放射性物質環境汚染状況監視等調査研究に必要な

放射性物質環境汚染状況監視等調査研究に必要な経費
29.2億円(31.7億円)
<事業の背景・内容>
事業のイメージ
○今後必要な除染箇所の確認など、被災地の復旧・復興や
被災地の住民の安心のため、東日本大震災による東京電
力福島第一原子力発電所事故の影響について、環境中
の環境放射能の測定及び情報提供を行います。
面的サーベイ技術の高度化
放射能測定器の
小型化・対振動設計
原子力規制委員会
車載型走行サーベイ
・面的サーベイ技術の高度化
・航空機による放射性物質の地表面への沈着状況調査
・放射性物質分布状況マップ
・海域における放射性物質の分布状況の把握
・関係機関による放射線環境モニタリングの結果のデータベース化
等
航空機による空間線量率の測定結果
放射性物質分布マップ
農林水産省(本省)
・農地土壌等の放射性物質の分布状況等の推移
水産庁
・食物連鎖を介した放射性物質の動態把握
※
農地土壌の放射性物質濃度分布図
食物連鎖を介した放射性物質の動態把握
復興庁で一括計上し、各省に配分
<事業のスキーム、具体的な成果イメージ>
事業のスキーム
委託
国
研究機関、民間団体等
等
環境放射線測定等に必要な経費
11.8億円(10.1億円)
事業の内容
具体的な事業イメージ
原子力発電所周辺地域の早期環境回復、子供の健康や国民
の安全・安心に応えるため、平成23年度第一次及び第二次
補正予算等において福島県を中心に整備したリアルタイム
放射線監視システム及び可搬型モニタリングポスト等の測
定器の維持・管理やモニタリングの実施等、環境放射線測
定等の着実な実施に努めます。
○リアルタイム線量測定システム
インターネット網
線量計(通信タイプ)
事業のスキーム
データサーバ
○可搬型モニタリングポスト
国
民間団体等
インターネット網
請負・委託
リアルタイム線量測定システム
(福島県内 約3,000台)
・各測定器の維持・管理
・測定器の監視 等
可搬型モニタリングポスト
(福島県内約 500台・福島隣県 130台)
可搬型モニタリングポスト
(通信タイプ)
データサーバ
ウェブサイト上で測定結果を公表
(原子力規制庁HP「全国及び福島県の空間線量測定結果」で公表中
http://radioactivity.nsr.go.jp/map/ja/index.html)
原子力被災者環境放射線モニタリング対策関連交付金
13.4億円(13.1億円)
<事業のスキーム、具体的な成果イメージ>
<事業の背景・内容>
○原子力災害対策本部による避難指示区域等の見直しが完
了し、今後住民の帰還が本格化することが見込まれるこ
とから、安心の観点から住民のニーズに応じたきめ細か
な放射線モニタリングを実施する必要があります。
○避難指示が解除された地域及び解除が見込まれる地域に
おいて、福島県及び市町村が住民のニーズを踏まえ、放
射線モニタリングに関する使途等を柔軟に選択・実施で
きるよう、福島県に対し必要な経費を交付します。
以下の取組を実施します。
(1)井戸水等のモニタリングに必要な機器の整備及び
ストロンチウム等の核種分析するための費用を交付し
ます。
(2)住民の個別要望に応えたモニタリングの実施に必要
な費用を交付します。
福島県
(※基金を創設)
交付金
国
支援
市町村が住民のニーズに応え自主的に放射線モニタ
リングを実施
<支援対象事業例>
◆飲料等に資する井戸水等の定期的な放射線モニ
タリングの実施
◆住空間(住宅・生活道路等)周辺の放射線モニタリ
ング実施
◆土壌を対象とした放射線モニタリングの実施
国
交付金
福島県
※県が創設する
基金に対し国費拠出
県、
市町村
※基金を財源として、
県、市町村が環境放射線
モニタリング事業を実施
帰還する住民の安心の確保