平成27年2月20日 平公共職業安定所勿来出張所

平成27年2月20日
平公共職業安定所勿来出張所における文書の誤交付について
福島労働局(局長 引地 睦夫)は、平公共職業安定所勿来出張所(出張所長
真島 敬士)
における文書の誤交付について、下記のとおり当該事実を確認のうえ、必要な措置を講じまし
たので、概要をお知らせします。
記
1 概
要
平公共職業安定所勿来出張所(以下「勿来出張所」という。
)において、A さんの「雇用
保険受給資格者証(仮)」
(以下「受給資格者証」という。)を誤ってBさんに交付するとい
う事案が発生した。
この受給資格者証には、Aさんの氏名、生年月日、雇用保険被保険者番号等の個人情報
が記載されていた。
なお、今回の受給資格者証は正式なものではなく仮に発行したものであり、写真の貼付、
口座番号、給付日額等は記載されていなかった。
2 事実経過
(1)平成27年2月10日(火)
、勿来出張所の職員Cは、雇用保険受給者説明会(以下
「説明会」という。
)に参加していたAさんの住所について、雇用保険の手続きの際に
確認ができなかったことから、説明会の終了後にAさんから住民票の提出を求め住所
の確認を行った。
確認後、受給資格者証をAさんに返し忘れたことに気付き、Aさんの受給資格者証
を持って駐車場まで探しに行ったが、見つけることができず、受給資格者証を返すこ
とができなかった。
職員Cが駐車場から窓口に戻る際に、同じく説明会に出席していたBさんから、ハ
ローワークカードに記載してある求職活動実績及び訓練受講申込に係る受理日、合格
発表日の表示を受給資格者証にも記載するよう依頼された。そのため、Aさんの受給
資格者証を持ったまま、Bさんの受給資格者証を預かり記載のうえ交付した。
職員Cが席に戻り、Aさんに連絡を取ろうとしたところ、Aさんの受給資格者証が
なくBさんの受給資格者証があった。このため、誤交付の可能性を確認するためBさ
んに連絡したところ、Bさんに交付した受給資格者証はAさんのものであり、個人情
報の漏えいが判明した。
(2)同日、勿来出張所長がBさん宅を訪問のうえ、事実経過の説明と謝罪を行い、了承
を得るとともに、Aさんの受給資格者証を回収し、Bさんの受給資格者証を交付した。
同日、再来庁されたAさんについても事実経過の説明と謝罪を行い、了承を得ると
ともに改めて再作成したAさんの受給資格者証を交付した。
3 再発防止策
平成27年2月10日(火)
、勿来出張所においては、同所長から非常勤職員を含む
全職員に対し、本事案の経過説明と問題点について説明を行うとともに、書類を交付
する場合は、氏名等の読上げによる本人確認を実施し、誤交付を防止するよう基本動
作の徹底について指示を行った。
また、同年2月11日(水)
、職業安定部長より各公共職業安定所(出張所)長に対し、
メールで個人情報漏えい防止のための徹底した一斉点検を指示した。併せて、同年2
月17日(火)、公共安定所長会議(出張所長を含む)を開催し、局長から個人情報漏
えい防止のための基本動作を、全職員一人一人に徹底させるよう改めて指示した。
「担当」
福島労働局職業安定部職業安定課
課長補佐
電話
渡辺 隆
024-529-5152