仙台市インフルエンザ・感染性胃腸炎等流行情報（第 12 号） 発行 平成 27 年 2 月 23 日 1 インフルエンザ 1-1 仙台市内インフルエンザ発生状況 2015 年 第 7 週（2/9～2/15） 2015 年第 7 週における仙台市全体の定点当たり報告数は 8.48 と 3 週連続で減少し，警報終息基準値 10 を下回りました。 地域別では，泉区で警報継続中，宮城野区で警報終息基準値を下回りました。 累積報告数年齢群別割合では，15 歳未満が全体の 70.5％を占めており，若年層を中心に流行しています。 第 7 週インフルエンザ定点報告 仙台市合計 356（定点当たり 8.48） 青葉区 73（定点当たり 6.64）宮城野区 55（定点当たり 6.88）若林区 56（定点当たり 8.00） 太白区 72（定点当たり 9.00）泉区 100（定点当たり 12.50） （※第 6 週インフルエンザ定点当たり報告数：仙台市合計 14.76 青葉区 12.36 宮城野区 14.38 若林区 13.57 太白区 16.38 泉区 17.88） ※定点当たり報告数：インフルエンザ・感染性胃腸炎などの定点把握対象感染症については，あらかじめ指定された 仙台市内の医療機関（定点医療機関）から患者数の報告を受け，流行状況を把握しています。 報告数実数を定点医療機関の数で割った，1 医療機関当たりの報告数が定点当たり報告数です。 第 7 週市内インフルエンザによる入院患者発生状況（基幹病院定点） ：1 例（太白区 女性 85 歳） インフルエンザ定点当たり報告数 過去5 年の推移（仙台市） 45.00 40.00 35.00 定 点 当 た り 報 告 数 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 30.00 25.00 20.00 15.00 10.00 5.00 0 1 3 5 7 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 週 53 仙台市インフルエンザ定点当たり報告数推移（2014-2015年） 55.00 50.00 総数 青葉 40.00 宮城野 若林 35.00 太白 泉 45.00 定 点 当 た り 報 告 数 9 30.00 25.00 20.00 15.00 10.00 5.00 0.00 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 1 2 3 4 5 6 7 週 インフルエンザ年齢群別割合の推移（ 仙台市， 2 0 1 5 年） 100% 9.5 6.6 6.3 5.5 3.5 2.6 5.5 6.8 2.6 1.9 50歳以上 7.6 5.1 4.5 5.7 80% 5.9 6.7 9.7 4.2 5.1 2.3 2.6 40～49歳 3.4 4.2 5.6 3.5 60% 11.9 40% 29.5 30～39歳 22.4 21.0 19.4 24.4 20～29歳 15～19歳 34.1 40.1 37.6 32.6 10～14歳 20% 5～9歳 24.5 21.1 19.7 16.5 18.5 0～4歳 0% 第3週 第4週 第5週 第6週 第7週 イン フ ルエン ザ累積 報告数年 齢群別割合 （仙台市 ） 40～49歳 5.9% 20～29歳 5.0% 60歳以上 4.4% 50～59歳 3.3% 0～4歳 18.4% 30～39歳 7.2% 15～19歳 3.8% 5～9歳 31.5% 10～14歳 20.6% （2014 年第 36 週～2015 年第 7 週）N＝8,388 仙台市立小学校における平均欠席率の推移 5.00% 4.50% （ 2 0 14 年1 0 月17 日～2 0 15 年2 月17 日） 2014/12/19 4.00% 2.50% 2.00% 1.50% 1.00% 0.50% 2014/11/11 2014/11/7 2014/11/4 2014/11/21 2014/11/18 2014/10/28 2014/10/21 2015/1/23 2015/1/20 2014/12/16 2014/11/25 3.50% 3.00% 2015/1/27 2015/1/13 2014/12/12 2014/12/9 2015/1/9 2015/1/30 2015/2/3 2015/2/6 2015/1/16 2015/2/10 2015/2/17 2015/2/13 2014/12/5 2014/12/2 2014/10/31 2014/10/17 2014/11/14 2014/10/24 2014/11/28 0.00% ※ 怪我・不登校など明らかに感染症でない例を除いた欠席者の割合 ＊インフルエンザ様疾患による仙台市内学級閉鎖等状況（7 週） 保育所 幼稚園 小学校 中学校 高等学校 その他 合計 休 校 0 0 0 0 0 0 0 学年閉鎖 0 0 2 1 0 0 3 学級閉鎖 0 0 15 1 0 0 16 ※同一校で同一週に休校・学年閉鎖・ 学級閉鎖が重複した場合，休校・学年 閉鎖・学級閉鎖の優先順で掲載 ＊ 仙台市インフルエンザウイルス検出状況（平成 26 年第 36 週～平成 27 年第 5 週検体採取） AH1pdm09 0 件，A 香港（H3）亜型 62 件，B 型 2 件（AH1pdm09 0%，A 香港（H3）亜型 96.9%，B 型 3.1％） （仙台市内病原体定点医療機関提出検体を仙台市衛生研究所にて検査したもの） 仙台市内の医療機関の協力を得て実施している感染症発生動向調査事業*におけるインフルエンザウイルス検出状況を 型別に見ると，A 香港（H3）型が一番多く分離されています。一方，AH1pdm09 型は今シーズン分離されていません。 16 14 12 10 8 6 4 2 0 インフルエンザウイルス検出状況（仙台市衛生研究所，2014-2015年） 16 14 12 10 8 6 4 2 0 検出検体数 A香港（H3)型 AH1pdm09型 B型 3 6 37 3 8 39 4 0 4 1 4 2 4 3 44 4 5 46 4 7 4 8 4 9 5 0 51 5 2 1 検体採取週 2 3 4 5 インフルエンザウイルス検出状況年齢群別割合 （仙台市衛生研究所，2014年第45週～2015年第5週採取） B型 100.0 A香港（H3)型 6.5 11.3 14.5 19.4 6.5 12.9 19.4 6.5 3.2 AH1pdm09型 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0.0 0.0 0～4歳 5～9歳 10～14歳 0.0 15～19歳 20～29歳 0.0 0.0 40～49歳 0.0 0.0 0.0 30～39歳 0.00.0 0.0 0.0 0.050～59歳 0.0 0.0 0.0 60歳以上 0.0 ＊感染症発生動向調査事業 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき，インフルエンザなどの感染症について，流行情報及び ウイルスの型などの情報を医療機関の協力のもと収集，分析し，広く情報提供しています。 インフルエンザの感染予防対策 ○流水と石鹸で手洗いをしましょう。 ○「咳エチケット」を守りましょう。 ・咳やくしゃみの症状がある方は，マスクを着用しましょう。 ・マスクが無い時は，ティッシュやハンカチで口と鼻を覆いましょう。 ・咳やくしゃみ等で手が汚れた時は，手を洗いましょう。 ○栄養と休養を十分にとり，免疫力を高めておきましょう。 ○発熱や咳，鼻汁といった症状がある場合は，早目に医師の診察を受けましょう。 1-2 日本国内におけるインフルエンザ流行状況（参考：国立感染症研究所ウェブサイト等） 2015 年第 7 週の全国定点当たり報告数は 12.15（患者報告数 60,030）となり，第 4 週（39.42）をピークとして 3 週連続 で減少しました。 都道府県別では，全 47 都道府県で前週よりも減少がみられ，宮城県は 11.61（全国 29 位）でした。 宮城県内では，仙南保健所管内（19.50） ，大崎保健所管内（15.75） ，登米保健所管内（15.00） ，石巻保健所管内（18.50） ， 気仙沼保健所管内（11.50）で警報継続中，栗原保健所管内（3.67） ，仙台市（8.48）で警報終息基準値 10 を下回りました。 塩釜保健所管内（10.80）で注意報継続中です。 2014/2015 シーズンの国内インフルエンザウイルス検出状況（3,299 検体検出）を型別に見ると，A（H1）pdm09 が 24 件（0.73％） ，A 香港（H3）型 3,168 件（96.03％） ，B 型 107 件（3.24％）と，A 香港（H3）型の割合が最も多く検出されて います。 (2015 年 2 月 20 日現在） 全国インフルエンザ定点当たり報告数推移・過去との比較 45 40 2011年 35 2012年 定 点 30 当 25 た り 20 報 告 15 数 2013年 2014年 2015年 10 5 0 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 53週 インフルエンザ定点当たり報告数推移（2014-2015年） 40.00 35.00 仙台市 30.00 定 点 25.00 当 た 20.00 り 報 告 15.00 数 10.00 宮城県 全国 5.00 0.00 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 1 2 3 4 5 6 7 週 都道府県別インフルエンザ定点報告状況（2015 年第 7 週） 報告数 総数 福井県 新潟県 大分県 沖縄県 鹿児島県 高知県 岩手県 愛知県 山口県 石川県 秋田県 青森県 岐阜県 長野県 佐賀県 富山県 北海道 広島県 宮崎県 福島県 三重県 千葉県 愛媛県 60030 750 2071 1196 1162 1850 929 1133 3386 1193 811 879 1029 1354 1326 594 729 3360 1671 854 1064 986 2670 762 定点当た り報告数 12.15 23.44 21.57 20.62 20.03 19.89 19.35 17.43 17.36 17.29 16.90 16.28 15.83 15.56 15.24 15.23 15.19 14.80 14.66 14.47 14.00 13.69 12.54 12.49 報告数 福岡県 栃木県 長崎県 滋賀県 群馬県 宮城県 鳥取県 山形県 岡山県 兵庫県 熊本県 島根県 静岡県 山梨県 和歌山県 神奈川県 埼玉県 茨城県 徳島県 京都府 東京都 大阪府 香川県 奈良県 2452 896 816 617 1140 1080 332 547 957 2114 848 401 1334 386 471 3066 2243 1062 331 969 3204 2342 352 311 定点当た り報告数 12.38 11.79 11.66 11.64 11.63 11.61 11.45 11.40 11.39 10.62 10.60 10.55 9.74 9.65 9.42 9.21 9.16 8.85 8.71 7.81 7.74 7.60 7.33 5.76 （定点当たり報告数多い順に配列） 1-3 世界のインフルエンザ流行状況 （WHO ウェブサイト 2015 年 2 月 9 日更新分より） 世界におけるインフルエンザの活動性は，北半球で高い状態のままで，これまでのところ，インフルエンザ A（H3N2）ウイ ルスが今シーズン優勢です。最新のインフルエンザ A（H3N2）ウイルスの抗原性の特徴は，北半球用 2014 年/2015 年シーズン インフルエンザワクチンに使用された A（H3N2）ウイルスのとは異なることが示されています。これまでの検査結果をみると， インフルエンザ A（H3N2）ウイルスの大半は，ノイラミニダーゼ阻害剤に対して今のところ感受性を示しています。 ・北米におけるインフルエンザの活動性は，ピークを迎えていると思われます。インフルエンザ A（H3N2）ウイルスが今シー ズン優勢でした。 ・ヨーロッパでは，特に WHO 欧州地域における西部及び中央部諸国で，インフルエンザシーズンがかなり進行しています。イ ンフルエンザ A（H3N2）ウイルスが今シーズン優勢に検出されました。 ・アフリカの北部と中東におけるインフルエンザの活動性は，インフルエンザ A（H3N2）とＢ型によりピークを迎えているよ うですが，アルジェリアとイランからはインフルエンザ A（H1N1）pdm09 型の活動性が高まっていると報告されました。 ・アジアの温帯地域におけるインフルエンザの活動性は，中国北部ではピークを迎えているようですが，日本と韓国では未だ 高まり続けています。これまでのところ，インフルエンザ A（H3N2）ウイルスが優勢です。 ・アメリカ大陸の熱帯地域諸国におけるインフルエンザの活動性は，カリブ海沿岸，中央アメリカ及び南アメリカの熱帯諸国 では，ほとんどの国で低い状態でした。 ・アジアの熱帯地域では，インフルエンザの活動性は中国南部，香港，インドで高まりました。 ・南半球では，インフルエンザの活動性はオフシーズンレベルのままでした。 ・Flu Net の報告（2015 年 2 月 5 日時点）によると，第 2 週から第 3 週（2015 年 1 月 11 日から 2015 年 1 月 24 日まで）の間， 93 カ国等における国立のインフルエンザセンター（NICs）とその他の国立のインフルエンザ研究機関から，インフルエンザの 動向調査データが報告されました。WHO 世界インフルエンザサーベイランス及び対応システム（GISRS）の検査施設では 135,489 例以上の検体を検査しました。 32,188 例がインフルエンザウイルス陽性で， その内訳はインフルエンザA が28,139 例 （87.4％） ， インフルエンザ B が 4,049 例（12.6％）でした。亜型が解析されたインフルエンザ A ウイルスの内，1,151 例（7.6％）がイン フルエンザ A（H1N1）pdm09，13,968 例（92.4％）がインフルエンザ A（H3N2）でした。解析された B 型の内，1,463 例（99％） が山形系統，15 例（1％）がビクトリア系統でした。 2 感染性胃腸炎（小児科）流行状況 2015 年 7 週（2/9～2/15） 2015 年第 7 週における仙台市全体の定点当たり報告数は 13.00 と，前週より減少しました。地域別では，宮城野・若林区で 警報継続中です。今年に入り，小学校等施設の集団感染や飲食店での食中毒事例においてノロウイルスが検出されており，流 行が続く可能性があります。 全国の感染性胃腸炎定点当たり報告数は 6.75 と，3 週連続で減少しました。 都道府県別では，宮城県の定点当たり報告数は 11.78（全国 1 位）と前週（第 6 週：14.10）より減少したものの，第 4 週以 降，全国トップの状態が続いています。 県内では，仙南保健所管内（14.40）で警報継続中です。 第 7 週感染性胃腸炎定点報告 仙台市合計 338（定点当たり 13.00） 青葉区 111（定点当たり 15.86）宮城野区 61（定点当たり 12.20） 若林区 87（定点当たり 21.75）太白区 38（定点当たり 7.60）泉区 41（定点当たり 8.20） （※第 6 週感染性胃腸炎定点当たり報告数：仙台市合計 16.12 青葉区 13.86 宮城野区 15.60 若林区 32.25 太白区 12.00 泉区 11.00） 感染性胃腸炎定点当たり報告数 過去5 年の推移（ 仙台市） 24.00 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 20.00 定 点 当 た り 報 告 数 16.00 12.00 8.00 4.00 0 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 53 週 感染性胃腸炎(小児科） 定点当た り報告数各区別推移 （ 2 0 1 4 - 2 0 1 5 年） 35.0 30.0 総数 宮城野 太白 25.0 定 点 当20.0 た り 報15.0 告 数 10.0 青葉 若林 泉 5.0 0.0 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 1 2 3 4 5 6 週 7 感染性胃腸炎（小児科）年齢群別割合の推移（仙台市， 2015年） 100% 9.5 1.2 80% 12.7 60% 30.6 10.8 10.7 0.8 2.4 6.7 1.2 11.3 13.2 1.5 11.9 50歳以上 7.4 9.5 30～39 歳 34.3 34.4 31.4 27.2 20～29 歳 15～19 歳 40% 20% 40～49 歳 46.0 46.4 45.7 47.3 45.8 10～14 歳 5～9歳 0～4歳 0% 第3週 第4週 第5週 第6週 第7週 感染性胃腸炎(小児科）累積報告数年齢群別割合 （仙台市） 30～39歳 0.0% 40～49歳 0.0% 50～59歳 0.0% 60歳以上 0.0% 15～19歳 1.7% 20～29歳 6.8% 10～14歳 10.0% 5～9歳 31.7% 0～4歳 49.7% （2014 年第 36 週～2015 年第 7 週） N＝4,150 平成 27 年感染性胃腸炎集団発生状況（仙台市） 発生時期 区 施設種別 発症者数 病因物質 1月4日 1 月 14 日 1 月 14 日 1 月 15 日 1 月 16 日 1 月 18 日 1 月 18 日 1 月 18 日 1 月 20 日 1 月 24 日 1 月 27 日 1 月 30 日 1 月 30 日 2月2日 2月4日 太白 若林 若林 太白 太白 青葉 泉 青葉 青葉 青葉 青葉 青葉 若林 青葉 太白 特別養護老人ホーム 小学校 小学校 保育所 保育所 小学校 有料老人ホーム 飲食店 飲食店 飲食店 保育所 社会福祉施設 保育所 小学校 小学校 29 36 49 16 20 30 30 10 10 11 17 13 20 18 17 ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス ノロウイルス 備考 食中毒 食中毒 食中毒 平成 27 年 1 月 29 日 感染性胃腸炎警報が発令されました（注意喚起） 仙台市が実施する感染症発生動向調査において，平成 27 年第 4 週（1 月 19 日～1 月 25 日）に宮城野区、若林区での 定点医療機関あたり患者数＊が感染性胃腸炎警報発令基準 （1 定点医療機関あたりの患者数が20 人） を超えたことから， 感染性胃腸炎警報が発令されました。 1 月に入り保育所，小学校，高齢者施設での集団感染事例が増加しています。 感染性胃腸炎は，例年 12 月から 1 月にかけてピークを迎えます。今後も流行の継続が予想されますので，感染予防対 策にお願いします。 ＊ 感染性胃腸炎（小児科）定点医療機関あたり患者数（人/定点） 市内の小児科定点医療機関（26 ヵ所）で当該週に感染性胃腸炎と診断された患者数を，報告医療機関数で割ったもの 予防のための注意事項 1 予防について ○手洗いを励行する。特に食事の前，トイレの後，おむつの交換の後等に石鹸と流水でよく手を洗いましょう。 ○食品は十分に加熱調理（85℃～90℃で 90 秒以上）しましょう。 2 嘔吐・下痢等の症状が出た時の対応について ○糞便，吐物を処理する時は，使い捨てのマスクと手袋を着用し，汚物中のウイルスが飛び散らないよう注意 しましょう。 ○手すり，ドアノブ，床等を塩素系漂白剤（次亜塩素ナトリウム）等で清拭しましょう。 ○下痢等の症状が見られる時の入浴は，できるだけ浴槽に入らず，掛け湯かシャワーで済ませましょう。 ○バスタオルや手拭タオルは共有せず，個別のものを使用しましょう。 全国感染性胃腸炎定点当たり報告数推移・過去との比較 20.00 18.00 2011年 16.00 2012年 14.00 定 点 12.00 当 た 10.00 り 報 告 8.00 数 6.00 2013年 2014年 2015年 4.00 2.00 0.00 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 41 43 45 47 49 51 53 週 感染性胃腸炎定点当た り報告数推移（ 2 0 1 4 - 2 0 1 5 年） 18.00 仙台市 15.00 宮城県 全国 定 点 12.00 当 た 9.00 り 報 告 6.00 数 3.00 0.00 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 1 2 3 4 5 6 7 週 都道府県別感染性胃腸炎定点報告状況（2015 年第 7 週） 報告数 総数 宮城県 福井県 長崎県 大分県 愛媛県 山形県 鹿児島県 埼玉県 熊本県 岩手県 福島県 佐賀県 広島県 兵庫県 長野県 宮崎県 鳥取県 東京都 石川県 富山県 福岡県 千葉県 神奈川県 21290 683 243 454 366 364 271 489 1333 418 332 370 188 560 1014 416 268 141 1910 213 208 856 918 1413 定点当た り報告数 6.75 11.78 11.05 10.32 10.17 9.84 9.03 8.89 8.54 8.36 8.30 8.22 8.17 7.89 7.86 7.70 7.44 7.42 7.35 7.34 7.17 7.13 6.90 6.76 報告数 香川県 茨城県 大阪府 静岡県 山口県 三重県 島根県 岡山県 秋田県 愛知県 高知県 徳島県 新潟県 滋賀県 栃木県 群馬県 山梨県 京都府 奈良県 青森県 岐阜県 和歌山県 沖縄県 北海道 196 501 1314 551 297 275 140 322 206 1045 172 127 336 176 256 313 124 382 155 167 208 112 105 382 定点当 たり報告 数 6.76 6.68 6.57 6.26 6.19 6.11 6.09 5.96 5.89 5.77 5.73 5.52 5.51 5.50 5.33 5.22 5.17 5.09 4.56 3.98 3.92 3.61 3.09 2.67 （定点当たり報告数多い順に配列） 参考ウェブサイト 仙台市衛生研究所：感染症情報（小学校児童欠席率の地理的分布状況（東京大学空間情報科学研究センターとの共同研究に より作成）等掲載） http://www.city.sendai.jp/shoku/1194958_2482.html 仙台市：感染症情報･予防接種 http://www.city.sendai.jp/fukushi/kenko/kansensho/index.html 仙台市：食品・生活衛生 食中毒情報 食中毒事件一覧 http://www.city.sendai.jp/kurashi/eisei/chudoku/0094.html 厚生労働省：インフルエンザ（総合ページ） http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/index.html 国立感染症研究所感染症疫学センター ：全国でのインフルエンザウイルス分離・検出報告状況 http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html WHO http://www.who.int/en
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