平成２７年２月２３日市民の皆様へ旭川市長西川将人市・道民税にかかわる納税義務者の死亡に伴う納税承継人調査等事務の未処理についてすでに新聞報道などで御承知のことかと思いますが，この度，市・道民税において，納税義務者の方の死亡が確認された後に行う事務が未処理であったため，課税漏れあるいは還付未済の状態となっていることが判明しました。市民の皆様，納税者の皆様に多大なる御迷惑をお掛けしましたことを心よりおわび申し上げますとともに，今後，このようなことが起きないよう再発防止と税務行政の信頼回復に努めてまいりますので，何とぞ御理解を賜りますようお願い申し上げます。１未処理事務の概要一般的に納税義務者が亡くなられた場合，その相続人に納付の義務が承継されますことから，本市では納税義務者の死亡が確認された後，相続人の皆様方に代表者を指定していただく届出書の提出をお願いしております。この届出をいただきました後，代表者となられた相続人様に対しまして，死亡後の納税義務者にかかわる市・道民税について，税額決定・納税通知書を改めて送付し，納税の告知や還付させていただくのが通常の事務処理となっております。今回の事務の未処理については，昨年５月中旬以降，市民の方から納税義務者の方が死亡された場合に行う手続きに関する問い合わせが数件寄せられたため，その処理状況について確認した結果，一連の事務処理が行われていないことが判明し，他にも同様のケースがないか，死亡された納税義務者の課税状況について，過去５年度分を点検しましたところ，平成２４年度分，平成２５年度分に，本来納付いただくべき市・道民税の課税漏れあるいは還付すべき過納金が還付されていない状態となっているケースがあることが判明いたしました。２未処理件数及び影響額影響額（円）年度未処理件数（件） H24 118 1,875,300 H25 585 17,031,900 2,248,600 合計 703 18,907,200 2,248,600 課税漏れ額還付未済額－３発生原因この度の納税義務者の死亡に伴う納税承継人調査等の事務の未処理については，担当職員が，納税義務者が死亡された場合に行う納税承継人調査等一連の事務を行うべきところ，その事務処理を行わず，その未了の事務を引き継がずに異動してしまったことによるものです。４今後の対応市では死亡された納税義務者の御親族等の皆様に，２月２３日以降，文書等により相続人の届出をお願いしてまいります。また，届出いただきました相続人の方に対しまして，順次，故人に関する市・道民税の納税や還付に関するお知らせを行ってまいりますので，御理解と御協力をお願い申し上げます。５お問合せ先旭川市税務部市民税課市民税第２係電話:０１６６－２５－５７８６０１６６－２５－５７５８６その他（１）この度の課税漏れ，還付未済額に関わる手続きの際に，市職員が現金自動預払機（ＡＴＭ）の操作をお願いしたり，キャッシュカードをお預かりすることはありません。また，手数料をいただくことはありません。（２）フリーダイヤルや携帯電話の番号宛てに，返信をお願いすることはありません。（３）不審な点などございましたら，旭川市又は最寄りの警察署まで御相談ください。