「南相馬復興アグリ 『南相馬トマト菜園』建設に関する支援決定」について

2015 年 2 月 26 日
報道関係者各位
南相馬復興アグリ株式会社
あぶくま信用金庫
公益財団法人三菱商事復興支援財団
南相馬復興アグリ 「南相馬トマト
「南相馬トマト菜園」
トマト菜園」建設に関する支援決定について
菜園」建設に関する支援決定について
南相馬復興アグリ株式会社(以下、南相馬復興アグリ)は、あぶくま信用金庫
等による融資支援に加え、公益財団法人三菱商事復興支援財団(以下、三菱商
事復興支援財団)から 5,000 万円の出資を受け、福島県南相馬市にトマト菜園
(太陽光利用型植物工場)を建設いたします。本日、2 月 26 日(木)、起工式を
行います。
南相馬復興アグリは、東日本大震災の影響で、未だ風評被害に苦しむ南相馬の
農業復興に貢献することを目的として 2013 年 1 月に設立されました。今般、福
島県南相馬市の約 2.4 ヘクタールの工業用地に、栽培面積約 1.5 ヘクタールの大
型温室(環境制御型養液栽培施設)と付帯施設(出荷棟、管理棟等)を擁した
トマト菜園を建設し、地元を中心に約 35 人の雇用を創出すると共に、農業経営
人材の育成にも取り組んでいきます。
菜園は 2015 年 11 月末に竣工し、翌 12 月にはトマトの苗の植え付けなど栽培を
開始、来年春の出荷に向けて事業を推進していきます。栽培開始後 4 年目にあ
たる 2018 年度には、年間 660 トンの生産と、約 2 億円の売上を目指します。
また、菜園経営の実践を通じて、農業技術と経営管理の両面における人材育成
を進め、農業経営人材を地域に輩出することにより、地域農業の一層の復興・
成長に貢献して参ります。
三菱商事復興支援財団は、福島県南相馬市の雇用創出と地域経済の活性化を目
指す南相馬復興アグリを力強く後押しするため、支援を決定いたしました。東
日本大震災から 4 年が経過しますが、震災により甚大な被害を受けた地域は未
だ再建途上にあります。三菱商事復興支援財団は今後も、あぶくま信用金庫を
はじめとした地元金融機関と協働し、被災地域の産業復興・雇用創出、地域再
生につながる支援を継続して参ります。
菜園完成予想図
菜園内部イメージ
【南相馬トマト菜園概要】
① 所在地:福島県南相馬市原町区下太田字川内迫 310‐6
② 敷地面積:24,088 ㎡
③ 栽培開始:2015 年 12 月(予定)
④ 出荷量(生鮮トマト):年間 660 トン程度
⑤ 売上高:約 2 億円(想定)
【参考】各社概要
1. 南相馬復興アグリ株式会社
① 本社所在地
:福島県南相馬市原町区泉字前向 15
②設 立
:2013 年 1 月
③資 本 金
:5,150 万円
④事 業 内 容
:生鮮トマトの生産・販売等
⑤代 表 者
:代表取締役 半谷 栄寿
2. あぶくま信用金庫
①本社所在地
②設
立
③出 資 金
④事 業 内 容
⑤代 表 者
:福島県南相馬市原町区栄町 2 丁目 4 番地
:1950 年 9 月
:107 億円
:預金業務・融資業務他
:理事長 半澤 恒夫
3. 公益財団法人三菱商事復興支援財団
① 本社所在地
:東京都千代田区丸の内二丁目 3 番 1 号
②設 立
:2012 年 3 月(公益財団法人化は 2012 年 5 月)
③事 業 内 容
:修学が困難となった学生に対する奨学金の給付、
復興支援活動に従事する非営利団体等への助成金の
給付、その他被災地の産業復興・雇用創出等に資する事業
④代 表 者
:会長 小林 健(三菱商事 代表取締役 社長)
副会長 廣田 康人(三菱商事 代表取締役 常務執行
役員 コーポレート担当役員)
代表理事 野島 嘉之(三菱商事環境・CSR推進部長)
【本件に関する問い合わせ先】
南相馬復興アグリ株式会社 東京事務所 廣松 TEL:03-3456-0407
あぶくま信用金庫 平山 TEL:0244-23-5131
公益財団法人三菱商事復興支援財団 塚田 TEL:03-3210-7282