資料2 行財政改革推進チームについて(中間報告) 1 課題 従来の事業所管課主体の見直しでは、各課の事務分掌の範囲内の比較的小規模な改革 にとどまりがちであるが、全庁横断的なより大規模な改革に取り組む必要がある。 2 方法 様々な経験・知識を有する人材(必要に応じて外部人材)を組織横断的に選任した 「行財政改革推進チーム※」を設置し、庁内コンサルタント的な立場で調査・検証を行 い、改革案を提案する。 ※政策法務課、人事課、業務改革推進課、政策企画課、財政課、資産経営課、関係課で構成 なお、3か月の検討期間ごとに中間評価を行い、必要に応じて検討テーマを見直す。 3 視点 (1)調達改革(一元化) 全庁的な視点により、システムの一元化や発注単位の見直しなどを行い、業務の 効率化及びスケールメリットによるコスト縮減を図る。 (2)課題抑制に向けた資源の最適化・業務の転換 現在生じている課題について、蓄積データを分析・検証し、事前に抑制する仕組み を構築することにより、歳出削減(又は歳入確保)とビジネス機会の創出を図る。 (3)業務の整理統合・集約化 類似事業・業務、実施主体等の集約化により、資産の有効活用や施設維持管理費の 削減を図る。 (4)アウトソーシングの活用 事業の実施主体を再検証し、民間委託や人材派遣などアウトソーシングを積極的に 活用することにより、市民サービスの向上と業務の効率化を図る。 1 4 第1期行財政改革推進チームで検討するテーマ (1)契約の発注単位・発注部署の見直し 施設ごとに行っている管理業務(EV保守点検、清掃、警備)を集約化し、組織横 断的に一括発注を行うことにより、スケールメリットを生かしたコスト削減を図る。 (2)アナリティクス(科学的分析)活用による債権回収業務の効率化 滞納債権対策等において蓄積された納税者(納付者)データ、督促実績データ、滞納履 歴、問合せ履歴などを科学的に分析することにより、督促有効度等を予測し督促ターゲッ トの優先順位づけを行い、効果的な督促により滞納回収額の増加を図る。 (3)民間機能の活用検討 指定管理者制度等の民間機能を導入することで、民間のノウハウを活用し、経費の節減 を図りつつ、市民サービスの向上を図る。 ※ なお、第2期以降のテーマについては、 「しごと改革 目安箱」 (電子申請システムを活 用した全庁的な意見募集)から抽出されるテーマも含め決定する。 5 スケジュール 5月26日 合同キックオフ会議 5月~8月 改革案の検討(第1期行財政改革推進チーム) 10月 政策会議に改革案を付議(改革案が完成した場合) 10月~3月 改革案の検討(第2期、第3期行財政改革推進チーム) 2
© Copyright 2024 ExpyDoc