仕様書(PDF:113KB)

篠山城跡北堀貸しボート事業観光ボート業務仕様書
1 管理運営業務の対象となる施設及び範囲
観光ボート場(兵庫県篠山市北新町32番地2)
別添「管理区域図」参照
2 管理運営体制
(1)観光ボート管理業務を遂行できるよう人員を配置すること。
(2)前号に規定する人員は、定期的に保安体制に必要な訓練を受けること。
(3)観光ボート場の受付・使用料の収納・還付事務等を円滑にこなせる人を常駐させる
こと。
(4)災害が発生した場合及び災害が発生する恐れがある場合には、供用時間外であって
も篠山市の指示に従える体制をとること。また、緊急時及び災害時における対応につ
いては、本市担当課の指示によるほか、管理区域内の点検・対策等について実施する
こと。
3 業務の内容
業務にあたっては、観光ボート場運営要領他、職務に必要な知識を持ち、利用者等に安
心感・信頼感・満足感を与えるように留意すること。
ア 観光ボートの管理運営
観光ボートについては、観光ボート場運営要領を遵守し。当該業務を通じて、施設の効
用の増進と利用者満足の向上を図ること。
篠山市が定める使用料を篠山市に代わりに受領する。受領した使用料は市会計課へ納入
する。
(利用期間 4月1日~5月第4日曜日の午前10時から午後4時)
※詳細については、篠山市観光ボート場運営要領を参照すること。
イ 自主事業
自主事業とは、施設の魅力向上、利用増進に資する催事・企画(指定管理業務として市
が指示する催事を除く。)や、自動販売機の設置等施設利用者の便益に資する収益事業と
いった、よりよい施設管理を行うために、篠山市観光ボート場管理業務事業者等(以下「事
業者等」という)が自ら行う事業をいう。
自主事業により得た収益は事業者等の収入となるが、自主事業に要する経費に市が支払
う委託料等をあてることはできない。自主事業を実施する場合には、あらかじめ市と協議
し必要な許可を得なければならない。その際、篠山市行政財産使用料条例及び規則に定め
る使用料等を市に支払う場合がある。
自主事業の提案に当たって収益が見込まれる場合、その収益の一部を市または利用者に
還元する方法についても提案すること。なお、自主事業が篠山城跡活用事業計画及び篠山
市景観条例その他法令等にふさわしくない場合は許可しない。また、事業計画書において
提案された自主事業の可否については、市と協定を締結する際にあらためて協議すること
とする。
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観 光 ボ ー ト 場 運 営 要 領
(趣 旨)
第1 この要領は、市民等へのレクリエーションの場の提供と共に市民等の健康と福祉の増進
の為、篠山城跡北堀内に観光ボート場を設置し、当該管理運営について必要な事項を定めるも
のとする。
(定 義)
第2 この要領における用語の定義は、次のとおりとする。
(1)観光ボート場 :篠山城跡北堀、ボート又は乗降場等の工作物並びにその他一切の附属物
をいう。
(2)ボート : ローボート及び管理用ボートの2種類とする。
ローボート ・・・・ 手こぎボート (定員3名) 10隻
管理用ボート ・・・ 船外機付ボート(定員4名) 1隻
(名称及び所在場所)
第 3 この要領を適用する施設の名称及び範囲は、次のとおりとする。
名 称 : 篠山城跡北堀観光ボート場
所在場所 : 篠山城跡北堀(詳細は別図(管理区域図)のとおり)
(安全確認)
第4 運営管理者が指定した職員(以下「係員」という。
)は、始業前に観光ボート場の安全
確認を実施するものとし、異常が発見された場合は、速やかに必要な措置を講ずるものとす
る。
(禁止行為)
第5 観光ボート場においては、次に揚げる行為を禁止するものとする。
(1)飲酒行為
(2)篠山城跡地内を汚染する行為
(3)動植物に危害を及ぼす行為
(4)その他係員が禁止する行為
(利用の中止又は制限)
第6 係員は、次の各号に該当する場合は、観光ボート場の利用を中止又は制限をすることが
できる。
(1)観光ボート場及びボートの破損、欠壊、その他の理由により利用が危険と認められると
き。
(2)観光ボート場に関する工事のため、やむをえないと認められるとき。
(3)その他必要と認められるとき。
2 前項の場合においては、その旨を主要な箇所に掲示し、周知させるものとする。
(利用の規制)
第7 運営管理者は、利用の安全を図るため必要に応じて利用を制限するものとする。
(1)利用の中止は、次の気象条件を基準として実施するものとする。
雨天、あるいは最大風速 6m/sec以上
(2)前号の場合のほか、特に必要があると認めるときは、施設の状況及び気象状況等を勘案
して利用を規制できるものとする。
(役割分担と危険負担)
第8 運営管理者と市の役割分担は表1の通りとする。ただし、表1に定める事項に疑義が
ある場合、また定めのない事項が生じた場合は、運営管理者と市が協議して、役割分担を協
議するものとする。
(施設賠償保険)
第9 運営管理者は、不測の事態に備えて施設賠償保険に加入する。当該保険料は市が負担
する。
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表1
役割分担
項
目
運営管理者
市
維持管理(施設管理、保守、清掃、運行管理)
○
維持管理(補修・修繕、安全管理・指導、光熱水費等)
○
運営管理(企画調整、利用指導、案内、苦情対応等)
○
物品管理
○
災害時・事故対応(応急対応、報告)※
○
災害時・事故対応(災害防止対応、原因調査、事故後対応)
○
災害復旧
○
施設整備・改修
○
運営管理者の責めによらない経費の増加
○
運営管理者の責めによらないその他の諸対応
○
※事故(落水した場合なの救助など)が発生した場合は直ちに運営管理者が応急対
応を行い、遅滞なく市担当課へその旨を報告する。当該報告を受けた市担当課は直
ちに必要な措置を行うものとする。
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