第46回日本看護学会-精神看護-学術集会 特別企画 2015.02.24 9月18日(金)・19日(土) 大阪府/グランキューブ大阪 精神(こころ)と向き合う看護~なにわ発、人間やから複雑やねん~ メインテーマ 今こそ、看護のチカラ~人が人生をよりよく生きるために~ メインテーマ 特別講演Ⅰ 9月18日(金) 13:00~14:30 <一般公開> 特別講演Ⅱ 9月19日(土) 10:30~12:00 こころを病む子どもたち---夜回り先生、いのちの授業 水谷先生が出会った子どもたちの言葉から、「こころ」に寄り添う精神看護に携わる看護職へのメッセージをつか み取り、改めて「人間」とは、「いのち」とは、を考える機会にしたいと考えています。 「こんなつらく哀しい時代だからこそ、いのちの大切さを、そして、ともに生きていることのすばらしさを伝えなくて はいけない」生きていくための勇気と知恵(水谷修オフィシャルウェイブサイトより)を語り、伝えていただきます。 水谷 修(花園大学客員教授) 座長=高野恵子(大阪府看護協会助産師職能理事) 劇的な精神分析入門~臨床を劇として見る~ 北山先生が長年見つめ研究されてこられた、「ひと」の「こころ」について語っていただきます。 北山 修(九州大学名誉教授・白鴎大学副学長) 座長=伊藤ヒロコ(大阪府看護協会会長) 特別講演Ⅲ 9月19日(土) 14:00~15:30 <一般公開> 教育講演Ⅰ 9月18日(金) 10:00~11:00 ざっこばらん ご自身の体験をもとに、当事者としての思い、仕事への思い、医療者への思いを語っていただきます。 関西のTVではおなじみの朴 一先生が“ざっくばらん”にインタビュアーとして、桂 ざこば氏からお話を伺いま す。 桂 ざこば(落語家) インタビュアー=朴 一(大阪市立大学大学院経済学研究科教授) 座長=石井美津子(大阪府看護協会副会長) 薬物依存への看護-ドラッグ問題をどう教えるか- 最近、ドラッグに関する犯罪や事故のニュースが絶えません。薬物が若者から主婦、中高年、一般人でも容易く 手に入る背景やドラッグの危険性から、2014年11月に危険ドラッグの販売、広告の規制について強化した「改正 薬事法」が成立しました。薬物依存患者の治療や回復支援には精神看護の視点が重要なキーワードになってき ています。今後、ニーズが拡大するであろう薬物依存に対する看護の理解を深めていきたいと考えています。 寶田 穂(武庫川女子大学看護学部教授) 座長=平岡 聡(大阪府立精神医療センター副看護師長) 教育講演Ⅱ 地域で行う精神疾患患者の自立支援 9月18日(金) 15:00~16:00 精神疾患患者の自立をどのように地域で支援していくのかについて、様々な地域の援助者を対象とした勉強会 を定期的に実施されている田中先生のご経験から、精神疾患患者の自立支援の実際などを講演していただきま す。 田中 禎(ただしメンタルクリニック院長・精神科医・兵庫県精神保健福祉センター薬物家族相談委託 医) 座長=小川貞子(総合病院浅香山病院看護部長) 教育講演Ⅲ こころとこころをつなぐ看護技術~ユマニチュードから捉える患者対応~ 9月19日(土) 9:00~10:00 ユマニチュードの概念は、器質的疾患からこころの問題まで、全てのライフステージで捉え、人間の「こころ」を探 求し、理解する姿勢です。人を人として尊重し、人として話しかけ、人として接する取り組みを続けている盛先生 の実践者としての講演から、看護技術の視点でユマニチュードを理解する場にしたいと考えています。 盛 眞知子(国立病院機構東京医療センター在宅医療支援室地域医療連携係 退院調整看護師) 座長=瀬戸奈津子(大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻准教授) シンポジウムⅠ 子どもの「こころ(命)」を守るために 9月18日(金) 14:40~16:10 児童虐待の発見・治療・ケアに関わる専門の立場で、「つなぐ」をコンセプトに、早期発見から治療までのプロセ スをどう連携していくのかを考える場にします。 柴田真理子(大阪府立精神医療センター児童・思春期科主任部長) 福島ひとみ(りんくう総合医療センター泉州広域母子医療センター病棟師長) 座長=楢木野裕美(大阪府立大学地域保健学域看護学類教授) 北本智美(近畿大学医学部附属病院看護師長) シンポジウムⅡ 人から人へ 地域へつなぐ 9月19日(土) 9:00~11:00 『出向く医療』を実践している病院、精神疾患に特化したサービスを提供している訪問看護ステーション、全て の人が生活しやすい「地域づくり」に取り組んでいる保健師、精神疾患患者の地域での生活をテーマとする ジャーナリストを迎え、精神疾患患者を地域で支えていくために、医療機関と地域の連携を考える場とします。 斎藤 円(大阪府立精神医療センター精神科医) 有馬和代(大阪市東住吉区保健福祉センター保健主幹) 北村充永(株式会社Nフィールド居宅事業部関西エリア担当) 冬木 晶(読売新聞大阪本社科学部記者) 座長=河野あゆみ(大阪府看護協会地域福祉担当理事、 大阪市立大学大学院看護学研究科教授) 増山路子(国立病院機構近畿中央胸部疾患センター看護部長) 交流集会Ⅰ 身体合併を伴う精神疾患患者の看護を考える~一般病院と精神科施設の連携~ 9月19日(土) 高齢化の進展に伴い、精神疾患患者も身体合併を伴う患者が増加しています。自らの早期発見や的確な訴え が困難な場合が多く、様々な問題から適切な医療へつなぐことが難しいケースが少なくありません。 身体合併を伴う精神疾患患者を看護する上でのと課題を、意見交換を通して明らかにし、適切な医療展開や連 携への示唆となる交流を期待します。 13:00~14:00 中森靖(関西医科大学附属滝井病院救急医学科診療部長) 篠原章子(大阪府立精神医療センター副看護部長) 司会=篠原章子(大阪府立精神医療センター副看護部長) 交流集会Ⅱ 職場不適応に対する効果的なメンタルヘルス支援を考えよう! 9月19日(土) バーンアウトなど、こころを病んでしまう職員。病気休暇後、職場復帰をどのように支援すればよいのか。職場復 帰をする側とその人たちを受け入れる側のお互いの理解が重要になります。 職場不適応に対するメンタルヘルス支援のシステム化とその実践の実際を通して、みんなで考えていける交流 を期待します。 13:00~14:00 金子亜矢子(東京共済病院 精神看護専門看護師) 司会=中山サツキ(大阪医科大学附属病院副看護部長) 論文作成支援講座 論文作成のポイントと倫理的配慮/文献検索の基礎知識 9月18日(金) 14:00~15:00 日本看護学会学術集会で発表した演題は、論文としてまとめ『日本看護学会論文集』に投稿ができます。本講座 では、論文作成における基本的事項と倫理的配慮などの解説を行います。さらに各種文献検索データベースと 文献検索方法・正確な書誌情報にもふれ、論文投稿に役立つ講座とします。 日本看護協会学会委員会委員、日本看護協会図書館司書
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