糸魚川市空調夏期契約選択約款平成２６年４月１日実施新潟県糸魚川市１目的この選択約款は、負荷調整を推進しつつ当市の供給設備の効率的利用を図り、もって合理的・経済的なガス需給の確立に資することを目的といたします。２選択約款の届出および変更（１）この選択約款は、ガス事業法第17条第７項の規定に基づき、関東経済産業局長に届け出たものです。（２）当市は、関東経済産業局長に届け出て選択約款を変更することがあります。この場合、当市は届出内容をあらかじめ使用者に通知の上、使用者との需給契約の内容は、変更後の選択約款によるものとします。３用語の定義（１）「契約使用可能量」とは、空調用熱源機の全定格入力（キロワット）を標準熱量（メガジュール）で除し3.6を乗じた値をいいます（小数点以下切捨て）。ただし、１立方メートル未満の場合は１立方メートルとします。（２）「空調機器」とは、消費機器のうちエネルギー源としてガスを使用する空調用熱源機をいいます。（３）「消費税等相当額」とは、消費税法の規定により課される消費税及び地方税法の規定により課される地方消費税に相当する金額をいいます。この場合において、１円未満の端数が生じたときは、その端数の金額を切り捨てます。（４）「冬期」とは、12月から翌年３月までの期間をいい、「その他期」とは、４月から同年11月までの期間をいいます。４適用条件使用者が、空調機器を使用し、空調機器のガスの使用量を算定する専用のガスメーター設置をする場合には、当市に対してこの選択約款の適用を申し込むことができます。５契約の締結（１）使用者は、適用する料金その他の供給条件を定めた空調夏期契約を契約していただきます。（２）使用者は、新たにこの選択約款に基づきガスの使用を申し込む場合又はその後契約内容を変更しようとする場合には、契約使用可能量を定めていただきます。（３）契約期間は次のとおりといたします。 ① 新たにガスの使用を開始した場合は、料金の適用開始の日から同日が属する月の翌月を起算月として12か月目の月の定例検針日までといたします。 ② 契約期間満了時において当市と使用者の双方が契約内容について異議のない場合には、契約－ 1 －は、契約期間満了日の翌日からその満了日の属する月の翌月を起算月として12か月目の月の定例検針日まで同一条件で継続するものとし、以降も同様といたします。（４）当市は、本契約又は他の選択約款を契約期間満了前にガス使用を廃止し又は供給約款への変更をした使用者が、再度同一需要場所で本契約の申し込みをする場合、その適用開始の希望日が過去の契約の解約の日又は供給約款への変更の日から１年に満たない場合には、その申し込みを承諾しないことがあります。ただし、設備の変更又は建物の改築等のための一時不使用による解約又は供給約款への変更の場合はこの限りではありません（（５）において同じ）。（５）当市は、本契約の契約期間満了前に他の選択約款への変更の申し込みをされた場合には、その申し込みを承諾しないことがあります。（６）使用者が当市との他の契約の料金を、一般ガス供給約款（以下「供給約款」といいます。）に規定する支払期限日を経過しても支払われていない場合は、申し込みを承諾しないことがあります。６使用量の算定当市は、前回の検針日及び今回の検針日におけるガスメーターの読みにより、その使用量を算定いたします。ただし、今回の検針日以降、今回の月内に解約を行った場合には、今回の検針日及び解約を行った日のガスメーターの読みにより算定いたします。７料金（１）当市は、料金の支払いが、支払義務発生の日の翌日から起算して20日以内（以下「早収期間」といいます。）に行われる場合には、早収料金（消費税等相当額を含んだ金額をいいます。以下同じ。）を、早収期間経過後に支払いが行われる場合には、早収料金を３パーセント割り増ししたもの（以下「遅収料金」といい、消費税等相当額を含む金額をいいます。）を料金として支払っていただきます。この場合において、１円未満の端数が生じたときは、その端数の金額を切り捨てます。なお、早収期間の最終日が休日の場合には、直後の休日でない日まで早収期間を延伸いたします。（２）料金算定期間の末日がその他期に属する場合には、別表の料金表を適用し、料金算定期間の末日が冬期に属する場合には、供給約款に定める別表第第６の料金表を適用いたします。８その他その他の事項については、供給約款を適用いたします。なお、この選択約款に基づく過去の契約の料金（他の契約種別を含む。）について、供給約款第40条第１項第２号及び同第41条第１項第２号を適用いたします。－ 2 －附則（実施の期日）１この空調夏期契約選択約款は、平成26年４月１日から実施します。（料金の経過措置）２本市は、平成 26 年３月 31 日まで改正前の空調夏期契約選択約款又は特別供給条件(空調夏期契約)（以下「旧空調夏期契約選択約款等」という。）を適用し、平成 26 年４月１日以降本空調夏期契約選択約款が適用される使用者については、平成 26 年４月１日が含まれる料金算定期間の早収料金は、次の算式により算定します。（算式）早収料金＝（ア）旧空調夏期契約選択約款等適用期間の早収料金＋（イ）本空調夏期契約選択約款適用期間の早収料金（ア）旧空調夏期契約選択約款等適用期間の早収料金（小数点以下の端数切り捨て）＝旧空調夏期契約選択約款等の基本料金 × Ｄ１／Ｄ＋改正前の供給約款第 31 条の規定に基づき算定した旧空調夏期選択約款等の調整単位料金 × Ｖ１（イ）本空調夏期契約選択約款適用期間の早収料金（小数点以下の端数切り捨て）＝本空調夏期契約選択約款の基本料金 × Ｄ２／Ｄ＋改正後の供給約款第 31 条の規定に基づき算定した本空調夏期契約選択約款の調整単位料金 × Ｖ２ただし、定額基本料金、流量基本料金単価及び基準単位料金は、次の表の額とする。定額基本料金１か月及びガスメーター１ 630.00 円個につき流量基本料金単価１立方メートルにつき 344.01 円基準単位料金１立方メートルにつき 72.89 円（備考）Ｄ＝料金算定期間の日数（ただし、供給約款第 30 条第６項の規定が適用される場合であって、料金算定期間の日数が 30 日以下又は 36 日以上の場合は、基本料金按分の算式のＤを 30 とする。）Ｄ１＝Ｄのうち平成 26 年３月 31 日までの期間に属する日数Ｄ２＝Ｄのうち平成 26 年４月１日以降の期間に属する日数Ｖ＝料金算定期間の使用量Ｖ１＝旧空調夏期契約選択約款等適用期間の使用量＝Ｖ × Ｄ１／Ｄ（小数点以下の端数切り捨て）Ｖ２＝本空調夏期契約選択約款適用期間の使用量＝Ｖ－Ｖ１－ 3 －（別表）１早収料金の算定方法（１）早収料金は、基本料金と従量料金の合計といたします。（２）基本料金は、定額基本料金と流量基本料金の合計といたします。流量基本料金は、流量基本料金単価に契約使用可能量を乗じた額といたします。（３）従量料金は、基準単位料金又は供給約款第 31 条の規定に基づき調整単位料金を算定した場合は、その調整単位料金に使用量を乗じて算定します。２料金表（１）定額基本料金１か月及びガスメーター１個につき 648.00 円（２）流量基本料金単価１立方メートルにつき 353.84 円（３）基準単位料金１立方メートルにつき 74.97 円 (４) 調整単位料金前号の基準単位料金をもとに供給約款第 31 条の規定に基づき算定した１立方メートル当たりの単位料金とします。－ 4 －