第64号 (PDF : 196KB)

わかる喜び
できる楽しさ
学び続けるやまぐちっ子 ~ 高めよう授業力 育てよう学習力 ~
やまぐちっ子 学力向上だより
第64号
H27.1.26
山口県教育庁義務教育課
山口県学力定着状
10月29日(水)を基準日として実施した「山口県学力定着状況確認問
況確認問題の結果 題」の結果をお知らせします。
公表
結果については、「平成26年度学力定着状況確認問題の結果について【概
要版】」や、山口県教育庁義務教育課のホームページに掲載している【詳細版】
をご覧ください。
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a50900/kakunin/top.html
教科の問題結果に
ついて
基礎的な内容を問う問題については、おおむね成果が見られますが、記述
式の問題や基礎的な内容を問う問題の一部に、依然として課題が見られます。
国語、算数・数学
科の状況
主な成果
主な課題(■は問題形式による課題)
○学年別漢字配当表に示されている漢 ●指定された箇所の正しい筆順を示すこと
●ローマ字をひらがなに直したり、単語
をローマ字に書き換えたりすること
■自分の考えを具体的に書くこと
○加減乗除の計算をすること
●もとにする量、くらべる量、割合の関
○数の仕組みや図形の基本的な内容を
係について理解すること
理解すること
● 問題場面をテープ図や線分図に表すこと
■理由や根拠、方法などを言葉や式を使
って書くこと
○文脈に即して漢字を正しく読むこと
●物語や小説などの文章を読んで、登場
○国語辞典の使い方や文法について理
人物の関係や心情の変化をとらえること
解すること
●説明文や論説文を読んで、要旨や筆者
の主張をとらえること
■話し合いの流れや文脈に応じて、話す
内容や理由を条件に従って書くこと
○分数の計算や、正の数・負の数の意 ●割合の意味を理解し、具体的な事例に
味を実生活に結び付けること
当てはめて問題を解決すること
○数直線から数を読み取ること
● 図形の移動や求積について理解すること
■数量の大きさや関係を数式に表したり、
課題解決に必要な条件を読み解いたり
すること
国
字を正しく読むこと
語 ○文脈にふさわしい言葉を選ぶこと
小
学
校 算
数
国
語
中
学
校
数
学
*他教科については、添付資料「結果概要版」をご覧ください。
学力定着状況確認
問題活用ポイント①
4月の全国調査からの児童生徒の成長や未定着の内容を確認しましょう
・山口県全体でみると、これまで課題
のあった内容について、改善の傾向が
見られるものがあります。各学校にお
いても、こうした成長の部分を客観的
にとらえ、児童生徒に達成感や自信を
もたせるような評価につなげましょう。
・条件付き作文や割合など、定着に向
けて繰り返し指導が必要な内容が改め
て浮き彫りになりました。こうした内
容について、日々の授業でどのように
指導してきたか、定着までに学校はど
のように取り組んできたかを再検証す
る必要があります。
改善傾向の見られる内容【例】
小学校国語
・主語と述語の関係に気を付けて、
一文を二文に分ける
小学校算数
・小数の加法の計算
中学校国語
・国語辞典の使い方、文を分節
に分ける
中学校数学
・分数の計算、正の数・負の数
の意味
学力定着状況確認
問題活用ポイント②
克服すべき課題を厳選し、徹底した反復練習を個に応じて行いましょう
・算数・数学で学習する「割合」は日常や他教科でも使われることが多いの
に、児童生徒が苦手としている内容です。下は今回の学力定着状況確認問題
で出題された一例です。
【小学校6年算数】
【中学校1年数学】
10(1) 基準量と割合から比較量を求める 6(1) 割合の意味を理解している
小学校6年 10(1)
33.0%
中学校1年 6(1)
41.3%
・この結果から、6~7割の児童生徒が、基準量、比較量、割合という3つ
の数から、状況に応じて量感を正しくもつことができていないことが分かり
ます。
活用のための具体的なアクション
○山口県教委では、「継続的な課題改善のための参考資料」「苦手問題復習プ
リント」を準備しています。
○課題の見られる問題に取り組ませ、その問題をとおして身に付ける学力を
解説したり、授業の素材としてあつかったりすることで、児童生徒に学ぶ
目的や意義を理解させましょう。
○また、今回の定着状況確認問題と「過去の調査問題」「やまぐちっ子学習
プリント」との対応表をホームページに掲載しています。その資料を参考
に、定着に課題の残る問題に数多く取り組ませましょう。
学力定着状況確認
問題活用ポイント③
学力分析支援ツールを活用して、学力向上の意識を高めましょう
・2月初旬には「学力分析支援ツール」が使用可能になります。しっかり活
用して、個人、学級、学年、学校の様子をとらえ、保護者や地域を巻き込ん
で学力向上の意識を高めましょう。
活用のための具体的なアクション
○校内で学級や学年の状況を共通理解し、現状に沿ったよりよい指導になる
よう教職員間で研修し、指導体制づくりを進めましょう。
○個人の結果については、個人票を確実に保護者へ渡し、今後の学習の進め
方について共通理解を図りましょう。特に、家庭学習の在り方について、
具体的に示していきましょう。
○学校で学び直しの場を設定しましょう。また、保護者や地域を巻き込んだ
学力保障の機会を設けるなど、学習内容の定着を図りましょう。