第29号議案

第 29 号議案
神戸市自転車等の放置の防止及び自転車駐車場の整備に関する条例の 一 部
を改正する条例の件
神戸市自転車等の放置の防止及び自転車駐車場の整備に関する条例の一部を改
正する条例を次のように制定する。
平成 27 年 2 月 1 7 日提出
神戸市長久
7c
喜
造
神戸市自転車等の放置の防止及び自転車駐車場の整備に関する条例の一部
を改正する条例
神 戸 市自転車等の放置の防止及び自転車駐車場の整備に関する条例(昭和 58 年
4 月条例第 3 号)の一部を次のように改正する 。
第 2 条第 2 号中「第 1 2 条第 2 項及び第 23 条の 2 を除き, J
第 1 1 条第 2 項中
「 を撤去し,及び保管しなければ 」
を
を削る。
「 の撤去(自転車 等 を当
該場所に回定する器具の破壊その他の移動のために必要な措置をとり,自転車等
を当該場所から移動させることをいう。以下同じ 。 )及び保管を し なければ 」
に
改める。
第 12 条第 2 項中
I (第 15 条第 1 項に規定する市立自転車駐車場を除く 。
の 2 において同じ。) J
及び
I (自転車駐車場を除く。) J
第 13 条第 2 項中「場合を含む。) J
第 23 条
を削る。
の 次に「及び第 23 条の 2 J
を加える 。
第 14 条に次の 1 項を加える。
2
市長は,返還に係る自転車等の撤去の日の前日までに,当該自転車等の利用
者が当該自転車等の盗難に係る被害届を警察官に提出していたときは,前項の
負担すべき金額を免除することができる 。
第 23 条の 2 中
「 前条第 2 号 」を
「 第 23 条第 2 号 j
に改め,同条を第 23 条 の 3 と
し,第 23 条の次に次の 1 条を加える 。
(駐車料を納付していない自転車等に対する措置)
第 23 条の 2
市 長 は,駐車料を納付しないで市立 自 転車駐車場に自転車等が駐車
されていることにより,当該市立自転車駐車場周辺の公共の場所に自転車等が
放置され,歩行者等の通行に支障を及ぼすおそ れ があると認めるときは,自転
( 189 )
車等放置禁止区域内において放置されている自転車等の例により,当該駐車に
係る自転車等の撤去,保管,告示,売却その他の措置を講ずることができる。
第 25 条の見出し中「駐車場内」を
「 市立自転車駐車場内」に改め,同条中「使
用者の」を削る。
第 30 条の次に次の 1 条を加える。
(施設の用途を変更する場合の自転車駐車場の設置)
第 30 条の 2
商業地域等において,次に掲げる用途の変更(建築基準法(昭和 25
年法律第 20 1 号)第 87 条第 1 項本文に規定する場合に限る。)をしようとする者
は,当該用途の変更後の施設(当該施設のうち,この条例の施行の日前に建築
された部分(第 34 条に規定する者が行った当該工事に係るものを含む。)を除
く。)を全て新築したとみなして,第 27 条から第 29 条までの規定により算定し
た自転車駐車場の規模(以下この条において「用途の変更後の規模 J
とい
う。)から,現にこの条例により設置され,文は設置されているとみなすこと
ができる自転車駐車場の規模を控除した規模(現にこの条例により設置され,
又は設置されているとみなすことができる自転車駐車場の規模が用途の変更後
の規模を上回る場合は,用途の変更後の規模)の自転車駐車場を設置しなけれ
ばならない。
) 第 27 条の表の施設の用途の欄に掲げる施設についての同表の施設の規模
1
(
の欄に掲げる規模となるものについての用途の変更
) 混合用途施設となる用途の変更又は混合用途施設についての用途の変更
2
(
で,当該用途の変更後の施設を全て新築したものとみなして用途ごとに第 27
条の表の自転車駐車場の規模の欄に掲げる基準により算定した自転車駐車場
の規模の合計が 20 台以上であるもの
2
前項の用途の変更と同時に前条に規定する増築をしようとする場合は,当該
施設の用途の変更をした後に増築がされるものとして自転車駐車場の規模を算
定する。
第 32 条に次の 1 項を加える 。
2
前項に規定する自転車駐車場の構造及び設備の技術基準は,規則で定める。
第 33 条に次の 1 項を加える。
( 190 )
前項の届出をした者は,自転車駐車場の施設が完成したときは,規則で定め
2
るところにより,設置完了届を市長に提出しなければならない。
第 35 条の見出し中「管理」を「管理等 J
2
に改め,同条に次の 2 項を加える。
自転車駐車場の所有者及び管理者は,当該自転車駐車場の利用の促進に努め
なければならない。
3
自転車駐車場の所有者及び管理者は,当該自転車駐車場の使用開始後,規則
で定めるところにより,その利用状況を市長に報告しなければならない。
第 42 条中「第 36 条第 1 項」を「第 36 条」に改める。
附則
(施行期日)
1
この条例は,平成 27 年 4 月 1 日から施行する。
(経過措置)
2
この条例による改正後の神戸市自転車等の放置の防止及び自転車駐車場の整
備に関する条例第 30 条の 2 ,第 32 条第 2 項,第 33 条第 2 項及び第 35 条第 3 項の
規定は,この条例の施行の日から起算して 6 月以内に施設の用途の変更の工事
に着手した者については,適用しない。
理由
撤去した自転車等の保管費用の免除措置を定める等に当たり,条例を改正する
必要があるため。
( 191 )
(参考)
神戸市自転車等 の放置の 防止及 び 白転車駐車場の整備に関する条例
ぬき がき
は,改正部分を示す 。)
(現
(改正案)
行)
(定義)
この条 例において,次に掲げる用語 の意
第 2 条
義は,それぞれ当該各号に定めるところによる。
(1)略
)
2
(
放置
公共の場所( 自 転車駐車場を除 く 。
第 12条第 2 項及び第 23 条の 2 を除き ,以下
同じ 。 )において自転車等を当該利用者等が
離れて直ちに移動することができない状態
に置くことをいう 。
)~
3
(
(7)略
(自転車 等の放置に対する措置 )
第 11 条略
2 市長は,自転車等放置禁止区域において自転
車等が放置され,か つ,
当該放置の場所の周辺
に当該自転車等の利用者がいないと認められる
の撤去 (白転車等を 当該
ときは,当該自転車等を撤去し.及び保管しな
場所に固定する器具の破壊そ の 他の移動 のため
ければならない。
に必要な措置をとり,自転車等を当該場所から
移動させることをいう 。 以下同じ。)及び保管を
しなけ れば
第 12条略
2 前条の規定は,市が管理する公共の場所斗星
15 条第 1 項に規定する市立自転車駐車場を除
く。第 23条の 2 において同じ。)又は当該管理者
から措置の要請のあ っ た公共の場所(自転車駐
車場を 除く 。 )において自転車等が規則で定める
相当の期間継続して置かれ,又は放置されてい
ると認められるときについて準 用する 。
(保管 し た自転車 等に 係 る 措置)
( 192 )
第 13条略
2
市長は,第 11 条第 2 項(前条第 2 項において
準用する場合を含む。)
及び第 23 条の 2
の規定
により保管した自転車等につき,前項の規定に
よる告示の日から規則で定める相当の期間を
経過してもなお当該自転車等を返還すること
ができない場合においてその保管に不相当な
費用を要するときは,当該自転車等を売却し ,
その売却した代金を保管することができる 。こ
の場合において,当該自転車等につき,買受人
がないとき又は売却することができないと認
められるときは,市長は,当該自転車等につき
廃棄等 の 処分をすることができる 。
(自転車等の利用者の負担すべき金額)
第 14条略
2
市長は,返還に係る自転車等の撤去の日 の前
日までに,当該自転車等 の利用 者が当該自転車
等の盗難に 係る被害届を筈察官に提出し ていた
ときは,前項の負担すべき金額を免除すること
ができる 。
第 23条路
(駐車料を納付していない自転車等に対する措
置L
第 23条の 2
市長は,駐車料を納付しないで市 立
自転車駐車場に自転車等が駐車されていること
により司当該市立自転車駐車場周辺の公共 の 場
所に自転車等が放置され,歩行者等の通行に支
障を及ぼすおそれがあると認めるときは.自転
車等放置禁 止区域内において放置されてい る自
転車等の例により,当該駐車に係る自転車等の
撤去 , 保管,告示,売却そ の他の 措置を構ずる
ことができる。
(市立自転車駐 車場における自転車等の残置に
( 193 )
対する措置)
第 23 条の 2
市立自転車駐車場において,規則で
第 23 条の 3
定める相当の期間継続して自転車等が置かれて
第 23 条第 2 号
いる場合であって,前条第 2 号の規定に該当す
ると認めるときは,市が管理する公共の場所に
おいて規則で定める相当の期間継続して置かれ
ていると認められる自転車等の例により,撤去,
保管,告示,売却その他の措置を講ずることが
できる。
市立自転車駐車場内
(駐車場内における領害)
第 25 条
市立自転車駐車場内において箆E主企自
転車等に損害が発生した場合において,当該損
害が市の責めに l帰すべき理由によるものでない
ときは,市は,その責めを負わない。
第 30 条略
(施設 の 用途を変更する場合の自転車駐車場 の
設置)
第 30 条の 2
商業地域等において.次に掲げる用
途の変更(建築基準法(昭和 25 年法律第 201 号)
第 87 条第 1 項本文に規定する場合に限る 。)をし
ようとする者は,当該用途 の 変更後の施設(当
該施設のうち ,
この条例の施行の目前に建築さ
れた部分(第 34 条に規定する者が行った当該工
事に係るものを含む。)を除く 。 )を全て新築 し
たとみなして,第 27 条か ら第 2 9 条までの規定に
より算定した自転車駐車場の規模(以下こ の 条
において「用途の変更後の規模」という c )から,
現にこ の条 例により設置され,又は設置さ れて
いるとみなすことができる自転車駐車場の規模
を控除した規模(現にこの条例により設置され ,
又は設置されているとみなすことができる自転
車駐車場 の 規模が用途の変更後の規模を上回る
場合は,用途の変更後の規模)の自転車駐車場
( 194 )
を設置しなければならな い。
)
1
(
第 27 条の表の施設の用途の欄に掲げる施
設についての同表 の 施設の規模 の 欄 に 掲げ
る規模となるものについての用途の変更
)
2
(
混合用途施設となる用途の変更又は混合
用途施設について の 用途の変更で,当該用途
の変更後の施設を全て新築したものとみな
して用途ごとに第 27 条の表の自転車駐車場
の規模の欄に 掲げ る基準に よ り算定した自
転車駐車場の規模 の合 計が 20 台以上である
もの
2
前項 の 用途の変更と同時 に 前条に規定する増
築をしよ う とする場合は,
当 該施設の用途 の変
更をした後に培築がされるものとして自転車駐
車場の規模を算定する。
(自転車駐車場の構造及び設備)
第 32 条略
2
前項に規定す る自転車 駐車場の構造及 び設 備
の技術基準は,規則で定める。
(自転車駐車場の設置の届出)
第 33 条略
前項の届出をした者は,自転車駐車場の施設
2
が完成したときは,規則で定めるところによ り,
設置完了届を市長に提出 しなけ ればならな い。
宣里笠
(自転車駐車場の笠皇)
第 35 条略
2
自転車駐車場の所有者及び管理者は,当該自
転車駐車場 の 利用の促進 に努め なければな らな
い。
3
自転 車駐車場の 所有者及び管理者は,
当該自
転車駐車場の使用開始後,規則で定めるところ
により,その利用状況を市長に報告しなければ
ならない c
( 195 )
第 42 条
第 36 条第 1 項の規定 に よる市長の命令 に
違反した者は,
50 万円以下 の 罰金に処する 。
( 196 )
第 36 条