ＮＥＷＳＲＥＬＥＡＳＥＳＨＯＫＯＣＨＵＫＩＮＢＡＮＫ平成 27 年 2 月 19 日商工中金中小企業のものづくりをサポート！商工中金がスティック型黒りんご酢の開発に取り組むカネショウ株式会社に融資商工中金は、中小企業が取り組む試作品・新サービス開発、設備投資等による新たなチャレンジを積極的に支援しています。商工中金（青森支店）は、カネショウ株式会社（本社：青森県弘前市、代表者：櫛引利貞氏）に対し、ものづくり補助金(※1)の対象事業の実施に必要な資金 960 万円を融資しました。カネショウ株式会社は、醤油味噌醸造業として創業して以来、醸造技術を活かして食酢製造を開始し、青森特産のりんごを活用したりんご酢製造で有名な老舗企業です。同社は、手軽に機能成分（抗腫瘍性多糖）を豊富に含む黒りんご酢を摂取したいという消費者ニーズに応えるため、スティック型の黒りんご酢を開発することにしました。また併せて、美容やアンチエイジングなどに効果があるプロテオグリカン（ＰＧ）(※2)を配合したＰＧin 黒りんご酢も開発することにしました。そのため、試作開発に必要な機械設備の導入にあたり、ものづくり補助金の申請を行い、このたび、その採択を受けました。同社は、今後も地域資源を活用して消費者ニーズに応える新商品開発に注力するとともに、地元の雇用機会の創出にも貢献していく計画です。商工中金は、同社の計画を今後の自社の成長につながるものと高く評価し、事業計画の策定段階からサポートを行い、補助金を受領するまでに必要な資金を融資しました。これからも商工中金は、ものづくり支援策を活用した試作開発等に取り組む中小企業へのサポートにより、日本経済をけん引する製造業の国際力強化と次世代を担う新産業の創出に貢献してまいります。ＮＥＷＳＲＥＬＥＡＳＥＳＨＯＫＯＣＨＵＫＩＮＢＡＮＫ (※1)ものづくり補助金（中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業）ものづくりに取り組む中小企業・小規模事業者が実施する試作品・新製品・新サービス開発や生産プロセスの改善に要する経費の一部を補助することにより、対象事業者の競争力強化を支援し、即効的な需要の喚起と好循環を促すこと等により、地域経済の活性化の実現を目的とするもの。 (※2)プロテオグリカン（ＰＧ）動物の細胞間に存在する、細胞外マトリックス（細胞間液）の主要成分であるタンパク質と多糖の結合物質。青森県で産官学の連携によりＰＧの量産化に成功し、現在、化粧品や健康食品などの商品化が進んでいる。【カネショウ株式会社の概要】所在地青森県弘前市蔵主町 15-23 資本金 3 千万円代表者櫛引利貞従業員数 21 名（平成 26 年 12 月現在）業種食料品製造業設備考現在、代表者は青森県プロテオグリカンブランド推進協議会の会長職。立昭和 24 年 5 月(創業：大正元年)