所得が前年に比べて半分以下に減少する方

所得が前年に比べて半分以下に減少する方
前年に比べて本年の所得が半分以下に減少した場合は、その減少率に応じて市県民税が減免されます。
なお、この減免はその年の所得が確定してからの適用になりますので、例えば平成26年度市県民税に
ついての減免申請ができるのは、平成27年1月以降になります。
(1)減免が受けられる方・・・①と②の両方の要件を満たす方
①平成25年中の合計所得金額が400万円以下(注1)で、
②平成26年中の普通所得(注2)の金額が前年の普通所得の半分以下に減少する(下記の(3)
が 0.5 以上になる)と認められる方
注1 控除対象配偶者・扶養親族のある人は、その配偶者控除額・扶養控除額等(16 歳未満の年少扶
養親族については 33 万円、同居特別障害者については 23 万円)をその方の合計所得金額から
差し引いた金額が400万円以下になるかどうかで判定します。
注2 普通所得の金額とは、総所得金額のうち譲渡所得及び一時所得に係る所得金額以外の金額をい
います。
(給与所得とは給与支払金額ではなく、給与所得控除後の金額のことです。
)
(2)減免対象となる税額
平成26年度の市県民税年税額のうち、普通所得に対する所得割額(均等割額は減免対象から除
かれます)
。
(3)減
少
率
減 少 率 =
(4)減
免
前年の普通所得の金額-その年の普通所得の金額
前年の普通所得の金額
額
減免対象となる税額
×
減少率
× 0.5
(5)平成26年度課税分を減免申請する場合の例
② 普通所得が
減免申請ができる期間
1/2以下に減少
1月
所得
12 月
1月
12 月
平成25年
平成26年
1月
平成27年
6月
① 合計所得金額が
税額
6月
平成26年度課税分
平成27年度課税分
400 万円以下
市県民税は所得が
あった年の翌年度
減免申請をする税額
に課税します。
≪具体例≫
平成25年中の普通所得金額が350万円
平成26年中の普通所得金額が140万円
平成26年度の市県民税年税額のうち、普通所得に対する所得割額は60,000円
Ⅰ 減少率=(350万円-140万円)/350万円=0.6
Ⅱ 減免額=60,000円×0.6×0.5=18,000円
※ 上記の例はあくまでも概算ですのでご注意ください。
の場合