議事録(PDF:133KB)

会 議 録 【 要 旨 】
会 議 名 平成26年度(2014 年度)箕面市子ども育成推進協議会 第2回次世代
育成支援対策部会、第4回子ども・子育て支援新制度部会 合同会議
開 催 日 時 平成27年(2015 年)1月23日(金)19 時 00 分~21 時 15 分
開 催 場 所 箕面市役所 本館3階 委員会室
委 員
中川部会長
井上部会員
小野部会員
井澤部会員
仲井部会員
政倉部会員
吉川部会員
中村部会員
橋爪部会員
大石橋部会員
草野部会員
吉田部会員
安達部会員
上田部会員
中川部会員
乾部会員
田村部会員
藤迫部会員
太田部会員
常本部会員
山下部会員
嘉藤部会員
出
北島部会員
席
〔欠席〕
兼若部会員
宗形部会員
者
関係者
出席なし
事務局
木村統括監、稲野次長、細川次長、村田課長、今中課長、西尾課長、
韮澤課長、石橋課長、野本課長、夘滝課長補佐、石本課長補佐、
(株)
グリーンエコ 仲里
傍聴者
会議次第
2人
Ⅰ
開会
Ⅱ
案件
【案件1】第三次箕面市子どもプランについて
【案件2】その他
Ⅲ
閉会
審 議 経 過
主な内容は次の通り。
Ⅰ 開会
・出席状況等の報告
・配布資料の説明・確認
Ⅱ 案件
【案件1】第三次箕面市子どもプランについて
「案件1」の前半部分(P42まで)について、事務局より資料1に基づいて
説明
部会長:新制度における教育・保育の給付という点でアンケート調査結果を基に
平成26年度実績等をベースに確保方策等を検討しているという説明で
すが、確認したい事項や質問等はありますか。
- 1 -
部会員:小規模保育事業について、事業者は法人格を有していなければいけない
のでしょうか。
事務局:小規模保育事業や事業所内保育事業は、法人格を問わないので、個人で
行うことも可能です。
部会員:5頁の子どもの人口推計ですが、子どもプランを作成するためだけのも
のなのか箕面市全体としての今後の人口推計ということなのかどちらで
しょうか。
事務局:関係課が集まって作成したもので、市として今後の人口推計はこれを使
用していくこととしていますが、出典元として子ども・子育て施策推進課
が適切かどうかは今後調整します。
部会員:待機児童の解消について、保育所定員の弾力的運用により解消していく
ということですが、量の確保だけでなく質の確保という面では大丈夫でし
ょうか。
事務局:弾力化につきましては、当然ながら量を増やせばよいということではあ
りません。施設の部屋の面積や各施設における保育士の配置等もあります
ので、計算上は可能でも実質上は無理ということもあります。
部会員:公立の保育所を建設していくという方針はないということですが、真の
待機児童ゼロを目指すなら弾力的運用を前提にするのではなく、市で保育
所を建設していくというのも1つの考え方ではないでしょうか。
部会員:子どもの保育については、年間1人当たり百万円ぐらいの公的資金が投
入されています。質の確保については、国で保育士1人当たり何人までの
子どもを見る等レベルの提示がされていますが、それ以上のことをするの
であればさらに費用がかかるということであり、予算も決して無尽蔵にあ
るというわけではないという認識が必要だと思います。
事務局:財源については、常に考える必要がありますが、今後も就学前の子ども
が増えていくという予想の中で、必要に応じて保育所の整備は検討してい
きます。ただし、市の施策として公立保育所の民営化を進めている中で、
公立保育所の新たな建設はありえないため、新設保育所は民間誘致あるい
は公募等になります。
- 2 -
部会員:保育所定員の弾力化について、最大で何パーセント程度と考えているの
でしょうか。
事務局:現状、基本的には10%の範囲内でお願いしています。年度により違い
があり、緊急度の高い人が多い場合には120%を超えない範囲でお願い
しているところもありますが、もちろんいろんな基準をクリアした場合に
限っています。
部会員:受益者の不安がぬぐいされないというのは、説明不足が要因にあると思
います。これまでの実績から課題とされることについて、検討過程等が示
されていれば明確になると思います。
事務局:数字だけの表記になっている部分はありますが、検討過程における内容
等を全て記載するのではなく、計画書として記載すべき事項を整理した結
果と考えています。
部会員:施設側の意見としては、預かった子どもたちにとって安心、安全な場所
でなくてはならないことが大前提ですので、弾力化については慎重に判断
する必要があると思います。示される施策等は整理されたものでよいと思
いますが、各保育所、幼稚園等との連携・協議等は毎年きちんとやってい
くことが必要です。
部会員:37頁の第2項タイトルも量的・質的充実となっていますので、質
的な充実について、保育士の確保をどうするのか、小規模保育事業所に
おいても確保されるべき質的内容等の記述などがもう少しあれば安心に
つながるのではないかと思います。
部会員:3号認定について、認定こども園3園のうち1園が0歳児からの保育、
2園が1・2歳児の保育をするという理解でよろしいですか。
事務局:1園が2歳児のみの受け入れで、1・2歳児72名は3園の合計数値と
なっています。0歳児については、2園の合計です。
部会員:平成27年度以降に数値の変動がありませんが、定員見直し等の予定は
ないということでしょうか。
事務局:今のところ予定はありません。他にひがし幼稚園が民営化により認定こ
- 3 -
ども園になる予定ですが、面積上の問題もあり受入数等が未定なので数値
としては入れていない状況です。
部会長:それでは、続きまして後半部分の地域子ども・子育て支援事業等につい
ての説明をお願いします。
事務局:後半部分(P43以降)について、事務局より資料1に基づいて説明
部会長:地域子ども・子育て支援事業について、確認・質問等はありますか。
部会員:学童保育について、彩都の定員見直しの話がありましたが、越境を認め
るわけではないと思いますので、確保数値等を示した表の意味がわかりに
くいです。また、新放課後モデル事業は来年度以降の実施予定はどうなっ
ているのでしょうか。かねてから6年生まで拡大される学童保育の受け皿
になるのではないかとの考えについて、果たしてそうなのかよくわからな
いところです。また、来年度からの学童保育入所の案内が全校に配られま
したが、入所できると思って申し込んだが、結果として入所できなければ、
かえって期待を裏切る結果となってしまうと思います。
事務局:学童保育は、今後も校区での利用を想定しています。新放課後モデル事
業は、平成27年度末までがモデル事業として実施していますので、その
間に検証作業を行い、平成28年度以降の取り組みに向けて、現在検討を
進めているところです。平成27年度以降の実施校拡大を目指していまし
たが、現状では、早くても平成27年度の末頃以降になる予定です。
また、この事業が学童保育の受け皿と成り得るのかについては、確かに言
い切れませんが、学童保育の利用率は、年度当初から年度末にかけて大き
く右肩下がりに変動する傾向があり、1月現在ではどこの学童保育も待機
児童はありませんが、年度当初に待機児童が発生する状況であります。
(児
童の成長段階に応じて)利用者の選択肢の一つには成り得るのではないか
と考えています。
入所案内について、誤解を招くような内容等は今後改善していきます。
部会員:計画としては、大きな不足を残したままにするのではなく、確保方策と
しての内容を書き切らなければならないと思います。また、ここで新放課
後モデル事業を掲載するのではなく、54頁に記載している放課後子ども
教室を記載する方が適切ではないでしょうか。
部会員:病児保育について、訪問型を検討しなくなった理由は何でしょうか。
- 4 -
事務局:検討した結果、現在は公立で実施していこうという方向になっています。
訪問型で課題としてあがっていたのは、料金設定が高額になることや本市
には実施事業者がなく、他市で実施している事業者で本市市域へのエリア
拡大の目処が立っていないこと、また、自宅での保育に不安に思う方もい
るということで、現在の病後児保育を拡大する方がそれらの不安もなく資
源の有効活用にもなることから、現実的なのではないかという話になりま
した。
部会員:病児保育の実施について、部屋の改修や医師等の配置など、どの程度検
討されているのでしょうか。
事務局:施設的には、個室対応で、動線として感染予防の観点からトイレをどう
するのか等を考えなければなりませんので、現在改修等にかかる積算等を
行っている状況です。医師については、指導医という形態で、何かあれば、
すぐに病院へ連れて行くことになります。
部会員:病児については、多種にわたる病気があると思いますが、その辺りも検
討されているのでしょうか。1か所で多種の病気をみるのではなく、たと
えばインフルエンザであれば同じ病気の児童を1か所に集めるというこ
とであれば、部屋数等も少なくてすむと思います。
また、子育て支援事業の確保方策にファミリー・サポートが入っています
が、利便性がよくないという意見が毎年あがってきており、利便性の改善
が必要だと思いますが、それらの利用者の声等はご存じでしょうか。
事務局:利便性の改善等については、担当事業者等とも話をしていますが、なか
なか進んでいないのが現状であり、今後も継続して協議等を進めていきま
す。
部会員:ファミリー・サポートにつきましては、募集をかけてもなかなか集まら
ないという状況がありますが、今後も利便性の向上等も含め、ご意見等を
持ち帰り検討していきたいと思います。
部会長:それでは、この計画が次世代育成支援対策行動計画を引き継ぐ計画です
ので、その部分について、事務局より説明をお願いします。
事務局:資料1に基づき、基本的にはこれまでの計画内容に沿った内容で作成し
ていること及び新たに追加した項目等について説明
- 5 -
部会長:確認や意見等はありますか。
部会員:子どもの貧困対策について、非常に範囲が広く、多岐にわたる内容であ
ると思いますが、それに対する記述としては少ないのではないでしょう
か。
事務局:文章としては短くなっていますが、たとえば不登校対策等も子どもの貧
困対策に含まれる事業であり、他にも該当する事業を実施していますが、
それらの事業をどこまで拾い上げて記載していくかというところで簡潔
にまとめています。もちろん足りない部分等があれば、検討の上推進して
いきます。
法的には、今年度中に大阪府で計画策定の予定となっていますが、市とし
ては、分野毎に関係課が分かれて施策等を実施しており、総合的に子ども
の貧困対策を所管する部署がないことから、来年度に向けて所管部署の設
置を検討しているところです。従いまして、大阪府の計画を見た上で総合
的に調整等を行う部署で来年度以降本格的に検討を進めていきたいと考
えており、この計画は来年度以降も毎年点検していきますので、貧困対策
の内容等については、来年度以降市の方針等も定まっていく中でどんどん
膨らませていきたいと考えているところです。
部会員:養育支援について、量の見込みが増えていないのはなぜでしょうか。
また、中央図書館について利用を促すということですが、現在行われてい
る工事は必要でしょうか。
事務局:養育支援訪問事業については、障害がある児童への支援ということでは
なく、家庭での養育、子育てがしんどくなっている家庭に対する訪問です。
早期に虐待を防止する観点から実施している事業で、現在10代で出産さ
れる家庭が増える中、養育について本当に難しい状況にある方について、
出産以前から関わって養育を支援するという事業で、量の見込みとしては
どんどん増えていくというものではありません。
図書館については、生涯学習部の所管になるものですので、具体的なお答
えはできませんが、先日の市議会等でも同様のご指摘があり、今後内容等
について検討していくという回答でしたので、図書館協議会等で検討され
ていくものと思います。
部会長:限られた時間ですので、本日の会議で十分に意見等が言えなかった委員
は、電話やメール、ファックス等で事務局へご意見をいただけたらと思い
- 6 -
ます。それでは、案件2「その他」について事務局より説明をお願いしま
す。
【案件2】その他について
「案件2」について事務局より説明
・次回会議予定について(2月に合同会議を予定)
・子ども育成推進協議会(親会議)の会議予定について(3月の予定)
・議事録校正のお願いについて
部会長:それでは、本日の案件は終了しましたので、会議を終了します。
Ⅲ 閉会
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