第１部(９:３０～１１:００) 講座番号２２番タックイン三根の鉄道趣味～こっちの世界へいらっしゃい～講師三根孝彦さん【お笑い芸人「タックイン」】みねたかひこさん１９６９年愛知県名古屋市生まれ。名古屋よしもとの芸人で、同じく名古屋よしもとの芸人の沢信之さんとお笑いコンビ「タックイン」を組む。２００９～１０年に中京テレビ「芸能界鉄道研究会鉄研」に出演。現在は、ケーブルテレビのメディアスエフエム（東海市、大府市、知多市、東浦町）で番組「タックインの太田川放電所」にコンビで出演中。気になる路線を乗りに行く鉄道好きのお笑い芸人として活動しているタックインの三根孝彦さん。小学生の頃に鉄道が好きになり、“時刻表鉄“という三根さんがいつも乗りに行くのは、「今、自分が気になる」路線や列車。昨年は、八ッ場ダム建設の決定でルートが変わることになった群馬県の吾妻（あがつま）線や、北陸新幹線の開通のために廃止されることになった、北陸を走る特急「はくたか」に乗りに行かれました。しかし、特に話題の路線や列車にこだわるとか、廃止される列車があればそれに飛びつく、というわけではなく、三根さんの気になる路線イコール話題の路線というわけではありません。鉄道に関する印象に残る思い出は、十数年前に奥さんと佐賀に旅行に行った時のことです。今から名古屋に帰るという時、普通なら博多から新幹線で帰るところを、わざわざ時間のかかる寝台特急の「さくら」に乗ることにしました。そうした大きな理由、それは「おそらくあと数年で「さくら」がなくなるだろうから」。その通り、東京―長崎・佐世保間を走っていた「さくら」は、その数年後の２００５年に廃止となりました。名古屋出身の鉄道ファン近鉄名古屋線が〈出身沿線〉の三根さん。鉄道が好きになったきっかけも、近鉄名古屋線で行った伊勢旅行でした。好きな車両は今はないそうですが、名古屋出身ということもあり、名鉄 7000 系パノラマカーは名車として三根さんの記憶に残っています。三根さんが考える名古屋の鉄道の面白さは多彩な鉄道があるということです。たとえば、名鉄名古屋駅は平日の１５時台に上り下りあわせて５２本も入線する列車を、上り下りそれぞれたった一本ずつの線路でさばく名鉄、伊勢志摩へ向かう観光特急「しまかぜ」で話題になった近鉄、そして名古屋市営地下鉄などなど…。もちろんＪＲ東海もです。芸能人としての体験三根さんは、５年前に東海地方を中心に放送され、名古屋周辺の鉄道を取り上げたローカル番組「芸能界鉄道研究会鉄研」の出演メンバーの一人。他の出演者は、中川家、サタデープログラムにも来られた南田裕介さんや木村裕子さん。その番組でタレントとして、検車区に入り、方向幕を動かしたり、貨物列車の移動に密着したり、などということをされていました。仕事ではほかにも高架工事中の名鉄太田川駅に入られるなどと、一般の人には出来ないことを体験しています。また、名鉄や大井川鉄道（静岡県）などの鉄道会社のイベントに、ゲストとして参加されています。当日は… 講座の終盤では、受講者の質問に答える形でフリートークを行います。質問の内容は、鉄道に関するものでも、そうでないものでもどちらでもＯＫ。頂いた質問の中から、三根さんが即興で答えていきます！講座の前半に皆さんが書いた質問を回収しますので、講座が始まる前にあらかじめ質問を考えていただけると幸いです。そして、本題の講演では、「タックイン三根的視点」から鉄道を存分に語っていただきます。鉄道の楽しみ方？それとも鉄道番組での体験談？何を話してもらえるか、それは当日の講座でのお楽しみ！芸人として話すことに慣れている三根さんならではの、面白い話を聞くことができます。今回のサタデープログラムで唯一の鉄道講座。地元名古屋出身の鉄道好き芸人の講座に乞うご期待を！（文責：Ｊ２Ｂ日比野景）