2013年2月 本の上の映画館チラシ

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2013 February
特集
LIVING LIFE
特集
LIVING LIFE
会場:プレゼンテーションスタジオ 定員:80 名 入場:無料 主催:川口市立中央図書館 運営:NPO Community Design Council
●開場は各日上映時間の 30 分前です。
●申し込みは不要ですので、上映当日に会場までお越しください。
●音の聞こえづらい方をサポートする磁気ループシステムを導入しています。T モードつき補聴器をお持ちでない方には、専用受信機を貸し出します。
2 月 8(金)19:00∼ (上映時間 106 分)
『できごと』
オクスフォード大学の哲学教師をしているスティーブンは 、妻のロザリ
ンドが三人目の赤ん坊の出産で、二人の子供と実家に帰っているある夜、
書斎でタイプを打っていた 。突然急ブレーキの音がし、すさまじい衝
突音が続いた。車には教え子のウィリアムとアンナが乗っていた。
監督:ジョセフ・ロージー/出演:ダーク・ボガードほか/1967 年/
イギリス/ DVD/字幕
2 月 16 日(土)14:00∼ (上映時間 181 分)
『そして僕は恋をする』
パリの大学講師、ポール・デダリュス 29 歳 。日々をなんとなくやり過
ごす彼には、10 年来の付き合いになる恋人エステルがいる。美しく聡
明なシルヴィアとも 2 年前に恋に落ちるが 、シルヴィアは親友の彼女 。
そうこうしているうちに 3 人目の女ヴァレリーも現れ…。
監督:アルノー・デプレシャン/出演:マチュー・アマルリックほか /
1996 年/フランス/ DVD/字幕
2 月 19 日(火)19:00∼ (上映時間 103 分)
『わが街セントルイス』
1933 年、大恐慌時代のアメリカ・セントルイス 。その街角で 12 歳の
男の子、アーロンはたったひとりで暮らすことになってしまう。父は職を
求め他州にわたり 、母は結核で入院 、弟は親戚に預けられてしまった
のだ。厳しい現実を突きつけられながらも必死に生きていく毎日。
製作・監督:スティーブン・ソダーバーグ/出演:ジェシー・ブラッ
ドフォードほか/1993 年 /アメリカ/ DVD/字幕 日常のドラマ
今月の本の上の映画館は、様々な人間模様を描
いた映画を上映します。
はじめに『できごと』は、一言で言うと男の 中年
クライシス を描いた作品です。地位も名誉も家族も
ある主人公は、自分はこのままでいいのか?と思い、
よからぬ虚妄にとりつかれます。アンチ・ハリウッド
主義のロージー監督による演出が冴える作品です。
次にアルノー・デプレシャン監督の『そして僕は恋
をする』です。 トリュフォーの再来 と呼ばれるこの
監督の作品は、一貫して家族をテーマにしています。
といっても今作品に出てくるのは優柔不断なモテる
男。等身大の人間模様が描かれています。
そして『わが街セントルイス』は大恐慌時代のアメ
リカが舞台の物語。両親や弟と離れ離れになって一
人で生活することになった少年アーロン。彼の毎日の
中で、必要に迫られて生まれる嘘やファンタジーは、
とても厳しい現実を表します。
『六つの心』は制作当時 84 歳のアラン・レネ監督
の作品です。彼は6 0年代からヌーヴェル・バーグの
監督として知られています。作品中、
背後に降る雪が、
取り立てて特別ではない 6 人の人物の数日間を見
守っているかのようです。
それぞれの映画の中のそれぞれの 普通の暮らし 。
今月も本の上の映画館でお楽しみください。
2 月 24 日(日)14:00∼ (上映時間 126 分)
『六つの心』
パリに生きる孤独な6 人の物語。不動産業を営む中年男性ティエリーは、
年の離れた妹と住んでいる 。ある日 信心深い女性シャルロットから 、
宗教番組の録画ビデオを借りた。気分は乗らないが、シャルロットが
気になっていたティエリーは、妹に隠れてイヤイヤ見始める…。
監督:アラン・レネ/出演:サビーネ・アゼマほか/2006 年/フラン
ス/ DVD/字幕
3 月の上映予定
9 日(土)14:00∼ 『ドクトル・ジバゴ 1』
14 日(木)19:00∼ 『ドクトル・ジバゴ 2』
19 日(火)19:00∼ 『ドクトル・ジバゴ 3』
27 日(水)19:00∼ 『ドクトル・ジバゴ 4』
31 日(日)14:00∼ 『ドクトル・ジバゴ 5』