日本油化学会 東海支部 油化学セミナー 「機能性脂質 ~現状と今後の展望~」 食品には栄養成分、嗜好成分、健康増進成分が含まれます。これらをまとめると3つの機能(栄養機能、感 覚機能、生態調整機能)になり、 「機能性油脂」はこれらすべてに大きな効果を示しています。そこで、今年 の日本油化学会 東海支部 油化学セミナーでは「機能性脂質~現状と今後の展望~」をテーマに 3 名の講師 をお招きし、基礎から応用、最近のトピックスをご講演頂きます。多数の皆様のご参加をお待ちしておりま す。 主 催:公益社団法人 日本油化学会 東海支部 協 賛:日本化学会、色材協会中部支部、東海化学工業会、愛知工研協会、公益財団法人名古屋産業振興 公社、高分子学会東海支部、化学工学会東海支部 日 時:平成 27 年 6 月 26 日(金)13:30~ 場 所:名古屋工業大学(名古屋市昭和区御器所町 電話 052-735-5000) [交通] JR 中央線 鶴舞駅より徒歩7分、地下鉄鶴舞線 鶴舞駅より徒歩 10 分 地下鉄桜通線 吹上駅より徒歩 10 分 プログラム(演題・講師・内容) 1. 「腸内細菌脂質代謝と代謝産物の生理機能に基づく機能性脂質開発」 13:30~14:30 京都大学大学院 農学研究科 教授 小川 順 氏 食事由来の不飽和脂肪酸が、腸内細菌により飽和化されることを見いだした。本代謝の中間体 として水酸化脂肪酸、オキソ脂肪酸などを同定し、これらの脂肪酸の宿主組織における存在を確 認した。また、代謝中間体のうち水酸化脂肪酸が腸管上皮バリアの損傷を回復すること、水酸化 脂肪酸、オキソ脂肪酸が脂肪酸代謝を改善することを見いだした。すなわち、腸内細菌が脂質代 謝を介してヒトの健康に影響を与えている可能性が示された。 2. 「必須脂肪酸の機能性について」 14:40~15:40 サントリーウエルネス株式会社 健康科学研究所 研究主幹 河島 洋 氏 必須脂肪酸がさまざまな生理機能を持つことは広く知られており、それらを生かした多くの食 品が開発されている。 今回は、 魚油あるいはその主成分である n-3 系のドコサヘキサエン酸 (DHA) やエイコサペンタエン酸(EPA) 、n-6 系のアラキドン酸などの機能性を紹介する。 3. 「機能性油脂に関する研究と開発」 15:50~16:50 日清オイリオグループ株式会社 中央研究所 食用油開発グループ リーダー 笠井 通雄 氏 機能性油脂食品は日常の生活の中で食されている物が多くある。これらの機能性視点は物性や 栄養面が主流である。油脂を各種脂肪酸のエステル交換による物性の調節や、油脂の溶けづらい 栄養成分をエステル化による可溶化など、多く油脂食品に応用されている。これらの事例を取り 上げ、機能性油脂食品の研究・開発についてお話しをする。 参 加 費:本会正会員 5,000 円、本会法人会員・協賛団体会員 6,000 円、会員外 10,000 円、 学生 500 円(テキスト代含む) 定 員:100 名 申込方法:下記申込書に記入の上、郵送または FAX でお申し込み下さい。 または、Web ページ http://www.c-goudou.org/ からもお申し込みができます。 参加費は振込または当日ご持参下さい。 申込締切:平成 27 年 6 月 19 日(金) 申 込 先:〒460-0011 名古屋市中区大須一丁目 35-18 中部科学技術センター内 日本油化学会 東海支部 TEL 052-231-3070 FAX 052-204-1469 振 込 先:みずほ銀行名古屋支店普通預金口座 No.1103542 公益社団法人日本油化学会東海支部 Fax: 052-204-1469 平成 27 年 月 日 日本油化学会 東海支部 油化学セミナー2015(平成27年6月26日開催)参加申込書 氏 名 所属 正会員 法人会員 協賛団体会員 ○印 学生 会員外 勤務先 所属・部署 〒 連絡先 TEL: ( ) - FAX: ( ) - E-mail: (備考)銀行振込みをされる方は、振込予定日をお書き下さい。[予定日: 月 日]
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