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資料2
教育・保育施設の「利用定員」の設定について
1
利用定員について
(1)利用定員とは
「利用定員」とは、平成27年4月から始まる「子ども・子育て支援新制度」
において新たに設定する必要がある施設ごとの定員のことで、施設ごとの過去の
利用実績や今後の利用見込みを踏まえたうえで、
「認可定員」の範囲内で定める定
員のことです。
ここで定められる「利用定員」は、新制度における施設型給付費等を計算する
ための基礎単価を決定する際に使用され、この基礎単価に実際の利用者数をかけ
て施設型給付費等が支給されます。
「利用定員」は、施設の設置者等からの申請に基づき明石市が定めますが、設
定に際しては、子ども・子育て会議での意見聴取を行うことが、子ども・子育て
支援法に規定されています。
この意見聴取では、設定される「利用定員」が、子ども・子育て支援事業計画
で策定した確保方策の内容と合致しているかどうか、また、需要に対し供給過多
になり過ぎていないかどうかについて、市民の目線でご意見をいただくことにな
ります。
(2)利用定員の基本的な考え方
「利用定員」は「認可定員」に一致させることを基本とします。
2
明石市内の教育・保育施設の利用定員
平成27年4月1日時点の利用定員及び認可定員は以下のとおりです。
(1)認定こども園(私立認定こども園)
(※)の記載がある施設については、平成27年4月の新設園
施設名
みつばこども園(※)
利用定員
総数
1号認定 2号認定 3号認定
100 人
30 人
1
45 人
25 人
認可定員
100 人
(2)幼稚園(市立幼稚園)
施設名
利用定員
1号認定
利用定員
1号認定
施設定員
播陽幼稚園
65 人
105 人 大久保幼稚園
295 人
385 人
明石幼稚園
130 人
140 人 大久保南幼稚園
195 人
385 人
松が丘幼稚園
120 人
315 人 高丘東幼稚園
65 人
210 人
朝霧幼稚園
130 人
175 人 高丘西幼稚園
130 人
245 人
人丸幼稚園
130 人
175 人 山手幼稚園
225 人
245 人
大観幼稚園
65 人
140 人 谷八木幼稚園
130 人
175 人
王子幼稚園
65 人
140 人 江井島幼稚園
130 人
245 人
施設定員
施設名
林幼稚園
130 人
175 人 魚住幼稚園
130 人
175 人
鳥羽幼稚園
130 人
280 人 清水幼稚園
130 人
210 人
和坂幼稚園
65 人
95 人
175 人
沢池幼稚園
130 人
175 人 錦浦幼稚園
195 人
245 人
藤江幼稚園
130 人
245 人 二見幼稚園
150 人
210 人
花園幼稚園
130 人
280 人 二見北幼稚園
130 人
280 人
貴崎幼稚園
65 人
175 人 二見西幼稚園
130 人
175 人
140 人 錦が丘幼稚園
(3)保育所
①市立保育所
施設名
利用定員
総数
2号認定
3号認定
施設定員
110 人
74 人
36 人
110 人
明南保育所
80 人
56 人
24 人
80 人
明南保育所分園
10 人
―
10 人
10 人
王子保育所
60 人
40 人
20 人
60 人
鳥羽保育所
110 人
78 人
32 人
110 人
松陰保育所
100 人
71 人
29 人
100 人
高丘保育所
100 人
69 人
31 人
100 人
八木保育所
70 人
49 人
21 人
70 人
江井島保育所
80 人
57 人
23 人
80 人
中尾保育所
100 人
77 人
23 人
100 人
土山保育所
60 人
49 人
11 人
60 人
二見保育所
70 人
47 人
23 人
70 人
松が丘保育所
2
②私立保育所
(※)の記載がある施設については、平成27年4月の新設園及び新設の分園
施設名
利用定員
総数
2号認定
3号認定
認可定員
明舞保育園
120 人
65 人
55 人
120 人
稲爪保育園
70 人
37 人
33 人
70 人
太寺保育園
90 人
60 人
30 人
90 人
長寿院保育園
200 人
100 人
100 人
200 人
浄行寺愛児園
100 人
55 人
45 人
100 人
明光保育園
90 人
60 人
30 人
90 人
明光保育園分園
20 人
―
20 人
20 人
林神社保育園
120 人
82 人
38 人
120 人
和坂保育園
100 人
65 人
35 人
100 人
―
29 人
29 人
84 人
46 人
130 人
―
20 人
20 人
48 人
150 人
―
20 人
20 人
120 人
73 人
47 人
120 人
あかし虹保育園(※)
60 人
30 人
30 人
60 人
さわの保育園
80 人
42 人
38 人
80 人
さわの第二保育園(※)
60 人
36 人
24 人
60 人
まどか保育園
90 人
52 人
38 人
90 人
大久保保育園
90 人
63 人
27 人
90 人
大久保保育園分園(※)
20 人
―
20 人
20 人
すばる保育園
60 人
36 人
24 人
60 人
スイートキューピット保育園
(※)
80 人
46 人
34 人
80 人
120 人
70 人
50 人
120 人
福田保育園分園
60 人
40 人
20 人
60 人
山手台保育所
60 人
40 人
20 人
60 人
山手台保育所分園
20 人
―
20 人
20 人
わかば保育園
90 人
60 人
30 人
90 人
わかば保育園松陰分園
29 人
―
29 人
29 人
わかば保育園ゆりのき分園
50 人
27 人
23 人
50 人
えいの里保育園
90 人
54 人
36 人
90 人
金ケ崎北保育園
90 人
60 人
30 人
90 人
和坂保育園駅前分園
ゆたか保育園
ゆたか保育園分園
西明石愛児園
西明石愛児園分園(※)
藤江保育所
福田保育園
29 人
130 人
20 人
150 人
20 人
3
102 人
施設名
利用定員
総数
2号認定
3号認定
認可定員
金ケ崎北保育園魚住駅前分園
50 人
30 人
20 人
50 人
金ケ崎北保育園駅前第二分園
ナーサリー(※)
20 人
―
20 人
20 人
明石恵泉保育園
100 人
67 人
33 人
100 人
なすみ保育所
130 人
70 人
60 人
130 人
第二恵泉保育園
100 人
66 人
34 人
100 人
ドリームキューピット保育園
80 人
50 人
30 人
80 人
福里保育園
90 人
50 人
40 人
90 人
野の花保育園
60 人
40 人
20 人
60 人
リトルキューピット保育園
80 人
50 人
30 人
80 人
ハンプティダンプティ保育園
70 人
45 人
25 人
70 人
(4)利用定員合計
認定区分
利用定員
1号認定
3,645 人
2号認定
2,619 人
3号認定
1,709 人
≪利用定員の設定を行わない幼稚園≫
子ども・子育て支援新制度においては、私立幼稚園は、新制度に移行するか、現
行の制度に残るかを選択することができます。新制度に移行しない場合は、利用定
員の設定を行う必要はありません。なお、国において、新制度への移行の時期は、
施行年度である平成27年度に限られるものでなく、いつでも可能との説明がなさ
れています。
また、国立の幼稚園については、利用定員の設定の対象外となります。
施設名
認可定員
牧羊幼稚園
95 人
錦江幼稚園
80 人
140 人
神戸大学附属幼稚園
※神戸大学附属幼稚園については、募集定員。平成28年度は130人、平成29年度か
らは120人へ募集定員が変更される予定。
4
資 料 3
平成 27 年度における
「地域子ども・子育て支援事業」の取り組み
(1) 延長保育事業 ························································ 1
(2) 放課後児童健全育成事業 ·············································· 2
(3) 子育て短期支援事業 ·················································· 3
(4) 地域子育て支援拠点事業 ·············································· 4
(5) 一時預かり①(幼稚園) ·············································· 5
一時預かり②(保育所) ·············································· 6
(6) 病児・病後児保育事業 ················································ 7
(7) ファミリーサポートセンター事業 ······································ 8
(8) 利用者支援事業(新設) ·············································· 9
(9) 妊婦健康診査 ························································ 10
(10) 乳児家庭全戸訪問事業 ················································ 11
(11) 養育支援訪問事業その他要支援児童、要保護児童等の支援に資する事業① ·· 12
養育支援訪問事業その他要支援児童、要保護児童等の支援に資する事業② ·· 14
(12) 実費徴収に係る補足給付を行う事業(新設) ···························· 16
(1)
事
業
名
根 拠 法 令 等
延長保育事業
延長保育事業
保育対策等促進事業の実施について(平成 20 年 6 月 厚生労働省雇用均等・児童
家庭局長通知)
(子ども・子育て支援法第59条第2号)
事
業
目
的
就労形態の多様化等に伴う延長保育の需要に対応するため、開所時間を超えた保
育を実施し、就労世帯等の支援を図る。
実
施
場
所
公立保育所 11か所
民間保育所 30か所(分園含む)
事
業
内
容
利 用 状 況 等
(過去 3 年間)
◆平成 27 年度から実施する事業内容
1.利用できる児童 実施保育所に入所している児童
2.必要保育士数
年齢に応じた配置基準(国基準)上の保育士数のほか、保育士1名が必要(最
低2名以上の保育士の配置が必要)
3.利用日及び時間
① 保育標準時間(11H)認定
月曜日から土曜日の 18:00 から 19:00 までの時間
② 保育短時間(8H)認定
月曜日から土曜日の保育短期間(8H)を超える時間
4.利用料金
① 保育標準時間認定
利用料金 3,000 円/1 ヶ月
所得税・住民税非課税世帯 1,000 円
生活保護世帯等の保育料無料世帯 0 円
② 保育短時間認定
利用料金については、現在調整中。
5.利用申請
延長保育を必要とする児童の保護者は、あらかじめ、利用申請書を保育所に提
出し、承認が必要
年
度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
実施園(分園含む)
39 か所
40か所
41か所
延べ利用者数
124,901 人
120,058 人
89,747 人
※平成 26 年度は、11 月末日現在の数値となっている。
現 在 の 主 な
成果と課題等
成
(1)保護者の就労支援等の子育て支援施策の充実
果
課 (1)19:00以降の時間帯への拡大についての検討
題 (2)休日保育や夜間保育の実施の検討
今後の方向性
平成 27 年度の
取り組み内容
児童の長時間保育への影響や保護者の就労実態を十分踏まえたうえで、19:00以
降の延長保育の実施や休日保育の実施の必要性についての検討を行う。
新設保育所等(認定こども園、保育所分園含む)や未実施保育所に対して、延長保
育事業の実施の働きかけを行う。
<実施保育所>新設保育所等…7か所にて実施予定
1
(2)
事
業
名
根 拠 法 令 等
放課後児童健全育成事業
放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)
児童福祉法、明石市放課後児童健全育成事業実施要綱
(子ども・子育て支援法第59条第5号)
事
業
目
的
保護者が就業等により昼間家庭にいない小学校の児童を対象として、授業の終了
後に、適切な遊びや生活の場を提供し、児童の健全な育成を図る。
実
施
場
所
市内28小学校内に設置している児童クラブ室
事
業
内
容
利 用 状 況 等
(過去 3 年間)
現 在 の 主 な
成果と課題等
1 事業の実施概要
(1)国の「放課後子どもプラン」
、県の「ひょうご放課後プラン」に基づき実施し
ており、市内の全市立小学校に放課後児童クラブを設置している。平成26年
度までは入所対象は小学校低学年で、本市の場合は定員に余裕があれば高学年
も受け入れていたが、平成27年度からは、児童福祉法の改正に伴い、小学校
に通う全児童が入所対象となる。
(2)市は、施設の整備、入所児童の決定、保護者負担金の決定・徴収を行い、指導
員の雇用を含めた放課後児童クラブの運営は2つの運営委員会に委託する。
2 指導員の配置
指導員は、教員免許又は保育士資格等を有する者とし、入所児童数等に応じ
て配置する。
3 クラブ施設
各クラブの施設は、学校の余裕教室等の活用やプレハブ施設により対応す
る。
4 育成時間
(1)平日は授業終了後から午後5時まで(延長は午後6時30分まで)
ただし、長期休業期間は午前8時30分から(延長は午前8時から)
(2)土曜日は午前8時30分から午後5時まで
5 保護者負担金
次の世帯区分ごとに適用している。
(1)一般世帯は月額 8,000 円(8月は 12,000 円)
(2)ひとり親世帯は月額 4,000 円(8月は 6,000 円)
(3)市民税非課税世帯及び生活保護世帯は月額 2,000 円(8月は 3,000 円)
なお、いずれの世帯区分でも、兄弟姉妹が同時利用の場合は、年長児童分を2割減額
児童クラブ入所者数(人)
定員(人)
成
果
平成 24 年度
1,995
2,598
平成 25 年度
平成 26 年度
2,114
2,285
2,740
2,916
※毎年度4月1日現在
(1)保護者の子育て支援施策の充実
(2)保護者の就労支援施策の充実
(1)実施場所について、入所希望者数が年々増加傾向にある中、校区によっ
ては余裕教室等の活用による施設確保が課題である。
(2)指導員の安定的な確保。
題
(3)保護者の多様な就労形態やニーズへの対応。
課
今後の方向性
入所希望児童数が年々増加するなど、社会的ニーズも高まっていることから、よ
り一層事業の充実に取り組んでいく。
平成 27 年度の
取り組み内容
児童福祉法の改正に伴い、小学校に通う全児童が入所対象となることから、市内
全28小学校区において全学年の受け入れを行うとともに、指導員の配置等に関し
新たな基準により運営する。
2
(3)
事
業
名
子育て短期支援事業
子育て家庭ショートステイ事業
根拠法令等
児童福祉法
明石市子育て家庭ショートステイ事業実施要綱
(子ども・子育て支援法第59条第6号)
事 業 目 的
児童の保護者が、出産や病気などで家庭での養育が一時的に困難となった場合に児
童福祉施設で短期間、養育することにより児童及びその家庭の福祉の向上を図る。
実 施 場 所
事 業 内 容
児童福祉施設等
・明石乳児院(社会福祉法人ひとまる会明石乳児院) ・真生乳児院(社会福祉法人神戸真生塾)
・ピューパホール(社会福祉法人姫路乳児院)・播磨同仁学院(社会福祉法人播磨同仁学院)
・立正学園(社会福祉法人立正学園) ・神戸真生塾(社会福祉法人神戸真生塾)
・聖智学園(社会福祉法人椎の木会)
・ファミリーホーム和和(登録里親3家庭 ※平成26年10月指定)
・里親家庭(市内1家庭)
1.利用対象者
2.利用日数
3.利用者負担
市内に居住し、児童(18 歳未満)の養育が一時的に困難となった家
庭の児童
原則7日以内
(1人1日当たり/単位:円)
区分
生活保護世帯
市民税非課税世帯・
母子家庭・父子家
庭・養育者家庭
その他の世帯
2歳未満児・慢性疾患児
0
1,100
5,350
2歳以上児
0
1,000
2,750
4.その他
・施設等への送迎は保護者が行う。
・施設の入所定員及び、里親家庭での受け入れ児童数を満たしている時は利用で
きないことがある。
利用状況等
(過去3 年間)
1.利用延日数
年 度
2 歳未満児
2 歳以上児
合計
平成 24 年度
46
平成 25 年度
62
135
197
128
174
(単位:日)
平成 26 年度
38
164
202
2.利用の理由
理 由
平成 24 年度 平成 25 年度
保護者の疾病
6
5
育児疲れ等身体上、精神上の事由
21
21
出産等家庭養育上の事由
2
3
出張等公的行事への参加等社会的事由
17
13
合 計
46
42
※平成 26 年度は、11月末日現在の数値となっている。
現在の主な
成果と課題等
今後の方向性
平成 27 年度の
取り組み内容
成
果
(単位:件)
平成 26 年度
10
23
3
4
40
家庭において一時的に養育が困難になった児童を、児童福祉施設等で短期間
養育することにより、保護者の育児負担を軽減することができている。
課
最近では育児疲れで頻繁に利用する人が増えており、関係機関と連携するな
題 ど、よりきめ細かな支援が必要となってきている。
より一層の事業の周知を図るとともに、それぞれの家庭のニーズに対応できるよう
継続して実施していく。
(1)継続実施
(2)子育て支援センター情報紙等への掲載により、困った時に役立つよう、より一
層の事業の周知に努める
3
(4)
事
業
名
根 拠 法 令 等
事
業
目
的
実
施
場
所
事
業
内
容
利 用 状 況 等
(過去 3 年間)
地域子育て支援拠点事業
子育て支援センター事業
児童福祉法 明石市子育て支援センター事業実施要綱
(子ども・子育て支援法第59条第9号)
地域社会全体で子育てを支援する基盤の形成を図り、もって地域の子育て家庭に対
する育児支援を行うことを目的として、明石市子育て支援センター事業を実施する。
(平成 16 年度から実施)
①あかし子育て支援センター
②子育て支援センターおおくぼ
③子育て支援センターあかし西
④子育て支援センターうおずみ
⑤子育て支援センターにしあかし ⑥子育て支援センターおおくぼ北
1.運営形態 ①② 市直営
③ 指定管理による民間委託運営
④⑥ NPO法人フルーツバスケットによる委託運営
⑤
NPO法人みっくすによる委託運営
2.利用者
①③ 0 歳から小学校就学前までの子どもと保護者
②④⑤⑥ 0 歳からおおむね 3 歳までの子どもと保護者
3.利用日時 ①9:00~17:00(原則月曜休み) ②9:00~16:00(月曜休み)
③9:00~17:00(第 4 日曜休み) ④9:00~16:00(木・日・祝休み)
⑤12:30~17:30(月・土・日・祝休み)⑥9:00~16:00(土・日・祝休み)
4.実施内容 子どもと保護者がおもちゃなどで自由に遊び、親同士、子ども同士
で交流や情報交換できる場
・子育て相談 ・プレイルームの運営 ・子育てに関する情報提供
・子育てに関する講習会等の開催
5.利用料金 無料(材料費等を参加費として負担いただく場合がある。
)
プレイルーム利用者数と相談件数
あかし
平
成
24
年
度
平
成
25
年
度
平
成
26
年
度
大人
おおくぼ
あかし西
うおずみ
16,698
7,781
15,278
4,097
17,728
8,303
17,048
4,413
合計 (人)
34,426
16,084
32,326
8,510
相談 (件)
493
135
85
150
大人 (人)
17,224
8,559
15,191
3,154
子ども(人)
18,109
8,891
17,139
3,587
合計 (人)
35,333
17,450
32,330
6,741
相談 (件)
461
145
101
224
大人 (人)
12,904
6,825
9,616
2,300
子ども(人)
13,577
7,056
10,928
2,657
合計 (人)
26,481
13,881
20,544
4,957
相談 (件)
324
118
102
137
※平成 26 年度は、11 月末日現在の数値となっている。
現 在 の 主 な
成果と課題等
(人)
子ども(人)
にしあかし
おおくぼ北
2,317
2,730
5,047
265
2,459
2,774
5,233
219
1,573
1,845
3,418
270
2,149
2,308
4,457
108
2,574
2,799
5,373
217
1,686
1,875
3,561
79
成 (1)子育て家庭の孤立防止を推進
果 (2)子育て不安の軽減を推進
課 (1)地域と連携した子育て支援
題 (2)子育て支援センターに来られない在宅子育て家庭への支援
今後の方向性
家庭や地域の子育て力向上を目指して、子育て支援センター事業の充実を図る。
平成 27 年度の
取り組み内容
(1)にしあかしの開所日時を拡大する。
(1 日 5 時間、週 4 日→1 日 7 時間、週 5 日)
(2)移動プレイルームの会場を現在の 2 か所(江井島・魚住地区)から 7 か所(西
明石・大久保北・魚住地区で各 2、江井島地区 1)に増やして開催する。
4
(5)
事
業
名
一時預かり①(幼稚園)
預かり保育
根 拠 法 令 等
幼稚園教育要領(教育課程に係る教育時間の終了後等に行う教育活動など)
(子ども・子育て支援法第59条第10号)
事 業 目 的
(市立のみ)
幼児の心身の健全な発達を図るとともに、保護者の就労支援、子育て支援のため、
幼稚園での教育時間終了後、および長期休業中に、希望する在園児を施設内で預か
り、保育を行うもの。
実
施
場
所
事 業 内 容
(市立のみ)
利 用 状 況 等
(過去 3 年間)
(市立のみ)
市立幼稚園9園
(松が丘、人丸、藤江、大久保南、高丘西、江井島、錦浦、二見、二見北)
※私立牧羊幼稚園・錦江幼稚園においても実施
1.実施形態
大久保南、錦浦幼稚園 委託(NPO法人フルーツバスケット)
他7園 市直営
2.対 象 者
実施園に在籍する4、5歳児
3.職員体制
預かり保育スタッフ3名
4.利用可能期間
土日祝日、および年末年始(12/29~1/3)を除く期間
5.預かり保育利用形態
(1)毎日利用
(2)一時利用
(3)追加利用
6.預かり保育の利用料金
(1)日額(一時利用・追加利用の場合)
①弁当あり日:400 円 ②弁当なし日:600 円
③長期休業中:1,100 円(午前 500 円、午後 600 円)
(2)月額(毎日利用の場合)
月の預かり保育実施予定日数に上記の日額を乗じた合計の 8 割の金額
平成 25 年度
平成 24 年度
平成 26 年度
a 、錦浦 ○
bの
(大久保南 ○
み)
(錦浦のみ)
実施期間
a H25.7.1 ~H26.3.24
○
b H25.5.23~H26.3.24
○
弁当あり日 400 円/日
弁当なし日 600 円/日
a 20 人、○
b 25 人
○
a 133 日、○
b 155 日
○
a 1,969 人、○
b 1,223 人
○
H24.5.24~H25.3.21
E
利用料金
400 円/回(2H)
定 員/園
開催日数
延べ利用者数
30 人
133 日
1,656 人
A
E
A
E
E
A
E
H26.4.1~H27.3.31
A
A
A
(9 園)
A
E
A
A
A
E
A
A
A
E
A
A
上記6のとおり
20 人(錦浦のみ 25 人)
165 日 ※11 月末現在
6,155 人 ※11 月末現在
※平成 24 年度については、市民協働推進室の「明石市市民提案型パイロット協働
事業」として錦浦幼稚園で、NPO法人が実施。平成 25 年度から、市の事業と
して試行を始める。
現 在 の 主 な
成果と課題等
(市立のみ)
成
果
実施園の拡大により預かり保育利用者は増加しており、保護者の就労支援、子
育て支援に繋がっている。
課 大久保南、錦浦幼稚園は委託、他7園は市直営による実施形態となっており、
題 運営実績や費用を比較検証の上、運営方法の見直しが必要である。
今後の方向性
預かり保育実施園の運営実績を検証し、適宜運営方法の見直しを行うとともに、
実施園を順次拡大する。
平成 27 年度の
預かり保育実施園を5園(明石、林、鳥羽、山手、錦が丘)拡大し、計14園で実
施する。13中学校区に少なくとも1園の実施園を確保するとともに、未実施園に
ついては、保護者の就労等を要件に、同一中学校区内の預かり保育実施園への区域
外就園により利用可能とする。
取り組み内容
5
(5)
事
業
名
根 拠 法 令 等
事
業
目
的
実
施
場
所
事
業
内
容
利 用 状 況 等
(過去 3 年間)
一時預かり②(保育所)
一時預かり事業
児童福祉法第6条の3第7項
(子ども・子育て支援法第59条第10号)
保護者のパート就労や病気等により家庭において保育を受けることが一時的に
困難となる場合や、保護者の育児の負担軽減やリフレッシュのため、乳幼児を保育
所等において一時的に保育し、子育て世帯の支援を図る。
認可保育所9か所において実施
(長寿院保育園、和坂保育園、わかば保育園、なすみ保育所、ドリームキューピッ
ト保育園、福里保育園、野の花保育園、リトルキューピット保育園、ハンプティダ
ンプティ保育園)
1.利用できる児童
保育所に入所していない就学前児童
2.必要保育士数
専任保育士2名(ただし、年間利用人数が 300 人未満の場
合には、1名は兼任でも可)
3.利用時間 8:00~17:00
4.利用日 日曜日、祝日、年末年始及び保育園が指定する日以外の日
5・利用料金(おやつ代を含む)
時間
金額
延長時間
1日(8:00~17:00)
3,000円
1時間につき400円
半日(4 時間以内)
1,500円
1時間につき400円
(4 時間を超えるごとに
加算あり)
年度
実施園
平成24年度
9か所
平成25年度
平成26年度
9か所
9か所
利 4時間未満
1,184 人
1,286 人
690 人
用
4時間以上
2,829 人
2,299 人
1,531 人
者
計
4,013 人
3,585 人
2,221 人
数 合
※平成 24 年度から4園が休止状態となっている。
※平成 26 年度は、11 月末日現在の数値となっている。
現 在 の 主 な
成果と課題等
成 (1)保護者の子育て支援施策の充実
果 (2)保護者の就労支援施策の充実
(1)実施場所について、地域に偏りがある。(本庁地区1か所、西明石地区
1か所、大久保地区1か所、魚住地区1か所、二見地区5か所)
課 (2)保育所に入所する児童のようにならし保育を行わないため、特に低年齢
児の受け入れが難しい。
題 (3)待機児童が多く定員以上に児童が入所しているため、一時預かりの受け
入れ体制が十分でない。
(4)公立保育所での実施がない。
今後の方向性
既存の保育所はもとより、新設の保育所に対して、一時預かり事業の実施について働
きかけを行い、実施園の拡大に取り組む。
平成 27 年度の
取り組み内容
既存保育所2か所、新設保育所(認定こども園含む)4か所において、平成 27 年度中
の実施に向け調整中。
<実施予定地区>西明石地区 2か所・大久保地区 4か所
6
(6)
事
業
名
根拠 法令等
事 業 目 的
実 施 場 所
事 業 内 容
病児・病後児保育事業
病児・病後児保育事業
児童福祉法第6条の3第13項
(子ども・子育て支援法第59条第11号)
病気や怪我により集団保育の実施が困難な児童について、病院・保育所等に付設
された専用スペースにおいて一時的に保育を行い、就労世帯等の支援を図る。
<病児保育>
・病児保育室ふたば(大久保町江井島)
<病後児保育>
・明石乳児園(大久保町大窪)
・なかよし保育園(朝霧台)
◆病児保育
施 設 名
病児保育室ふた
ば
所在地
大久保町江
井島 742-3
定員
4名
利用時間
月~金曜日
7:30-18:00
対象児童
市内在住の
生後 6 か月~
小学校 3 年生
までの児童
利用料金
2,000 円/日
非課税世帯や
生活保護世帯
は減免あり
◆病後児保育
施 設 名
明石乳児院
利用 状況等
(過去 3 年間)
所在地
定員
利用時間
対象児童
利用料金
大久保町大 2 名
月~金曜日 市 内 在 住 の 2,000 円/日
7:30-18:00 生後 6 か月~ 非課税世帯や
窪 2752-1
土曜日
小学校 3 年生 生活保護世帯
なかよし保育園 朝霧台
7:30-16:00
までの児童
378334
は減免あり
※実施施設は、専用の保育室、隔離された安静室が必要
※人員配置については、児童概ね 10 人につき看護師等1名以上、児童概ね 3 名につ
き保育士1名の配置が必要。
※県内 29 市 12 町中、病児は 13 市で 26 施設、病後児は 11 市 2 町で 19 施設実施
利用定員は 2 名~12 名、利用料金は 1,000 円/日~5,000 円/日(給食費含む)
年度
平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度
病児保育施設ふたば
-
-
32 名
明石乳児院
69 名
89 名
40 名
なよし保育園
79 名
88 名
68 名
合 計
148 名
177 名
140 名
※平成 26 年度は 11 月末日現在の数値となっている。
現在 の主な
成果と課題等
成
果
課
題
保護者の就労支援等の子育て支援施策の充実
病後児保育の利用が低調であり、高コストである。
今後の方向性
(1)昨年 10 月の開始した病児保育事業の利用実績等を十分検証し、事業の拡大の
必要性について検討を行う。
(2)稼働率の低い既存の病後児保育施設については、市民へ広報を積極的に行うなど
利用率の向上を図るほか、病児保育事業への移行について働きかけを行う。
平成 27 年度の
取り組み内容
(1)市内利用者を優先したうえで、市外からの利用を認めるなど施設の有効活用
を図る。
(2)病児保育の利用状況を精査し、地域のバランスを考慮したうえで、病児保育
事業の拡大について検討を行う。
7
(7)
事
業
名
根 拠 法 令 等
ファミリーサポートセンター事業
ファミリーサポートセンター事業
児童福祉法 明石市ファミリーサポートセンター事業実施要綱
(子ども・子育て支援法第59条第12号)
事
業
目
的
子育てと仕事を両立できる環境整備と地域の子育て支援を行うため、明石市ファ
ミリーサポートセンターを設置することにより、相互援助活動を支援し、労働者の
福祉の増進及び児童の福祉の向上を図る。
実
施
場
所
明石市ファミリーサポートセンター(明石商工会館ビル4階)
事
業
内
容
子育ての応援をしてほしい人(依頼会員)と子育ての応援をしたい人(提供会員)
が会員となって、送迎や一時的な子どもの預かりなどの援助活動を行う。
1.事業委託先
2.対象
3.利用料金
4.その他
利 用 状 況 等
(過去 3 年間)
NPO法人 花園ファミリーサポートクラブ
依頼会員:市内在住または在勤で、おおむね生後3か月から
小学校6年生までの子どものいる人
提供会員:市内在住で子育て支援に意欲のある人
月曜日~金曜日(7:00~19:00)
1 時間 700 円
上記以外の時間及び土・日・祝日 1 時間 800 円
送迎のみ 30 分以内の場合
500 円
会員の募集、登録、講演会、交流会の開催
提供会員養成講習会を年2回実施
援助活動の調整に関すること
援助活動に係る指導及び相談に関すること
センターの広報及び関係機関との連絡調整
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
1,260 人
1,298 人
1333 人
(提供会員)
293 人
306 人
328 人
(依頼会員)
888 人
911 人
922 人
(両方会員)
79 人
81 人
83 人
会員数
活動件数(うち一時預かり※2)2,729 件(1,435 件)2,827 件
(1,540 件)
1,804 件
(1,061 件)
※平成 26 年度は、11 月末日現在の数値となっている。
※2 については、各種一時預かりのうち小学生にかかる一時預かりを除いた件数
現 在 の 主 な
成果と課題等
共働きの子育て世帯の仕事と育児との両立
育児に伴うストレスの軽減・虐待予防
相互援助への意識の高まり
果
地域での子育て支援の基盤形成
成
課 事業を知らない子育て家庭への周知
題 提供会員が少ない地域の解消
今後の方向性
幅広い層への事業の周知を図り、会員増と活動件数の増大につなげる
平成 27 年度の
取り組み内容
提供会員が少ない地域で自治会・町内会の掲示板にポスターを掲示して重点的に
事業周知を行い、会員数の偏りの解消を目指す。
8
(8)
事
業
名
利用者支援事業(新設)
利用者支援事業
根 拠 法 令 等
子ども・子育て支援法第59条第1号
事
業
目
的
子どもやその保護者が、幼稚園・保育所・認定こども園での学校教育や保育及び一
時預かりや放課後児童クラブ等の地域子育て支援事業の中から、適切なものを選択し、
円滑に利用できるよう身近な場所で支援を行う。
実
施
場
所
子育て支援センター2 か所で実施
(あかし子育て支援センター、子育て支援センターうおずみ)
事
業
内
容
利 用 状 況 等
(過去 3 年間)
現 在 の 主 な
成果と課題等
子どもやその保護者、妊娠している方等が、幼稚園・保育所・認定こども園などの
施設や、地域の子育て支援事業等を円滑に利用できるように、日常的に利用でき、子
育て相談もできる子育て支援センター2か所に専任の職員を配置して、情報の提供及
び必要に応じた相談・支援を行います。
新規事業のため実績なし
成
果
課
関係機関・施設との連携を密にする。
題
今後の方向性
平成 27 年度の
取り組み内容
子育て家庭の個別ニーズを把握し、適切な情報の集約と提供を行うとともに、職
員の資質向上を図る。
(1)専任職員を配置して事業を開始する。
(2)専門研修の受講及び子育て支援センター会議での連絡・調整、幼稚園・保育
所・認定こども園や子育てサークルへの訪問等による情報収集を行う。
9
(9)
事
業
名
根 拠 法 令 等
事
妊婦健康診査
妊婦健康診査事業
母子保健法第 13 条(子ども・子育て支援法第59条13号)
事業目的
妊娠期の健康診査に係る費用を助成し、妊娠期間中の妊婦の健康増進を図る。
実施場所
県内及び県外で産科・婦人科を標榜する医療機関または助産所
業
内
容
1. 対象者
2.健診内容
明石市に住民票を有し、妊婦健康診査を受ける者
診察・尿化学検査・子宮頸管部細胞診・血液型(ABO、Rh)・不
規則抗体・梅毒(定性)
・HBs 抗体・HCV 抗体・血算・随時血糖・
HIV 抗体・クラミジア抗原抗体・膣内分泌物検査・超音波検査・
NST・風疹抗体・トキソプラズマ・サイトメガロウイルス・HTLV-1
抗体・B 群レンサ球菌 S 培養・その他医師が必要と認めた検査
3.助成の範囲 1 回の受診につき、4,000 円を上限とし 12 回、および 11,000 円
を上限として 2 回、あわせて 14 回、70,000 円を限度に助成を行
う。
4.申請場所
保健センター、各市民センター、各サービスコーナー
5.交付方法
(1)保健センター:窓口で申請受付後、資格要件を確認し、助成
券を交付
(2)保健センター以外:申請書受付後、保健センターにて資格要
件を確認し、郵送にて助成券を交付
6.補助方法
委託医療機関への直接支払い(明石市、加古川市、神戸市、高砂
市、稲美町の指定医療機関受診時)または償還払い
利 用 状 況 等
(過去 3 年間)
申請者・
交付者数
受診者
延人数
※
※
現 在 の 主 な
成果と課題等
成
果
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
(11 月末日現在)
2,872 人
2,852 人
1,974 人
32,138 人
31,130 人
21,763 人
平成 25 年度より地方交付税措置
実施方法および助成額については、加古川市、高砂市、播磨町、稲美町の 3 市
2 町で統一
(1)妊婦の経済的負担の軽減
(2)妊娠中の定期受診が促され、母体および胎児への健康管理が図られる
課
公費負担額は県下では最低額であり、平均額の 81,927 円を下回る。
題
今後の方向性
産婦人科医院における妊婦健診にかかる費用額を考慮し、3 市 2 町において、公費
負担額の見直しを行う。
平成 27 年度の
取り組み内容
平成 27 年度より、82,000 円を限度に助成を行い、妊婦の経済的負担の軽減および
健康増進を図る。
10
(10)
事
業
名
根 拠 法 令 等
乳児家庭全戸訪問事業
こんにちは赤ちゃん事業
児童福祉法
乳児家庭全戸訪問事業ガイドライン
明石市乳児家庭全戸訪問事業実施要領
(子ども・子育て支援法第59条第7号)
事
業
目
的
生後4か月までの乳児のいるすべての家庭を訪問し、様々な不安や悩みを聴き、
子育て支援に関する情報提供等を行うとともに、母子の心身の状況や養育環境等の
把握を行い、支援が必要な家庭に対し適切なサービス提供につなげることにより、
乳児家庭の孤立化を防ぎ、乳児の健全な育成環境を図ることを目的とする。
実
施
場
所
市内全域
事
業
内
容
民生児童委員(主任児童委員を含む)が生後概ね4か月までの乳児のいる家庭を
訪問し、子育てに関する情報提供を行うとともに子育てに関する不安や悩みを傾聴
し、養育環境等の把握を行い、支援が必要な家庭に対して必要なサービスを提供す
る。
利 用 状 況 等
(過去 3 年間)
<実施結果>
総数
終了
24 年度
25 年度
26 年度
要支援
投函
転出
不明
拒否
未訪問
2,734
2,323
134
202
33
4
8
30
100.0%
85.0%
4.9%
7.4%
1.2%
0.1%
0.3%
1.1%
2,675
2,186
216
202
32
8
7
24
100.0%
81.7%
8.1%
7.6%
1.2%
0.3%
0.3%
0.9%
1,713
1,474
88
73
24
1
4
49
100.0%
86.0%
5.1%
4.3%
1.4%
0.1%
0.2%
2.9%
※26 年度は 12 月分までの数値である。
※未訪問の理由は長期入院中や里帰り中等である。
訪問対象月以降も市職員等が継続訪問するため、最終的には解消される。
現 在 の 主 な
成果と課題等
・ 民生児童委員、主任児童委員から地域の遊び場等の子育てに関する情報が
家庭に伝わり育児不安の解消につながるとともに、民生児童委員、主任児
成
童委員の活動を周知する機会となっている。
・ 支援が必要な家庭を早期に発見し、適切な支援につながっている。
果
・ 民生児童委員、主任児童委員への研修により、本制度に対する理解を深め
るとともに事業の円滑な実施につながっている。
課
題
・長期の里帰り等による不在や、訪問拒否家庭への対応
・新しい住宅地や表札が出ていない等居住実態がわかりづらい家庭の把握
今後の方向性
事業のより一層の周知を図り、訪問者である民生児童委員・主任児童委員の負担
が増すことが無いよう配慮しながら、全家庭への訪問を継続する。
平成 27 年度の
取り組み内容
平成 26 年度より実施している夜間訪問を継続することにより、不明・未訪問等
の割合を減らすとともに早期に全家庭に訪問し、子育て状況の確認が達成できるよ
う努める。
11
(11)養育支援訪問事業その他要支援児童、要保護児童等の支援に資する事業①
事
業
名
根 拠 法 令 等
育児支援家庭訪問事業(あかし子育て応援隊)
児童福祉法
養育支援訪問事業ガイドライン
明石市育児支援家庭訪問事業実施要綱(子ども・子育て支援法第59条第8号)
事
業
目
的
児童の養育について支援が必要である家庭に対し、家事及び育児等の援助並びに
臨床心理士、保健師等による専門的な訪問支援を行い、安定した児童の養育を可能
とすることを目的とする。
実
施
場
所
市内全域
事
業
内
容
1.専門的訪問支援
次のような家庭に看護職、臨床心理士、保育士等が訪問し、相談・指導を行う。
利用料は無料
(1)妊娠期から子育てに不安や悩みをもつもの
(2)出産後、育児ストレスを感じているもの
(3)児童虐待のおそれや心身の発達に諸問題を有している児童のいるもの
2.家事及び育児等の援助
次のような家庭にホームヘルパーを派遣し、家事・育児や相談・助言等のサー
ビスを行う。
産前支援ヘルパー
産後支援ヘルパー
育児支援ヘルパー
支援者がおら
子育てに対して不
対象
体調不良があり
ながら支援者がお 安や孤立感を抱えな ず、家事・育児が
らず、家事・育児が が ら 支 援 者 が お ら 困難で、かつ、児
ず、家事・育児が困 童虐待のおそれが
困難な産前の家庭
ある家庭
難な産後の家庭
ヘルパー派遣実
出産後または出産
派遣期間
母子健康手帳の
派遣時間数
取得後、出産日まで 乳児の退院後 3 か月 施検討部会の審議
以内に 30 時間以内 により決定
に 20 時間以内
(多胎児、低出生体
重児は出産後 1 年以
内に 60 時間以内)
派遣曜日・時間 月~金曜日の 8~18 時(年末年始を除く)
1 週間に 3 回まで。1 回につき 2 時間まで。
無料
利用料金
生 活 保 護 世 帯: 0 円
(1 時間あたり) 市民税非課税世帯:300 円
そ の 他 の 世 帯:700 円
利 用 状 況 等
(過去 3 年間)
※26 年度は、い
ずれも 11 月分
までの数値であ
る。
1.専門的訪問支援
看護職による訪問
24 年度
16 世帯
75 回
25 年度
16 世帯
91 回
26 年度
11 世帯
40 回
※回数は延べ数である。
臨床心理士による訪問
10 世帯
12 回
7 世帯
7回
5 世帯
5回
保育士による訪問
6 世帯
31 回
9 世帯
78 回
7 世帯
58 回
2.家事及び育児等の援助
産前・産後支援ヘルパー
育児支援ヘルパー
24 年度
30 世帯
487 回
786.5 時間
7 世帯
489 回
554.0 時間
25 年度
20 世帯
253 回
384.5 時間
5 世帯
343 回
396.5 時間
26 年度
28 世帯
343 回
501.5 時間
5 世帯
299 回
566.5 時間
※回数・時間は延べ数である。
※25 年度より産前支援ヘルパーを開始している。
12
現 在 の 主 な
成果と課題等
・子育てに対する不安や負担の大きい家庭に早期に具体的な支援を行うこと
で、負担を減らすことができ、育児不安の解消や虐待予防となっている。
成 ・ヘルパーや保育士が育児や家事の方法を実際に伝えることで、母親の学ぶ機
会となり、子どもに大人のモデルを示し、自立に向けた関わりとなっている。
果 ・訪問支援の中で虐待のリスクが高い等の課題が出てきた場合、「こどもすこ
やかネット」での関係機関の関わりにつなげ、児童虐待の早期対応が可能と
なっている。
課 ・産前、産後支援の利用を進めるための事業の啓発
・訪問支援の導入について消極的な家庭の支援
題 ・訪問支援による変化が見えにくく、長期の支援となっている家庭への対応
今後の方向性
平成 27 年度の
取り組み内容
・母子保健事業やこんにちは赤ちゃん事業等と連携しながら、養育支援を必要とす
る家庭がサービスを利用し、児童を適切に養育できるよう継続して実施する。
・子育てスタート応援事業を実施し、早期の利用促進を図る。
・安心して子どもを養育できる環境整備に向けて、明石市子育てスタート応援事業
により、明石市に住民登録があり、生後 6 か月未満の乳児のいる家庭を対象に 2
時間分のヘルパーを派遣するとともに、従来の家庭訪問事業の適切な利用および
事業の周知を促進する。
13
(11)養育支援訪問事業その他要支援児童、要保護児童等の支援に資する事業②
事
業
名
根 拠 法 令 等
児童健全育成支援システム(こどもすこやかネット)事業
児童福祉法
児童虐待の防止等に関する法律
明石市児童健全育成支援システム設置要綱(子ども・子育て支援法第59条第8号)
事
業
目
的
地域、学校、関係機関が一体となって、児童虐待や児童の非行・犯罪の未然防止、
早期発見、早期対応及び再発防止を図るとともに、児童の健全育成に向けた施策を
総合的に推進し、次世代を担う子どもを心豊かに健やかに育成する。
実
施
場
所
市内全域
事
業
内
容
1.児童虐待等に関する相談への対応
①支援策検討会議等の開催
②アドバイザーを迎えての事例検討会等
2.児童虐待防止推進のための啓発活動
①オレンジリボンキャンペーンの実施
②「こどもすこやかネットだより」の発行
3.児童虐待未然予防のための取り組み
①家庭支援講座の実施(23 年度より)
②こんにちは赤ちゃん交流会の実施(24 年度より)
③未来のパパママ事業の実施(22 年度より)
④里親制度啓発推進事業の実施(24 年度より)
4.こどもの顔を見て健康状態を 100%確認する取り組み
①こどもスマイル 100%プロジェクト(26 年度より)
1.支援策検討会議開催実績
実務者会議
代表者 所属長
地域サポート
会 議 会 議
会 議
定例
臨時(うちアドバイザー出席)
※26 年度はいずれ 24 年度
1
6
12
37(8)
24
も 11 月分までの 25 年度
1
6
12
32(7)
23
数値である。
26 年度
1
4
8
12(5)
4
2.オレンジリボンキャンペーンの主な実施内容
(1)オレンジリボンキャンペーン協賛企業・団体の募集(26 年度より)
市内の企業・団体との協働により児童虐待防止の啓発活動を推進するため、協
賛企業・団体の募集を実施し、市内77の企業・団体がオレンジリボンの着用や
キャンペーンポスターの掲示等を行った。
(2)公共施設に児童虐待防止啓発ポスター掲示、チラシ配付、職員オレンジリボ
ン着用を実施。
(3)啓発講演会の開催
テーマ
講師
参加者
24 年度 レモンさんのビタミントーク
山本シュウ氏
90 人
利 用 状 況 等
(過去 3 年間)
~おせっかいで守ろうこどもの笑顔~
25 年度
26 年度
子どもたちのためにできること
児童虐待防止に向けて~里親制度の
果たす役割とは~
乙武洋匡氏
津崎哲郎氏
門脇和美氏
953 人
151 人
(4)天文科学館壁面へのオレンジリボンマーク投射
(5)神姫バスデジタルサイネージ広告
(6)ケーブルテレビサイネージ、特集番組の放送
3.児童虐待未然予防のための取り組み
①家庭支援講座参加者数
24 年度:34 人(延 139 人)、25 年度:12 人(延 93 人)、26 年度:11 人(延 80 人)
14
②こんにちは赤ちゃん交流会
地区
25 年度
大久保北校区
高丘校
藤江小校区
谷八木小校区
清水小校区
高丘中校区
山手小校区
鳥羽小校区
26 年度
大久保小校区
清水小校区
和坂小校区
谷八木小校区
③未来のパパママ事業
現 在 の 主 な
成果と課題等
対象
193 組
36 組
89 組
51 組
50 組
41 組
100 組
69 組
46 組
40 組
23 組
41 組
参加者(うち児童)
63 組 137 人(73 人)
12 組
24 人(12 人)
35 組
74 人(38 人)
10 組
22 人(12 人)
11 組
24 人(13 人)
7 組 15 人(8 人)
25 組 52 人(38 人)
35 組
76 人(39 人)
15 組
31 人(16 人)
7 組 15 人(8 人)
16 組 37 人(20 人)
12 組 25 人(12 人)
実施校
参加者
24 年度 錦城中、大久保北中、江井島中、明石清水高 13 クラス
436 人
25 年度 人丸小、江井島中、明石清水高
10 クラス
340 人
26 年度 大久保北中
5 クラス
161 人
④里親制度啓発講演会
テーマ
講師
場所
参加者
25 年度 ①子どもたちの幸せのために
市内里親、家庭養
花園幼
21 人
護促進協会職員
②君と出会えてよかった
和坂小
33 人
26 年度
市内里親、家庭養 勤労福祉
20 人
子どもたちの幸せのために
護促進協会職員
会館
4.こどもスマイル 100%プロジェクト(26 年度より)
(1)こんにちは赤ちゃん訪問事業で民生児童委員・主任児童委員により状況確認
等できなかった家庭は、子育て支援課による日中や夜間の訪問、調査で状況を確
認する。
民生児童委
子育て支援課
4 か月児健康診 最終未確
対象者
員訪問確認
訪問等確認
査受診確認
認者
26 年度
1,100
958
72
70
0
(2)乳幼児健康診査未受診者に保健師の訪問等により健康状態が確認できない場
合については、要保護児童対策地域協議会に連携し状況把握に努める。
(3)学校教育課と連携し、就学前健診未受診で子どもの確認が取れない場合は、
要保護児童対策地域協議会に連携し状況把握に努める。
・
「こどもすこやかネット」により、関係機関がネットワークを組んで支援を
要する事例に対応し、状況の悪化を防いでいる。
成
・オレンジリボンキャンペーン協賛企業・団体の協力により、幅広く児童虐待
防止の啓発活動を行うことができた。
果
・こどもスマイル 100%プロジェクトにより、関係機関の連携が強化され、子
どもの顔を見て健康状態を確認することが徹底されている
課 ・要支援家庭の課題が多様・複雑化しており関係機関と連携し関わる必要がある。
・児童虐待防止及びこどもスマイル 100%について、市民・地域・関係機関に
題 さらに幅広く啓発する必要がある。
今後の方向性
平成 27 年度の
取り組み内容
関係機関との連携や地域との協働を強化、推進しながら、児童虐待防止の予防的な
取組を継続実施する。
すこやかネットにより、引き続き要支援家庭の早期発見と児童虐待防止に取り組
む。また、関係機関・団体に加えて市民・地域に幅広く周知するため、平成26年
度より実施したオレンジリボンキャンペーン応援企業の募集のみならず、自治会等
へオレンジリボンキャンペーンの啓発を行う。
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(12)実費徴収に係る補足給付を行う事業(新設)
事
業
名
根拠 法令等
事 業 目 的
実費徴に係る補足給付を行う事業
子ども・子育て支援法第59条第3号
教育・保育施設等を利用する保護者の世帯の所得等の事情を勘案して、市町村が
定める基準に該当する場合に、施設に支払う物品の費用購入や行事参加費用等の実
費徴収に係る費用について低所得者を対象に助成することで、子育て世帯の支援を
図る。
実 施 場 所
新制度の給付対象の幼稚園、認可保育所、認定こども園にて実施予定。
事 業 内 容
補足事業給付については、認定区分に応じて対応が異なる「給食費(食材料費)」と
それ以外の「教材費・行事費」に分けて費用の一部を助成する事業。
現在、国から示されている事業内容
対象者:生活保護世帯(第1階層)
①給食費(食材料費)
1号認定:1月あたり4,500円上限に助成
②教材費・行事費等(①以外)
1号認定~3号認定:1月あたり2,500円を上限に助成
利用 状況等
(過去 3 年間)
なし
現在 の主な
成果と課題等
成
果
保護者の就労支援等の子育て支援施策の充実
課
生活保護世帯以外の低所得者世帯(非課税世帯)への事業の拡充
題
今後の方向性
平成 27 年度の
取り組み内容
まず、国が示すとおり平成 27 年度は、生活保護世帯を対象に事業を開始し、
国の動向にあわせ、段階的に非課税世帯に拡充していく予定。
生活保護世帯に対し当該事業の実施を行う予定。
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