災害への準備はお済みですか?

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もしも!の
時のために
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(月)
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災害への準備はお済みですか?
避難場所・避難所の確認を
非常備蓄品・持ち出し品の準備を
災害はいつ発生するかわかりません。普段から、自宅
や職場の近くや通勤通学途中にある避難所を確認してお
くとともに、家族で避難経路を下見して危険個所を確認
したり連絡方法などについて話し合っておきましょう。
なお、災害によっては、避難場所や避難所に向かわず、
垂直避難(自宅の2階などの高い場所への避難)した方
が安全な場合もありますので、状況に応じて適切に避難
できるようにしておきましょう。
避難所運営委員会の設置を進めています
現在、市では地域の町内自治会・自主防災会と避難所となる施設の管理者、避難所
担当職員などが一体となった「避難所運営委員会」を災害が発生する前に設置し、平
常時から避難所の開設・運営を行えるよう体制づくりを進めています。6月30日現在、
市内全283カ所の避難所のうち、136カ所で避難所運営委員会が設立されています。
非常備蓄品とは、救援物資など外部からの支援が届くまでの数日間
を自足できるように準備しておくものです。この備蓄品と別に、避難
する場合にすぐ持ち出せるように必要最低限の必需品を袋に入れて
用意しておくのが非常持ち出し品です。どちらも、家族構成などを考
えて必要な分を備えておくようにしましょう。
家具類の転倒・落下防止対策を
地震による負傷の多くは、家具類の転倒や落下によるものです。
気象庁の想定では、震度5強で「棚にある食器類や書棚の本で落ち
るものが多くなる。固定していない家具が倒れることがある。」とさ
れています。大地震では家具は必ず倒れるものと考えて、家具類の固
定や配置の見直しを行い、ご自宅の安全空間を確保しましょう。
市では、このほかにも皆さんに一人ひとりの防災・減災対
策として知っておいていただきたい情報を公開しています。
問い合わせ 防災対策課 ☎245‐5113 F245‐5552
災害発生!安全に帰宅するためには
大規模災害発生直後は、 鉄道などの
公共交通機関が停止し、 職場や学校、
外出先など、 自宅から離れた場所にい
る人の多くが帰宅困難者になると予想
されています。安全に帰宅するために、
【下記】の事項について普段から心掛け
ましょう。
むやみに移動を開始しない!
安全な徒歩帰宅のために普段から心掛けましょう
◦携帯ラジオや地図を持ち歩きましょう。
◦職場などに飲料水、食料、スニーカーなどを用意しておきましょう。
◦安否確認の方法や集合場所を、家族で話し合っておきましょう。
◦徒歩での帰宅経路と災害時帰宅支援ステーションを確認しておきましょう。
安否確認を体験してみよう!
安否確認方法として、災害伝言ダイヤルがあります。8月30日㈯~9月5
日㈮の防災週間は、体験日となっていますので、あらかじめ使用方法を確認し
ておきましょう。なお、毎月1日・15日も体験日です。
災害伝言ダイヤル
登録 ☎171 ▶ 1 ▶ 自宅などの電話番号 ▶ メッセージを入れる
確認 ☎171 ▶ 2 ▶ 自宅などの電話番号 ▶ メッセージを聞く
このほかに、インターネットなどを利用した伝言の登録や確認方法などもあ
ります。
詳しくは、
イント!
ワンポ
災害時帰宅支援ステーション
災害発生時には、コンビニエンスストアやガソ
リンスタンドなどで水道水、トイレや交通情報な
どを、可能な範囲で提供することになっています。
このステッカーが目印
◦まずは自分の身の安全を確保しましょう。
◦慌てて移動を開始するのはやめましょう。
◦家族の安否や自宅の無事を確かめましょう。
◦交通機関の情報や道路の被害情報などを入手しましょう。
詳しくは、
問い合わせ 危機管理課 ☎245‐5151 F245‐5597
命を守るために耐震診断・耐震改修を!
昭和56年5月31日以前の旧耐震基準で建てられた
木造住宅の耐震診断・耐震改修費用の一部を補助
?
ですか
ご存じ
阪神・淡路大震災による死者の
約9割が建物倒壊による圧迫死です
市では、皆さんが安全・安心に暮らせるよう、耐震診断や耐震改修をこれか
平成7年に発生した阪神・淡路大震災では、地震による直接的な原因
ら行う方に、費用の一部を補助しています。利用される方は、必ず事前に申請
での死者数は5,502人で、このうち約9割もの方が住宅・建築物の倒壊
してください(申請前に着手した場合、補助対象になりません)。申請方法など
による圧迫死であったとされ、特に、昭和56年以前の古い基準で建築さ
詳しくは、住宅政策課へお問い合わせいただくか、市ホームページ、申請書(住
れた建築物に大きな被害が見られました。
宅政策課、区役所地域振興課、市民センター、連絡所で配布)をご覧ください。
3年前に発生した東日本大震災による「甚大な被害」は、皆さんのご記
耐震診断費補助
憶に強く残っていることと思います。今後発生が予想されている首都直
対 象 次の要件をすべて満たすもの
下地震などの大地震による木造住宅の倒壊から、自分や家族の命を守るた
①市民が自ら所有し、居住する木造住宅
めには、耐震診断を行い、必要に応じ耐震改修を行うことが大切です。
②旧耐震基準によって建てられた在来軸組工法による2階建以下の木造住宅
③所有者が市税を滞納していないこと
問い合わせ 補 助 額 費用の3分の2(上限4万円) 申請期限 12月19日㈮
◦住宅政策課 ☎245‐5896 F245‐5795(補助に関すること)
*分譲マンションの耐震診断費補助も募集しています。お問い合わせください。 ◦建築指導課 ☎245‐5836 F245‐5888(計画に関すること)
耐震改修費補助
対 象 耐震診断費補助の要件【上記①〜③】をすべて満たし、耐震診断
浸水被害の
の結果「倒壊する可能性がある(構造評点が1.0未満)」と判定された住宅
軽減
補 助 額
市では、浸水被害の軽減を図るため防水板
補助区分
申請者の所得区分
補助率
上限額
の設置費について助成金の交付を行っていま
設計費
なし
2分の1
10万円
す。申請方法など詳しくは、お問い合わせい
世帯全員が非課税
4分の3
85万円
工事費*
ただくか、市ホームページ、パンフレット(区
所得600万円以下 *共有の場合は共 2分の1
60万円
(管理費含む)
有者の所得の合計
所得600万円超
4分の1
35万円
役所地域振興課くらし安心室、土木事務所で
*設計の補助を受けた場合は、設計の補助額を差し引いた額が上限額となります。
配布)をご覧ください。
対 象 浸水被害が発生した地域などで、
申請期限 11月28日㈮
防水板の設置、および関連工事を
市では皆さんの生命・財産を守ることを目的に平成20年に「千葉市耐震
行う建築物などの所有者または使用者
改修促進計画」 を策定し、 平成27年度までに市内の建築物の耐震化率を
助成額 費用の2分の1(1建物につき上限75万円)
90%とする目標を定め、耐震化の促進を図っています。
防水板設置工事に助成金を交付
計画の詳しい内容などは、
問い合わせ 下水道計画課☎245‐5613 F245‐5563