委託仕様書本業務の受注者は、県営病院施設であることを十分に考慮し、病院の安全確保、秩序維持を図り、病院の利便性、快適性を良好な状態に保つように本仕様書に基づき誠実に業務を実施する。１業務名称鳥取県立中央病院警備保障、夜間等救急受付等業務２業務場所鳥取県立中央病院鳥取市江津７３０３業務期間平成 27 年４月 1 日から平成 31 年３月 31 日までなお、契約期間は新鳥取県立中央病院開院に伴い平成 30 年秋頃までに短縮する見込みであり、期間短縮の日数は平成 30 年３月 31 日までに通知する。４業務の内容（１）警備保障・駐車場管理業務（以下「警備業務」という。）警備業務の内容については、別紙１警備・受付業務仕様書による。（２）休日・夜間等救急受付業務（以下「受付業務」という。）受付業務の内容については、別紙１警備・受付業務仕様書による。（３）電話交換業務電話交換業務の内容については、別紙２電話交換業務仕様書による。５共通事項本仕様書に記載されていない事項は、国土交通省大臣官房官庁営繕部監修の建築保全業務共通仕様書（平成25年版）（以下「共通仕様書」という。）による。６一般事項（１）業務責任者業務を実施するに当たって業務責任者を定め、その氏名を甲に通知するものとする。また、業務責任者を変更したときも同様とする。なお業務責任者は、契約の履行に関し、その運営、取締りを行うほか、契約金額の変更、履行期間の変更、契約代金の請求及び受領、業務関係者に関する措置請求並びに契約の解除に係る権限を除き、契約に基づく受注者の一切の権限を行使することができるものとする。（２）施設管理担当者発注者は、施設管理担当者を業務の種別ごとに定め、その氏名を通知するものとする。施設管理担当者を変更したときも同様とする。なお施設管理担当者は、契約の履行について業務責任者に対する指示、承諾又は協議、契約及び仕様書の記載内容に関する受注者の確認又は質問に対する回答、並びに業務の進捗状況の確認及び履行状況の監督の権限を有するものとする。なお本名称は部署名とは関係なく、業務の種別ごとに、各関係部署より定める。（３）業務従事者の資格等１）警備業務ア警備業務従事者（以下「警備員」という。）は警備業法上の要件を満たす者とすること。イ警備員の中から警備責任者を１名以上定め、提出すること。なお警備責任者は、警備員指導教育責任者資格又はこれと同等以上の資格を有する者であること。ウ警備員のうち１名以上は、防火管理講習修了者、防災センター要員講習受講修了者、又は自衛消防業務講習修了者を配置すること。エ配置する警備員等は、あらかじめ警備員名等を書面に記載し担当職員へ提出すること。オ警備責任者と業務責任者については、同一人で兼ねることができる。２）受付業務ア受付業務従事者は、警備業法上の要件を満たす者とすること。３）電話交換業務ア電話交換業務従事者のうち１名以上は、国内の病院での電話交換業務の経験が 1 年以上を有する者であること。（４）業務従事者数各業務に必要となる業務従事者数は、別紙警備・受付業務仕様書及び別紙電話交換業務仕様書による。（５）業務計画書の提出業務の実施に当たり、業務計画書を２部作成し担当者へ提出すること。（６）業務の報告１）実施した業務内容は、警備日誌（様式については別途協議）を作成し記録整理すること。２）警備日誌は原則として毎日担当者へ提出すること。（７）服装等警備員の服装及び装飾品は、原則として受注者の定めるものとする。ただし護身用具を携帯する場合には、本院の承諾を必要とする。（８）守秘義務について業務実施に際して知り得た個人情報等については､厳重に管理し、正当な理由なく第三者に開示、提示、漏えい、収集した目的以外に使用してはならない。（９）鍵等について預託された施設の鍵の取扱いは、警備計画によるほか次によること。１）厳重に保管すること。２）複製しないこと。３）業務期間終了時に返却すること。４）鍵の使用及び貸出は、指定された方法により管理すること。（10）研修等について本院の開催する研修のうち提供するものについては、必要な者が随時参加し、研修内容を実践すること。（11）業務の区分について本仕様書において業務内容および業務従事者数を定めているが、必要に応じて相互の業務の支援を臨機に協調して行い円滑に業務を履行すること。（12）費用の区分について本仕様書、共通仕様書に定めるほか、次のとおりとする。１）常駐する各室に現に配置する什器等の使用は、無償とする。２）控室等の使用は、無償とする。３）業務従事者の駐車場の使用は、発注者の許可の範囲で有償で使用できる。（13）検査及び履行状況評価の実施本業務について、受注者の履行状況評価を定期的に行うものとする。従って、履行状況が仕様書等に適合しないと認めるときは、作業の手直し又は業務の改善を指示するものとし、その指示に従わないときは契約を解除又は、委託料の減額等の措置を行うものとする。（14）業務の引継本業務の完了時に次期の本委託業務の受注者との業務を円滑に引き継ぐために発注者の要請により本業務の仕様書に定める範囲内の業務内容を次期の受注者へ引継ぎを行うこと。（15）その他本業務の実施においては、必要な人員の確保及び教育・訓練の実施、定期的な点検等を行い、業務の不良及び怠慢等に起因する患者様等利用者からの指摘及び苦情が寄せられることがないよう、また、病院運営に支障をきたす事がないよう行うこと。７委託料の支払発注者は、契約金額を４８月で除して得た額を委託料として、受注者に毎月支払うものとする。また、契約金額と委託料の合計に差額が生じた場合は、最終月分の委託料に当該差額を加算するものとする。