News Release 2015 年 2 月 25 日 京 都 表 具 協 同 組 合 高校生が考えた「襖」とは!? 「もって帰って京都」展にて展示 ~京都表具協同組合×京都すばる高校「和とすばるコラボレーションプロジェクト」~ ベテランから若手まで京表具師84名が所属する京都表具協同組合(所在地:京都市右京区 理事長 田中 善茂)は3月10日(火)~18日(水)京都伝統産業ふれあい館(京都市左京区 京都市勧業 館みやこめっせ地下1階)において開催する京表具(掛軸・額・屏風)の展示「もって帰って京都」展 において、京都府立京都すばる高校企画科の生徒とのコラボレーションにより誕生した「襖」を展示い たします。 すばる高校企画科ではマーケティングやデザインにおける企画・提案力に関する知識や技術を学んで おり、その集大成として3年生の授業では「和」に関わる製品や技術を生かした新たなビジネスプラン を企画・提案しています。 そこで今回は、和室ばなれが進み洋風化している家屋が多い中あらためて「襖」の良さをPRしたい と思い、まさに現代生活様式で日々暮らしているであろう高校生の意見を参考にしたいと思い、本プロ ジェクトに参加いたしました。 企画テーマ「現代生活様式にフィットする襖(間仕切り)を創出」 当組合とコラボする生徒は16名が4班に分かれ、昨年6月のキックオフミーティングから始まり、 ミニ屏風制作体験・ブラッシュアップミーティングと「京表具」に触れる機会が重なるにつれ、最初は 「表具」という言葉さえ知らなかった生徒たちも、だんだんと知識が増え、関心度も高まってきたよう です。 12月の最終プレゼンテーションでは各班より下記の企画が出されました。 1班「ふすマッチ」(カーテンレール型間仕切り) 2班「FUSUMA」(面の一部が光に透けるデザイン) 3班「わんこの和室」(犬小屋) 4班「パタリふすま」(パタンと開くとデザインが変わる) 「企画」を「形」に 「企画」を「形」に 「もって帰って京都」展では、これらの企画を表具師たちが目に見える形にして展示いたします。 どの企画もテーマに沿って練られたものでありますが、「和」とりわけ「表具」である襖を取り入れる ことにはかなり苦戦していたように感じられました。「次はわれわれが苦戦する番」だと、われわれ表具 師はハード面での企画を検討し、生徒たちのアイデアを「形」にしたいと考えています。 「もって帰って京都」展 ~京表具のいま 和モダンの提案~ 会 期 平成27年3月10日(火)~3月18日(水) 10:00~16:00(最終日は15:00まで) 会 場 京都伝統産業ふれあい館イベントルーム (京都市勧業館みやこめっせ地下1階) 入 場 無 料 ※和モダンを意識した「京表具」も展示いたします。 本件に関するメディアからのお問い合わせ先 京 都 表 具 協 同 組 合 販路拡大部長:木南 拓也 広報部長:藤田 幸生 〒615-0042 住所:京都市右京区西院東中水町17 京都府中小企業会館5階 TEL:075(314)5700 FAX:075(313)1120 ホームページ:www.kyo-hyougu/jp/ e-mail: [email protected]
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