2015年03月

発行:アースの会
2015 年3月(H27 年)
エコマール那覇プラザ棟ニュース NO.214
〒901-1105
南風原町字新川 641
( 電 話 ) 098-889-5396
(開館) 8:30~17:15(月~金)
(ファックス) 098-835-6253
10:00~15:00(第 2・第 4 土・日)
( e-mail) re-plaza@m1.cosmos.ne.jp
(休館) 第 2・第 4 以外の土・日、祝日、年末年始
(ホームページ) http://www.city.naha.okinawa.jp/kakuka/ haikibututaisaku/20141222purazatou.html
3月の講座
日
1
閉館
8
開館
プラザ棟の講座を通して、ごみ減量・環境問題の取り組みにお役立てください。
月
火
水
木
金
土
7
2
3
4
5
6
閉館
9
10
11
12
13
14
◆再生工房
開館
家具抽選会
(第1回目)
「なんくるどうくるコーナー」について
布ぞうりや裂き織りコースターなど、ご自分で自分のペース
で体験したい方は、このコーナーをご利用下さい。説明用の
DVD の貸出もしています。ミシンの利用もできます。
(要予約)
ネクタイで作る
3連ネックレス
定員10人 10時~13時
午前 11 時 50 分 ・ネクタイ、裁縫
頃に行ないます。
道具持参
・材料代250円
合同見学
13 時~15時
エコマール那覇
①リサイクル棟
②プラザ棟
15
閉館
16
古着・古布で作る
布ぞうりストラップ
17
18
リメイク講座① 古着・古布の
(4回講座)
草木染め講座
19
20
古着・古布で作る
リメイク講座②
布ぞうり(定員5人)
古布、古着から
9時~13時
10時~12時
の バ ッ グ 作 り (無料)定員 10 人 ・T シャツ5枚と
(無料)定員10人
布切ハサミ持参
・玉ねぎの皮染め。
10時~12時
・ヒモ代 30 円
天然素材の
T
シャツ
簡単リサイクル講座 ・ハトロン紙、
1枚程度持参
(無料)10時~12時
古着、裁縫
・裂き織りコースター、
道具持参
廃油石けん作り 、
牛乳パックでハガキ
作り
(無料) 定員10人
9時~13時
・布切ハサミ持参
22
開館
◆再生工房
家具抽選会
(第2回目)
午前 11 時 50 分頃
に行ないます。
29
閉館
23
(4回講座)
(無料)定員10人
10時~12時
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26
27
刃物の研ぎ講座
リメイク講座③
古着・古布で作る
リメイク講座④
(無料)定員10 人
10 時~12 時
包丁・ハサミ
持参
(4回講座)
(無料)定員10人
10時~12時
布ぞうり(定員5人)
生ごみ減量と
処理講座
30
31
古着・古布で作る
閉館
布ぞうり(定員5人)
9時~13時
・T シャツ5枚と
布切ハサミ持参
・ヒモ代 30 円
館内清掃の
ため臨時休館
(電話対応は
行ないます。
)
■講座参加に関するお願い■
◎講座受付は那覇市内在住・在勤の方を優先します。
(市外の方は、同じ月に受講できる講座は、2講座ま
でです。)
◎各講座は、講座の2週間前からの受付です。
◎キャンセルの場合は必ずご連絡下さい。
◎準備・片付けのご協力をお願いします。
(初心者向け)
9時~13時
・T シャツ5枚と (無料)
10 時~12 時
布切ハサミ持参
・水を切った
・ヒモ代30円
生ごみ持参
21
閉館
(4回講座)
(無料)定員10人
10時~12時
28
開館
見学ツアー
9 時 30 分~13時
「のぞみの里」
「よしみじいち
ゃん宅」を見学し
ます。
詳細は中開参照
■リユース市
資源化物衣類の中から、スタッフが選り分けたものを販売します。
オープン時間:月曜日~金曜日:午後1時~3時
第4日曜日
:午前10時~12時
※3月31日(火)は閉館日です。
■再生工房(再利用可能な家具の展示販売)
・見 学:開館時間中ならいつでも見学ができます。
・抽選会: 3/13(金)と3/22(日)
(両日とも午前 11 時 50 分頃)
*月の平日の最終日は、館内清掃のため閉館です。
今月の閉館日:3 月 31 日(火)
よしみじいちゃんのお知恵拝借
=
その9
よしみじいちゃんのこの1年を振り返る
=
よしみじいちゃんが、再生工房のスタッフになってから1年が経とうとしています。
この間、よしみじいちゃんが再生工房を大きく変えてくれました。
資源化物分別工場だった再生工房は、昨年3月までは殺風景で、コンクリートに囲まれた冷たい感
じがする空間でした。この場所に、よしみじいちゃんがたくさんのアイデアを投入しました。再生品
で作ったディスプレイや、よしみじいちゃん自身が描いた絵、県内で活躍する書家の作品や古いカレ
ンダーで作ったポスターなどを飾り、それはもう素敵な空間に変身しました。
家具の修理に関しても、77歳のおじいちゃんとは思えないほどの丁寧さと正確さで、作業をこな
します。こうやって生まれ変わった家具は、今では1ヶ月に40点ほど。
新しい持ち主に、家具の使いやすい方法や掃除の仕方なども教えたり、来訪者とのコミュニケーシ
ョンも忘れません。
よしみじいちゃんは、いつも再生工房が魅力的な場所になるかを考えているようです。
だから、頭のなかは「次は、ここにこれを展示しよう」
「ここは、汚れているからキレイに塗り替えよ
う」などの考えを膨らませています。
自分の考えを実際の作業に移す際は、やみくもに行うのではなく、しっかり準備をしてからスター
トします。例えば、展示物を飾る時は、飾る最適な場所を選定し、周囲の色合いも考えて、高さや向
きなども細かく調べ計画を立てます。自宅の修理をする時も、仕様書を作るくらいですから。
自分の作業記録を残すことも忘れません。作業した場所に作業した年月日を記録したり、作業内容
をノートに書き留めたりしています。自分が施した内容を後から振り返り、次の作業の参考にもしま
す。再生工房の作業も、毎日細かく記録に残しています。
このように、よしみじいちゃんが効率よく作業をこなしているのは、
「計画と記録」が大いに役立っ
ています。
…と、まじめなおじいちゃんぶりを書きましたが、実は、そんなよしみじいちゃんも時々おっちょこ
ちょいぶりが見られて、お茶目なおじいちゃんでもあるのです。
今月は、昨年 11 月に好評だった「よしみじいちゃんの家」を訪問するツアーがあります。
よわい
齢 77歳、自分自身も自宅も、日々熟成させるよしみじいちゃんのリメイク術を是非見学し
に行きましょう。詳細は、右ページをご覧ください。
■沖縄の昔あれこれ■
18回目
モノが無くても工夫して楽しんで暮らしていた古き良き時代、その時代に生きたプラザ棟スタッフの、今だか
ら語れるエピソード。今回は、春ちゃんの幼少時のエピソードを紹介します。
= ランドセルはたからもの =
私が幼い時は、モノを買ってもらう時は、何かの節目の日しかありませんでした。
中でも、子どもが一番ときめいたのは小学校入学。小学生になるという環境の変化以上に、
「ランドセ
ル」を買ってもらう、ということは天にも昇るような心地でした。ランドセルを背負って、毎日でも
学校に行きたい気分でした。もちろん他の1年生も、同じ幸せな気分を味わっていました。
ランドセルにまつわる友人のエピソードがあります。
ある日曜日の朝、私の友人は、寝起きに家族から冗談で「学校の時間だよ!」と言われ、それを真
に受け、ランドセルを背負って必死に私を迎えに来ました。一日も休みたくないほど、学校も、そし
てランドセルも、幼い私たちにとって大切なものだったのです。
別の男の子の友だちは、学校帰りに遊ぶ時に、大事なランドセルを誰にも取られないように、草む
らに隠しました。ところが、小学1年生のことなので、どのあたりに隠したか、全く忘れてしまった
のです。見つかるまでの数週間、彼の心が張り裂けんばかりだったのは間違いありません。
あれから 60 年近く経ち、来る4月には自分の孫が小学校に入学します。時の流れは早いけれど、
幼い時の思い出は忘れることはありません。
幻想的なペットボトルアート展に行ってきました。
沖縄県立博物館・美術館で、使用済みペットボトルを利用したペットボトルアートの展示会が
2 月 10 日から始まり、内覧会に行ってきました。
「異彩放つ琉球の自然」をテーマに、アーティストの本間ますみ氏が創作されています。
展示場に入ると、想像していた以上の大きいショウケースに入ったディスプレイに驚きました。
ヘゴ、シダ、ヤンバルクイナなどを光が織り成す幻想的な「やんばるの森」は、息をのむほどの美し
さ。その他の展示は、やんばるの川、海辺のマングローブ、沖縄の海ジュゴン、クマノミ、イルカな
どの生き物が本物のように、繊細に表現されています。
また、光のほかにも海のさざ波や森の静寂さ、野鳥のさえずりの様子が、音響を使って臨場感溢れ
るディスプレイになっています。
作品を見ていると、材料がペットボトルというのも忘れるほど正確で緻密です。サガリバナの花の一
枚一枚、ハイビスカスのおしべ・めしべの細かい表情、そしてイソギンチャク、マダラチョウ、グルク
ンの群れはいつまで見ても飽きないし、時間を忘れさせられます。
制作には、ペットボトルを曲げる作業、接着剤や塗料は一切使用しないで、うろこや葉脈の模様、
つなぎ目も含めすべて、はんだごてのみで作成しているそうです。それは、資源として再利用できる
ように作成しているそうです。
沖縄の自然の雄大さから文化遺産の城までをテーマに表現しています。それには、森の養分が川に
流れ、海の生き物や人間の生命へのつながりも感じさせられるストーリーになっています。
この機会に、光とペットボトルの芸術のコラボレーションを鑑賞してみませんか。(上)
場
所:沖縄県立博物館・美術館(那覇新都心) 電話098-941-8200
開催期間:2 月 10 日(火)~4 月 5 日(日)
※開場時間、観覧料は、沖縄県立博物館・美術館へお問い合わせ下さい。
見学ツアーのお知らせ
春休み期間中です。
親子での参加も歓迎です。
( 「のぞみの里」&「よしみじいちゃんの家」を見学しよう )
南風原町宮城に、「のぞみの里」という地域活動支援センターがあります。そこでは、生ごみをリ
サイクルし、生ごみから作った堆肥と飼料で、野菜栽培と養豚を行なっています。また、古布で素敵
な裂き織りマットを作成し、販売。また、廃油から車の燃料を作る作業もしています。廃棄物を利用
して、仕事を生み出し、そして環境にやさしい事業を続けている施設です。
今回は、この「のぞみの里」と再生工房修理担当の「よしみじいちゃん」の家を見学します。昨年
11 月によしみじいちゃんの家に見学に行き、大好評だったので、再度見学ツアーに組み込むことにし
ました。よしみじいちゃんの家では、家の中のリメイク術や廃品を利用したオブジェ作りなどの説明
を聞きます。計画的に掃除し、整理が行き届いたよしみじいちゃんの家は必見です。
「のぞみの里」で
育てられたとても美味しい「はえばる豚」の試食会もよしみじいちゃんの家で行ないます。移動は、
スタッフの車で乗り合わせします。レクレーション保険加入や豚肉の準備もありますので、必ず予約
をして下さい。
日
時:3 月28日(土)午前9時30分~午後1時
スケジュール:①午前9時30分
エコマール那覇プラザ棟集合
9時45分出発
②の ぞ み の 里:10時~11時
③よしみじいちゃん宅:11 時20 分~13時
■定員20人程度
■持参するもの
おにぎり程度の弁当と水筒
■参加費無料
スタッフ一同より
今年度も、たくさんの方々に利用いただきました。運営方法を若干変更し、大好評になった「再生工房」
と「リユース市」を始め、プラザ棟事業全体がより一層地域に広まった1年間でした。講座やイベントに参加い
ただいた市民の皆さま、事業運営にご協力くださった皆さま、プラザ事業に関心を寄せて下さった皆さま深く感
謝致します。ありがとうございました。
日常見かける環境問題
№114
絵・文 奥山 仁志(環境部クリーン推進課)
PDF化した本を電子書籍リーダーで読むためのアプリの種類がありすぎ!
PDFファイルを紙の本のように見るまで少し苦労しました。
エコマール那覇プラザ棟では、ごみ減量
のためにさまざまな活動をしています
・環境講座、イベント開催
・ごみ処理施設見学対応
・エコイベント推進のためのリユース食器貸し出し
(イベントの容器ごみ削減のために、貸し出ししています。
)
*衛生的に管理するため食器洗浄機で高温洗浄しています。
そのための洗剤代をご負担していただきます。
・学習発表会等への衣装レンタル
(資源化物衣類の再利用)
・リユース市(古着・古布の販売)開催
・環境書籍の貸し出し
・環境に関する情報の展示・相談
・生ごみ処理実践、生ごみ堆肥を利用した植栽管理
・再生工房の管理
*再利用可能な家具の展示販売*市民からの家具の持込みも受付けしています。
(再生工房専用 HP)http://ecmnaha.info/
「再生工房」
「エコマール那覇」と検索すれば出てきます。スタッフのブログ「再生工房の日々」と
「よしみじいちゃんの作業日記」も更新しています。
プラザ棟ニュースは再生紙を使用しています
☆「エコマール那覇プラザ棟」の啓発部門は「アースの会」が受託運営しています。
☆「アースの会」は地球環境に負担をかけない暮らしの情報発信やグリーンコンシューマー(環境
市民)を増やすための活動をしています。