事業用不動産使用許可書 - 大阪市交通局|交通局

(案)
大交事第
号
平成○○年○○月○○日
使用者
様
大阪市交通局長 藤本 昌信
事業用不動産使用許可書
平成○○年○○月○○日付けで申請のあった事業用不動産の使用については、地方自治法第 238 条の
4第7項の規定に基づき、次のとおり許可する。
この許可について不服があるときは、
この許可があったことを知った日の翌日から起算して 60 日以内
に大阪市長に審査請求することができる。
また、この許可があったことを知った日の翌日から起算して6か月以内に大阪市を被告として処分の
取消しの訴えを提起することもできる(訴訟において大阪市を代表するものは、交通局長(以下「局長」
という。
)となる。
)
。ただし、この許可について審査請求した場合には、当該審査請求に対する裁決があ
ったことを知った日の翌日から起算して6か月以内に当該訴えを提起することができる。
記
(使用物件)
第1条 使用を許可する物件は、別表のとおりとし、位置は申請書のとおりとする。
(用
途)
第2条 使用者は、前記の物件を清涼飲料水等自動販売機(以下「自販機」という。
)の設置の用に供す
るものとし、自販機の設置及び自販機による商品販売について、自らの責任と負担により、次の各号
を遵守し、商品の搬入その他で当局の業務に支障を与えないようにしなければならない。
(1) 商品補充、金銭管理など自販機の維持管理については、使用者が行うこと。
また、常に商品の賞味期限に注意するとともに、売り切れ商品がないよう努めること。
(2) 自販機に併設して、
原則として自販機1台に付き1台の割合で回収ボックスを設置するとともに
使用者の責において適切に回収・処分すること。
(3) 衛生管理及び感染症対策については、関係法令等を遵守するとともに徹底を図ること。
(4) 定期的に自販機及び回収ボックスの清掃を行い、美観を保つこと。また、自販機の周辺の美化に
努めること
(5) 自販機を設置するにあたっては、据付面を十分に確認したうえで「安全設置」すること。
(6) 自販機の設置は使用者の責任と負担により行うこととし、作業実施にあたっては当局の指示に
従うとともに、当局の業務に支障を与えないようにすること。
(7) 商品に不備があった場合は、交通局に速やかに報告し、適切な対応をとるとともに、交通局か
らの指示がある場合はそれに従うこと。
(使用期間)
第3条 使用期間は、平成27年4月1日から平成28年3月31日までとする。
(使用料)
第4条 自販機にかかる使用料は、次の各号を合算した額とし、別途四半期毎に発行する納入通知書に
より、納期限までに納入しなければならない。ただし、使用期間が1か月に満たない月の使用料につ
いては、日割計算により算出した額とする。
(1) 使用料は、月額○○○○○○円(消費税及び地方消費税を含む。
)とする。
(2) 電気設備使用料は、月額6,686円/台(消費税及び地方消費税を含む。
)とする。なお、上下
水道設備を使用する場合、上下水道設備使用料は、月額1,620円/台(消費税及び地方消費税
を含む。
)とする。
また、消費税法の改正等により消費税率が改正された場合、使用料、光熱水費、保証金について
は改正後の税率を適用するものとします。
2 納期限までに使用料を納入しないときは、当局規定による延滞損害金を徴収する。
3 第8条第1項第1号の場合を除き、既納の使用料は還付しない。
(保証金)
第5条 使用者は、保証金として金○○○○○○円を別途発行する納入通知書により納期限までに納入
しなければならない。
2 保証金は、使用料等の納入を遅延した場合においてこれに充当するほか、使用許可に伴う一切の損
害賠償に充当する。
3 前項の充当により、保証金に不足が生じたとき又は充当によってもなお、不足額があるときは追納
しなければならない。
4 保証金は、第9条の定めによる原状回復をしたときに、これを還付する。
(使用上の制限)
第6条 使用物件は、善良なる管理者の注意をもって維持保有しなければならない。
2 使用者は、使用物件を第2条に指定する用途以外に供してはならない。
3 使用者は、使用物件について修繕、模様替えその他原形を変更しようとする行為をしようとすると
き又は使用計画を変更しようとするときは、事前に承認を受けなければならない。
(第三者の使用の禁止)
第7条 使用者は、使用物件を他のものに使用させ又は担保に供してはならない。
(使用許可の取り消し又は変更)
第8条 次の各号の一に該当するときは、使用許可の取り消し又は変更をすることができる。
(1) 使用物件を公用又は公共の用に供するため必要とするとき。
(2) 使用者がこの許可書に定める事項に違反したとき。
(3) 使用料を納期限後3ヶ月以上経過しても、なお納入しないとき
(4) 不正の手段によってこの許可を受けたとき
2 前項に定めるもののほか、次の各号のいずれかに該当するときは、使用許可を取り消すことが
できる。
(1) 使用者が大阪市暴力団排除条例第2条第2号に規定する暴力団員又は同条第3号に規定する
暴力団密接関係者に該当すると認められたとき
(2) 大阪市暴力団排除条例第2条第1号に規定する暴力団の利益になると認められる又はそのお
それがあると認められるとき
3 前2項の場合において、使用者は当該取り消し又は変更によって生じた損失の補償を当局に請
求することができない。
(原状回復)
第9条 使用期間が満了したとき、又は前条の規定によりこの許可を取り消されたときは、使用者は、
局長の指定する期間内に自己の費用で使用物件を原状に回復して返還しなければならない。ただし、
局長が特に承認したときは、この限りでない。
2 使用者が前項の期日までに原状回復の義務を履行しないときは、局長がこれを行って、その費用を
使用者の負担とすることができる。この場合、使用者は何等の異議を申立てることができない。
(損害賠償)
第 10 条 使用者は、その責に帰する理由により、使用物件の全部又は一部を滅失又はき損したときは、
当該滅失又はき損による使用物件の損害額に相当する金額を損害賠償として支払わなければならない。
ただし、使用物件を原状に復した場合は、この限りでない。
2 前項に定める場合のほか、使用者は、本許可書に定める義務を履行しないため当局に損害を与えた
ときは、損害額に相当する金額を損害賠償額として支払わなければならない。
(有益費等の請求権の放棄)
第 11 条 使用者は、
使用物件に投じた改良のための有益費並びに修繕費等の必要費及びその他の費用を
請求しないものとする。
(実地調査等)
第 12 条 局長は、使用物件について随時に実地調査し、又は所定の報告を求め、その維持使用に関し指
示することができる。
(その他条件)
第 13 条 商品の搬入にあたっては、通行人に対して細心の注意を払うものとし、万一通行人に損害を与
えた場合は、使用者の責により解決するものとする。
2 使用者は、自販機に故障時等の連絡先を明記するとともに、自販機の故障、問い合わせ並びに苦情
については、使用者の責において対応すること。
3 駅構内・事業所等で行う維持管理等に関する工事及び停電作業、駅改造工事に協力するものとする。
(工事・作業内容によっては、自販機を一時撤去・移設する場合もあるが、この場合においても交通
局は一切の補償をしないものとする。
)
4 使用者は、許可を受けて設置する自販機を広告媒体として使用してはならない。また、広告と判断
されるポスター、ステッカー等の貼付が確認された場合は、使用者の責において直ちにこれを撤去す
ること。
(疑義の決定)
第 14 条 この許可に定めのない事項及び使用物件について疑義が生じたときは、
すべて局長の指示に従
うものとする。