2015年2月26日 2015年春季生活闘争 JAM統一要求日の要求状況に関する談話 JAM 書記長 宮本礼一 2月24日、JAMの統一要求日を迎え、本格的な春闘がスタートした。 2015春季生活闘争は、デフレ脱却と持続可能な経済の好循環を実現させるため、安定的・継続的 な月例賃金の引き上げによる、格差是正と社会全体の底上げが不可欠である。 そのためには、JAMは、中小共闘の先頭に立って、賃金情報を開示するなどして相場形成をリ ードしていく。 統一要求日における要求状況は以下の通りである。初回集計の要求単組数は、交渉単位1,590単 組中722単組であり、要求提出率は45.4%となっている。また、ベア・賃金改善を要求した組合は、 504単組(要求単組の69.8%)で、その平均額は11,192円である。 なお、平均賃上げ額の同一組合比較では、前年比2,363円増となっている。 現段階の要求状況は、月例賃金の引き上げによる格差是正と底上げに向けた、構成単組及び地方 JAMの共闘を意識した準備期間における取り組みの成果でもある。 未だ要求書を提出していなし単組に対しては、JAMの共闘運動に参加を促すと共に、3月17 日(火) ・18日(水)の統一回答指定日に向けて、連合・JCMと連携した共闘体制を強化しつつ、 前段交渉を重視した積極的な取り組みを推進する。 2015春季生活闘争状況報告No.1(2/25集計より) 交渉単位 要求単組 ① ② ①比 個別賃金 要求数 賃金構造維持分明示 要求額 単組数 ②比 合計 維持分 賃金改善分 改善分 単組数 ②比 合計 維持分 改善分 2001年 1,886 427 22.6 93 8,620 107 25.1 8,468 5,109 3,359 98 23.0 8,817 5,149 3,667 2002年 1,850 548 29.6 91 6,345 183 33.4 6,024 4,832 1,181 105 19.2 6,480 4,423 2,058 2003年 1,792 443 24.7 69 5,666 181 40.9 5,538 4,755 783 77 17.4 6,124 4,270 1,854 2004年 1,749 363 20.8 62 5,792 169 46.6 5,678 5,023 655 59 16.3 5,874 4,126 1,748 2005年 1,721 335 19.5 76 6,034 126 37.6 5,958 5,023 935 66 19.7 6,567 4,783 1,784 2006年 1,710 445 26.0 80 7,058 224 50.3 6,984 4,749 2,235 179 40.2 7,517 4,716 2,801 2007年 1,704 425 24.9 74 7,352 214 50.4 7,398 4,769 2,629 189 44.5 7,792 4,804 2,988 2008年 1,695 483 28.5 95 7,204 250 51.8 7,367 4,870 2,527 233 48.2 7,589 4,868 2,720 2009年 1,682 402 23.9 66 7,382 209 52.0 7,634 4,985 2,648 169 42.0 8,175 4,900 3,275 2010年 1,648 309 18.8 37 5,649 184 59.5 5,593 4,896 698 74 23.9 6,331 4,595 1,737 2011年 1,631 323 19.8 51 6,018 223 69.0 5,995 4,986 1,009 115 35.6 6,662 4,704 1,957 2012年 1,616 379 23.5 69 5,628 257 67.8 5,466 4,664 801 112 29.6 6,339 4,500 1,839 2013年 1,594 261 16.4 67 5,844 165 63.2 5,924 5,028 896 73 28.0 6,666 4,640 2,026 2014年 1,593 687 43.1 80 8,099 545 79.3 8,156 4,613 3,543 485 70.6 8,585 4,603 3,982 2015年 1,590 722 45.4 98 10,422 540 74.8 10,747 4,601 6,146 504 69.8 11,192 4,607 6,585 以上
© Copyright 2024 ExpyDoc