事 務 連 絡 平成27年2月19日 報 道 機 関 各 位 青 森 県 住宅金融支援機構 「災害により被災した県民の住宅の早期復興に向けた協力に関する協定」 の締結式について このことについて、下記のとおり締結式を開催しますので、お知らせします。 記 日 時 平成27年2月23日(月)14:30から 場 所 県土整備部長室 出席者 住宅金融支援機構東北支店長、同支店東北復興支援室総括調査役 県土整備部長、建築住宅課長、担当GM 次 第 出席者紹介、協定書交換、双方あいさつ、写真撮影(マスコミ取材受付け) 報道機関用提出資料(連絡先) 報道監 清水県土整備部理事 担当課 建築住宅課住宅企画G 担当者 平井主幹 電話番号 内線4360 直通 017-734-9695 「災害により被災した県民の住宅の早期復興に向けた協力に関する協定」の締結について 県と独立行政法人住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)は、従来から「災害時における住 宅復興等に係る協力に関する協定」 (平成 17 年 9 月 15 日付け、東北支店長名義)を締結し ていました。 今般、東日本大震災における経験や昨今の自然災害の頻発する状況を踏まえ、平時からの 県と機構との連携を強固にしていくため、現在締結している協定の内容を見直し、新たな協 定を締結するものです。 機構では、平成26年12月の栃木県との協定締結を皮切りに、全国の地方公共団体との 新たな協定締結を順次行っていく方針で取り組んでいます。 なお、東北六県の中では、本県が最初の見直し締結となります。 協定締結日・適用日 平成27年2月23日 協定の概要 ① 情報交換 県と機構は、住宅に関する防災や災害により被災した住宅の再建等に関する施策及び 融資制度、被災状況や県民から寄せられた住宅の復興等に関する要望、住宅の早期復興 への支援に関し必要な事項などについて、適時かつ適切に情報交換を行う。 ② 住宅相談 災害発生時において、機構は、県からの要請に応じて、県の協力のもと「住宅相談窓 口」を速やかに開設し、職員を派遣して、被災した県民の住宅再建や住宅ローンの返済 に関する相談に対応する。 ③ 災害復興住宅融資等の周知 機構は、災害復興住宅融資の実施や「住宅相談窓口」の開設等について、被災した県 民に積極的に周知する。また、県は被災地の市町村長等を通じて、当該周知に協力する。 ④ 施策実施上の課題等の調整 県と機構は、住宅に関連する防災や被災した住宅の再建等に関する県の講じる措置及 び機構の災害関連業務の円滑な実施に資するため、機構の融資及び再建管理上の課題等 の対応について、調整する。 災害により被災した県民の住宅の早期復興に向けた協力に関する協定書 青森県(以下「甲」という。)及び独立行政法人住宅金融支援機構(以下「乙」という。) は、地震、風水害等の災害により被災した県民の住宅の早期復興を支援するため、青森県地 域防災計画に基づき甲が実施する施策への乙の協力に関して、次のとおり協定を締結した。 (情報の交換) 第1条 甲及び乙は、この協定に基づき、被災した県民の住宅の早期復興への支援を円滑に 行うため、次の情報を適時適確に交換する。 一 住宅に関連する防災、被災した県民の住宅の再建等に関する施策及び融資制度 二 災害による被害の状況及び被災した県民から寄せられた住宅の復興等に関する要望 三 連絡窓口となる部署名並びに連絡責任者及び補助者の職名及び氏名 四 連絡窓口との連絡方法 五 その他被災した県民の住宅の早期復興への支援に関し必要な事項 (住宅相談窓口の開設) 第2条 乙は、「住宅相談窓口」を速やかに甲から要請のあった場所に開設し、被災した県 民からの住宅再建及び住宅ローンの返済に関する相談に対応し、被災した県民の住宅の 早期復興を支援するものとする。 2 甲は、前項の「住宅相談窓口」の開設及び運営に当たって、場所の確保その他乙から要 請を受けた事項について、乙に協力するものとする。 (職員の派遣) 第3条 乙は、前条第1項の相談に対応するため、「住宅相談窓口」に職員を派遣するもの とする。 2 乙は、前条第1項の相談への対応のほか、被災した県民の住宅の早期復興を支援するた め特に要請を受けたときは、甲と協議の上、甲から要請のあった場所に職員を派遣する。 (住宅ローン返済中の県民への支援) 第4条 乙は、乙の住宅ローンを返済中に被災した県民に対して、当該住宅ローンの支払の 猶予、返済期間の延長等の措置を法令、乙が定める規定等に従って講ずるものとする。 (周知) 第5条 乙は、乙の災害復興住宅融資の内容、第2条の「住宅相談窓口」の場所、前条の措 置の内容等について、被災した県民に対して積極的に周知するものとする。 2 甲は、被災地の市町村の窓口等を通じて、前項の周知に協力するものとする。 (施策実施上の課題等の調整) 第6条 甲及び乙は、住宅に関連する防災、被災した県民の住宅の再建等に関する甲の施策 及び乙の災害関連業務の円滑な実施に資するため、甲がこれらの施策を実施するに当た り発生する乙の融資及び債権管理上の課題等への対応について、調整を行うものとする。 (協議) 第7条 この協定に定めるもののほか、被災した県民の住宅の早期復興への支援に当たり 必要な事項については、その都度、甲及び乙が協議の上、定めるものとする。 (適用等) 第8条 2 この協定は、平成 27 年 2 月 23 日から適用する。 青森県知事と住宅金融公庫東北支店長との間で締結した平成 17 年9月 15 日付け「災 害時における住宅復興に向けた協力に係る基本協定書」は廃止する。 この協定の成立を証するため、本協定書を2通作成し、甲、乙記名押印の上、各自その1 通を保有する。 平成27年2月23日 甲 青森県 青森県知事 乙 三村 申吾 印 独立行政法人住宅金融支援機構 理事長 宍戸 信哉 印 参考資料 住宅金融支援機構による 東日本大震災後の住宅相談窓口の開催状況 (平成25・26年度分(27 年 1 月 31 日まで)) ■住宅再建相談会<実施回数/相談組数> 岩手県 84回 宮城県 245回 福島県 48回 計 377回 / 565組 / 1,355組 / 187組 / 2,107組 ■自治体、国の機関からの要請等による相談窓口開催回数 115回 (本県での開催実績:平成25年2月に八戸市で2日間)
© Copyright 2024 ExpyDoc