Data Sheet(表1.4)

一般社団法人
ESCO推進協議会
一般社団法人ESCO推進協議会(Japan Association of Energy Service Companies :JAESCO)は
民間の企業を中心に構成され、健全なESCOの発展に力を注いでいる一般社団法人です。
詳しくは Webサイトで。 http://www.jaesco.or.jp/
jaesco
① ESCO推進協議会の活動がご覧になれます。
② ESCO推進協議会に加入している会員情報等を検索できます。
③ ESCO事業やESCO用語、ESCO資料等に関する情報がご覧になれます。
事務局/エコ・リース促進事業部
〒102-0093
東京都千代田区平河町2-5-5 全国旅館会館3階
TEL:03-3234-2228
FA X:03-3234-2323
E-mail [email protected](事務局) [email protected](エコ・リース促進事業部)
※エコ・リース促進事業部では、
中小企業等の省エネ設備や再生可能エネル
ギー設備等のリース料を補助する環 境 省 委 託「家 庭・事業 者向けエコ・
リース促 進事業」を実 施しています。
最寄りの駅
有楽町線 「麹町駅」1番出口より徒歩9分
有楽町線/半蔵門線 「永田町駅」より徒歩4分
南北線 「永田町駅」より徒歩4分
丸ノ内線/銀座線 「赤坂見附駅」D:紀尾井町口より徒歩8分
ESCO
Save Energy, Save the Earth with
本冊子の作成について
本冊子は、下記の報告書および論文のデータをもとに作成しています。
1.「平成 25年度エネルギー使 用合理化促 進 基 盤 整 備事 業 - 業務 部門におけるESCO事 業の省エネ
* 5:85ページ、表 3.11「業種別の限界運用、限界設計による省エネ率」
効果と普及課題に関する調査」報告書 * 6 出所:九州大学 住吉他:改修時における熱源機器のダウンサイジング効果の検討、
<出典>経済産業省ホームページ
日本建築学会九州支部研究報告集、2015
(www.meti.go.jp/meti_lib/report/2014fy/E004386.pdf)
* 7:23ページ、図 2.17「業種別・延床面積規模別 ESCO市場としての有望さ」
なお、本冊子中「*」と数字を表示した情報の出所(上記報告書のページおよび図表)は下記のとおり
* 8:21ページ、図 2.14「業種別・エネルギー消費量別 ESCO市場としての有望さ」
です。
* 9:23ページ、図 2.16「業種別・光熱費別 ESCO市場としての有望さ」
*1:19ページ、図 2 .12「ESCO事業と一般省エネ改修事業の比較(事業用施設)」
「省エネ率」
*10:24ページ、図 2.19「業種別・築後年数別 ESCO市場としての有望さ」
*2:3 1ページ、図 2.25「追跡調査に基づく省エネ率の実績値」
*11:41ページ、図 2.39「一 般 省エネ改修事 業の投 資回収年 数(全体)」および図 2.40「ESCO
*3:32ページ、図 2.26「追跡調査に基づく省エネ率の計画値と実績値の比較」
事 業の投 資回収年 数(全体)」
*4:32ページ、図 2.27「追跡調査に基づく業種別省エネ率」
*12:125∼128ページの図 6.21、図 6.23、図 6.25、図 6.27「ESCOの導入理由」
(加重平均)
企業の省エネ戦略を支援するESCO事業
その魅力と可能性
禁無断転載、版権所有一般社団法人 ESCO推進協議会
Copyright(C)Japan Association of Energy Service Companies
一般社団法人
ESCO推進協議会
省エネ設備改修をお考えの皆さまへ。
地球温暖化防止や持続可能性への取り組みが求められる中、事業用
施設で消費されるエネルギーの削減は企業の責任であり、
同時にコスト
老朽化した設備の改修は、省エネ・省コストにつながります。
しかし、工夫をすればその効果をさらに高めることができます。
しかも、経営の負担を少なく、より確実に。
削減への重要な一手となります。
中でも工場・ビル・施設における設備の省エネ改修はまさに戦略的に
考えなければならない事項、さまざまな可能性を検討する必要がある
のではないでしょうか。
平成25年度、経済産業省資源エネルギー庁による「エネルギー使用
合理化促進基盤整備事業」の一環として行われた調査では、一般的に
それが、ESCO事業の真骨頂です。
行われる省エネ改修に対してESCO事 業を活用した省エネ改修 の
優 位性がデ ー タで 示 されました 。この 冊 子ではそ の 内 容 をわかり
やすくまとめ、より地 球に優しい、経営に有利な手法としてのESCO
事業をご紹介しています。
単 純 な 設備の入れ替えではなく、プロフェッショナルを巻き込 んだ
省 エネ 戦 略 へ 。経 営メリットをもたらす E S C O 事 業 の 活 用をぜ ひ
ご検討ください。
1
2
省エネ設備改修をお考えの皆さまへ。
地球温暖化防止や持続可能性への取り組みが求められる中、事業用
施設で消費されるエネルギーの削減は企業の責任であり、
同時にコスト
老朽化した設備の改修は、省エネ・省コストにつながります。
しかし、工夫をすればその効果をさらに高めることができます。
しかも、経営の負担を少なく、より確実に。
削減への重要な一手となります。
中でも工場・ビル・施設における設備の省エネ改修はまさに戦略的に
考えなければならない事項、さまざまな可能性を検討する必要がある
のではないでしょうか。
平成25年度、経済産業省資源エネルギー庁による「エネルギー使用
合理化促進基盤整備事業」の一環として行われた調査では、一般的に
それが、ESCO事業の真骨頂です。
行われる省エネ改修に対してESCO事 業を活用した省エネ改修 の
優 位性がデ ー タで 示 されました 。この 冊 子ではそ の 内 容 をわかり
やすくまとめ、より地 球に優しい、経営に有利な手法としてのESCO
事業をご紹介しています。
単 純 な 設備の入れ替えではなく、プロフェッショナルを巻き込 んだ
省 エネ 戦 略 へ 。経 営メリットをもたらす E S C O 事 業 の 活 用をぜ ひ
ご検討ください。
1
2
一般省エネ改修とESCO事業はここが違います!
その結果、一般省エネ改修よりもESCO事業のほうが
ESCO (Energy Service Company)事業は、省エネのスペシャリストが中心となり、設計・工事・維持管理の
より多くの案件でより大きな省エネに成 功しています。
全プロセスを一貫して実施、継続的な省エネ・省コストの成果をお客様と分け合う、いわば運命共同体の
プロジェクトです。各プロセスが分離し、効果の測定や保証が行われない一般省エネ改修とは戦略性が違います。
*1
ESCO事業と一般省エネ改修事業の比較(業務用施設の省エネ率)
ESCO事業による
省エネ改修工事
注)プロジェクトベースの省エネ事業に関するデータベース(一般社団法人ESCO推進協議会市場調査データベース)から、業務部門の事業案件のうち
一般的な省エネ
改修工事
省エネ改修前後のエネルギー種別消費量が得られるサンプルを対象に集計しました。
(調査対象年:2001年∼2011年、不明は除いて集計)
★★★★★
省エネ率
30%以上
の案件
既設 設備の調査
ESCO事業による設備改修の特長
● お客さまの社内に省エネ専門の人材は不要
● 省エネ課題を継続的・包括的に提案・解決
● 改修経費*をエネルギーコストの削減分でカバー
● エネルギー使用量を計測・検証し、省エネ効果を保証
案件全体に占める割合
90%
80%
70%
★★★
省エネ率
10%以上∼
20%未満
の案件
60%
50%
40%
★★
省エネ率
5%以上∼
10%未満
の案件
★
省エネ率
5%未満
の案件
● 計画以上のコスト削減分はお客様とESCO事業者で分配
30%
20%
10%
0%
一般改修では
設備の運 転
★★★★
省エネ率
20%以上∼
30%未満
の案件
100%
多くの案件が省エネ率5%未満にとどまっている。
設備 機 器の
運 転管 理(保 守・点 検)
ESCO事業の案件は、
省エネルギー
省エネルギー効果の
計 測・検 証
維持管理
効果の確認と保証
改修工事
工事契約
改修工事の
改修工事
ほとんどが5%以上の高い省エネ率を達成している。
契約
個別契約で省エネ効果を保証する責任はない。
設 計・見 積
設計契約
実 施 計画書の立 案
(n=123)
(n=209)
ESCO事 業 契 約(一 括)
施工管理
一 括 契 約
省エネルギー効果の
保証と合意
詳 細エネルギー分析
一 般省エネ改修
ESCO事業
エネルギー使 用状 況および
設備 機 器を予 備 診断
● ファイナンス機能で初期投資の負担軽減も可能
* 全額または一部
*1 出所:
「平成25年度エネルギー 使 用合理 化促 進 基 盤 整 備事 業 - 業 務 部門におけるESCO事 業の 省エネ効果と普及 課 題に関する調 査」報告書(以下、経 済産 業 省報告書と記 述)19ページ、図2.12「ESCO
事業と一般 省エネ改修事業の比較(事業用施設)」
「 省エネ率」
3
4
一般省エネ改修とESCO事業はここが違います!
その結果、一般省エネ改修よりもESCO事業のほうが
ESCO (Energy Service Company)事業は、省エネのスペシャリストが中心となり、設計・工事・維持管理の
より多くの案件でより大きな省エネに成 功しています。
全プロセスを一貫して実施、継続的な省エネ・省コストの成果をお客様と分け合う、いわば運命共同体の
プロジェクトです。各プロセスが分離し、効果の測定や保証が行われない一般省エネ改修とは戦略性が違います。
*1
ESCO事業と一般省エネ改修事業の比較(業務用施設の省エネ率)
ESCO事業による
省エネ改修工事
注)プロジェクトベースの省エネ事業に関するデータベース(一般社団法人ESCO推進協議会市場調査データベース)から、業務部門の事業案件のうち
一般的な省エネ
改修工事
省エネ改修前後のエネルギー種別消費量が得られるサンプルを対象に集計しました。
(調査対象年:2001年∼2011年、不明は除いて集計)
★★★★★
省エネ率
30%以上
の案件
既設 設備の調査
ESCO事業による設備改修の特長
● お客さまの社内に省エネ専門の人材は不要
● 省エネ課題を継続的・包括的に提案・解決
● 改修経費*をエネルギーコストの削減分でカバー
● エネルギー使用量を計測・検証し、省エネ効果を保証
案件全体に占める割合
90%
80%
70%
★★★
省エネ率
10%以上∼
20%未満
の案件
60%
50%
40%
★★
省エネ率
5%以上∼
10%未満
の案件
★
省エネ率
5%未満
の案件
● 計画以上のコスト削減分はお客様とESCO事業者で分配
30%
20%
10%
0%
一般改修では
設備の運 転
★★★★
省エネ率
20%以上∼
30%未満
の案件
100%
多くの案件が省エネ率5%未満にとどまっている。
設備 機 器の
運 転管 理(保 守・点 検)
ESCO事業の案件は、
省エネルギー
省エネルギー効果の
計 測・検 証
維持管理
効果の確認と保証
改修工事
工事契約
改修工事の
改修工事
ほとんどが5%以上の高い省エネ率を達成している。
契約
個別契約で省エネ効果を保証する責任はない。
設 計・見 積
設計契約
実 施 計画書の立 案
(n=123)
(n=209)
ESCO事 業 契 約(一 括)
施工管理
一 括 契 約
省エネルギー効果の
保証と合意
詳 細エネルギー分析
一 般省エネ改修
ESCO事業
エネルギー使 用状 況および
設備 機 器を予 備 診断
● ファイナンス機能で初期投資の負担軽減も可能
* 全額または一部
*1 出所:
「平成25年度エネルギー 使 用合理 化促 進 基 盤 整 備事 業 - 業 務 部門におけるESCO事 業の 省エネ効果と普及 課 題に関する調 査」報告書(以下、経 済産 業 省報告書と記 述)19ページ、図2.12「ESCO
事業と一般 省エネ改修事業の比較(事業用施設)」
「 省エネ率」
3
4
ESCO事業は一般省エネ改修より省エネ率が高い!
計画値と実績値の両方で一般省エネ改修より
ESCO推進協議会の会員企業が手がけた省エネ改修のうち
省エネ率が高いESCO事業。
改修前後のエネルギー消費量を比較できる案件について調査したところ
調査対象の案件は、計画値よりも高い省エネ率を達成しています。
ESCO事業では一般省エネ改修より平均して高い省エネ率を達成していることがわかりました。
また、計画値と実績値のいずれにおいてもESCO事業が一般省エネ改修を上回っています。
ここに含まれる一般省エネ改修は、補助金申請のために計画データを用意した優良な案件であることを考えると
省エネ率の計画値と実績値(業務用施設)*3
実際の差はさらに広がると考えられます。
25%
追跡調査による省エネ率の実績値 *2
20%
WIN
20.8%
20%
15%
18%
WIN
15.8%
10%
16%
5%
14%
7.6%
ESCO
事業
0%
20.8%
8%
6%
一 般省エネ改修
実績値
14.5%
高い省エネ率を達成しています。
省エネ率の業種別比較(実績値)*4
30%
WIN
24.4%
4%
WIN
22.0%
20%
0%
一般省エネ
改修
省エネ率の実績値を業種別に比べると違いが見られますが、どの業種でもESCO事業のほうが
25%
2%
ESCO
事業
事務所、ホテル・旅館、病院のいずれでも、高い省エネ率を達成。
10%
ESCO事業
一般省エネ
改修
計画値
12%
WIN
14.5%
WIN
19.6%
15%
15.0%
13.7%
一般省エネ
改修
一般省エネ
改修
事業所
ホテル
旅館
10%
5%
0%
ESCO
事業
ESCO
事業
事業所
ホテル
旅館
ESCO
事業
病院
12.2%
一般省エネ
改修
病院
*3 出所:経済産業省報告書32ページ、図2.26「追跡調査に基づく省エネ率の計画値と実績値の比較」
*2 出所:経済産業省報告書31ページ、図2.25「追跡調査に基づく省エネ率の実績値」
5
*4 出所:経済産業省報告書32ページ、図2.27「追跡調査に基づく業種別省エネ率」
6
ESCO事業は一般省エネ改修より省エネ率が高い!
計画値と実績値の両方で一般省エネ改修より
ESCO推進協議会の会員企業が手がけた省エネ改修のうち
省エネ率が高いESCO事業。
改修前後のエネルギー消費量を比較できる案件について調査したところ
調査対象の案件は、計画値よりも高い省エネ率を達成しています。
ESCO事業では一般省エネ改修より平均して高い省エネ率を達成していることがわかりました。
また、計画値と実績値のいずれにおいてもESCO事業が一般省エネ改修を上回っています。
ここに含まれる一般省エネ改修は、補助金申請のために計画データを用意した優良な案件であることを考えると
省エネ率の計画値と実績値(業務用施設)*3
実際の差はさらに広がると考えられます。
25%
追跡調査による省エネ率の実績値 *2
20%
WIN
20.8%
20%
15%
18%
WIN
15.8%
10%
16%
5%
14%
7.6%
ESCO
事業
0%
20.8%
8%
6%
一 般省エネ改修
実績値
14.5%
高い省エネ率を達成しています。
省エネ率の業種別比較(実績値)*4
30%
WIN
24.4%
4%
WIN
22.0%
20%
0%
一般省エネ
改修
省エネ率の実績値を業種別に比べると違いが見られますが、どの業種でもESCO事業のほうが
25%
2%
ESCO
事業
事務所、ホテル・旅館、病院のいずれでも、高い省エネ率を達成。
10%
ESCO事業
一般省エネ
改修
計画値
12%
WIN
14.5%
WIN
19.6%
15%
15.0%
13.7%
一般省エネ
改修
一般省エネ
改修
事業所
ホテル
旅館
10%
5%
0%
ESCO
事業
ESCO
事業
事業所
ホテル
旅館
ESCO
事業
病院
12.2%
一般省エネ
改修
病院
*3 出所:経済産業省報告書32ページ、図2.26「追跡調査に基づく省エネ率の計画値と実績値の比較」
*2 出所:経済産業省報告書31ページ、図2.25「追跡調査に基づく省エネ率の実績値」
5
*4 出所:経済産業省報告書32ページ、図2.27「追跡調査に基づく業種別省エネ率」
6
チューニングで
高い省エネ・省コスト効果の秘密がここにあります。
通常行われる一般省エネ改修では、
引き渡し後の能力不足を避けるため設備設計に余裕を持たせる傾向があります。
1.7%の追加省エネを実現
平均
一方、ESCO事業では詳細な現状 分析や精度の高い需要予測を行い
できるだけ設備をスリム化する方向で設計・導入を実施(ダウンサイジング)するほか
*5
運転状況の把握と設備稼働の最適化(チューニング)を継続的に行うため、長期にわたって安定的に
省エネ・省コスト効果が得られます。
ダウンサイジングで
平均
3.0%の追加省エネを実現
WIN
*5
ESCO事業
●無駄なく
小型の機器にする
●精緻な予測・設計で
機器の数を減らす
運転データの
把握
ESCO事業
設備の運用や設定を
需要に合わせて
対応策の
継続的に見直す
実行
データの
検討
一 般省エネ改修
●余裕を見て機器を
多めに設置する
●余裕を見て大きめの
機器を選択する
ダウンサイジングの「省コスト効果」はさらに大きい!
15年間 のESCO事業契約期間中
イニシャルコスト+修繕費+エネルギーコストを最 大 約
9.5%削減
*6
ダウンサイジングを進めると、エネルギーコストはもちろん、機器導入にかかるイニシャルコスト、機器を安定稼働させるための修繕
費等を含めたトータルコストを下げることができます。調査用のシミュレーションモデルで複数のケースを検証した結果、ダウンサイ
ジングだけでも最大約9.5%の省コスト効果を得られることがわかりました。
*5 出所:経済産業省報告書85ページ、表3.11「業種別の限界運用、限界設計による省エネ率」
*6 出所:九州大学 住吉他:改修時における熱源機器のダウンサイジング効果の検討、日本建築学会九州支部研究報告集、2015
7
8
チューニングで
高い省エネ・省コスト効果の秘密がここにあります。
通常行われる一般省エネ改修では、
引き渡し後の能力不足を避けるため設備設計に余裕を持たせる傾向があります。
1.7%の追加省エネを実現
平均
一方、ESCO事業では詳細な現状 分析や精度の高い需要予測を行い
できるだけ設備をスリム化する方向で設計・導入を実施(ダウンサイジング)するほか
*5
運転状況の把握と設備稼働の最適化(チューニング)を継続的に行うため、長期にわたって安定的に
省エネ・省コスト効果が得られます。
ダウンサイジングで
平均
3.0%の追加省エネを実現
WIN
*5
ESCO事業
●無駄なく
小型の機器にする
●精緻な予測・設計で
機器の数を減らす
運転データの
把握
ESCO事業
設備の運用や設定を
需要に合わせて
対応策の
継続的に見直す
実行
データの
検討
一 般省エネ改修
●余裕を見て機器を
多めに設置する
●余裕を見て大きめの
機器を選択する
ダウンサイジングの「省コスト効果」はさらに大きい!
15年間 のESCO事業契約期間中
イニシャルコスト+修繕費+エネルギーコストを最 大 約
9.5%削減
*6
ダウンサイジングを進めると、エネルギーコストはもちろん、機器導入にかかるイニシャルコスト、機器を安定稼働させるための修繕
費等を含めたトータルコストを下げることができます。調査用のシミュレーションモデルで複数のケースを検証した結果、ダウンサイ
ジングだけでも最大約9.5%の省コスト効果を得られることがわかりました。
*5 出所:経済産業省報告書85ページ、表3.11「業種別の限界運用、限界設計による省エネ率」
*6 出所:九州大学 住吉他:改修時における熱源機器のダウンサイジング効果の検討、日本建築学会九州支部研究報告集、2015
7
8
お客さまは当てはまりませんか?
データで見るESCO事業
こんなビルや施設では、特に効果が期待できます。
ESCO推進協議会は1999年に設立され、ESCO事業の健全な発展へ向け
ESCO推進協議会の会員企業に対して、ESCO事業が有望だと思われるビルや施設をアンケート調査しました。
その結果、比較的規模が大きい、あるいはエネルギー消費量や光熱費の負担が大きい
さまざまな支援施策を行ってきました。これまで蓄積してきた事例データからは
お客様の省エネ・省コスト戦略に貢献するESCO事業の実像が見えてきます。
築後年数が10年を超えている、といったビルや施設では、特にESCO事業が有望であると分かりました。
こうしたお客様へは、より一層ESCO事業者へのご相談をお薦めします。
ESCO事業適合有望率
E S C O 推 進 協 議 会 の 会 員 企 業 の 事 例 で は 、E S C O
「延べ床面積」から見たESCO事業適合有望率
*7
「年間エネルギー消費量」から見たESCO事業適合有望率
100%
100%
90%
90%
80%
80%
70%
70%
60%
60%
50%
30%
20%
2未
m
7百
2以
m
上
∼
3千
2未
m
3千
満
2以
m
上
万
∼1
2未
m
1万
満
2以
m
上
∼
2万
2未
m
2万
満
2以
m
上
∼
5万
2未
m
満
5万
30%
2以
上
2千
「年間光熱費」から見たESCO事業適合有望率
100%
90%
90%
80%
80%
70%
70%
60%
60%
50%
20%
以
上
5千
GJ
5千
未
GJ
以
上
万
∼1
GJ
1万
未
GJ
満
以
上
∼
5万
5万
GJ
未
以
GJ
満
上
0万
∼1
万
10
万
1千
円
万
円
以
満
上
∼
3千
3
千
万
万
円
円
事務所
未
以
満
上
∼
6千
万
円
6千
未
万
満
円
以
上
億
∼1
円
1億
未
円
満
以
上
∼
2億
円
未
2億
ホテル・旅館
満
円
以
上
∼
5億
円
未
満
GJ
未
以
GJ
満
上
∼
20
万
GJ
未
満
20
万
GJ
以
上
5億
円
20
年
10
既存ユーザの声から見えてくるESCOの導入理由 *12
ESCO事業者の専門的な知識や経験に対する期待が感じられる回答となりました。
同時に投資負担の軽減、確実な省エネ達成といった経営メリットも、上位の理由となっています。
*10
76.2
76.2
65.1
未
満
以
上
∼
集会・展示施設
2
0年
未
満
2
0年
以
上
∼
3
0年
未
満
3
0年
以
上
スポーツ施設
∼
4
0年
未
満
55.0
補助金の利用などに有利
年
40
51.4
継続的に技術サポートを得られる
ESCO事業が有望
年
10
病院
6-8 8-10 10-12 12-14 14-1616-18 18-20
ESCO推進協議会の会員企業への追跡調査で、ESCO事業を経験されたお客様から導入理由を聞いたところ
特に築後年数
10年以上なら
10%
上
4-6
確実に省エネ目標を達成できる
20%
以
2-4
投資回収年数
0%
未
0-2
初期投資がかからない
30%
0%
40%
施設全体で合理的な省エネができる
40%
ESCO事業が有望
10%
GJ
∼
満
50%
特に年間光熱費
6,000万円超なら
30%
未
満
「築後年数」から見たESCO事業適合有望率
100%
40%
GJ
2千
*9
一般省エネ
(n=66)
ESCO事業が有望
10%
m
ESCO事業
(n=236)
60%
0%
特に年間エネルギー
消費量が大なら
0%
7百
1千
投 資を 回 収 で きて い るという結 果 が 得ら れました 。
80%
20%
20%
0%
事 業 が 一 般 省 エ ネ 改 修 に 比べ て比 較 的 短 い 年 数 で
約80 %に上ります。
40%
ESCO事業が有望
10%
*8
100%
ES CO 事 業 では、8 年 以 内に投 資 回 収できた 案件 が
50%
特に延べ床面積
10,000㎡超なら
40%
満
投資回収年数(全体)の比較*11
投資回収年数でも有利なESCO事業
以
上
福祉施設
49.5
設備管理などの支出が一定になる
41.4
企業のイメージアップになる
39.5
事業者と一緒に省エネ対策ができる
38.5
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
70.0
80.0 (%)
*7 出所:経済産業省報告書23ページ、図2.17「業種別・延床面積規模別ESCO市場としての有望さ」
* 8 出所:経済産業省報告書21ページ、図2.14「業種別・エネルギー消費量別ESCO市場としての有望さ」
9
* 9 出所:経済産業省報告書23ページ、図2.16「業種別・光熱費別 ESCO市場としての有望さ」
*11 出所:経済産業省報告書41ページ、図2.39「一般省エネ改修事業の投資回収年数(全体)」および図2.40「ESCO 事業の投資回収年数(全体)」
*10 出所:経済産業省報告書24ページ、図2.19「業種別・築後年数別 ESCO市場としての有望さ」
*12 出所:経済産業省報告書125∼128ページの図6.21、図6.23、図6.25、図6.27「ESCO の導入理由」
(加重平均)
10
お客さまは当てはまりませんか?
データで見るESCO事業
こんなビルや施設では、特に効果が期待できます。
ESCO推進協議会は1999年に設立され、ESCO事業の健全な発展へ向け
ESCO推進協議会の会員企業に対して、ESCO事業が有望だと思われるビルや施設をアンケート調査しました。
その結果、比較的規模が大きい、あるいはエネルギー消費量や光熱費の負担が大きい
さまざまな支援施策を行ってきました。これまで蓄積してきた事例データからは
お客様の省エネ・省コスト戦略に貢献するESCO事業の実像が見えてきます。
築後年数が10年を超えている、といったビルや施設では、特にESCO事業が有望であると分かりました。
こうしたお客様へは、より一層ESCO事業者へのご相談をお薦めします。
ESCO事業適合有望率
E S C O 推 進 協 議 会 の 会 員 企 業 の 事 例 で は 、E S C O
「延べ床面積」から見たESCO事業適合有望率
*7
「年間エネルギー消費量」から見たESCO事業適合有望率
100%
100%
90%
90%
80%
80%
70%
70%
60%
60%
50%
30%
20%
2未
m
7百
2以
m
上
∼
3千
2未
m
3千
満
2以
m
上
万
∼1
2未
m
1万
満
2以
m
上
∼
2万
2未
m
2万
満
2以
m
上
∼
5万
2未
m
満
5万
30%
2以
上
2千
「年間光熱費」から見たESCO事業適合有望率
100%
90%
90%
80%
80%
70%
70%
60%
60%
50%
20%
以
上
5千
GJ
5千
未
GJ
以
上
万
∼1
GJ
1万
未
GJ
満
以
上
∼
5万
5万
GJ
未
以
GJ
満
上
0万
∼1
万
10
万
1千
円
万
円
以
満
上
∼
3千
3
千
万
万
円
円
事務所
未
以
満
上
∼
6千
万
円
6千
未
万
満
円
以
上
億
∼1
円
1億
未
円
満
以
上
∼
2億
円
未
2億
ホテル・旅館
満
円
以
上
∼
5億
円
未
満
GJ
未
以
GJ
満
上
∼
20
万
GJ
未
満
20
万
GJ
以
上
5億
円
20
年
10
既存ユーザの声から見えてくるESCOの導入理由 *12
ESCO事業者の専門的な知識や経験に対する期待が感じられる回答となりました。
同時に投資負担の軽減、確実な省エネ達成といった経営メリットも、上位の理由となっています。
*10
76.2
76.2
65.1
未
満
以
上
∼
集会・展示施設
2
0年
未
満
2
0年
以
上
∼
3
0年
未
満
3
0年
以
上
スポーツ施設
∼
4
0年
未
満
55.0
補助金の利用などに有利
年
40
51.4
継続的に技術サポートを得られる
ESCO事業が有望
年
10
病院
6-8 8-10 10-12 12-14 14-1616-18 18-20
ESCO推進協議会の会員企業への追跡調査で、ESCO事業を経験されたお客様から導入理由を聞いたところ
特に築後年数
10年以上なら
10%
上
4-6
確実に省エネ目標を達成できる
20%
以
2-4
投資回収年数
0%
未
0-2
初期投資がかからない
30%
0%
40%
施設全体で合理的な省エネができる
40%
ESCO事業が有望
10%
GJ
∼
満
50%
特に年間光熱費
6,000万円超なら
30%
未
満
「築後年数」から見たESCO事業適合有望率
100%
40%
GJ
2千
*9
一般省エネ
(n=66)
ESCO事業が有望
10%
m
ESCO事業
(n=236)
60%
0%
特に年間エネルギー
消費量が大なら
0%
7百
1千
投 資を 回 収 で きて い るという結 果 が 得ら れました 。
80%
20%
20%
0%
事 業 が 一 般 省 エ ネ 改 修 に 比べ て比 較 的 短 い 年 数 で
約80 %に上ります。
40%
ESCO事業が有望
10%
*8
100%
ES CO 事 業 では、8 年 以 内に投 資 回 収できた 案件 が
50%
特に延べ床面積
10,000㎡超なら
40%
満
投資回収年数(全体)の比較*11
投資回収年数でも有利なESCO事業
以
上
福祉施設
49.5
設備管理などの支出が一定になる
41.4
企業のイメージアップになる
39.5
事業者と一緒に省エネ対策ができる
38.5
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
70.0
80.0 (%)
*7 出所:経済産業省報告書23ページ、図2.17「業種別・延床面積規模別ESCO市場としての有望さ」
* 8 出所:経済産業省報告書21ページ、図2.14「業種別・エネルギー消費量別ESCO市場としての有望さ」
9
* 9 出所:経済産業省報告書23ページ、図2.16「業種別・光熱費別 ESCO市場としての有望さ」
*11 出所:経済産業省報告書41ページ、図2.39「一般省エネ改修事業の投資回収年数(全体)」および図2.40「ESCO 事業の投資回収年数(全体)」
*10 出所:経済産業省報告書24ページ、図2.19「業種別・築後年数別 ESCO市場としての有望さ」
*12 出所:経済産業省報告書125∼128ページの図6.21、図6.23、図6.25、図6.27「ESCO の導入理由」
(加重平均)
10
一般社団法人
ESCO推進協議会
一般社団法人ESCO推進協議会(Japan Association of Energy Service Companies :JAESCO)は
民間の企業を中心に構成され、健全なESCOの発展に力を注いでいる一般社団法人です。
詳しくは Webサイトで。 http://www.jaesco.or.jp/
jaesco
① ESCO推進協議会の活動がご覧になれます。
② ESCO推進協議会に加入している会員情報等を検索できます。
③ ESCO事業やESCO用語、ESCO資料等に関する情報がご覧になれます。
事務局/エコ・リース促進事業部
〒102-0093
東京都千代田区平河町2-5-5 全国旅館会館3階
TEL:03-3234-2228
FA X:03-3234-2323
E-mail [email protected](事務局) [email protected](エコ・リース促進事業部)
※エコ・リース促進事業部では、
中小企業等の省エネ設備や再生可能エネル
ギー設備等のリース料を補助する環 境 省 委 託「家 庭・事業 者向けエコ・
リース促 進事業」を実 施しています。
最寄りの駅
有楽町線 「麹町駅」1番出口より徒歩9分
有楽町線/半蔵門線 「永田町駅」より徒歩4分
南北線 「永田町駅」より徒歩4分
丸ノ内線/銀座線 「赤坂見附駅」D:紀尾井町口より徒歩8分
ESCO
Save Energy, Save the Earth with
本冊子の作成について
本冊子は、下記の報告書および論文のデータをもとに作成しています。
1.「平成 25年度エネルギー使 用合理化促 進 基 盤 整 備事 業 - 業務 部門におけるESCO事 業の省エネ
* 5:85ページ、表 3.11「業種別の限界運用、限界設計による省エネ率」
効果と普及課題に関する調査」報告書 * 6 出所:九州大学 住吉他:改修時における熱源機器のダウンサイジング効果の検討、
<出典>経済産業省ホームページ
日本建築学会九州支部研究報告集、2015
(www.meti.go.jp/meti_lib/report/2014fy/E004386.pdf)
* 7:23ページ、図 2.17「業種別・延床面積規模別 ESCO市場としての有望さ」
なお、本冊子中「*」と数字を表示した情報の出所(上記報告書のページおよび図表)は下記のとおり
* 8:21ページ、図 2.14「業種別・エネルギー消費量別 ESCO市場としての有望さ」
です。
* 9:23ページ、図 2.16「業種別・光熱費別 ESCO市場としての有望さ」
*1:19ページ、図 2 .12「ESCO事業と一般省エネ改修事業の比較(事業用施設)」
「省エネ率」
*10:24ページ、図 2.19「業種別・築後年数別 ESCO市場としての有望さ」
*2:3 1ページ、図 2.25「追跡調査に基づく省エネ率の実績値」
*11:41ページ、図 2.39「一 般 省エネ改修事 業の投 資回収年 数(全体)」および図 2.40「ESCO
*3:32ページ、図 2.26「追跡調査に基づく省エネ率の計画値と実績値の比較」
事 業の投 資回収年 数(全体)」
*4:32ページ、図 2.27「追跡調査に基づく業種別省エネ率」
*12:125∼128ページの図 6.21、図 6.23、図 6.25、図 6.27「ESCOの導入理由」
(加重平均)
企業の省エネ戦略を支援するESCO事業
その魅力と可能性
禁無断転載、版権所有一般社団法人 ESCO推進協議会
Copyright(C)Japan Association of Energy Service Companies
一般社団法人
ESCO推進協議会