資料2 - 福岡県

第3回委員会計画原案から第4回委員会計画案の主な変更箇所
○はじめに
変更箇所と変更内容
1頁
はじめに
1 高齢者保健福祉計画
の意義
(変更内容)
計画の意義に関する
説明の変更
○総論編
第1章
変更箇所と変更内容
7頁
1の(2)人口の推移
(変更内容)
人口の出典等に関する
注釈の変更
資料2
第3回委員会計画原案
第4回委員会計画案
変更理由
高齢者保健福祉計画とは、高齢者を取り
巻く社会状況の変化や高齢社会をめぐる重
要な課題に対して、県及び市町村が目指す
べき基本的な政策目標を定め、その実現に
向かって取り組むべき施策の方針を明らか
にするものであり、老人福祉計画及び介護
保険事業支援計画を一体のものとして、3
年ごとに策定される計画です。
高齢者保健福祉計画とは、高齢者を取り
巻く社会状況の変化や高齢社会をめぐる重
要な課題に対して、県及び市町村が目指す
べき基本的な政策目標を定め、その実現に
向けて取り組むべき施策の方向を明らかに
するものであり、老人福祉計画及び介護保
険事業支援計画を一体のものとして、3年
ごとに策定される計画です。
本計画で明らかにする取組
むべき施策が、計画案の 29 頁
から 30 頁に記載する第7次計
画の5項目の基本的方向であ
ることを明確にするため、
「施
策の方針」を「施策の方向」に
変更する等の修正を行った。
第3回委員会計画原案
第4回委員会計画案
変更理由
※人口の推計は、国立社会保障・人口問題研究 ※平成 22 年の人口は国勢調査による(人口に
平成 22 年の人口は、国勢調
所の「将来推計人口」による。
(全国の推計は、 は年齢不詳を含み、
「高齢化率」は年齢不詳を 査によることを追記した。
平成 24 年1月推計(中位推計)
。福岡県の推計 含まずに算出)
。
は、平成 25 年3月の都道府県別推計。
)
平成 27 年以降の推計人口は、国立社会保
障・人口問題研究所の「将来推計人口」による。
(全国の推計は、
平成 24 年1月推計(中位推計)
。福岡県の推計
は、平成 25 年3月の都道府県別推計)
1
変更箇所と変更内容
第3回委員会計画原案
第4回委員会計画案
変更理由
8頁
・
「全国の人口の推移」と「福岡県の人口の推 ・
「全国の人口の推移」と「福岡県の人口の推
1の(2)人口の推移
人口について、年齢不詳数が
移」に関する表とグラフ
移」に関する表について、平成 22 年までの わかるように追記した。
(変更内容)
総人口には、年齢不詳のものが含まれるた
表とグラフのデータの
一部変更
め、年齢不詳の欄を設けた。
・また、高齢化率について、年齢不詳を含んで
算出したものと含まずに算出した者が混在
していたので、含まないものに統一した。
8頁
・注1 平成 22 年までは、国勢調査による。 ・注1 平成 22 年までは、国勢調査による(
「総
1の(2)人口の推移
平成 22 年までのデータにつ
人口」には年齢不詳を含み、
「総人口に
平成
27
年以降の全国の人口推計は、国
(変更内容)
いて、年齢不詳者の取扱い方法
対する年齢階層別人口の割合」は年齢不
立社会保障・人口問題研究所の「日本の
人口の推移に関する表
詳を含まずに算出)
。平成 27 年以降の全 を明確にした。
将来推計人口(中位推計)」(平成 24 年
の注釈の変更
国の人口推計は、国立社会保障・人口問
1月推計)による。
平成 27 年以降の福岡県の人口推計は、
題研究所の「日本の将来推計人口(中位
国立社会保障・人口問題研究所の「都道
推計)」(平成 24 年1月推計)による。
府県別将来推計人口」
(平成 25 年3月推
平成 27 年以降の福岡県の人口推計は、
計)による。
国立社会保障・人口問題研究所の「日本
の地域別将来推計人口(都道府県)
」
(平
成 25 年3月推計)による。
11 頁
1の(4)高齢者人口と生 ●高齢者1人を何人で支えるか(福岡県)
産年齢人口の比率の推
移
(変更内容)
図のタイトルの変更
●高齢者1人に対する生産年齢層(15 歳~64 「高齢者一人を何人で支える
歳)の人数(福岡県)
か」という表現について、高齢
者の尊厳を考慮すると、適切で
ない旨の意見(パブリックコメ
ント)があったため、修正した。
12 頁
1の(5)高齢化率の推移 ・
「全国及び福岡県の高齢化率、75 歳以上高齢 ・
「全国及び福岡県の高齢化率、75 歳以上高齢
(変更内容)
化率の推移」に関する表とグラフ
化率の推移」に関する表とグラフ中の高齢化
表とグラフのデータの
率(平成7年、平成 12 年及び平成 17 年の全
一部変更
国の高齢化率。平成 17 年の福岡県の高齢化
率)
2
高齢化率の算出に当たって、
総人口に年齢不詳を含んだ数
値で算出していたため、年齢不
詳を含まない数値を算出した
数値に変更した。
変更箇所と変更内容
第3回委員会計画原案
第4回委員会計画案
変更理由
12 頁
・注:平成 22 年までは、国勢調査による(高
国勢調査のデータを基に算
1の(5)高齢化率の推移 ・注:平成 22 年までは、国勢調査による。
平成
27
年以降の全国の推計は、国立社会
齢化率及び
75
歳以上高齢化率について
(変更内容)
出した高齢化率について、年齢
は、年齢不詳を含まずに算出)
。
保障・人口問題研究所の「日本の将来推計
表とグラフの注釈の変
平成 27 年以降の全国の推計は、国立社 不詳者の取扱い方法を明確に
人口(中位推計)」(平成 24 年1月推計)
更
会保障・人口問題研究所の「日本の将来 するため追記した。
による。
推計人口(中位推計)」(平成 24 年1月
平成 27 年以降の福岡県の推計は、国立
推計)による。
社会保障・人口問題研究所の「都道府県別
将来推計人口」
(平成 25 年3月推計)によ
平成 27 年以降の福岡県の推計は、国立
る。
社会保障・人口問題研究所の「日本の地
域別将来推計人口(都道府県)
」
(平成 25
年3月推計)による。
18 頁、19 頁
3 認知症高齢者の状
況
(変更内容)
平成 37 年(2025 年)の
推計数等の記載の変更
今後、高齢者人口が増加する中で、特
に 7 5 歳以上の高齢者の人口の増加に伴い認
知症高齢者は、増えていくと見込まれていま
す。
厚生労働省によると、平成 22 年の認知症高
齢者は、65 歳以上の高齢者の約 15%、約 439
万人と推計されています。そのうち、日常生活
自立度Ⅱ以上の介護保険制度を利用している
高齢者は約 280 万人で、平成 37 年には 470 万
人に達するとされています。
また、厚生労働省の推計をもとに、本県の平
成 22 年の認知症高齢者数を算出すると、約 17
万人となります。そのうち日常生活自立度Ⅱ以
上の介護保険制度を利用している高齢者が約
12 万人と推計され、平成 37 年には 20 万人に
増加することが見込まれます。
今後、高齢者人口が増加する中で、特
に 7 5 歳以上の高齢者の人口の増加に伴い認
知症高齢者は、増えていくと見込まれていま
す。
平成 22 年の全国の認知症高齢者は、65 歳以
上の高齢者の約 15%、約 439 万人と推計され
ています。これについて、平成 27 年 1 月に国
が策定した「認知症施策推進総合戦略(新オレ
ンジプラン)
」によると、平成 37 年には高齢者
の約 5 人に 1 人が認知症高齢者と推計され、約
700 万人になると見込まれています。
また、国の推計を基に、本県の平成 22 年の
認知症高齢者数を算出すると、約 17 万人とな
ります。平成 37 年には、約 30 万人に増加する
ことが見込まれます。
※全国及び福岡県の認知症高齢者の図(ピラミ
ッド型)中の平成 37 年の推計値と注釈を本
文に併せて修正。
3
(新オレンジプラン)
平成 37 年(2025 年)の全国の
認知症高齢者数の推計数につ
いて、
「認知症施策推進総合戦
略(新オレンジプラン)
」に基
づき変更した。
併せて、本県の平成 37 年の
認知症高齢者数についても全
国の推計を基に変更した。
○各論編
第1章
変更箇所と変更内容
35 頁
第1章 高齢者が元気で
活躍する 70 歳現役社会
づくり
(変更内容)
高齢者の地域社会への
参加に関する意識調査の
質問項目の記載の変更
第3回委員会計画原案
我が国は、戦後の経済成長による生活水準の
向上や、医療や福祉・介護制度の整備により、
世界に誇るべき長寿社会を築き上げてきまし
た。我が国の平均寿命は、平成 25 年現在、男
性 80.21 歳、女性 86.61 歳と、この半世紀で大
きく伸びてきました。
60 歳以上を対象にした国の「高齢者の地域
社会への参加に関する意識調査」では、
「70 歳
以上もしくはそれ以上」働きたい、あるいは「働
けるうちはいつまでも」働きたい考える人が6
割を超えています。4人に1人が高齢者という
時代になっていますが、多くの高齢者は元気で
意欲にあふれています。
第4回委員会計画案
変更理由
我が国は、戦後の経済成長による生活水準の 「高齢者の地域社会への参加
向上や、医療や福祉・介護制度の整備により、 に関する意識調査」の質問内容
世界に誇るべき長寿社会を築き上げてきまし に係る記載について、質問事項
た。我が国の平均寿命は、平成 25 年現在、男 をわかりやすく記載した。
性 80.21 歳、女性 86.61 歳と、この半世紀で大
きく伸びてきました。
60 歳以上を対象にした国の「高齢者の地域社
会への参加に関する意識調査」では、仕事をし
たいと思う年齢についての質問に対し、
「70 歳
ぐらいまで」
、
「75 歳ぐらいまで」又は「働ける
うちはいつまでも」と回答した人が併せて6割
を超えています。4人に1人が高齢者という時
代になっていますが、多くの高齢者は元気で意
欲にあふれています。
4
第2章
変更箇所と変更内容
42 頁
第2章 高齢者になって
も安心して住み続けられ
る地域づくり
~地域包括ケアシステム
の構築~
(変更内容)
「認知症施策推進総合戦
略(新オレンジプラン)
」
に関する記載の追記
44 頁
2の(2)在宅医療等の推
進
(変更内容)
在宅での死亡割合に関
する記載の変更
第3回委員会計画原案
第4回委員会計画案
変更理由
(略)
このような状況の中、国においては、地域に
おける効率的かつ効果的な医療提供体制を構
築するとともに、地域包括システムを構築する
ために平成 26 年6月に成立した地域における
医療及び介護の総合的な確保を推進するため
の法律(以下「医療介護総合確保推進法」とい
う。
)により、医療法や介護保険法等の関係法
律の改正が行われました。
県では、引き続き、平成 37 年(2025 年)を
目途に、県内の市町村と連携・協力をしながら、
早急に地域包括ケアシステムの構築を進めて
いきます。
(略)
このような状況の中、国においては、地域に
おける効率的かつ効果的な医療提供体制を構
築するとともに、地域包括システムを構築する
ために平成 26 年6月に成立した地域における
医療及び介護の総合的な確保を推進するため
の法律(以下「医療介護総合確保推進法」とい
う。
)により、医療法や介護保険法等の関係法
律の改正が行われました。
また、国は、平成 27 年 1 月に関係府省庁が
連携して認知症施策に取り組むために、
「認知
症施策推進5か年計画(オレンジプラン)
」
〔平
成 24 年 9 月厚生労働省公表〕を改め、新たに
「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラ
ン)
」を平成 27 年 1 月に策定しました。
県では、これらの関係法令の改正や「認知症
施策総合戦略(新オレンジプラン)
」を踏まえ、
平成 37 年(2025 年)を目途に、引き続き、県
内の市町村と連携・協力をしながら、早急に地
域包括ケアシステムの構築を進めていきます。
(新オレンジプラン)
(新オレンジプラン)
国の動きに「認知症施策総
合戦略(新オレンジプラン)
」
に関する記載を追記した。
併せて、関係法令の改正や
「認知症施策総合戦略(新オ
レンジプラン)
」を踏まえ、地
域包括システムの構築を進め
ることを追記した。
本県の在宅療養支援診療所や訪問看護ステ
ーションといった在宅医療を提供する医療資
源の人口当たりの数は、全国平均を上回ってい
るものの、平成 24 年の在宅での死亡割合は
12.5%と、全国平均 19.2%に比べ低位です。
本県の在宅療養支援診療所や訪問看護ステ
平成24 年の数値を平成25 年
ーションといった在宅医療を提供する医療資 の数値に変更した。
源の人口当たりの数は、全国平均を上回ってい
るものの、平成 25 年の在宅での死亡割合は
13.6%と、全国平均 20.0%に比べ低位です。
5
変更箇所と変更内容
第3回委員会計画原案
第4回委員会計画案
49 頁
3の(1)認知症に関する 【今後の取組】
【今後の取組】
正しい知識の普及
○ 認知症フォーラムを開催するなど、認知症 ○ 認知症フォーラムを開催するなど、認知症
(変更内容)
に関する正しい知識の普及を行います。
に関する正しい知識の普及を行います。
認知症サポーターとキ ○ 市町村や関係団体等と協力し、認知症サポ ○ 市町村や関係団体等と協力し、認知症サポ
ャラバンメイトに関する ーターやキャラバンメイトの養成をさらに進
ーターやキャラバンメイトの養成をさらに進
これまでの養成数等の変 め、平成 29 年度末までに、認知症サポーター め、平成 29 年度末までに、認知症サポーター
更
90,000 人、キャラバンメイト 1,350 人を新た 120,000 人、キャラバンメイト 1,350 人を新
たに養成することを目指します。
(平成 26 年
に養成することを目指します。
(平成 26 年9
12 月末現在 認知症サポーター:200,937 人、
※ 認知症施策について 月末現在 認知症サポーター:183,134 人、
再掲した「第3章 高 キャラバンメイト:3,434 人)
キャラバンメイト:3,468 人)
齢者等の尊厳が尊重さ
れる社会づくり」にお
いても同様に変更
49 頁
3の(2)認知症の人と家 (2)認知症高齢者等と家族への支援
(2)認知症の人と家族への支援
族
認知症高齢者等やその家族が安心して地
認知症の人やその家族が安心して地域で
(変更内容)
域で生活できるためには、地域の人たちが認
生活できるためには、地域の人たちが認知症
認知症の高齢者等に関
知症を正しく理解することはもとより、気軽
を正しく理解することはもとより、気軽に相
する表記方法の統一
に相談できる体制づくりが必要です。
談できる体制づくりが必要です。
※
変更理由
(新オレンジプラン)
認知症サポーターの養成数
について、新オレンジプラン
で国の目標が6百万人から8
百万人に引き上げられたこと
に伴い、計画期間中の養成数
を変更した。
また、認知症サポーター及
びキャラバンメイトの人数に
ついて、最新(平成 26 年 12
月末現在)の数値が発表され
たため、修正した。
厚生労働省の認知症施策推
進5か年計画(オレンジプラ
ン)に関する記載に合わせ「認
知症高齢者等」について「認
知症の人」に表記を統一した。
※ 「認知症高齢者等徘徊ネ
ットワーク」等、事業名称
に「認知症高齢者等」と使
用されているものは、変更
していない。
認知症施策について
再掲した「第3章 高
齢者等の尊厳が尊重さ
れる社会づくり」にお
いても同様に変更
6
変更箇所と変更内容
51 頁
3の(4)若年性認知症対
策の推進
(変更内容)
若年性認知症対策に関
する記載の追加
第3回委員会計画原案
記載なし
第4回委員会計画案
変更理由
「第3章 認知症の人と家
(4)若年性認知症対策の推進を追加
現役世代が発症する若年性認知症につい 族を支える地域づくり」に記載
ては、社会における理解や認識が十分でない した認知症施策と整合を図る
ため、診断が行われる前に症状が進行し、社 ために追記した。
会生活が困難になることがあります。
また、本人やその家族は、若年性認知症を
知っていても、利用できる福祉サービスや雇
用関連施策を余り知らないことから、経済的
な困難に直面しやすいと言われています。
このため、若年性認知症に関するリーフレ
ットやハンドブックを市町村や地域包括支
援センター、関係団体等に配布するととも
に、県のホームページに掲載するなど、県民
への啓発に努めています。
【今後の取組】
○ 県民への若年性認知症に関する啓発を
行い、若年性認知症の人やその家族の支援
に努めていきます。
55 頁
5の(1)ひとり暮らし高 【今後の取組】
【今後の取組】
見守り活動に関する表彰制
齢者の見守り活動等の ○ 全ての市町村において、小地域ごとの見
○ 全ての市町村において、小地域ごとの見 度について、表彰の対象を明確
推進
守り活動チームが編成されるよう、
「見守り
守り活動チームが編成されるよう、
「見守り に記載した。
(変更内容)
活動推進員」養成研修をさらに充実するとと
活動推進員」養成研修をさらに充実するとと
見守り活動に関する表
もに、見守り活動が特に優秀な団体を表彰す
もに、他の模範と認められる又は先駆的な見
彰制度の対象となる活動
ることなどにより、市町村におけるチームづ
守り活動を実施している団体及び事業者を
内容の記載の変更
くりの取組を支援します。
表彰することなどにより、市町村におけるチ
ームづくりの取組を支援します。
7
変更箇所と変更内容
58 頁
5の(3)家族介護者への
支援
(変更内容)
「お泊りデイサービスに
関する記載の変更
第3章
変更箇所と変更内容
62 頁
第3章 高齢者等の尊厳
が尊重される社会づくり
(変更内容)
「認知症施策推進総合戦
略(新オレンジプラン)
」
に関する記載の追記
第3回委員会計画原案
また、民家等を活用し、家庭的な雰囲気の
中で「通い」
、
「泊まり」
、
「訪問」等のサービ
スを提供している、いわゆる「宅老所」や、
通所介護の設備を介護保険外の宿泊サービ
スとして提供している、いわゆる「お泊りデ
イサービス」があり、多くの高齢者が利用し
ています。なお、
「お泊りデイサービス」に
ついては、利用者保護やサービスの質の確保
のため、国において届出制の導入等の検討が
行われています。
第4回委員会計画案
また、民家等を活用し、家庭的な雰囲気の中
で「通い」
、
「泊まり」
、
「訪問」等のサービスを
提供している、いわゆる「宅老所」や、通所介
護の設備を介護保険外の宿泊サービスとして
提供している、いわゆる「お泊りデイサービス」
があり、多くの高齢者が利用しています。なお、
「お泊りデイサービス」については、利用者保
護やサービスの質の確保のため、届出制が導入
され、事故報告が義務付けられるとともに、情
報の公表が必要となりました。
第3回委員会計画原案
(略)
このため、虐待防止対策や日常生活の支援、
成年後見制度の利用促進に取り組むとともに、
認知症に関する正しい知識の普及、認知症の人
とその家族への支援、徘徊対策や認知症の早期
発見をはじめとする認知症介護・医療体制の充
実に努めます。
また、現役世代が発症する若年性認知症対策
についても、取り組みます。
第4回委員会計画案
(略)
このため、虐待防止対策や日常生活の支援、
成年後見制度の利用促進、現役世代が発症する
若年性認知症対策に取り組むとともに、認知症
に関する正しい知識の普及、認知症の人とその
家族への支援、徘徊対策や認知症の早期発見を
はじめとする認知症介護・医療体制の充実に努
めます。
また、国においては、関係府省庁が連携して
認知症施策に取り組むために、
「認知症施策推
進総合戦略(新オレンジプラン)
」が平成 27
年 1 月に策定されており、これを踏まえ、認知
症の人の意見が尊重され、できる限り住み慣れ
た地域のよい環境で自分らしく暮らし続ける
ことができる社会の実現を目指します。
8
変更理由
(追加)
追加)
国(厚生労働省老健局振興
課)において、
「お泊まりデイ
サービス」への今後の対応等に
ついて方向性が示されたため。
変更理由
(新オレンジプラン)
(新オレンジプラン)
「認知症施策総合戦略(新オ
レンジプラン)
」に関する記載
を追記した。
変更箇所と変更内容
第3回委員会計画原案
第4回委員会計画案
63 頁
【今後の取組】
1 虐待の防止
【今後の取組】
○ 介護保険施設・居宅サービス事業の関係
(変更内容)
○ 介護保険施設・居宅サービス事業の関係
者や、介護保険施設等の利用者及び学識経
「今後の取組」中の身体
者や、介護保険施設等の利用者及び学識経
験者で構成する「福岡県身体拘束ゼロ作戦
拘束ゼロ作成推進会議に
験者で構成する「福岡県身体拘束ゼロ作戦
推進会議」において、県内の身体拘束に関
関する記載の変更
推進会議」において、県内の身体拘束に関
する調査や研究を行い、身体拘束の廃止に
する調査や研究を行います。
向けて、関係者に対する研修の実施などに
引き続き取り組みます。
変更理由
「福岡県身体拘束ゼロ作戦推
進会議」での取組内容につい
て追記した。
66 頁
【今後の取組】
2の(2) 成年後見制度 【今後の取組】
の利用促進
○ 「成年後見制度」を県民に広く周知すると ○ 「成年後見制度」を県民に広く周知すると 「成年後見センター」の取組を
ともに、相談などに応じる「成年後見センタ 追記した。
(変更内容)
ともに、相談などに応じる「成年後見センタ
ー」
(市町村等が設置)の設置を進めるため
「今後の取組」に関する
ー」
(市町村等が設置)を支援します。
に、研修会において先進事例の紹介等の支援
記載の変更
を行います。
○ 地域包括支援センターにおいて、成年後見 ○ 地域包括支援センターにおいて、成年後見
記載をわかりやすく修正し
の相談に応じ手続の助言を行うことで、成年
相談や手続への助言を行い、制度の利用を促 た。
後見制度の利用を促進します。
進します。
第4章
変更箇所と変更内容
81 頁
3の(1)高齢者の交通安
全の推進
(変更内容)
高齢者の交通事故数の
記載年度の変更
第3回委員会計画原案
第4回委員会計画案
変更理由
平 成 1 7 年以降、高齢者の交通事故による
平成 26 年の数値が確定した
平 成 1 7 年以降、高齢者の交通事故による
死者数は、全死者数の4割台で推移していまし 死者数は、全死者数の4割台で推移していまし ため、本文を修正した。
たが、平成 23 年に初めて5割を超え、以降平 たが、平成 23 年に初めて5割を超え、以降平
成 25 年まで連続して5割を超えています。
成 26 年まで連続して5割を超えています。
9
第5章
変更箇所と変更内容
84 頁
1の(1)サービス供給体
制の基本的な考え方
(変更内容)
施設サービスの入所
申込者に関する記載の
変更
85 頁
1の(2)介護保険対象
サービスの必要量の見
込み(介護給付を行う
サービス)のア 居宅
介護支援(ケアマネジ
メント)
(変更内容)
居宅サービス計画(ケ
アプラン)の作成の目的
を追記
第3回委員会計画原案
第4回委員会計画案
変更理由
各保険者においては、計画年度ごとの人口推
計や、要介護認定率の推移、各種サービスの利
用実績の伸び率、施設サービスの利用状況や待
機者の状況等に基づくサービス必要量の推計
値をもとに、各保険者が地域包括ケアシステム
の構築のために、今後、取り組む施策等を勘案
して、計画期間におけるサービス必要量を見込
んでいます。
各保険者においては、計画年度ごとの人口推
計や、要介護認定率の推移、各種サービスの利
用実績の伸び率、施設サービスの利用状況や入
所申込者の状況等に基づくサービス必要量の
推計値をもとに、各保険者が地域包括ケアシス
テムの構築のために、今後、取り組む施策等を
勘案して、計画期間におけるサービス必要量を
見込んでいます。
施設サービスの「待機者」に
ついて、待機者の統一的な定義
がなく、国及び県で実施してい
る調査名にあわせて「入所申込
者」と変更した。
介護支援専門員(ケアマネジャー)が、要介
護者やその家族の依頼を受けて、要介護者の希
望、心身の状況、生活環境等に配慮し、その要
介護者が居宅において最も適切な保健・医療・
福祉サービス等を利用できるよう、居宅サービ
ス計画(ケアプラン)を作成します。
介護支援専門員(ケアマネジャー)が、要介
護者の尊厳の保持を旨とした自立支援を実現
するため、要介護者やその家族の依頼を受け
て、要介護者の希望、心身の状況、生活環境等
に配慮し、その要介護者が居宅において最も適
切な保健・医療・福祉サービス等を利用できる
よう、居宅サービス計画(ケアプラン)を作成
します。
目的を明確にするために、
記載を追加した。
10
変更箇所と変更内容
第3回委員会計画原案
第4回委員会計画案
100 頁
1の(2)介護保険対象 (キ)地域密着型通所介護
(キ)地域密着型通所介護
サービスの必要量の見
小規模の通所介護事業所については、少人数
平成 28 年度から、利用定員が 18 人以下の小
込み(介護給付を行う 規模の通所介護事業所が、地域密着型サービス で生活圏域に密着したサービスであることか
サービス)のエ地域密 の地域密着型通所介護に移行することとされ ら、地域との連携や運営の透明性の確保が必要
であり、また、市町村が地域包括ケアシステム
着型サービスと(キ) ています。
の構築を図る観点から整備を行う必要があり
地域密着型通所介護
ます。
(変更内容)
そのため、平成 28 年度から、利用定員が 18
小規模通所介護事業所
人以下の小規模の通所介護事業所が、地域密着
の地域密着型サービスへ
型サービスの地域密着型通所介護に移行する
の移行理由の追記
こととされています。
103 頁
1の(3)介護保険対象
サービスの必要量の見
込み(予防給付を行う
サービス)のア 介護
予防支援
(変更理由)
介護予防サービス計画
(介護予防プラン)に関
する記載の変更
要支援者が介護予防サービス等を適切に利
用することができるよう、地域包括支援センタ
ーの保健師等が、介護予防サービス計画(介護
予防プラン)を作成します。
要支援者が介護予防サービス等を適切に利
用することができるよう、地域包括支援センタ
ーの保健師等が、介護予防と自立支援の視点を
踏まえ、介護予防サービス計画(介護予防プラ
ン)を作成します。
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変更理由
目的を明確にするために、
説明を追加した(パブコメ意
見)
。
介護予防サービス計画(介
護予防プラン)の作成に関す
る視点を追記した。
変更箇所と変更内容
132 頁
3の(3)医療福祉機器開
発の推進
(変更理由)
医療福祉関連機器開発
に関し、見出しと目的に
関する記載の変更
第3回委員会計画原案
(3)医療福祉関連機器の開発推進
高齢者等ができる限り自立した生活を続け
られるようにすることは、高齢者等の生活の充
実や介護予防、介護者の負担の軽減を図る上
で、重要な課題です。
高齢者の自立の促進のために、低下した身体
の機能を補ったり、その回復を支援したりする
ことができる福祉用具が望まれています。
また、病院・福祉施設などのニーズに基づく
医療福祉機器の開発は、医療・介護の質の向上
や介護従事者の負担軽減につながります。
県工業技術センターにおいて福祉用具の研究
開発を行うとともに、企業、病院・福祉施設、
大学、行政、産業支援機関等の連携により本県
発の医療福祉機器の開発を推進しています。
第4回委員会計画案
変更理由
医療福祉関連機器開発に関
(3)医療福祉機器開発の推進
病院・福祉施設などのニーズに基づく医療福 する目的の記載を簡潔にし
祉機器の開発は、医療・介護の質の向上や介護 た。
従事者の負担軽減、高齢者の自立した生活の促
進につながります。
県工業技術センターにおいて福祉用具の研
究開発を行うとともに、企業、病院・福祉施設、
大学、行政、産業支援機関等の連携により本県
発の医療福祉機器の開発を推進しています。
【今後の取組】
【今後の取組】
○ 平成 26 年 7 月に設立した「ふくおか医療 ○ 県工業技術センターにおいて、利用者の特
福祉関連機器・開発実証ネットワーク」のもと、 性や使用環境を踏まえた快適に利用できる福
祉用具の研究開発に努めるとともに、平成 26
医療福祉現場のニーズに基づいた新たな医療
年 7 月に設立した「ふくおか医療福祉関連機器
福祉機器の開発を推進します。
開発・実証ネットワーク」のもと、医療福祉現
場のニーズに基づいた新たな医療福祉機器の
開発を推進します。
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