PARTNER における「災害対応人材登録・活用ページ」について

報告事項 1-2: PARTNER における「災害対応人材登録・活用ページ」について
JICA 人材部 人材養成課
(主旨)
「災害対応人材登録・活用ページ」(以下、「当ページ」という。)は、東日
本大震災の復興支援の学びを活かして、今後大規模災害が発生した場合に NGO
などの国際協力団体が緊急災害対応及びその後の復興支援を行うため必要な人
材確保の支援を行うために、JICA が国際協力キャリア総合情報サイト PARTNER
(以下、「PARTNER サイト」)の一部に専用ページを構築、提供するものです。
(背景)
「PARTNER サイト」は、国際協力に関する求人情報や研修/セミナー情報、その
他国際協力関連情報を掲載しているサイトですが、先の東日本大震災では、国
際協力 NGO センター(JANIC)の要請を受けて、「PARTNER サイト」内に「震災
に関する PARTNER 掲載情報」ページを立ち上げ、主に海外で活動する NGO 等の
国際協力団体の東日本大震災に関する災害対応や復興支援のための人材募集情
報などを掲載しました。
このたび、「災害に関する PARTNER 掲載情報」ページを引き継ぎ発展させ、
今後同様の大規模災害が発生した際には迅速に国際協力団体の緊急災害活動を
支援することを目的として、「当ページ」を設立しました。
(事務局)
「当ページ」は「PARTNER サイト」内の一コンテンツとして、JICA が実施して
いる PARTNER 事業の一環として当サイト内に設立しますが、当制度の事務局は
JANIC が担うこととします。事務局は、災害対応人材登録制度及び本制度で求め
られる人材像の定義、並びに大規模災害発生時の災害対応人材の求人掲載開始
の判断を行うこととします。
(掲載内容)
当ページは、以下の内容について掲載します。
① 災害対応人材登録制度の説明
② 本制度で求める人材像
③ 研修・セミナー情報
④ 今後大規模災害が発生した場合の緊急支援及びその後の復興支援にか
かる人材募集情報
このうち、平時には①~③の掲載を行い、大規模災害発生時には事項のと
おり、事務局の決定を以って④の掲載を始めます。
(緊急災害発生時の求人掲載)
「当ページ」における大規模災害発生時の緊急対応及びその後の復興支援に
かかる求人情報の掲載は、日本政府が非常災害対策本部または緊急災害対策本
部を設置した場合を契機として、PARTNER 登録団体である国際協力 NGO 等が被
災地支援活動を緊急に行う必要性の有無を事務局が判断し、決定します。
(利用資格団体)
「当ページ」への情報掲載は、PARTNER に団体登録を行い、かつ本制度に同意
を表明している国際協力登録団体(以下、PARTNER 登録団体)のみ可能とします。
(掲載情報の責任)
「当ページ」に掲載された研修・セミナー情報及び求人情報については、
PARTNER サイトの団体利用規約(第 5 条から第 14 条)に基づき、掲載した PARTNER
登録団体がその全ての責任を負うこととします。
(災害対応人材の登録)
大規模災害発生時における国際協力 NGO などの国際協力団体の緊急支援の
迅速かつ円滑な人材確保のため、あらかじめ「当ページ」に災害対応に資する
人材を災害対応人材として登録出来ることとします。
災害対応人材としての登録に際しては、「PARTNER サイト」の国際協力人材登
録者のうち、求められる人材像の要件に留意するものとします。
(災害対応人材の登録方法)
災害対応人材の登録は、PARTNER サイトの人材登録ページに新たに追加された
災害対応人材項目にチェックを入れることで完了することとします。
なお、災害対応人材への登録は、登録情報が PARTNER 登録団体によって検
索、閲覧することが出来、かつ災害発生には登録団体からオファーメールの送
付を承認したものとみなします。
(利用規約の適用)
「当ページ」は、「PARTNER サイト」の一コンテンツとして構築されており、
「当ページ」の利用にあたっては PARTNER サイトの利用規約が、加えて PARTNER
登録団体は登録団体利用規約が、国際協力人材については個人登録情報利用規
約がそれぞれ適用されます。
以上