高山市通学路交通安全プログラム～通学路の安全確保に関する取組の方針～平成 27 年 2 月高山市通学路安全推進会議１プログラムの目的平成２４年、全国で登下校中の児童が死傷する事故が相次いで発生したことを受け、平成２４年度に小中学校の通学路における危険箇所について、教育委員会、警察、各道路管理者が連携して緊急合同点検を行い、必要な対策を実施してきました。引き続き、通学路の安全確保に向けた取組みを継続的に推進するため、関係機関の連携体制を構築し、「高山市通学路交通安全プログラム」を策定しました。今後は、本プログラムに基づき、関係機関が連携して、児童生徒が安全に通学できるように通学路の安全確保を図っていきます。２高山市通学路安全推進会議の設置関係機関の連携を図るため、以下をメンバーとする「高山市通学路安全推進会議」（以下「推進会議」という。）を設置しました。本プログラムは、この会議で議論し策定しました。なお、必要に応じて推進会議以外の各機関の協力や招集を求めたり、対策検討委員会を設置します。高山市ＰＴＡ連合会小中学校高山国道事務所高山土木事務所古川土木事務所高山警察署高山市基盤整備部高山市市民活動部高山市教育委員会事務局３取組方針（１）基本的な考え方継続的に通学路等の安全を確保するため、合同点検を継続し、対策実施後の効果把握を行い、対策の改善・充実を図ります。これらの取組をＰＤＣＡサイクルとして繰り返し実施し、通学路の安全性の向上を図ります。「通学路安全確保のためのＰＤＣＡサイクル」Ｐｌａｎ合同点検の実施、対策の検討Ａｃｔｉｏｎ対策の改善・充実ＣｈｅｃｋＤｏ安全対策の実施対策効果の把握（２）定期的な合同点検 ○合同点検の実施時期等・実施時期や場所については、推進会議において協議します。・効率的・効果的に合同点検を行うため、推進会議において課題を設定するなどして合同点検を実施します。・中高生等の自転車通学路も合同点検の対象とする。 ○合同点検の体制・小中学校ごとに、推進会議の構成機関が参加する合同点検行います。なお、必要に応じて推進会議以外の各機関の招集を求めます。（３）対策の検討・合同点検の結果に基づき対策の必要な箇所について、箇所ごとに歩道整備や防護柵設置のようなハード対策や交通規制や交通安全教育のようなソフト対策など、具体的な実施メニューを検討します。（４）対策の実施・対策の実施にあたっては、対策が円滑に進むよう関係者間で連携を図ります。（５）対策効果の把握・合同点検結果に基づく対策実施後の箇所等について、実際に期待した効果が得られているかを確認するため、小中学校に聞き取り等を行い、対策効果の把握を実施します。（６）対策の改善・充実・対策実施後も合同点検や効果把握の結果を踏まえて、対策内容の改善・充実を図ります。４対策箇所等の公表点検結果や対策内容については、関係者間で認識を共有するために、対策一覧表及び対策箇所図を作成し、公表します。