「みやざき県民の住みよい環境の保全等に関する条例」に基づく「温室 効果ガス排出抑制計画書」及び「温室効果ガス排出状況報告書」の公表に ついて(平成26年度提出分) 平成 27 年 2 月 26 日 環 境 森 林 課 1 概況 県では、「みやざき県民の住みよい環境の保全等に関する条例」(以下、「条 例」という。)に基づいて、一定量以上の温室効果ガスを排出している事業者 から「温室効果ガス排出抑制計画書」(以下、「計画書」という。)及び「温室 効果ガス排出状況報告書」(以下、「報告書」という。)を提出いただいており ます。 (※1) 事業者の温室効果ガス排出削減に向けた取組などを広く県民の皆さまにも 知っていただくため、条例第 7 条に基づき、平成 26 年度中に事業者から提出 された「計画書」及び「報告書」を公表します。 ※1 条例及び対象となる事業者については、こちらをご覧ください。 2 計画書の概要 2 月 23 日現在、平成 26 年度以降の計画書を提出した事業者は 166 者です。 基準年度(※2)と比較して、計画期間内(※3)に温室効果ガス排出量(以下「排 出量」という。)を削減できる見込みがあるとした事業者は 138 者、現状維持 が 3 者、事業拡大などにより増加する見込みとした事業者が 25 者です。全体 の約 8 割の事業者が省エネルギー対策やエコドライブなどの取組により排出 量を削減する計画となっております。 表1 計画書の提出状況 (単位:事業者数) 産業部門 ※2 業務部門 運輸部門 合 計 削 減 42 43 53 138 維 持 1 1 1 3 増 加 17 7 1 25 合 計 60 51 55 166 基準年度は、原則「計画書」の提出年度の前年度。ただし、事業者において 内部計画が策定されているなどの場合は、他の年度とすることができる。 ※3 計画期間は、計画書提出年度を初年度とし 5 年以内で各事業者が自ら設定で きる。 3 報告書の概要 2 月 23 日現在、平成 25 年度実績の報告書を提出した事業者は 137 者です。 基準年度(※4)と比較して、排出量を削減できた事業者は 36 者、増加した事業 者は 99 者でした。(表2) また、提出事業者の排出量の合計は、約 3,831 千 t-CO2 となっており、基準 年度(※4)と比較して約 4%増となりました。これは、火力発電量の増加によっ て電気の使用に伴う二酸化炭素の排出係数が増大したことや事業拡大などが 要因と考えられます。(表3) 表2 報告書の提出状況 (単位:事業者数) 産業部門 業務部門 運輸部門 合 計 削 減 18 4 14 36 増 加 36 38 25 99 1 1 0 2 55 43 39 137 対象外※5 合 計 表3 平成 25 年度の温室効果ガス排出量 (単位:t-CO2) 事業 基準年度の 平成 25 年度 増減量 増減率(%) 者数 排出量(a) の排出量(b) (c)=(b)-(a) (c)/(a) 135 3,666,662 3,830,773 164,111 4.48% 4 計画期間が終了した事業者の温室効果ガス排出状況 2 月 23 日現在、平成 25 年度に計画を開始し終了した(計画期間 1 年※6)事 業者は 14 者です。平成 25 年度の排出量の合計を基準年度(※4)の排出量と比 較すると約 1%減となっております。 表4 平成 25 年度に計画期間が終了した事業者の温室効果ガス排出量 (単位:t-CO2) 計画期間 平成 25 年度 ~25 年度 事業 基準年度の 平成 25 年度 増減量 増減率(%) 者数 排出量(a) の排出量(b) (c)=(b)-(a) (c)/(a) 14 1,584,922 1,567,665 -17,257 -1.09% ※4 基準年度は、原則「計画書」の提出年度の前年度。ただし、事業者において内部 計画が策定されているなどの場合は、他の年度とすることができる。 ※5 対象外とは、計画書提出年度は対象となっていたが、平成 25 年度のエネルギー 使用量の減などの理由により報告の対象外となった事業者 ※6 計画期間は、 計画書提出年度を初年度とし 5 年以内で各事業者が自ら設定できる。
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