仕様書(PDF:194.9KB)

北部子ども療育センター送迎バス運行管理業務仕様書
1. 総則
本仕様書は、北部子ども療育センター(以下「センター」という。)における通園のため
の送迎バス運行管理業務委託に対して適用する。
2. 業務期間
平成27年4月1日から平成28年3月31日まで
ただし、委託期間の満了する日から起算して90日前までに委託者及び受託者のいずれから
も更新しない旨の申出がないときは、更に1年間、更新するものとする。その更新は、2回ま
で行うことができる。
(履行期間は最長の場合、3年間となる。)
3. 履行場所
大津市和邇中176番地の1
大津市立北部子ども療育センター
4. 業務形態
(1) 委託業務概要
受託者所有のマイクロバス(29 人乗)1台を運行し、センターに通う児童及びそ
の家族(以下「児童等」という。)の送迎を行う。
その他、定期的に実施する施設外療育についても送迎を行う。
(2) 委託業務内容詳細
① 迎えのバスは、午前8時頃にセンターに到着し、添乗するセンター職員を乗せて
センターを出発、通園区域内の児童等を順次乗車させ、午前10時までにセンター
へ帰着するよう運行する。
児童等降車後、施設事務室へ運行中の異常の有無等を報告したうえ、一旦受託者
の車庫へ回送する。
② 送りのバスは、午後3時までに施設に到着し、児童等と添乗するセンター職員を
乗せ3時15分に施設を出発、通園区域内において児童等を順次降車させ、施設
へ戻る。
施設事務室へ運行中の異常の有無等を報告したうえ、受託者の車庫へ回送し、
車内清掃及び必要に応じて車体清掃を行う。
* その他、バス1台につき年10回程度の定期的に実施する施設外療育(遠足・
他園との交流等)のバス運行を行う。
* 日常の送迎・施設外療育等のバス運行時においては、乗降時の安全確保のため
細心の注意を払うものとし、必要に応じて介助を行う。
(3) 運行日数及び月間運行距離数
運行日数:年間230日程度
走行距離:1,600km/月程度
(4) 運行日
原則として、大津市立障害者通所施設の管理運営に関する規則(平成24年規則第63
号)第4条に規定する休所日を除く日を運行日とする。ただし、別途運行休止期間を定め
る場合がある。
また、土日・祝日等において行事(運動会・父親参加行事等)を行う場合は、通常
の運行業務扱いとし、別に定める日を振替運休日とする。
(5) 運行コース等
運行コース及び乗降場所は、通園する児童等の状況により別途定める。
※コース決定の際には、必ず試運行して安全確認を行うこと。
曜日毎に乗車児童等が違うことから、運行コース等が変更となる場合がある。
行事等開催のため、日常の運行コースとは異なる特別の運行を依頼する場合がある。
5. 運行管理、整備管理に関する資格等要件
(1) 受託者は一般貸切旅客自動車運送事業又は特定旅客自動車運送事業の許可を得ているこ
と。
(2) 運行管理、整備管理に必要な人員を配置していること。
(3) 車両等の仕様
次の装備をもつ29人乗りのマイクロバス1台を用意するものとする。
・ ボディ 色指定はないが、公立施設の送迎バスに相応しい色とする。
ネームシール「大津市立北部子ども療育センター」
左・右・後 いずれも左から横書き
・ 座席 リクライニング 標準 2段階
・ チャイルドシート バス1台につき15台以上 標準タイプ
※参考品:タカタ㈱ takata04-system3.0
・ カーテン
・ 側面窓の安全バー
・ 手すり(乗降口ステップ付近)
・ CD 再生設備
(4) 車両管理
マイクロバスは、運行しないときは受託者が保管し、日常清掃、消毒及び車検・
法定点検、燃料補充等一切の管理を行う。また、車両及び装備品が故障破損した場
合には、速やかに修理するものとする。
なお、車検・故障等により、日常使用するバスが一時的に使用できない場合、代
替車両でもって送迎することとする。
(5) 運転管理
運転手については、マイクロバスの運転に熟練し、児童の通園事業に理解と熱意の
ある者を専従的に配置するとともに、必ず交代要員を確保しておき、バス運行に支障
を来たさないものとする。
また、冬場の道路凍結、積雪等悪条件下の運行にも備え、安全走行確保のため日
常的な訓練、研修等を行うこと。
(6) 任意保険
運行車両には、受託者において次の保険金限度額以上の任意保険契約を締結してお
く。
対人
無制限
対物
10,000,000 円以上
車両
時価額の範囲内
(7) 損害賠償責任
受託者は業務の実施に関して大津市あるいは第三者に損害を与えたときは、直ち
にその損害を賠償しなければならない。
(6) 事故の報告及び対応
送迎バスの運行において事故が発生したときは、受託者は速やかにその旨を大津
市に報告するとともに、自己責任において事故の処理に当たる。
(7) 秘密の保持
受託者は、業務の実施に当たり知り得た業務の内容を外部に漏らし、又は他の目
的に使用してはならない。この契約が終了し、又は解除された後においても同様と
する。また、個人情報等の取扱においても同様とする。
6. その他
仕様の細部及び仕様書に定めのない事項等については、大津市の指示に従うこととする。