市有財産 借受者 公募要項

市有財産 借受者 公募要項
(市有財産貸付公募制度)
平成27年2月
福岡市財政局財産有効活用部
財産活用課
目
次
1 公募の目的
2 スケジュール
3 参加資格要件
4 対象物件等
5 応募(契約)の主な条件等
6 申込等
(1)応募手続き等
(2)借受候補者の選定
7 契約締結等
(1)契約の締結
(2)連絡先等の提出
(3)代金の納付
(4)貸付物件の引渡しと返還
8 留意事項等
(1)申込の取り消し
(2)その他
(3)問い合わせ先
< 様 式 >
様 式 1
様 式 2
様 式 3
応募申込書兼誓約書
連絡先届
辞退届
< 別
市有財産(土地)賃貸借契約書[参考例]
紙 >
<物件調書>
物件番号1 中央区地行浜2丁目30番21
物件番号2 中央区地行浜2丁目30番22の一部
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公募の目的
本公募は,売残財産や売却困難地等の市有地について,民間のノウハウ等による有効活用を
図るため,競争入札方式(期間入札)により,活用可能な事業者等の募集を行うものであり,
市有財産の有効活用の促進,ひいては市の財源確保を目的とするものです。
2
スケジュール
スケジュールについては,下記のとおりです。ただし,やむを得ない事情により変更する場
合があります。
項
目
日
程
公募要項の配布
平成27年2月23日(月)~3月20日(金)
平成27年2月25日(水)~3月25日(水)
応募書類の提出期間(入札期間) ※ただし,土・日・祝日は除きます。また,受付時間は,
午前9時30分~正午,午後1時~午後5時とします。
3
借受候補者等の決定
平成27年3月27日(金)までに通知します。
※借受候補者の決定がくじによることになった場合は,くじ
の実施日等の通知となります。
貸付契約の締結
契約の日程や条件等については,借受候補者と市(財産を所
管する課,以下「財産所管課」という。)で協議の上,決定
します。ただし,貸付契約は,借受候補者の決定の日から3
ケ月以内に締結するものとします。
参加資格要件
(1)福岡市に本社や営業所を有する法人,又は福岡市内に居住する個人。
(2)地方自治法施行令第167条の4第1項の規定に該当しないこと。
(3)国税及び福岡市税の滞納がないこと。
(4)福岡市契約事務規則第2条の規定に基づく資格停止期間中でないこと。
(5)福岡市競争入札参加停止等措置要領による競争入札参加停止期間中でないこと。
(6)「市有財産 借受者 公募要項(以下,「本公募要項」という。)」に定める条件や関係す
る法令及び条例等を遵守することができること。
(7)申し込みを行う法人及びその役員又は個人が,暴力団員による不当な行為の防止等に関す
る法律第2条及び福岡市暴力団排除条例第2条に規定する暴力団及びそれらの利益となる
活動を行う団体でないこと又はそれらの団体に属するものでないこと。
(8)申し込みを行う法人及びその役員又は個人が,公共の安全及び福祉を脅かすおそれのある
団体又はそれらの団体に属する者でないこと。
4
対象物件等
本公募の対象となる物件は以下のとおりです。借受者の募集は物件ごとに行いますが,一応募
者が複数の物件に申し込むことも可能です。なお,物件の詳細については,<物件調書>をご参
照下さい。
物件
番号
1
2
所在地
(地番表示)
貸付期間
中央区地行浜2丁目
30番21
中央区地行浜2丁目
30番22の一部
借受者が提案する期間とし,
最大で10年間とします。
借受者が提案する期間とし,
最大で10年間とします。
-1-
貸付面積
最低貸付料
(月額)
353.33㎡
84,000円
324.70㎡
82,400円
5
応募(契約)の主な条件等
(1)貸付契約
借受者は,市と地方自治法第238条の5に基づく普通財産の貸付契約(賃貸借契約)
を締結する必要があります。
(2)貸付期間
貸付期間は,借受候補者と財産所管課が協議の上,最大10年の範囲で定めるものとし
ます。なお,市と借受者は, 貸付期間の延長が必要になった場合,貸付期間終了の6ケ月
前までにいずれか一方から相手方に申し出て,双方協議の上,貸付期間を延長することが
できます。この場合において,延長の期間は,福岡市公有財産規則の規定を踏まえて,協
議の上で定めるものとします。
(3)貸付物件の用途
借受者は,貸付期間中,法令及び条例等を遵守の上,後記(9)に定める禁止事項に反
しない限りにおいて,貸付物件を利用できるものとし,利用の用途は,入札時に明示(以
下「指定用途」という。)するものとします。
また,本公募の対象物件は,地方公共団体が所有する財産であるため,活用にあたって
は,住民の福祉の増進として,騒音,交通渋滞対策や,街並みづくりへの寄与など,周辺
地域への配慮を行う必要があり,指定用途とあわせて,その内容を入札時に明示するもの
とします。
なお,貸付物件を指定用途に供するために要する費用は,全て借受者の負担となります。
(4)貸付料
① 入札の最低貸付料(月額)は,「4 対象物件等」に定める額とします。応募者に
は,この最低貸付料(月額)以上の貸付料を申込時に提案していただきます。(借
受候補者の選定については,後記「6 申込等(2)借受候補者の選定」をご参照
下さい。)
② 貸付料の改定は原則として行いません。ただし,借受者は災害による被害をうけ,
長期間利用できない等その他正当な理由があるときは,市が別途定めることができる
ものとします。
③ 消費税についての取り扱い
下記に該当する貸付を行う場合の貸付料は,消費税が課されます。この場合,貸
付料には,消費税相当額が含まれるものとします。
ア 1月未満の土地の貸付
イ 施設(建物とその敷地の貸付け,駐車場,グラウンド等の用途)の利用に伴う
土地の貸付
(5)貸付料の遅延利息
借受者は,定められた納付期限までに貸付料を納付しないときは,当該納付期限の翌日
から納付した日までの日数に応じ,未納額が100円以上であるときは当該金額に年14.
6パーセントの割合を乗じて計算した金額を遅延利息として,市の発行する納入通知書
(払込書)により納付しなければなりません。
(6)契約保証金
借受者は,本件契約締結と同時に,債務履行のために,貸付料の3月分に相当する額の
契約保証金を納付しなければなりません。ただし,契約期間が3月に満たないものについ
ては,市が別途,契約保証金の額を定めるものとします。
(7)貸付物件の引渡し
貸付物件は,貸付期間の初日に,現況有姿の状態で借受者に引き渡すものとします。
(8)瑕疵担保責任
借受者は,貸付契約の締結後,貸付物件に数量の不足その他隠れた瑕疵のあることを発
見しても,貸付料の減額,損害賠償その他の請求をすることはできません。
-2-
(9)禁止事項
借受者は次に掲げる行為をしてはなりません。
① 貸付物件を指定用途以外の用途に供すること。
② 貸付物件に建築基準法第2条第1項に定める建築物を建設すること。
③ 貸付物件を毀損,汚損等により原状回復が困難となるような使用をすること。
④ 貸付物件にごみ,その他汚物を廃棄すること。
⑤ 貸付物件を政治的又は宗教的な用途に供すること。
⑥ 貸付物件を公序良俗に反する行為又は風紀を乱すと認められる用途に供すること。
⑦ 貸付物件を風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第1項に定め
る風俗営業,同条第5項に定める性風俗関連特殊営業その他これらに類する業(以
下「風俗営業等」という。)の敷地の用途に供すること又は貸付物件において第三者
に風俗営業等をさせること。
⑧ 景観又は風致を害する用途に供すること。
⑨ 貸付物件において騒音、振動、電波,臭気等その他周辺住民に迷惑を及ぶ恐れのあ
る行為を行うこと。
⑩ 貸付物件付近の交通に支障をきたし,又は通行人等に危害が及ぶ恐れのある行為を
行うこと。
⑪ 本件賃借権を第三者に譲渡し,又はこれに他の権利を設定すること。
(10)滅失又は毀損の報告
借受者は,貸付期間中において,貸付物件の全部又は一部が滅失し,又は毀損した場合
には,直ちに市にその状況を報告しなければなりません。また,借受者の責めに帰する事
由により貸付物件の全部又は一部が滅失し,又は毀損したときは,借受者の責任において
原状回復をしなければなりません。
(11)保全義務等
借受者は,貸付期間中において,貸付物件を善良な管理者の注意をもって管理しなけれ
ばなりません。
(12)実地調査等
市は,貸付料の保全上必要があると認めるときや,指定用途に関する履行状況を確認す
る必要があると認めるときは,借受者に対し,その事業もしくは資産,経営状況に関して,
帳簿,書類その他を調査し,又は参考となるべき報告もしくは資料の提出を求めることが
できます。(※特に,対象財産で収益事業を行う場合は,収支の状況について,資料の提出
を求めることがあります。
)
また,借受者は,市から調査又は請求があったときは,直ちに市に対して報告又は資料
の提出等をしなければなりません。
(13)違約金
借受者は,前記(9)及び(12)の定めに違反したときは, 貸付料の3月分に相当する額
を市に支払わなければなりません。ただし,契約期間が3月に満たないものについては,
別途定めるものとします。
(14)契約の解除
① 市は,以下のいずれかに該当する場合には,貸付契約を解除することができるもの
とします。
ア 借受者が納付期限後3か月以上経過しても貸付料の支払いを怠っとき。
イ 借受者が前記(9)に定める禁止事項に違反したとき。
ウ 借受者が貸付契約に定める義務を履行しないとき。
エ 借受者の指定用途等の重要な事項に関して,虚偽があったとき。
オ 借受者が,破産,会社更生,民事再生,清算又は特別清算その他破産法制上の
手続について,申立てをしたとき又は第三者(借受者の取締役を含む。)によっ
てその申立てがなされたとき。
カ 借受者の発行する手形若しくは小切手の不渡りにより銀行取引停止処分を受け,
又は支払い不能の状態に陥ったとき。
キ 市において,公用又は公共用に供するため貸付物件が必要となったとき。
-3-
②
前記①のアからカの規定による財産所管課の解除権を行使したときは,次に定める
とおり取り扱うものとします。
ア 借受者は,納付した契約保証金の額を超えて市に損害があるときは,その損害
を賠償しなければなりません。
イ 市は,借受者の支払った違約金は償還しません。
ウ 借受者は,市の解除権の行使に伴い発生した損失について,市にその補償を請
求することはできません。
(15)暴力団等の関与に対する市の解除権
市は,借受者が福岡市暴力団排除条例第2条第2号に規定する暴力団員(以下「暴力団
員」という。)又は同条第1号に規定する暴力団(以下「暴力団」という。)若しくは暴力
団員と密接な関係を有する者であることが判明したときは,本件契約を解除することがで
きます。この場合において,解除権の行使により借受者に損害があっても,市はその損害
の賠償の責を負いません。
(16)貸付物件の返還
借受者は,原則として貸付物件を原状回復の上,貸付期間の満了日までに市に返還しな
ければなりません。ただし,市が特別の理由があると認めた場合においては,この限りで
はありません。
また,貸付期間の満了前に,(2)の規定により貸付期間を延長する場合には,当該貸付
物件を原状回復することなく,引き続き使用することや,借受者が次の貸付期間における
借受者と異なる場合には,必要に応じて,市,借受者及び次の貸付期間における借受者の
三者にて,当該貸付物件の原状回復に関する協議を行うことを可能とします。
(17)損害賠償
借受者は,その責めに帰する事由により貸付物件の全部又は一部を滅失し,又は毀損し
た場合や,本件契約に定める義務を履行しないため市に損害を与えた場合については,市
に損害を賠償しなければなりません。(ただし,(10)の規定により当該物件を原状に回復
した場合は,この限りではありません。)
(18)第三者への賠償
借受者は,借受者が貸付物件に設置した建物,工作物等により,第三者が損害を被った
ときには,一切の責任を負担するものとし,すべて借受者において処理を行い,市に何ら
の負担も生じさせないものとします。
(19)費用負担等
借受者は,貸付物件に投じた改良費等の有益費,修繕費等の必要費及びその他の費用が
あっても,これを市に請求することはできません。また,貸付契約の締結に要する費用は,
借受者の負担とします。
(20)住所等の変更の届出
借受者は,借受者の住所(法人にあっては,本店所在地),氏名(法人にあっては,商
号又は代表者)又は連絡先電話番号等に変更があったときは,書面(様式2)により速や
かに市に対して届け出なければなりません。
6
申込等
(1)応募手続き等
① 公募要項の配布
配布期間 平成27年2月23日(月)~3月20日(金)
配布方法
福岡市役所のホームページからダウンロードして下さい。
※市役所窓口での配布は行いません。
URL:http://www.city.fukuoka.lg.jp/business/keiyaku-nyuusatsu-kouji福岡市
koubo/koujikobo.html
ホームページ リンク:福岡市ホームページ>経済・産業・ビジネス>契約・入札・公共工事・
公募>公募(事業者向け)
-4-
②応募書類の提出
下記ア~キの書類について各1部 ご提出下さい。
ア 応募申込書兼誓約書(様式1)
騒音,交通渋滞対策や,街並みづくりへの寄与など,周辺地域への配慮に
関する事項を明記又は図面等で明示して下さい。
イ 利用予定図面
・設置予定工作物等の配置図面,着色した詳細図
対象物件において,不特定多数の者及び車両の出入りが伴う土地利用を
行う場合や工作物等の設置をする場合,その他財産所管課が必要と認め
る場合においては,土地利用の計画について,任意の様式により図示し
て下さい。
)
応募書類 ウ 応募者が 法人の場合:商業登記簿(履歴事項全部証明書)の原本
個人の場合:住民票の写し
エ 役員名簿
オ 印鑑証明書の原本
※ ウ,オは提出日前3か月以内に発行されたものとする。
カ 納税証明書の原本
国税及び福岡市の市税に係る徴収金(本税及び延滞金等)に滞納がない
ことの証明書
キ 収支計画書
貸付物件の用途が収益事業である場合には,貸付期間中の収支計画書
を任意の様式により提出して下さい。
平成27年2月25日(水)~3月25日(水)
提出期間 ※ただし,土・日・祝日は除きます。また,受付時間は,午前9時30
分~正午,午後1時~午後5時とします。
提 出 先
福岡市中央区天神1-8-1
福岡市役所財政局財産有効活用部財産活用課(10階)
提出方法
応募書類の部数等を確認のうえ,上記提出先に直接持参して下さい。郵
送,電話,ファックス,電子メールによる応募書類の受付は行いません。
ア
備
応募者は,応募書類の提出をもって本公募要項の内容を承諾したものと
みなします。
イ 応募書類の差替え等は,提出期間内に限り行うことができます。また,
提出期間終了後の追加資料の提出はできません。
ウ 上記応募書類のほか,必要に応じて書類の提出を求めることがありま
す。
考 エ 提出された書類は,借受候補者の選定を行うために必要な範囲におい
て,複製することがあります。
オ 提出された書類は,理由のいかんを問わず返却しません。また,提出さ
れた書類は,原本1部を保存用とし,その他の写し等については,市の責
任により処分いたします。
カ 提出された書類は,今回の公募以外には使用しません。
キ 応募書類の作成及び提出に要した経費は,全て応募者の負担とします。
-5-
(2)借受候補者の選定
① 選定方法
借受候補者の選定にあたっては,期間入札方式によるものとし,入札期間内に
入札を受付け,入札期間終了時において,本公募要項に定める選定基準に基づき受
候補者を決定します。
また,借受候補者が契約をしない場合には,選定基準に照らし次に優位な応募
者を次点者として,借受候補者に繰り上げます。
借受候補者は,財産所管課と対象物件の使用にあたっての細目を協議の上,貸
付契約の締結をもって,借受者となります。
② 選定基準
ア 1年以上継続して借り受ける応募者を優先することとし,その中で月額の貸
付料が最も高いものを借受候補者とする。ただし,応募者に1年以上継続し
て借り受けるものがいない場合は,貸付料の総額が最も高いものを優先する。
イ アの場合において,月額貸付料が同価となる入札者が2名以上であるときは,
貸付期間が長いものを優先する。ただし,貸付期間も同じ場合は,借受面積
が最も大きいものを優先する。
ウ ア,イの場合において,借受候補者となる入札者が2名以上であるときは,
くじにより決定する。
この場合,くじを実施する旨及び対象入札参加者名・入札金額並びにくじの
実施日を明記のうえ,当該入札参加者全員に通知を行い,くじ実施後,落札
者の決定を通知いたします。
(借受候補者選定の例)
パターン①:1年以上借り受けるものが複数いる場合
A
月額12万円×15ケ月
貸付総額:180万円
【選定結果】
B
月額10万円×18ケ月
貸付総額:180万円
C
月額15万円×10ケ月
貸付総額:150万円
1) 基準アにより,A,Bが優先され,
その中で最も月額使用料の高い
Aが借受候補者となる。
貸付期間:1年間
パターン②:パターン①のケースで,月額貸付料が同価の場合
A
月額12万円×15ケ月
貸付総額:180万円
【選定結果】
B
月額12万円×20ケ月
貸付総額:240万円
C
月額15万円×10ケ月
貸付総額:150万円
1) 基準アにより,A,Bが優先される。
2) 基準イにより,貸付期間の長い
Bが借受候補者となる。
.
貸付期間:1年間
パターン③:パターン②のケースで,貸付期間も同じ場合
A
月額12万円×20ケ月(借受面積:80㎡)
貸付総額:180万円
【選定結果】
B
月額12万円×20ケ月(借受面積:90㎡)
貸付総額:180万円
C
月額15万円×10ケ月
貸付総額:150万円
1) 基準アにより,A,Bが優先される。
2) 基準イでも借受候補者が2名以上。
3) 基準イただし書きにより,
Bが借受候補者となる。
貸付期間:1年間
パターン④:1年以上借り受ける者がいない場合
A
月額12万円×8ケ月
B
C
月額10万円×10ケ月
月額15万円×5ケ月
貸付総額:96万円
【選定結果】
貸付総額:100万円
1) 基準アのただし書により,
Bが借受候補者となる。
貸付総額:75万円
貸付期間:1年間
-6-
③
失格要件
借受候補者は,次の要件に該当すると認められる場合は失格とします。
ア 借受候補者が,本公募要項の定める参加資格要件を満たしていない場合
イ 応募書類の内容が,本公募要項の示す要件を満たしていない場合
ウ 応募書類等に虚偽の記載があることが判明した場合
④ 借受候補者の決定及び入札結果の通知,公表
借受候補者は,平成27年3月27日(金)までに文書にて通知する予定です。
入札結果は応募者全員に通知しますが,入札結果や内容に関するお問い合わせには
応じられません。
⑤ 借受候補者の決定の取消し
次の場合には,借受候補者としての決定を取り消します。
ア 著しく社会的信用を損なう等により,借受候補者として相応しくないと市が
判断した場合
イ 借受候補者が本公募要項の定める応募者の資格要件に適合しなくなった場合
ウ 借受候補者が本件契約を締結しない場合
7
契約締結等
(1)契約の締結
① 貸付契約の締結
ア 市と借受候補者との間で,対象物件の使用や貸付契約の締結にあたっての細
目を協議します。なお,借受者の応募書類の内容を反映させる目的で,契約
締結にあたり関係書類の補正等を行う場合があります。
イ 貸付契約の契約書の参考例は,別紙のとおりです。
ウ 本件契約に貼付する収入印紙及び本件契約締結に関して必要な費用は,借受
者の負担とします。
エ 契約は,借受候補者の決定の日から3ケ月以内に締結するものとします。
② 契約保証金
ア 借受者は,本件契約締結と同時に,契約保証金を納付しなければなりません。
イ 契約保証金は本件契約期間が満了したとき,貸付物件の原状回復を確認後,
借受者の請求に基づき利息を付さずに返還します。
ウ 借受者が本公募要項「5 応募(契約)の主な条件等」における「(14)契
約の解除①」のアからカまで及び「(15)暴力団等の関与に対する市の解除
権」により契約を解除したとき又は本件契約上の義務を履行しないときは,
契約保証金は市に帰属することになります。
(2)連絡先等の提出
借受者は,住所(法人にあっては,本店所在地),氏名(法人にあっては,商号又は代
表者)及び緊急時に連絡可能な電話番号等について様式2に記載のうえ,契約締結と同時
に市に提出しなければなりません。
また,様式2の記載事項について,変更等が生じた場合は,速やかに市に対して届け出
なければなりません。
-7-
(3)代金の納付
① 納付期限
ア 貸付料の納付は,市が発行する納付通知書により指定する期限までに納付
していただきます。
イ 納付期限は,貸付期間に応じて以下のとおりとします。
貸付期間
①年をもって定めたもの
納
年額2,000円以上
年額2,000円以下
②月をもって定めたもの
1期分
2期分
3期分
4期分
付
期
限
5月15日
8月15日
11月15日
2月15日
5月15日
当月分をその月の15日
③日をもって定めたもの
契約締結のとき
ウ 納付期限が,民法第142条に規定する休日又は土曜日に該当するときは,
これらの日の翌日を納付期限とします。
② 遅延利息
前項の納付期日までに貸付料を納付しないときは,納付期限の翌日から納付の日
までの期間に応じ,未納額が100円以上であるときは当該金額(100円未満切り捨
て)に年14.6パーセントの割合を乗じて得た額(10円未満切り捨て)に相当する遅
延利息を徴収します。
(4)貸付物件の引渡しと返還
本公募要項「5 応募(契約)の主な条件等」における「(7)貸付物件の引渡し」お
よび「(16)貸付物件の返還」をご参照下さい。
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留意事項等
(1)申込の取り消し
応募書類を提出した後に辞退する場合は,辞退届(様式3)を契約締結前までに応募
書類の提出先まで提出して下さい。
(2)その他
① 事情により予告なく公募を取り止める場合があります。
② 本公募要項に定めるもののほか,地方自治法,地方自治法施行令,福岡市公有財
産規則,福岡市契約事務規則その他関係法令等の定めるところによります。
③ 貸付物件に,屋外広告物を設置する場合には,福岡市屋外広告物条例を遵守する
必要があります。特に,屋外広告物法第2条第1項に定める屋外広告物を設置する
場合には,近隣住民の方などに,設置の事前説明を行って下さい。
また,貸付物件に設置する看板等の表示が福岡市屋外広告物条例で定める規制の
対象に該当する可能性がある場合には,事前に福岡市住宅都市局都市景観室と協議
を行う必要があります。
④ 貸付期間中に市において対象物件を公用又は公共用に供するため必要が生じたと
きには,地方自治法第238条の5第4項に基づく契約の解除を行う場合がありま
す。
⑤ 現地説明会は実施しませんので、入札に参加される方は必ず現地を確認し、物件
調書各項目及び入札物件の使用目的において関係する各法律等により定められた使
用制限・条件・手続き等の詳細につきまして、それぞれの関係部署で事前に確認し
て下さい。
⑥ 本公募において契約に至らなかった場合は、先着順受付にて貸付を行う場合があ
ります。
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(3)問い合わせ先
① 本公募制度に関する問い合わせ先は,次のとおりです。
(住所)〒810-8620 福岡市中央区天神1-8-1
(所属)福岡市財政局財産有効活用部財産活用課
(電話番号)092-711-4532
(FAX) 092-711-4833
(電子メール)[email protected]
② 対象物件1・2に対する問い合わせ先は,次のとおりです。
(住所)〒812-0031 福岡市博多区沖浜町12-1(博多港センタービル8階)
(所属)港湾局総務部理財課
(電話番号)092-282-7173 (FAX) 092-282-7771
(電子メール)[email protected]
③ 屋外広告物に関する問い合わせ先は,次のとおりです。
(住所) 〒810-8622
福岡市中央区大名2-5-31
(所属) 中央区地域整備部生活環境課
(電話番号) 092-718-1091
(FAX) 092-718-1079
(電子メール) [email protected]
④ 都市景観形成地区に関する問い合わせ先は,次のとおりです。
(住所) 〒810-8620
福岡市中央区天神1-8-1
(所属) 住宅都市局都市づくり推進部都市景観室
(電話番号) 092-711-4395
(FAX) 092-733-5590
(電子メール) [email protected]
-9-