参考資料３−２−２千葉県保健医療計画の見直しに係る千葉県の方針変更について１千葉県保健医療計画の見直しの経緯医療法に基づく法定計画である千葉県保健医療計画（平成 18 年 6 月策定）については、医療制度改革の一環として改正された医療法において、がん、脳卒中、救急医療等主要な疾病・事業ごとの医療連携体制の構築などを内容とする医療計画制度の見直しが講じられたことを踏まえ、改革が本格的に始まる平成 20 年度に向け、現在、計画の見直しを千葉県において行っている。２千葉市保健医療計画の見直しとの関係千葉市保健医療計画は、千葉県保健医療計画の二次保健医療圏ごとの計画である千葉地域保健医療計画（試案は、本市が千葉県から委託を受けて作成）と内容を同じくするものであることから、県全体の千葉県保健医療計画の見直しに合わせて、市の計画についても見直すこととしており、平成 18 年度は素案を作成し、平成 19 年度末に計画を完成させることとして作業を進めてきたところである。３千葉県保健医療計画の見直しに関する千葉県の方針変更平成 19 年 7 月下旬に、千葉県から、以下の点で従来の方針を変更する旨の連絡がなされた。（１）千葉県保健医療計画の見直しに当たり、二次保健医療圏ごとの計画は作成しない。（２）がん、脳卒中、救急医療等主要な疾病・事業ごとの医療連携体制（千葉県では、当該体制を「循環型地域医療連携システム」と呼んでいる。）の構築を、二次保健医療圏ごとに行うので、千葉保健医療圏の当該システムの構築について、今年度千葉市に委託したい。４千葉県の方針変更に伴う本市の対応（１）循環型地域医療連携システムの構築関係受託する方向で検討中である。（２）千葉市保健医療計画の作成関係千葉市保健医療計画については、千葉県の方針変更に伴い、２に記載の「千葉県保健医療計画の二次保健医療圏ごとの計画である千葉地域保健医療計画（試案は、本市が千葉県から委託を受けて作成）と内容を同じくする」という計画の位置付けを失うこととなる。このため、計画を作成する場合は、従前の位置付けとは異なり、医療法に基づかない市独自の計画として新たに位置づけられることから、その必要性について、現在、検討中である。