公募要領(PDF形式:239KB)

平成27年度
産油国石油精製技術等対策事業費補助金
(産油・産ガス国開発支援等事業のうち
中東等産油・産ガス国投資等促進事業
(ロシア等投資促進事業)
)
公
募
要
領
平成27年2月19日
経済産業省 通商政策局
目
次
頁
1.事業の背景・目的等について
・・・・・・・・・・・・・・・・2
2.応募の資格について
・・・・・・・・・・・・・・・・2
3.補助率及び補助対象経費等について
・・・・・・・・・・・・・・・・3
4.補助金交付の要件
・・・・・・・・・・・・・・・・4
5.応募書類の提出について
・・・・・・・・・・・・・・・・5
6.採択の審査及び結果通知について
・・・・・・・・・・・・・・・・7
○
・・・・・・・・・・・・・8~12
応募書類の様式について
1
1.事業の背景・目的等について
近年の石油・天然ガスを巡る国際情勢の変化を受け、資源の安定供給は我が国にとって
大変重要な課題となっています。そのような中、エネルギー安全保障の観点からは、豊富
な資源埋蔵量を有する中東地域のみならず、現時点で一定割合の輸入実績を有するロシ
ア・中央アジア・コーカサス諸国(以下「ロシア等産油・産ガス国」)との連携強化は一
層重要となっています。
本事業では、ロシア等産油・産ガス国への投資促進等を通じた経済関係強化を目的とし
て、同地域におけるエネルギー関連産業等に関する調査及び同地域との技術交流等を図る
ためのミッション派遣やセミナー開催等の事業を実施します。
具体的には、日本企業による投資や技術交流等を通じて、ロシア等産油・産ガス国にお
けるエネルギー関連産業及び先端産業を育成するため、同地域における投資環境調査を分
野毎又は地域別に実施し、先端産業・生産技術交流促進のために必要な情報収集を行うと
ともに、同地域における主に石油ガス関連産業に係るビジネス案件形成のため、我が国か
ら同地域に対して、石油精製・加工技術や省エネルギー・環境技術等に関する専門家(技
術者等)の派遣及び日本での技術交流セミナーの開催等を行います。
これらの事業を通じて、同地域との経済関係強化を推進することにより、我が国の企業
活動にとって必要不可欠な石油・天然ガス等を中心とした資源エネルギー源の安定供給の
確保を目指します。
本事業は、これらの事業に必要な経費を補助するものです。
※本事業は平成27年度予算に係る事業であることから、予算の成立以前においては、採
択予定者の決定となり、予算の成立等をもって採択者とすることとします。
2.応募の資格について
①日本国内の法人であること。
②ロシア等産油・産ガス国における地域開発等に関する調査、研究等を実施した経験を
有し、現地政府関係機関等と密接な協力関係を有すること。
③ロシア等産油・産ガス国に進出意欲のある日本の企業・業界の情報を有し、かつそのニ
ーズを把握しうるなど、本事業の遂行にあたり十分な情報収集能力を有すること。
④事業を円滑に実施するために十分な人員体制、経営基盤を有し、法令遵守、金銭管理
の面で適切な管理能力を有すること。
⑤経済産業省所管補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止等措置要領(平成15・0
1・29会課第1号)別表第一及び第二の各号第一欄に掲げる措置要件のいずれにも該当
しないこと。
2
3.補助率及び補助対象経費等について
(1)補助率及び補助対象経費
補助率及び補助対象経費は以下のとおりです。
補 助 対 象 経 費
補助事業の区分
補助率
経費の区分
(事業名)
内
容
ロシア等投資促進事業
中東等産油・産
ガス国投資等促
進事業
(1)ロシア等技術市場・技術投資環境調査事業
現地調査関連費
国内作業関連費
調査員派遣費、現地車両借上費、
通訳費、現地調査委託費
定額
調査研究員費、原稿料、翻訳費、
資料購入費、報告書印刷費
(2)日露石油・環境技術情報提供・交流促進事業
技術交流セミナー
開催費
技術交流代表団派
遣事業費
調査研究員費
相手国関係者受入費、国内旅費、
通訳費、会場費、資料作成費(翻
訳費、印刷費)
専門家派遣費、資料作成費(翻訳
費、印刷費)、通訳費、現地車両
借上費、情報収集費
事業に従事する研究員等の人件
費、アルバイト費
(2)補助金額の上限
補助金額の上限を21,324千円(消費税込み)とします。
(3)事業実施期間
交付決定日から平成28年3月31日までとします。
(4)補助対象経費内容
補助対象となる経費の詳細は、以下のとおりです。
○ロシア等技術市場・技術投資環境調査
①現地調査関連費
・調査員派遣費:現地調査団派遣に要する航空賃、日当、宿泊費等
・現地車両借上費:現地移動手段として車両を借上げるために要する経費
・通訳費:現地協議等における日露通訳等に係る経費
・現地調査委託費:現地調査に伴う外部専門家等への業務委託に係る経費
②国内作業関連費
3
定額
・調査研究員費:本事業に従事する調査員に支払う人件費
・原稿料:本事業にて作成する調査資料等の原稿料
・翻訳費:現地調査等で入手した資料の日露翻訳に係る経費
・資料購入費:本事業を実施するために必要な資料の購入に要する経費
・報告書印刷費:本事業の報告書を作成するために要する経費
○日露石油・環境技術情報提供・交流促進事業
①技術交流セミナー開催費
・相手国関係者受入費:相手国専門家等の受入に要する航空賃、日当、宿泊費等
・国内旅費:相手国専門家等の受入の際に要する国内航空運賃等
・通訳費:相手国等専門家等の受入の際に要する通訳費
・会場費:相手国専門家等の受入の際に要する会場借上費
・資料作成費:相手国専門家等の受入の際に要する翻訳費及び資料印刷費
②技術交流代表団派遣事業費
・専門家派遣費:代表団派遣に要する航空賃、日当、宿泊費等
・資料作成費:代表団派遣に要する翻訳費及び資料印刷費
・通訳費:代表団派遣に要する通訳費
・現地車両借上費:現地移動手段として車両を借上げるために要する経費
・情報収集費:代表団派遣の際に要する情報収集費
③調査研究員費:本事業に従事する調査員に支払う人件費
4.補助金交付の要件
(1)採択予定件数:1件
(2)支払時期
補助金の支払いは、原則として、事業終了後の精算払となります。
※事業終了前の支払い(概算払)が認められる場合は制限されていますのでご注意く
ださい。
(3)支払額の確定方法
事業終了後、事業者より提出いただく実績報告書に基づき原則として現地調査を行い、
支払額を確定します。
支払額は、補助対象経費のうち交付決定額の範囲内であって実際に支出を要したと認
められる費用の合計となります。そのため、全ての支出には、その収支を明らかにした
帳簿類及び領収書等の証拠書類が必要となります。また、支出額及び内容についても厳
格に審査し、これを満たさない経費については、支払額の対象外となる可能性もありま
す。
4
(4)その他
①交付決定日以前に発生(発注含む)した経費は補助対象にはなりません。
②物品の入手、費用の発生に係る売買、請負その他の契約をする場合は、経済性の観点
から、原則、一般の競争等に付してください。また、補助事業の一部を第三者に委託
し、又は第三者と共同して実施しようとする場合は、実施に関する契約を締結し、経
済産業大臣に届け出なければなりません。
③補助事業者は、交付決定を受けた後、補助事業の経費の配分若しくは内容を変更しよ
うとする場合又は補助事業を中止若しくは廃止しようとする場合は、事前に承認を得
なければなりません。
④補助事業者は、経済産業大臣が補助事業の進ちょく状況の報告を求めた場合、速やか
に報告しなければなりません。
⑤補助事業者は、補助事業が完了(廃止の承認を受けた場合を含む。)したときは、その
日から起算して30日を経過した日又は翌年度の4月10日のいずれか早い日までに
実績報告書を経済産業大臣に提出しなければなりません。
⑥補助事業者は、補助事業の経費については、帳簿及び全ての証拠書類を備え、他の経
理と明確に区分して経理し、常にその収支の状況を明らかにし、補助事業の完了(廃
止の承認を受けた場合を含む。
)した日の属する会計年度の終了後5年間、経済産業大
臣の要求があったときは、いつでも閲覧に供せるよう保存しておかなければなりませ
ん。
⑦補助事業者は、補助事業により取得し、又は効用の増加した財産(以下「取得財産等」
という。
)については、補助事業の終了後も善良なる管理者の注意をもって管理し、補
助金交付の目的に従って効果的運用を図らなければなりません。なお、当該取得財産
等については、取得財産管理台帳を備えて、別に定める財産処分制限期間中、適切に
管理しなければなりません。
⑧補助事業者は、取得財産等のうち単価50万円以上(税抜き)のものについては、別
に定める期間においては、処分(補助金の交付の目的に反して使用し、譲渡し、貸付
け又は担保に供すること)はできません。ただし、当該取得財産等を処分する必要が
あるときは、事前に承認を受けることにより、当該取得財産等の処分も可能ですが、
その場合には、原則として、補助金の一部又は全額を納付(納付額は当該処分財産に
係る補助金額が限度です。
)しなければなりません。
⑨補助事業終了後に会計検査院が実地検査に入ることがあります。
5.応募書類の提出について
(1)応募受付期間
平成27月2月19日(木)~平成27年3月13日(金)17時(必着)
(2)公募説明会
○平成27年2月24日(火)15:00から、公募説明会を実施します。参加をご希
望の場合には、以下の問い合わせ先の担当者宛てメールにてご連絡ください。入館番
5
号、場所等をお知らせいたします。なお、説明会には本応募要領を持参してください。
○ご連絡の際は、本文に「所属組織名」「出席者の氏名(ふりがな)」「所属(部署名)」
「電話番号」
「FAX番号」
「E-mail アドレス」を明記願います。
(3)提出方法
応募される方は、様式第1の応募書類に必要な書類を添えて、正1部、副1部(写し)
の計2部を、当室あての郵送または持ち込みにて受け付けます。
(持ち込みの場合は、10
時から17時まで受付。ただし祝祭日は除く。)
上記受付期間中に経済産業省担当者まで必着となりますので、早めの提出をお願いしま
す。
なお、応募資格の有しない者の応募書類、又は(1)の応募受付期間を過ぎた応募書類
は受理できません。
(4)提出先、問い合わせ先
〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1
経済産業省通商政策局ロシア・中央アジア・コーカサス室 六沢、榎本
E-mail:[email protected]
[email protected]
※E-mail によるお問い合わせの場合は、必ず上記2名宛てにご連絡下さい。
(5)提出書類について
①事業実施期間は単年度であることから、応募書類に記載する金額は、平成27年度中に
支出される経費を記載してください。
②提出に際しては、本公募要領による様式を必ず使用してください。提出書類の用紙の大
きさはA4版、片面印刷でお願いします。
(両面印刷は不可。各様式の枠を広げたり狭
めたりすることは、差し支えありません。)
③以下の「提出書類一覧表」における書類について、正1部、副1部(写し)の計2部を
提出して下さい。なお、書類の中央下に通しページを必ず貼付してください。
④応募に係る審査は、提出書類に基づき書面審査を行うとともに、必要に応じてヒアリン
グ等を実施します。様式中の注意事項等を参考に、適宜、具体的な数字や図表等を用い
るなど、できるだけ分かりやすく記入してください。なお、審査期間中、必要に応じて
追加説明資料を提出していただくことがあります。
⑤「提出書類一覧表」にある提出書類等や追加説明資料は、審査用にのみ使用します。な
お、提出いただいた書類等は、審査結果如何に関わらず返却いたしませんのでご留意く
ださい。
6
<提出書類一覧表>
提出書類
添付資料
書
類
名
様式
□ 応募書類
様式第1
□
事業計画書
別 紙 1
□
経費配分書
別 紙 2
□
補助対象経費額内訳表
別 紙 3
□
事業実施計画(スケジュール)
別 紙 4
□
応募者の概要がわかるもの(パンフレット等)
□
定款又は寄付行為
□
出資者及び役員の一覧が記載されている書類
□
最新の決算報告書(1年分)
(注)提出書類及び添付資料は、正1部、副1部(写し)の計2部を提出してください。
6.採択の審査及び結果通知について
(1)採択時の主な審査内容
①基本的事項の審査
ア.補助事業者としての適格性
応募者が当該補助事業の実施機関として適格な法人であるか
イ.補助事業の実施体制
応募者に補助事業を実施するための人材や組織体制があるか
ウ.補助対象経費等の審査
補助対象経費等の内容が妥当であり、提案内容が具体的かつ適切な方法により明確
な成果が導かれる記載となっているか
②指定された納期までに、確実に業務を完了できる体制となっているか。スケジュール
設定が妥当か。また、法令遵守・秘密保持等において問題はないか。
(2)採否の通知等
①受付後、第三者委員会によって採択審査を行います(選定期間2週間程度)。
②選定結果(採択または不採択)は、経済産業省通商政策局ロシア・中央アジア・コー
カサス室から速やかに通知します。
③採択者は、補助金の交付に係る必要な手続きを所定の期間内に行っていただきます。
(3)審査スケジュール
応募受付期間終了後、速やかに採択審査を行います。
7
様式第1
年
経済産業大臣
月
日
殿
申請者
住所
氏名
法人の名称
及び代表者の氏名
印
平成27年度産油国石油精製技術等対策事業費補助金(産油・産ガ
ス国開発支援等事業のうち中東等産油・産ガス国投資等促進事業
(ロシア等投資促進事業))の公募について
平成27年度産油国石油精製技術等対策事業費補助金(産油・産ガス国開発
支 援 等 事 業 の う ち 中 東 等 産 油 ・ 産 ガ ス 国 投 資 等 促 進 事 業 (ロシア等投資促進事業))
について、下記のとおり応募します。
記
1.提案事業名
平成27年度産油国石油精製技術等対策事業費補助金(産油・産ガス国開
発支援等事業のうち中東等産油・産ガス国投資等促進事業(ロシア等投資促
進事業))
2.補助事業に要する経費
補助対象経費
補助金交付申請額
3.事業実施期間
開始予定日
平成
完了予定日
平成
円
円
円
年
年
月
月
日
日
8
別紙1(様式第1関係)
事
業
計
画 書
1.応募者の概要
名
所
称
在
地
設立年月日
代表者の役職
及 び 氏 名
連絡担当者
住
所
TEL/FAX
Eメール
2.本事業の実施体制等
3.事業の内容
(1)提案事業名
平 成 2 7 年 度 産 油 国 石 油 精 製 技 術 等 対 策 事 業 費 補 助 金( 産 油・産 ガ ス 国 開
発 支 援 等 事 業 の う ち 中 東 等 産 油・ 産 ガ ス 国 投 資 等 促 進 事 業 (ロシア等投資促進
事業))
(2)事業の目的(現状と課題、想定している集積業種を含めて記載)
(3)実 施 内 容
(4)事業の実施により期待される効果
9
別紙2(様式第1関係)
経
費
配
分 書
(単位:円)
補助事業の区分
経費の区分
中東等
ロシア等投資促進事
産 油・産 ガ ス
業
補助事業に
補助対象
補助金交付
要する経費
経
申
国投資等促
進事業
現地調査関連費
国内作業関連費
技術交流セミナー開
催費(日本開催)
技術交流代表団派遣
事業費
調査研究員費
合
計
10
費
請
額
備
考
別紙3(様式第1関係)
補 助 対 象 経 費 額 内 訳 表
(単位:円)
経費の区分
積
算 内 訳
※補助対象経費の内容と内訳を記載すること。
ロシア等投資促進事業
現地調査関連費
国内作業関連費
技術交流セミナー開催
費(日本開催)
技術交流代表団派遣事
業費
調査研究員費
合
計
11
金 額
別紙4(様式第1関係)
事業実施計画(スケジュール)
事業内容に沿って、スケジュールを線表等で記載してください。
事業名区分
5月~6月
7月~9月
12
10 月~12 月
1月~3月