥ 受付後にあっても、次の要件に該当することが判明した場合は、失格とします。ア）応募資格がないことが判明した場合イ）提出書類に虚偽の記載があることが判明した場合ウ）その他、不正と認められる行為が判明した場合 ⑦ 審査の結果、契約候補者なしとすることがあります。 ⑧ 提案者が 1 事業者であった場合でも、再公募は行いません。１１連絡先大東市政策推進部企画経営課〒574-8555 担当者：北田大東市谷川一丁目１番１号電話：072-870-0404 FAX：072-872-2291 電子メール：[email protected] 8