2 01 5年2月作成(第1版) 日本標準商品分類番号 875200 J-6 8 シャクヤクカンゾウトウ マツウラ 貯法:室温保存。その他、 漢方製剤 芍薬甘草湯 承認番号 (61AM) 第4 0 4 0号 薬価収載 19 8 7年10月 販売開始 19 8 7年10月 再評価結果 20 1 4年4月 エキス顆粒 「取扱い上の注意」の項参照 使用期限:外箱に表示 《禁忌 (次の患者には投与しないこと)》 aアルドステロン症の患者 sミオパチーのある患者 d低カリウム血症のある患者 [a∼d:これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。] 《組成・性状》 1. 組成 本品6g中 日局シャクヤク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 . 0g 日局カンゾウ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 . 0g 上記より製した日局 薬甘草湯エキス6 . 0gを含有する。 (本品は、軟エキスを使用しており、軟エキス6 . 0gは乾燥エ キス3 . 0gに相当する。) 添加物として、ヒプロメロース、ステアリン酸Mg、乳糖水 和物、デキストリン、トウモロコシデンプンを含有する。 2. 製剤の性状 本品は黄褐色の顆粒剤で、特異なにおいがある。 識別コード(分包品):J-68,JPS 《効能・効果》 急激におこる筋肉のけいれんを伴う疼痛、筋肉・関節痛、胃 痛、腹痛 《用法・用量》 通常成人1日6gを2∼3回に分割し、食前又は食間に経口 投与する。なお、年齢・体重・症状により適宜増減する。 〈用法・用量に関連する使用上の注意〉 本剤の使用にあたっては、治療上必要な最小限の期間の 投与にとどめること。 頻度不明 《使用上の注意》 1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること) 高齢者( 「5. 高齢者への投与」の項参照) 2. 重要な基本的注意 a本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮 して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所 見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。 s本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や 血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を 中止すること。 d他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意 すること。 3. 相互作用 併用注意(併用に注意すること) 薬剤名等 aカンゾウ含有 製剤 sグリチルリチ ン酸及びその 塩類を含有す る製剤 dループ系利尿剤 フロセミド エタクリン酸 fチアジド系利 尿剤 トリクロルメ チアジド 4.副作用 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を 実施していないため、発現頻度は不明である。 a重大な副作用 ①間質性肺炎:咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常等があ らわれた場合には、本剤の投与を中止し、速やかに胸部 X線、胸部CT等の検査を実施するとともに副腎皮質ホ ルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。 ②偽アルドステロン症:低カリウム血症、血圧上昇、ナト リウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロ ン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値 の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与 を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。 ③ うっ血性心不全、心室細動、心室頻拍(Torsades de Pointesを含む):うっ血性心不全、心室細動、心室頻拍 (Torsades de Pointesを含む)があらわれることがある ので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、 動悸、息切れ、倦怠感、めまい、失神等の異常が認めら れた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 ④ミオパチー:低カリウム血症の結果として、ミオパチー、 横紋筋融解症があらわれることがあるので、脱力感、筋 力低下、筋肉痛、四肢痙攣・麻痺、CK (CPK) 上昇、血 中及び尿中のミオグロビン上昇が認められた場合には投 与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。 ⑤肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、Al−P、γ− GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれるこ とがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場 合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 sその他の副作用 臨床症状・措置方法 機序・危険因子 偽アルドステロン症が グリチルリチン あらわれやすくなる。 酸及び利尿剤は また、低カリウム血症 尿細管でのカリ の結果として、ミオパ ウム排泄促進作 チーがあらわれやすく 用があるため、 なる。 (「重大な副作用」 血清カリウム値 の低下が促進さ の項参照) れることが考え られる。 過敏症注) 消化器 発疹、発赤、 痒等 悪心、嘔吐、下痢等 注)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。 5.高齢者への投与 一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど 注意すること。 6.妊婦、産婦、授乳婦等への投与 妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又 は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危 険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 7.小児等への投与 小児等に対する安全性は確立していない。 [使用経験が少ない] 《取扱い上の注意》 ¡直射日光・湿気を避けて保管すること。 ¡天然物を成分としていますので、若干色調の異なることが ありますが、効果には変わりありません。 《包 装》 2g×300包 《文献請求先・製品情報お問合せ先》 ジェーピーエス製薬株式会社 営業部 〒224 - 0023 横浜市都筑区東山田4- 42 - 22 593-2060 TEL(045) A1
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