ご参考資料 この数字はなんだ? Vol.84 ナンバー・ナンダー 日 本 2015年2月27日 の 2014年 の フルタイム労働者の 賃金伸び率(前年比)の高さ です 18 9 .6 年ぶり 厚生労働省が19日に発表した2014年の賃金構造基本統計調査によると、正社員を中心としたフルタイム 労働者の賃金は月29.9万円と前年比1.3%増となりました。2年ぶりに増加に転じ、伸び率は18年ぶりの高 さとなりました。 今回の同調査は、従業員が10人以上いる全国約5万事業所からの回答を対象に、昨年6月に支払われた 所定内給与の金額(残業代や休日手当などを含まず課税前)をまとめたものです。 男女別にみると、女性の伸び率が目立ちました。雇用形態別でみると、人手不足を受けた人材の確保など を背景に、男女ともに正社員以外の従業員の賃金の伸び率が大企業などで3%を上回り、全体の伸び率を 牽引したとみられます。また、企業規模別でみると、正社員・正社員以外の従業員ともに大企業において賃 金の上昇が確認され、小企業において出遅れが感じられる結果となりました。 国内景気の改善が期待されるなか、春闘などでベースアップを求める動きがみられることなどから、今後は 景気の持続的な回復に有効とされる賃上げの動きが中企業や小企業へ波及していくのか、注目されます。 雇用形態、男女、企業規模別賃金増減率(前年比) 男女合計賃金の伸び率(前年比)の推移 (1996年~2014年) (%) 2.0 企業規模 1.5 1.0 男性 正社員 正社員 以外 女性 正社員 正社員 以外 0.5 大企業 0.7% 4.6% 1.5% 3.5% 0.0 中企業 0.3% 1.6% 1.6% 1.4% 小企業 0.0% -0.6% -0.6% 3.7% -0.5 -1.0 -1.5 -2.0 1996 2000 2004 2008 2012 (年) ※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。 (企業規模の定義) 大企業:従業員1,000人以上 中企業:従業員100人以上1,000人未満 小企業:従業員10人以上100人未満 出所:厚生労働省「平成26年賃金構造基本統計調査」 ■当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資 料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成 時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産に は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。 投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご 覧ください。 1/1
© Copyright 2024 ExpyDoc